創作と鑑賞の談話室

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11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/01 (Sat) 00:15:47

 11月の雑談スレッドです。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/02 (Sun) 21:27:19

 定期感想です。

 やっぱりニチアサがない。さすがに駅伝は天候とかでは中止になりませんな(^^;。

 ジサリスはようやく敵味方にハッキリ別れだしたのかなと思ったら、第9話でジサリス側はラドキーパーが退場しちゃいまして。ジサリスの師匠格のヴァニタスはゼーゲンが「リボルトレコード」なるものを行使して巨大モンスター化してしまうし(なんとなく牙狼の心滅獣身を思い出します)、最後は止め刺されるし。

 分かりかけてきたぞと思ったら、また混沌としてきたような気がします。残り3話のはずで、どう風呂敷畳むんだろう。もしかして畳まないで3期へ行くのかしらん。

●スーパー戦隊終了の噂

 ネットのニュース等で「スーパー戦隊シリーズはゴジュウジャーで終了」などという不穏な情報が流れてまして。終了のみ伝えるメディアもあれば、関係者の言として玩具売り上げ低迷を理由に挙げるものがあったり(ちょっと調べてみますと、他と比べて低迷と言うほどかと言う気も)、映画やイベント収入を以てしても製作費がペイしないとする情報もあったり。

 東映やテレ朝からは何も公式発表はないようです。確かな状況が分からないわけですが、50周年を機に仕切り直しと匂わせる情報もあったりします。以前にはプロデューサーは数年先まで制作ラインが決まっていると述べたようでして、ここへきて方針変更で終了というのもおかしいかなと。

 何とも分からんわけですんで、とりあえずはアンテナだけ出して静観かなと。

●ウルトラマンメビウス&レオ

 ウルトラマンメビウスのレオ客演回のご紹介、ありがとうございます。今アップされてるメビウスがレオ絡みだと教えてもらわなかったら見逃すところでした(サムネイルにレオが映ってはいるんですが)。「レオの他の回もアップされてるかも」と思って検索すると、第34話が公式でありましたんで、視聴しました。

・メビウス 第34話:故郷のない男

 ゲンが旅の僧侶でCREW GUYS隊員らの前に現れる。その態度は、もし自分がレオ第40話を観る前ですと、「えらく横柄に根性論垂れる頑固な奴」と思ったかもしれません。何だかんだ言いながら、ゲンの昭和風根性論を受け入れてしまうヒビノ・ミライらも「なんだかなあ」と。

 が、レオ第40話での怪獣シルバーブルーメの猛威を踏まえると、ゲンの厳しい態度も納得がいきます。「死ぬ気でやらないと、近しい人たちが本当に死んでしまうんだぞ」というゲンの実体験、気持ちが伝わってきます。

 そして敵怪獣が遠距離攻撃が効きづらい、直接打撃で倒すしかないというのが効いてきますね。なにせレオは巨体格闘に長けたヒーローですから。レオに学んだキックに、メビウス独自の工夫(キリモミ式発火の応用)を加えて敵のガードを破り、最後はメビウス&レオのダブルキックで止め。

 レオの燃えるが如きキック足と、メビウスのキリモミで発火するキック足でメビウスの格闘術がレオに追い付いたことを示してる感じです。レオ第40話前提で、「これでメビウスも大丈夫」という雰囲気を感じます。

・レオ 第34話:ウルトラ兄弟永遠の誓い

 自分はウルトラマンZの最後の最後で「セブンガーっていいな」と思いまして、こちらで初出がレオ(変身できないダンのため)だと伺ってはいました。それがこの第34話でしたか。

 郷/帰マンがセブンガーの怪獣ボールを地球のダンに届けようとするも、途中で襲撃に遭ってしまう。何とか逃れて地球に辿り着いた郷/帰マンですが、マスクを被せられて話せない。怪獣ボールも気を失ったときに紛失。

 そこから四苦八苦で何とか怪獣ボールをダンに届け、さっそく実戦投入ですね。セブンガーの造形を見てみますと、いかにもこの時期(1970年代)らしい仕上がりになってますね。ウルトラマンZのセブンガーと比べて、ちょっと柔らかい感じで、メカながら生物っぽさも感じます。

 しかし、稼働時間1分しかないんですか。その上、再起動まで50時間を要すると。後で調べてみますと、レオでのセブンガー登場はこの回だけのようですね。よく考えると、6話後にはシルバーブルーメが襲来、セブンガーを使えるダンが行方不明になるんでした。まあ、仕方ないか。

 それでもセブンガー初出を自分の目で見ることができて、納得しましたし満足でもあります。

●仮面ライダー電王(第31話:愛・ニード・侑、第32話:終電カード・ゼロ!)

 前エピソードでゼロノスは侑斗の記憶を消費していると示され、今週分では記憶されない人はどうなるかが描かれるわけですね。単に誰も知らない人物になるのではなく、消滅してしまったら復活しない危機的状況になる。

 それを具体的に表してくれるのが、今週の「ピアノの男」。たった1人を除いて誰も覚えていないため、そのたった1人が昏睡状態に陥ると、イマジンによる過去改変をリセットしても復活できない。カードで記憶を消費した侑斗も同じく、ということですね。

 ただし、一応の歯止めといいますか、この世からは消滅となっても、デンライナーに拾われると示してくれてました。もし誰かが思い出してくれたら、元の世界に戻れるという可能性も同時に示されてました。侑斗にはゼロライナーがあるわけですし、少しは安心材料であるのかも。

 ともかく本編。デンライナーの車窓から未知の捻じれた路線が見えまして、新たな時の流れが発生しているらしい。そのせいか、いろいろ異変が起こり始める。まず小学生くらいの女の子が鏡に映る自分を見てショック受けてまして、なんとなればその子はハナだから。なぜか子供になっちゃったわけですな。しかし、良太郎を救って当り屋を叩きのめすパンチ力で、すぐにハナ本人だと認識はしてもらえるわけですね。

 その頃、街では奇妙な男(ピアノの男)が目撃されるようになる。ピアノを見かけたら、周囲に構わず見事な演奏をする。しかし、誰とも関わろうとしないし、誰も男が何者なのか知らない。イマジン(クラーケン)はこの男に目を付けて契約してみるも、願い「ピアノが欲しい」を満たしても、過去への扉が開かない。

「ピアノの男」はしかし、ちょっと奇妙な行動をする。ある病院を見上げてピアノを弾くかのように手を動かす。D侑斗とU良太郎で探ってみると、ずっと意識不明で入院中の男が鍵らしい。この後で過去に飛んで明らかになるのが、入院中の男(奥村祐希)はピアニストで、以前に行き詰っていたときに「奇跡のピアニスト」の異名を持つ「ピアノの男」の演奏に感激、立ち直ることができたということ。

 しかし奥村は事故で昏睡状態となってしまう。「ピアノの男」は、自分の演奏に聞き惚れてくれた奥村に自分のピアノ演奏を聞かせてやりたいと思っていた(目が覚めるかもと思ったのかな?)。

 その辺り、「ピアノの男」の心情はちょっと不明な感じです。突如引退したのは、もしかするとピアノの腕が神業レベルに達し、聴衆が演奏を正しく評価できなくなったことで絶望したのかもしれません。そこで、己の身を聴き手として一人で演奏するようになった。が、才あるピアニスト:奥村が「ピアノの男」の演奏を正しく聴き取ってくれた。

 それにより「ピアノの男」も立ち直れそうだったが、奥村が長い昏睡に陥ったため、また一人ピアノに戻るも、奥村に聴いて欲しいという願いは強くなった。みたいなところかも。あるいは、演奏者から教育者になろうとしていたか。奥村が導くほどに腕が上がっていたら、あり得そうな気もします。が、いかんせん描写が少なく、はっきりしません。

 それはともかく、クラーケンイマジンは「ピアノの男」の願いが特定の場所でのピアノ演奏と気付いたようで、願いを叶えて契約完了、過去へ飛ぶ。電王もこれを追い、クラーケンは倒すも、巨大戦(ギガンテスヘブン・ヘル)で街が破壊されてしまう。現在の世界でも対応するものが消え、「ピアノの男」も侑斗の目の前で消失。

 ギガンテスヘル・ヘブンは何とか倒し、その破壊も人々の記憶で元通りに修復されるも、「ピアノの男」だけは帰ってこない。あまりにも世捨て人同然の度が過ぎて、誰からも忘れ去られちゃってたせい。唯一、奥村だけはしっかり「ピアノの男」の存在を認識して記憶しているも、昏睡状態のために修復が成らなかった。

 ただし、奥村が意識回復すれば「ピアノの男」は戻って来れるわけですね。それまでの間、「ピアノの男」はデンライナーに乗ることが許され、時を旅することになる。

 侑斗も過去改変で同じようになる可能性があるわけですが、今週前半(第31話)で安全弁らしきもがあることが匂わされてますな。侑斗がデネブに「(カード枚数が)少なすぎたんじゃねえの?」と言ってます。カードの源が「記憶」ですから、全ての記憶まではカード化してない、即ち使い切っても覚えてくれる人がいるように手配してあるとなります。

 さらにネットで予習してみますと、使い切ったカードは侑斗に関する記憶ではなく、「桜井さん」の記憶であるらしい。これはなるほどでして、先週で最後のカードを使い切ったとき、忘れられたのは「桜井さん」なんでした。次週では侑斗が「桜井さん」から新たなカードを受け取るはずですが、そっちは侑斗自身の記憶のはずですね。となると、今週の「ピアノの男」に起こったことは、次から侑斗の危機となるわけか。

Re: 11月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/11/05 (Wed) 23:33:53

 ジサリス、何だか迷走してる、というか、基本フォーマットのない作品を見続けるのが、こんなに大変だとは思いませんでした。
 主人公に感情移入できない場合でも、一般人のおやっさんキャラとか、誰かの視点で作品を味わうことができるのに、そういうキャラすらいないと困るというか。

 それはさておき、戦隊ヒーロー終了? のお知らせが、公式発表される前から怪情報みたいに飛びかって、9月のスキャンダル騒動以上に、界隈を賑わせていますな。

 とあるミステリーで言うところの、「木の葉を隠すなら森の中、死体を隠すには戦場がいい」的な話で、「小さな事件の風評を消すなら、より大きなニュースを仕立てる」といったようなケースか? などなど、いろいろ考えます。

 情報が一人歩きしているような状態で、後番組が「刑事もの?」というような話まで飛び出してきて、
 ロボット刑事、宇宙刑事、機動刑事、サイバーコップ、デカレンジャーやパトレンジャーなどなどネタが上がっては、戦隊終了を惜しむ声やら、早くもマンネリからの新展開を期待する声、過去の思い出やら、次番組に望むものとか、いろいろなムーブメントが面白い。

 自分の個人的な感想としては、スーパー戦隊というブランドの代わりに来るのが、特撮ヒーローなのかどうかが一番の気掛かり。
 クウガ以降の仮面ライダーとともにスーパーヒーロータイムをやってきて、25年めになりまして、戦隊がなくなってライダーだけになるのが、個人的に最悪のパターンと考えております。

 なければないで、ウルトラシリーズとか、特撮掲示板のネタはあるのですが、やはりニチアサというのが、安定した枠なもので、そこがなくなるのは片翼をもがれたような気分になりそう。
 特撮の枠組みで作るなら、いろいろ戦隊でできないものは何か、を想像したくなりますが、「正義の組織VS悪の組織」というグループ対決が一番のフォーマットと思います。
 敵の組織を排するか、それとも味方が単独ヒーローあるいはコンビヒーローに減らすか。
 元々、単独ヒーロー路線が仮面ライダーで、そこから発展して、ダブルライダーのバディ物や、シリーズが歴史を重ねる中で、3人、5人、7人……と集団化が為される流れで、
 最初から5人というアイデアからゴレンジャーが、そこに巨大ロボ投入で以降のフォーマットが成立という形。

 そして、ウルトラがレオで終わり、ライダーがストロンガーで終わった辺りで、ゴレンジャーが始まって、
 例えば、仮面ライダーV3がアオレンジャーになったり、ウルトラマンレオでシルバーブルーメに殺されたレオの後輩の野村たけしがミドレンジャーになったり、ついでに円谷ヒーローのファイヤーマンがアカレンジャーになるなど、ライダーとウルトラの役者エッセンスが、集団ヒーロー作品に注がれるという開幕。

 ただし、◯◯戦隊というタイトルはあっても、「スーパー戦隊」というブランド名が公式に付けられたのは、2000年のタイムレンジャーからなわけで、
 それまでは、単に「戦隊シリーズ」(バトルフィーバー以降)、そしてゴレンジャーとジャッカーも含めた「超世紀全戦隊」という呼称を経て、21世紀に入る辺りで「スーパー戦隊」になった、と。

 例えば、今では17番目のスーパー戦隊であるダイレンジャーが、当時は15周年記念だったし、ゴレンジャーとジャッカーを含めて、戦隊20周年記念作となったのは、2年後のオーレンジャーだったとか、歴史経緯がいろいろ。

 ともあれ、単独ヒーローの仮面ライダーが発展して、集団ヒーローの戦隊が始まって、そこから単独ヒーローの伝統がライダーから宇宙刑事のメタルヒーローに切り替わって、
 週末夕方の戦隊と、メタルヒーローが週末夜からニチアサに放送時間が切り替わって、戦隊も後からニチアサになって……など放送時間も異動があった後で、21世紀には「ライダーと戦隊がセット」になって、それから四半世紀というのが今年。

 ともあれ、制作費の問題でシリーズ終了という話ですと、このタイミング的にウルトラマンレオとつながって来るわけですし、
 さすがに、宇宙から円盤生物がやって来て、戦隊全滅、ゴジュウウルフと少年だけが生き残ったという展開にはならないでしょうけど、
 これで本当に戦隊が終わるなら、最後はどんな終わり方をするのかな、と盛り上がって有終の美を飾って欲しいものです。

 なお、アメリカのパワーレンジャーは、2023年の30作品め『コズミックフューリー』で終了していて、この2年は新作も作られず、旧作のAIリマスター版を再放送しているそうです。

 果たして、本当に終わるのか。
 終わるとしたら、次の番組はどういう趣向になるのか。
 後番組の情報が今回ほど気になる年はなかったなあ。

★嘘タイトル候補「秘密特捜マグナポリス」

 特殊メタルスーツをまとった3人の特捜刑事とサポートロボが、ハイテク犯罪者や国際テロリストと戦う。
 どこのゴーバスターズやねん、とツッコまれるけど、当初は巨大ロボが出ない。

 2クールめの終了時に、宇宙からの侵略者が出て来て、戦力増強が求められて、巨大ロボットがようやく登場して、
 ついでに、テコ入れのために、宇宙警察のデカレンジャーや、国際警察のパトレンジャーがゲスト出演する。
 戦隊ではないけど、戦隊の世界観とリンクして、そのうちスペーススクワッドの一部に組み込まれる。

 あるいは夏の映画で『マグナポリスVSスーパー戦隊』的な作品が制作され、「あのスーパー戦隊が帰ってきた!」と大々的に宣伝される。
 結局、戦隊離れできないのかよ、とファンからツッコミ入れられる。

 あくまで個人の妄想です(爆)。

 とにかく、メタルヒーロー路線なら歓迎かな。
 ゼッツが、メタルヒーローとは違うスーツデザインなので、住み分けができると思う。
 ただし、ゼッツも刑事さんといっしょに捜査しているので、刑事ものをかぶせるようなこともするかなあ、と情報を眉唾だと思っている自分もいたりしますね。

 刑事じゃなくても、メタルヒーローとか、ロボットヒーロー物ならいいですね。
 ブンドリオとかテガソードとか、等身大ロボが巨大化する傾向が最近は見られますし、玩具の方向性は受け継がれるかも。

 個人的には、終わることを前向きなカンフル剤として受け止めたい方向性。ニチアサスーパーヒーロータイムが終わりさえしなければ、希望はあると考えつつ。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/10 (Mon) 20:43:08

 定期感想その1ですが、いつもとは順序を変えまして。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第37話:友情クロス!ファッショニスタは熊手様 )

 一河角乃を演じる今森茉耶さんについての報道でどうなるか気にしておりましたが、スーツアクター鍜治洸太朗さんの事故報道見かけてそれどころではなくなりまして。ガヴだとヴァレン役の方ですね。不幸中の幸いで大事には至らなかったようで、ほっとしました。

 それ以外でもゴジュウジャーを以てスーパー戦隊終了の報道もありまして、そちらも気になる。最初に報じたのがゴシップ紙やタブロイドではなく、大手メディアにソース提供する共同通信ですからあまり軽くも見てられません。

 そちらを気にしながら今話を観たわけですが、「なんか怖いんですけどお」になりました(^^;。「一河角乃がいるのにいない」となってましたんで。それも「ここまで存在を消してくるかあ?」というほどのもの。先週の予告には角乃がしっかり映ってましたんで、油断してました。

 OPからして作り変えて、角乃がいなくなってる。本編にゴジュウユニコーンはいるんだけど、声が別の方(声優の前川綾香さん)。TV本編だけからではありません。録画機の予約・番組内容表示からも「一河角乃/ゴジュウユニコーン」が消えている。未だ「角乃削除編集」が完了してないせいなのか、次週予告もない。最後のライダー・戦隊合同の締めもカットされてる。テレ朝のゴジュウジャー公式サイトの「キャラクター」欄にはもう「一河角乃」がいない。
(ついでに申しますと、本編の字幕からもいなくなってる。)

 それだけではなく、今話自体が封印回になるのかと思える動きすらあります。TVでのゴジュウジャー放映直後からTverで観られるようになるわけですが、今回はそれがない(これを書いている時点でもまだアップされてない)。東映公式サイトでは次回予告と今週分振り返りの記事が毎週掲載されるわけですが、今週分については未だない。

 これらは、編集がまだ充分ではないとか、今週分の変更に合わせての次回分の編集もまだまだとか、いろいろ理由は考えられます。特に今話で新登場の「破壊のリボン」はブーケの妹設定ですんで、角乃・緒乙姉妹との対比でのドラマも予定されてたんじゃなかろうか。もしそうなら「角乃だけカット」では済まず、筋立てからして変える必要あります。

 そうまでして、今話から完全に角乃を消すということは、演じる役者さんの不祥事(?)が、スポンサーの意向・事情含めて相当のものだったんだろうなとなりそうです。公式発表では「未成年(19歳)の飲酒」ということですね。しかし、それでここまでの変更を行うというのは考えにくい。おそらくは、降板する役者さんのダメージも勘案しての理由なんでしょうな。

 時期的にもマズかったのかも。スーパー戦隊終了の噂ですね。下手すると「何とか続けようと頑張っていた戦隊シリーズが、役者の不祥事で打ち切りに」なんて誤解が生じかねません。そうなると、名前を挙げられた役者さんへファンのヘイトが向かってしまう恐れも。そうさせないためにも、体調不良とか飲酒とかを公式が理由として明示しておく必要があるんでしょう。

 ともかく本編。冒頭からはブライダン側の新キャラクター登場ですね。テガジューンが新たに創造した「(破壊の)リボン」でして、造形はナイフ&ケークと同じタイプ。なんですけど、テガジューンは人間タイプにしようとして、こうなってしまったらしい。が、リボンを妹と紹介されたブーケ、カワイイと感じて大好きになった模様。リボンもカワイイが好きらしい。

 その頃、郊外を散策中の真白は栗拾いの女性を助けるも、脱いだローブを紛失してしまう。前回の指輪争奪戦の褒賞のナンバーワンローブであり、これがないと真白はヘタレてクネクネしてしまう。それが真白の地だとしますと、どうやって指輪争奪戦を勝ち抜いたんだか。ともかくも相棒のベアックマがナンバーワンローブを取り戻そうと奔走することになる。

 しかし、リボンが先にローブを手に入れてしまうわけですね。ベアックマがそれに気が付き、ローブを奪い返そうとするも返り討ち、真白へ持ち帰れたのは切れ端だけ。が、それがかえって真白の立ち直りを促す。ローブ如きのためにベアックマを失うわけにはいかない、ということですな。2人は新たにローブをお手製で作ることにする。

(前回指輪争奪戦後の回想シーンで、真白が孤独になったことを残念に感じてました。もしかすると、前回指輪争奪戦では相棒がいたんじゃなかろうか。それによりヘタレてクネクネせずに済み、勝つこともできたとか。)

 そんな状況を知ってか知らずか、ファッションノーワンが街に出現して騒動を起こし始める。自分(ファッション)以外のファッションは不要ということで、人々の衣服を割とスキンタイトな黒衣に変えてしまう。これって深夜アニメだったら、衣服はぎ取って「いや~ん」にしてるところなんでしょうな(^^;。役者さんの演技からすると、そんな気もします(黒衣は「着ていない」を暗示とかで)。

 それはともかく、ファッションノーワンによるファッションナンバーワン対決が始まるわけですが、ゴジュウジャー側は吠の元バイト先の衣料店で品定め。このシーンはやっぱり(ドラマ外の)異変を感じますね。衣装選びでは出しゃばって来そうな角乃がいないが如くですんで。角乃と元アイドルの陸王が揉めたりしてもおかしくないところです。

 しかし、角乃はそこにいるけど関わって来ない(ちらっと頭が映ったりはしてるらしい)。他のゴジュウ戦士ですったもんだの挙句、元の衣装で良いという結論に落ち着くわけですが、なぜそうなのかは描かれません。たぶん、そこは元の予定では角乃が関わってるんでしょう。が、角乃を削って没ネタを復活させたりしたんで、経緯が分からない展開になっちゃったんじゃなかろうか。

 そして、ファンションナンバーワン対決本番の舞台へ。ここでも角乃が徹底的に消されてますね。黒衣にされたゴジュウ戦士5人が並んで立ってたりしますが、その前面に真白が立って角乃が隠れるカットのみ使ってたり。そこからは変身バトルに移行し、ゴジュウユニコーンについてはきっちり映し出される(ただし上述の通り、声は別人)。

 それはさておき、真白がクネクネを克服して駆けつけることができたのは、ベアックマと一緒に作ったお揃いのコートのお蔭というわけですね。ファッションノーワンはお手製の粗末なものとバカにするも、真白はこれでいいと納得している。こうなると勢いは真白含むゴジュウジャー側にありまして、ファッションノーワンとの等身大戦はペアルックの真白&ベアックマが撃破。

 巨大戦は駆けつけてきたリボンとですが、こちらは吠が割とあっさり撃破。まあ、リボンが使ってたのは専用機ではなかったようですから、そんなもんなんでしょう。負けたリボン、カワイイと言っていたナンバーワンローブに飽きて、捨ててしまう。拾って真白に届けたのはブーケですね。ブーケは記憶喪失の一件以降、陸王より真白に縁が深まって来る感じです。「これで貸し借りなし」って、もはやフラグじゃなかろうか(^^;。
(陸王は緒乙の件で角乃と絡むこと深くなりつつあったんですが、角乃の事実上の不在はドラマの大きな穴になってしまったかも。)

 しかし、真白&ベアックマお手製のコートは意外なところに禍根を残してまして、グーデバーンですね。自分(グーデバーン)がコートデザインに反映されてないとやきもち焼いてしまってます。が、そこは用意周到だったようで、裏にちゃんとデザイン入れてたと。これでグーデバーンも機嫌直してめでたしめでたし。

 しかし、そこからがまたも異変ですね。上述しましたが、予告はないし、SHT最後のライダー・戦隊合同の締めもなし。Tverには今話がアップロードされてない。東映やテレ朝のゴジュウジャーサイトでは次回予告等がない(未定の表記のみ)。制作は「今話は仕上げたものの、次回はどうしようか。その先のドラマは」と未だ悩んでるせいなのかも。最終回まで、何とか無事に持って行って欲しいものです。

P.S. 午後7時40分
 Tverへの最新話アップを確認、東映・テレ朝ゴジュウジャーサイトでの予告は依然としてなし。

●スーパー戦隊の後継

 スーパー戦隊はゴジュウジャーで打ち止めか、その場合の後釜番組は何になるのか。東映からの公式発表等が未だないわけですが、関係者の言として「刑事もの」だという話があったりしましたな。それの具体化として、令和版「宇宙刑事ギャバン」の報が出てきたりしているようです。

 自分は「刑事もの」と聞いて思い浮かべたのは「ロボット刑事K」だけでした。が、こちらで「宇宙刑事、機動刑事、サイバーコップ、デカレンジャーやパトレンジャー」とロボット刑事以外も候補を挙げて頂いて、自分の想起が貧困だったなあとorz。確かに可能性はいっぱいありますな。

 その内でメタルヒーローを具体化して頂いた「秘密特捜マグナポリス」ですが、そういうのもあり得そうな気がします。味方側のチーム構成もありますが、間接的な面「戦隊の世界観とリンク」も大きいですね。仰るように、その先には既に実現した「スペーススクワッド」もあるわけで。さらに、上述しました令和版「宇宙刑事ギャバン」の報とも合致する面があります。

 ところで、「秘密特捜マグナポリス」が「嘘タイトル」でありながら、どうも「なんかそういうのなかったっけ?」という気がしまして。ネット検索してみて、ウラシマンだと思い出しました。もっともタイトルではなく、主人公が所属する警察「マグナポリス」ですね。一応は面白いと思って観ていた記憶がありますが、主人公とラスボスが同一人物みたいに匂わしておいて、実は他人だったとかありました。それで、ちょっと記憶が混乱してハッキリとは覚えてなかったようです。

 それでも「ウラシマンみたいなのもアリかなあ」と思えると、ハタと「戦隊枠の後釜が特撮とは限らないかも」と不安になったり。例えば牙狼でもアニメ版も出たりしてたわけで。とはいえ、確定情報がほとんどないですから、想像し放題という面はありますね。

 こちらではライダー・戦隊再放送枠が時代劇に変わったりしてます。東映には太秦村がありますが、新作の時代劇は少なくなってるような。が、ライダー・戦隊では太秦村を使った時代劇編があったりします。それらを戦隊の次への準備だったと強弁してみると(^^;、メタルヒーローの捕物帳も無きにしも非ずかと妄想してみたり。

 戦隊に関する情報を東映から早く発表して欲しいところです。自分が最も望むのは「戦隊終わる終わる詐欺」だったりしますけど(^^;。

●仮面ライダーゼッツ(第9話:侵す)

 オチ含め非常に綺麗にまとめた話ではあるんですが、自分の好みとはちょっと違うなあという印象です。前エピソードの監獄編では、メインゲスト夢主の動機とかで不満が残ったりしました。そうなると、いったんは納得した結婚編(第4・5話)での悪夢の原因(高所恐怖症)も違和感のほうが正しかったのかもと疑心暗鬼になりそうです。

 が、いずれも大きな筋立ての部分ではなく、細部で生じる印象です。今話ではラストの現実と夢で並列進行する料理シーンですね。夢ではオーナーシェフ・師匠の山王が主賓(2人の首脳)を満足させ、現実では2人の弟子(塩見・佐藤)が山王の味をきちんと受け継いで主賓から称賛される。

 そこを夢・現実をパタパタと切り替えながらシンクロさせているのは見事でした。が、それって山王の悪夢とその解決と言えるのかと、自分的には疑問になってしまいまして。今話で明らかになったことも含めて、山王の状況や内面を推測してみると、時系列的には以下のようなものかと思います。

①山王が2人の弟子・仲間とレストラン立ち上げ、ロワイヤルソースで評価確立
 レストラン城金に飾られている写真で分かる通り、この頃は順風満帆でしょう。

②進行性の病を得て、このままではシェフ廃業の危機だが弟子にも秘匿する
 ここは今話で判明したもので、前話での山王の悪夢や行動を推測できる材料。
 山王は悪夢内で「ここで倒れるわけには」「俺たちのレストラン」と言っており、弟子に託したいという気持ちがある。
 が、同時に「弟子が自分を上回るかも」という不安があってもおかしくはない。料理人として先がないと思っても、引退後の名声は気になるはず。
 客に「お弟子さんのソースのほうが」と言われるのは料理人としては残念、しかし師としては嬉しいというジレンマですね。

③弟子に厳しく当たるようになる
 自分(山王)の時間に限りがあると思えば、上述のジレンマから「後進に託す」と「弟子を追い出す」の両方の可能性が生じる。

④首脳会談の料理を任されるも、当日に持病の手術の予定を入れる
 これも2つの可能性が考えられ、1つは「自分(山王)が調理できない状況を作って、弟子がやらざるを得ない状況を作る」。
 もう1つは、弟子が推測したように「不祥事を起こしてレストランを潰す」→「弟子に味を引き継がせない」。
 莫が山王の夢で見た料理ノートの走り書き「ロワイヤルを求めて 伝統の味を次の世代へ」からすると、弟子に奮起させるための手術日程で主である可能性が高い。
 しかし、策が外れれば(弟子が首脳会談の料理を作らない)弟子はロワイヤルソースを会得せずして終わる。

⑤弟子に持病と手術日がバレ、憤慨される
 このときは山王は意識不明であり、悪夢での行動は分かっても現実での真意は不明のまま終わる(ラストでは手術成功の様子がある)。

 これに続いて、現実と悪夢での首脳会談での料理シーンになるわけですね。現実のほうはいい感じです。弟子は奮起し、師抜きでロワイヤルソースを完成させ、主賓から満足される。問題は山王の悪夢のほうです。山王が1人で調理を担当、(ゼッツにより悪夢が解消し)主賓から絶賛されて満足げです(現実でもベッドの上で笑顔)。しかし、それでいいんだろうかと。

 山王自身がたった1人でシェフを続けてうまく行くということでいいのか、それで悪夢は解決か、ということですね。もしそうだとすると、例えば「俺たちのレストラン」と言っていたのは何だったのか。前回での山王の夢ではソースを「ロワイヤル」にできない弟子、今話では調理に参加しない弟子でして、その結果に山王は夢でも現実でも笑みを浮かべています。

 となると、弟子に勝り続ける師ということが山王の望みで、それを脅かされた気がしたから悪夢になったという解釈があり得てしまいます。それは自分的には少々興ざめです。とはいえ、自分の見方も意地悪だなということではありまして(^^;。

 結果論で申せば、最後には「師に追い付いた弟子と、まだまだ現役で頑張れることになった師匠」ということで、ハッピーエンドであります。上述の自分の愚痴を満たすようなドラマ展開にしてしまうと、誰かは(たとえ覚悟・納得していても)不幸を背負わねばなりません(おそらくは山王になる)。

 山王にまで不幸を負わせたままにすると、今話の展開からしてもちょっと重いとなりそうです。まず、富士見の状況がシビアになってきてますね。怪事課から行方不明の部下(小鷹賢政)のことを南雲に掴まれてしまう。そこは南雲にも観ているこちらにも既に匂わされていたことではあるんですが、その部下というのがノクスそっくり。

 ノクスは今週分から動きがハッキリして来まして、どうやら現実世界での身体を失っている模様。だから、修復の緑の力が欲しくて今回の事件を起こしたようです(あるいは、事件に付け込む動き)。部下を巻き込んだブラックケースを憎む富士見ですが、そのブラックケースは今、当の部下が起こしているのかもしれない。しかし、ノクスとて身体を失っているなら、ねむ以上に深刻な状況です。

 主要キャラクターがそんな深刻な状況にあることを明かしていくわけですから、その端緒となる今話では山王らにこれ以上シビアな状況を作るのは避けるべきだったんでしょう。そうは思うんですが、それでも「なんだかドラマ運びが自分の好みから外れていくような」という気がしてしまってまして悩ましいところです。

 まあ、それでも「これはルーティンギャグなんだなあ」と緩める要素も入ってたりしますね。富士見の登場の仕方です。普通に入って来れるときでも、建物よじ登って窓から入るというのは定着しそうですな。コメディリリーフもちゃんとあると思えば、ドラマ展開がシビアでも観ていてしんどくなりすぎることはなさそうです。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/12 (Wed) 00:06:33

 定期感想その2です。

●仮面ライダー電王(第35話:悲劇の復活カード・ゼロ、第36話:憑かず、離れず、電車斬り!)

 今週分は、電王/良太郎にも侑斗/ゼロノスにも変身できない危機が発生、しかしとりあえずの解決は示されるといったところですね。ただし、どちらもその先には破局的な結末が起こりかねないものであると、後々で明らかになるはず。

 電王/良太郎のほうは、過去に戻ったときのみですが、イマジンの助力を受ける電王になれなくなる。既に牙王編の後にモモタロス以外の記憶が良太郎から欠けたために、電王ソード以外の変身ができなくなるピンチがありました(さらにはモモタロス以外の消滅)。

 そこは解決したわけですが、今度はモモタロス含む全イマジンでの電王になれなくなってくるわけですな。ただし、過去世界だけの現象。現時点では理由は定かでないものの、コハナ出現と同じ理由らしい(別の歴史・時間の発生)。

 その点は前の一気見では自分はよく理解できてなかったようで、改めて予習してみると、カイが関わったために改変された今の世界が、そうではない元の世界の歴史に戻りつつあるのが原因のようですね。元の世界ではイマジンがいないので、モモタロスらが力を貸す電王もいない。だからプラットフォームだけが可能。過去世界ではその傾向が強くなるみたい(なぜなのかは未だに理解できてないorz)。

 侑斗の方は、侑斗個人の存在に関わる危機ですね。既に使い切った緑のゼロノスカードは「桜井さん」、即ち未来の侑斗に関する記憶。使い切ってもなお「桜井さん」を記憶する者がいて、消滅にも至らないのは理由があるらしい(隠しカード)。

 今週分で「桜井さん」が侑斗に渡してくるのが赤いカードで、これは今の侑斗に関する記憶。この先、侑斗が「そろそろ未来の俺の記憶だけじゃ足りなくなって来たらしい」と、赤いカードの正体を匂わせたりするようです(調べると第40話らしい)。

 電王/良太郎のほうは、対症療法といったらいいんでしょうか、イマジンが憑依できないなら武装(デンカメンソード)となって助けようってことで、ライナーフォームお目見えとなるわけですね。後発でもあるし、スペック上はクライマックスフォームに優るとも劣らないようですが、戦闘スキルは良太郎のものなんで、苦戦しやすいようです。

 現時点で考えると、単純に「わーい、新フォームだ!」ってなところです。が、これが「モモタロスらを消滅させて、ハナを助けることができるか」という決断を迫る予兆であろうとは。そのとき、良太郎のヒーローとしての資質が問われるんでしょうな。

 それに対して、今まさにヒーローの証明をしてくれているのが侑斗ですね。既に未来の自分自身(桜井さん)の記憶≒存在は使い切り、今度は今の自分自身の存在を削り取って戦う覚悟を見せてくれているわけで。もっとも、赤のカードの正体はまだ匂わせる程度なんで、ずっと後で「ああ、あのとき桜井さんからのカードを受け取った侑斗って」と感動する仕掛けとなりますね。

 ともかく本編。カードを使い切った侑斗はゼロノスになれず、電王のみで戦い抜く状況となり、良太郎は俄然特訓を始めるわけですが、イマジンらが施す訓練がドタバタしてますね。ただ、キンタロスによると良太郎は既に強いという認識らしい。総合力では、ということかな。

 侑斗らはコハナ出現の原因らしき、謎の新しい路線について調べてみるも正体が掴めない。新路線は崖の穴から飛び出してるわけですが、乗り入れられないんで、その先に何があるのか調べる手段がない。しかし、ゼロライナーがいた時間とつながる可能性はある。なんてやってると、流れをぶった切るように「桜井さん」がゼロライナーに乗り込んで来る。

 ただし「桜井さん」が渡したカードデッキのトップは緑ですね。まだ未来の侑斗の記憶は残っている。だから「桜井さん」も消えてないという理屈になる。その下には赤いカードがあるはず。そこをデネブが知っているかどうか定かではありませんが、これ以上、桜井侑斗の記憶・存在が削られることに耐えられないらしい。デネブ、カードを「桜井さん」に押し返し、追い出してしまう。

 侑斗はどうすべきが迷うものがあるようですが、ふらっと訪れた「ミルクディッパー」で見た、愛理のレシピノートで決心するものがあったようですな。侑斗が飲みやすいコーヒーの淹れ方という他愛もないものですが、侑斗には深く刺さるものがあったみたい。未来の自分の頼みだからではなく、今の自分が守りたいからという悟りでしょうか。

 イマジンが憑依する事件も起こる。のですけど、ちょっと拍子抜けするようなものでして、コメディリリーフにすらなってる感じです。モールイマジンの契約者の空手家がライバルに勝ちたいから、という武闘な願いかと思ったら、カラオケ大会で勝ちたかったからというもの。しかしある意味、イマジンがなりふり構わなくなってるとも受け取れますね。

 モールイマジンはともかくも空手家の願いを叶え、過去へ飛ぶ。キンタロス&良太郎も後を追い、バトルとなるわけですが、なぜか変身が不安定になっちゃうわけですな。そのため3体のモールイマジンが優勢になるも、ゼロライナーで侑斗が駆けつける。そこに現れる「桜井さん」。今度はカードを受け取るわけですね。デネブはなおも反対するも、侑斗から「未来の俺(桜井さん)とデネブの契約」との建前に逆らえない。侑斗はゼロノスに変身、モールイマジン1体を撃破して勝利。

 後半(第36話)に入りまして、ゼロライナー車内でデネブから良太郎に事情説明。既に観ているこちらには上述の通り、ゼロノスは「桜井さんとデネブ」の契約であることは分かってるわけですね。それに加えて、良太郎に語られたのは、カードを使うごとに桜井侑斗の存在/記憶が消えていくということ。これで前半(第35話)でのデネブの態度の意味も分かる。

 侑斗は「自分で決めて受け取ったんだ」とは言うものの、「しょうがない」とも言ってますね。良太郎の性分としては納得できない。前半のデネブに続いて阻止に入りまして、カードを奪って逃げだす。デネブも口では「侑斗、俺が行く」と良太郎を止めるふりをするも、動きでは侑斗を押しとどめまして、良太郎をナイスサポートですな。

 良太郎はコハナを伴って「ミルクディッパー」に帰り着くも、愛理が望遠鏡を他人に譲ると言い出してしまう。良太郎は「思い出してよ」と懐中時計を愛理に突きつけるも、愛理は「良ちゃん?」ときょとん。ちょっと前の、今にも思い出しそうな雰囲気はもうありませんな。

 そこへ侑斗が追い付いて来る。カードを返せ、返さないで揉めるわけですが、そんなこと言ってられなくなる。まだ残ってるモールイマジン2体が過去で破壊行動起こし、現在ではいろいろ消え始める。侑斗は「犠牲になる気はない、俺は強くて運もあるしな」と覚悟を示すと、良太郎は懐中時計に刻まれた「過去が希望をくれる」が侑斗のことと気付き、全てを取り戻すつもりでカードを返す。

 これで電王ソード、ゼロノスが過去で戦えるようになったわけですが、やはり電王ソードが不安定。最弱のプラットフォームに戻ってしまう。が、このときのためにイマジン4人が工夫していたものが完成。電王ライナーフォームですね。剣にイマジンが遠隔憑依し、プラットフォームはデンライナーが強化する形なのかな。ともかくも、これでモールイマジン2体は撃破。

(ジオウ第39話でモモタロスがトリニティを「てんこ盛りの様なもんか?」と言った意味、ようやく実感です ^^;。特にクルクル回してメインを選ぶ点はそっくりですな。)

 何とかなったようでいて、過去での変身不具合とか不安要素残しつつ、次からはいよいよラスボス:カイ登場ですね。全てを把握するカイを追いつめる「桜井さん」と愛理の策、前の一気見では理解しきってなくて、今度はしっかり追うつもりです。

Re: 11月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/11/12 (Wed) 08:30:57

 事実は小説よりも奇なり、と言いますが、物語内よりも番組制作の背景の方が慌ただしい状況に、ハラハラドキドキしています。
 ワクワクは絶対できないですけど。

★ゼッツ

 ヴァレンのスーツアクターの事故の件、亡くなったわけではないけど、かなりの重傷で下手すると再起不能ではないか、と言われています。
 怪我の後遺症(運動能力とかに影響)もありますが、事故による恐怖心とかが残れば、スーツアクターなんて続けられないのではないか、と思います。
 前作のヴァレンの体を張った荒々しいケンカ殺法が(近年では珍しい)好きだったので、非常に残念です。

 ガヴのアクションが相当に高度なレベルに達していて、その時には事故らなかったのに、ゼッツの撮影(こちらはCGを多用していて、演出メイン。肉体アクションとしては、ガヴほど凄いことはしてないように見える)で、まさかこういう事故になるとは。
 ゼッツで何の役をしていたのかは明かされていませんが、前作の流れを考えるなら、2号ライダーかな、と思います。
 ノクスが変身する謎の戦士ナイト何ちゃらが、年末ごろに敵対して、そこから決着後に、2号ライダーに正式に覚醒して、年始のトピックになると噂されております。
 とりあえず、11月末に彼の使う剣(今話の放送でお披露目された。銃にも変形するマルチウェポン)と、彼の変身するドライバー(玩具ではゼッツのドライバーのカバーを換装する仕様)が発売予定で、だけど2号ライダーとは宣伝されていない。
 白が主体の謎の戦士(顔は悪役風の仮面)が、フェイスオープンしたりして、ライダーらしいデザインになるんじゃないか、と考えますが、そうなると役回りはヴァレンよりヴラムの方向ですね。敵だった謎の男が転向して、心強い助っ人になるという意味で。

 さて、ノクスの正体が富士見刑事の元部下の小鷹さんと分かって、刑事さんもただのコメディーリリーフ情報屋から本筋にバッチリ絡む重要な立ち位置と判明。
 富士見刑事のやってることはガムシャラなだけで、猪突猛進の不器用さが露骨ですが、それって前作の絆斗じゃん、と。ゼッツで感情移入先が……という話をしていましたが、ようやく富士見刑事のノクスの絡みがツボかな、と期待できるようになりました。

 で、今回のドラマですけど、自分があれっ? と感じたのは、ナイトメアの撃退と夢主の心のケアの因果関係がどうもこじれたことですね。
 前回までは、こういう段取りかと思っていました。

 夢主が深層心理で悩みを抱える→そこにナイトメアが取り憑き、夢主の想いをネガティブな方向に捻じ曲げて暴走させる(悪夢が続くうちに、現実も侵蝕)→ゼッツが夢主と接触して、夢主の心の闇を探る→現実世界と夢の両面から心をケアする→心がケアされたことで、夢の世界の主導権をゼッツが握って、ナイトメアを撃退する条件が整う→ナイトメアを撃退したことで夢主が救われる。

 以上の段取りが、当面のドラマの核だと考えていたのですが、今回は「夢の中で心をケアする」という段取りを省いた感じなんですね。
 莫は、山王氏の背景や内面を探ったものの、山王氏のカウンセリング的なケアはしていない。今までと違って、山王氏と莫の絡みが深く描かれないままに、シェフの師弟ドラマについても、本人たちが直接絡んで和解を描くことなく、個別に話が進行して、勝手に解決したというか、師弟の心の絆が見えないところで間接的に演出されて、匂わせ程度で話が構築されたと思う。

 この匂わせが、行間を読む受け手の想像力で補えってことなんでしょうけど、頭では分かるけど、心でスッキリしない不明瞭な回だったと思います。
 どちらかと言えば、ゲストのドラマよりも、ゼッツのリカバリーの新能力や、ノクスの背景を構築する方に重点が置かれ、例えば「オーナーシェフと弟子たちの関係」が「富士見刑事と部下(小鷹刑事と、なすか女史)の関係」と対比できるという意図もあるのかも、と考えてはみたのですが、
 我が道をいく頑固な上司と、それに翻弄されてイラつきながらも、大筋の目的(伝統の味を守ることと、社会の治安を守ること)は共通している部下の関係性がドラマの主要テーマなのかな。

 登場人物の思惑のズレと、その解消がスッキリできるドラマのコツですが、
 ズレてる溝が埋まらないまま、ますますこじれると、ドラマが活性化する一方で、ストレスが溜まったりもする。
 これは謎解きにおいても同じで、「心理的なズレ」と「謎」はどちらも解消するとスッキリできる。そしてズレや謎がどんどん溜まって来ると、物語は活性化する一方で、受け止める側の楽しめる許容量にも関係してくる。

 理想は、ズレと謎は同時に2つか3つに留めて、新しい問題が生じると、前の問題は解決して減らすようにする。
 一難去って、また一難は面白い連続ストーリーですが、一難去る前に次の難が来て、それが解決する前に、また一難が続くと、ドラマでもキツイなあ、と感じる。
 現実ならともかく、ドラマはその辺のさじ加減を上手くするのが話作りのセンスだけど。

 で、ゼッツの場合、今回は莫が山王氏の心の闇を理解はしたけど、本人にそれを伝える間もなく(夢主が入院したので接触もできず)、怪人を倒して強引に解決した。
 夢主の心が癒されていなければ、怪人を倒しても倒しきれないという設定だけど、怪人を倒すのと同じタイミングで、弟子たちは頑張って料理によるおもてなしを成功させ、それを感じたのか、夢主のオーナーも心が癒されて復帰する。
 莫のしたことは、弟子の奮闘を妨害しようと夢の世界から毒を盛ろうとする怪人の動きを牽制して、現実に悪夢が干渉するのを止めた。そして弟子が頑張れば、師匠が勝手に(莫のフォローもなく)癒されて、悪夢が消え去る、と。

 一方で、富士見刑事は現実世界で弟子の奮闘を妨害する役回りで、それをしてしまうと、今回のミッションが解決しないという構造ですね。この辺の善意や正義感の空回りというズレの構図が、富士見刑事のスッキリしない要素ですが、これも「まだ互いの正体を知らない時期の絆斗が、ショウマの変身の邪魔になって、相手の存在が事件解決を遅らせるトラブル」となって、それをギャグ風に描いたガヴと、シリアスに描いたゼッツの作風の違いかな、と。
 まあ、なすかさんの蹴りで吹き飛ばされる富士見刑事というのはギャグ演出だろうけど。

 富士見刑事の思い込み過多な勘違い捜査を、ギャグと受け止めるか、空回りの妨害になっていて、イラつくだけなのかで、評価が変わりますね。
 絆斗と富士見刑事の違いは、前者が誤解や誤認もするけど人の話をきちんと聞いて、謝ったりもする点。後者は独り善がりが過ぎて、問題解決能力も持っていないのに、どうも突き進みながら、自分を顧みている様子がないこと。
 ええと、富士見刑事、この調子だと、もう一度ナイトメアに取り憑かれるんじゃないか? と懸念してます。ドンブラの大野さんや雉野みたいに、またお前が……ということであれば、それはそれで悪くない(笑える)かも。

 なすかさんが上司にイラついてナイトメア化する可能性も考えてみましたが、イラつくと蹴りをかます人なので、直接武力行使しちゃえる人は、そこまでイライラを溜め込むこともないかな、と。

★ゴジュウジャー

 結局、一河角乃が降板ということで、例のスキャンダル騒動から始まる一連のトラブルは終了、と言いたいですが、
 問題は、角乃の登場シーンが放送用に使えなくなったということで、37話以降の撮影ストックを慌てて修正、辻褄合わせに追われているのが、現状の番組制作裏事情みたいですね。

 次回予告がなくて放送未定なのは、「次回の38話が、角乃の主役回の予定だった」から。
 そのストーリー内容は、「妹の緒乙を取り返した角乃が、探偵業を辞めようかと決意したところ、行方不明の姉を探して欲しいという依頼人が現れて、これが最後の仕事と考えて、ゴジュウジャーの仲間を巻き込んで、人探しに奔走する」というもの。
 一部で流出した38話の予告編が、角乃映りまくりってんで、これは放送できないだろう、と。

 ともあれ、完全に角乃がいないと成立しない話なので、これをどう編集できるのか、辻褄合わせが1週間でできるのか、あるいは次回はテキトーに総集編で場つなぎするのか。
 仮に緒乙を2代目ユニコーンに据えるとしても、当然、彼女の役者や事務所との交渉とかスケジュール調整とかいろいろありますし、ものすごい突貫作業になってそうな。

 ともあれ、すでに撮影している部分の角乃の映っている部分を全部削って、ストーリーも一部修正して、どう辻褄合わせをできるか、
 スタッフと脚本家の奮闘が偲ばれるというか、井上亜樹子さんも初メインでこんな状況に直面するとは何て過酷なのか、と。

 次回から数週間は、「テガソード様が語られる、ユニバース戦隊の物語」という特番をやって時間稼ぎをしてくれてもいいかなあ、なんて思ってます。

1.頑張って編集して、角乃退場回を紡ぎ出す。
2.放送が間に合わないので、旧作もしくは角乃登場以前の1話や2話辺りのエピソードを流す。
3.ユニバース戦士の活躍シーンを振り返って、今後の指輪争奪戦の状況整理を試みる。

 次回は、このどれかじゃないかなあ、と思います。
 3番辺りだと、今、集まっている指輪がどれだけで、まだ出ていない指輪が何なのかはっきりするでしょうし。

 で、とにかく「幻の38話」というのが、将来のブルーレイに特典映像として収録されると、凄いなあ、とか思ったり。
 TVでは放送できないけど、永久封印されるのももったいないとは思いますが、とりあえず、どう展開するか全く読めない、筋書きをアドリブ的にリアルタイムで構築していく過酷なターンに入ったな、と。

 将来に渡って語り継がれそうな伝説の最終作になりそうな。

★宇宙刑事の新作?

 真実が全く見えない状況で、「令和の宇宙刑事ギバン」というネタが飛び出してきて、
 いや、去年、ウイングマンで見たし、と思ったり。

 やるなら、坂本監督がメインだといいなあ。
 戦隊が終わって、トップバッターが誰がいいかなあ、と考えたら、この人がベストと思う次第。

 ただし、宇宙刑事シリーズの復活はOKでも、レギュラー番組でギャバンという固有名詞はやめて欲しいかな。
 元々、ギャバンって大葉健二さん演じる一条寺烈の本名で、バード星人の父親ボイサーと地球人の母・一条寺民子の子どもとして、ギャバンが誕生。行方不明の父の捜索も含めて、宇宙犯罪組織マクーと戦うヒーローです。
 つまり、烈が蒸着してギャバンになるのではなく、ギャバンが地球では烈と名乗っている。

 後輩のシャリバンとシャイダーは、後付けのコードネームですが、ギャバンだけは本名。
 また、メタルヒーロー4作めのジャスピオンや、5作めのスピルバンも本名で、本来は2代目ギャバンというのもおかしいんですね。

 2代目・織田信長とか徳川家康と言っているもので、後継者が本名をそのまま継承するのもなあ。
 でも、2012年に、ギャバンを襲名した十文字撃というキャラが出てきて、劇場映画からDVDなどで、平成ギャバンの物語が作られて、それがスペーススクワッドに結実した。
 ピーター・パーカーみたいな固有名詞だったギャバンが、スパイダーマンみたいなヒーロー名としてブランド展開される流れですが、できれば、ギャバン以外の新しい固有名詞で新出発して欲しいもの。

 宇宙刑事◯◯バンとか、適当な映画監督の名前をアレンジするとか。
 ギャバンそのままだと、どうしても先代と比べて、どうこうってなりますし、ギャバンの復活ではなく、宇宙刑事の復活で、作品を売るためのブランドとして、宇宙刑事シリーズの新作は賛成、そこにタイトルからも、ただのリメイクじゃない新基軸を用意して欲しい。

 言わば、必殺シリーズを復活させるのに、「必殺仕事人」というタイトルだけで長々と続けるのではなくて、「必殺◯◯人」という形で、アレンジタイトルを付けて、伝統と革新の両面を示して欲しいわけで。

 仮にギャバンをタイトルに冠する場合でも『宇宙刑事ギャバンS』とかで、Sにスポットを当てるとかね。
 S=後輩のシャリバンやシャイダーの頭文字。また、複数形のSを意味する。

 ギャバン隊長(2代目の撃)を中心とする、ルーキーのSとパートナーヒロインを用意して、ベテラン、新人若者、ヒロインの3人体制。
 主役は当初、ギャバンに見えて、新人くんが後から成長して、頭角を表す。
 ギャバンを中心とするチーム宇宙刑事だったら、戦隊からのつながりと、相棒みたいなバディ刑事ものの要素を満たせる。

 とりあえず、ギャバンの名前を使うなら、しっかり平成のギャバンも登場させて、初代ギャバンはバード星で長官役をやって、ゲスト出演程度でもいいので、3世代宇宙刑事でもいいけど、
 新人くんにギャバン以外のコードネームを名乗らせて、『俺はギャバン・スクワッドの新星ストライクだ!』とか言って、ギャバンをチーム名にするのもいいかも。
 とにかく、やるならタイトルにも新鮮味が欲しいわけで。

 タイトルが変われば、別作品として見られますし、タイトルを変えなければ、『脚本家』『音楽』『アクション』など、どこをどう変えても、こうじゃないとツッコミ要素になるわけで。
 ギャバンなのに、こういう要素が足りてなくて残念だ、とネガティブな批評をなくすには、「今度の宇宙刑事は、今風にこんな感じに切り替えたのか。まあ、頑張れ、後輩」って気持ちで見れる。
 宇宙刑事が増えるのはOKだけど、ギャバンが増殖するのはやめてよね、と。

 ギャバンが出るなら、巨大メカとして、電子星獣ドルを出せ、と思うし、でも、ドルは80年代という時代だから、ウケた。それをそのままCGでやっても、懐かしいという気持ちになっても、新しいアイデアすげえ、とはならない。
 宇宙刑事という土壌で育つ新しい作物を味わいたいのであって、同じもののブラッシュアップは年一回のお祭り復活はよくても、週一回の日常で40年前の焼き直ししか作れないのでは、可能性を自らつぶす結果だな、と。

 ギャバンは当時の新機軸、これまで見たことのない新ヒーローだから、時代を切り開けた。今度の作品にも、そういう新時代の精神性をこそ、引き継いでもらいたいな。
 そのために過去のブランドそのままのタイトルだったら、まずは、そこから変えようよ、と。
 「ギャバンからの発展した新作」が見たいのであって、「ギャバンをリメイクしたもの」が見たいわけじゃない。そして仮にギャバンを使うなら、「伝統重視のギャバンと、新感覚の部下ヒーローの対比もの」ですね。
 それこそ「藤岡さんの1号ライダーと、子世代、もしくは孫世代の新人ライダーとの関係性」とかね。これも鎧武とゴーストの2種類の関係性があって、

・対鎧武:俺は平成ライダーを認めない。お前たちのやってることは甘っちょろい。もっと覚悟を示せ、と昭和の分からず屋な御仁。

・対ゴースト:若い子の尊厳を認め、きちんと言葉で理想を示す。説教がましいけど、自分の覚悟を背中で見せる。そして、劇中で死ぬ。死んでも不死鳥のように蘇る。同じ死んで復活したライダーであるゴーストをもビックリさせる。まあ、主演が1号で、ゴーストが客演なんだけど。

 要は、若い子の前に立ちはだかる壁になるか、若い子の前を駆け続ける風になるか、の違いですね。

 いずれにせよ、まずはゴジュウジャーの残務処理みたいな作業を頑張った上で、次への引き継ぎまで上手くできることを、ファンとして願っています。

Re: 11月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/11/13 (Thu) 22:51:05

 臨時の追加書き込みです。

★ゴジュウジャー38話の予告

 テレビ朝日の公式サイトにて、放送未定だった38話の内容が公開されました。
 角乃主役回だった「幻の38話」を飛ばして、(おそらく)39話のために準備していたクオン主役回を持ってくるようです。

https://www.tv-asahi.co.jp/50ger/story/0038/

 つまり、前回、自分が予想した総集編その他の予想は全部外れということですな(汗)。
 考えてみれば、撮影済みだった先のストックがあるんだから、そっちを先行放映するという手があるんだった。

 しかも、筋書きを見ると、クオンとゴジュウジャーがリボンの能力で監獄に囚われる、という内容なので、角乃だけいないという状況が普通に作れる(男牢と女牢は普通別々だろうし)。
 すると、このままゴジュウユニコーン(角乃)は代役を立てずに、変身前はタッチせず、変身後だけ映すだけでも問題ないのでは?
 少なくとも、幻の38話を飛ばして、それ以降だけでも問題なく話を展開できる?

 まあ、単に問題を先送りしただけ、と考えることもできるのですが、先送りすることで発生した時間を使って、何とか辻褄合わせができそうであれば、残り3ヶ月の間に、上手く調整可能かも、と。

 いずれにせよ、角乃降板の穴をどう埋めるかで、非常に強い関心を持って、ゴジュウジャーの動向を追うようになってますな。
 後番組の情報も含めて、目が離せなくなってしまった、とか。

 これが最後のスーパー戦隊と思えば、是非とも見届けなければ、と使命感にも駆られたり。
 これで、視聴率が急に上がってる可能性もありますし、何だかゴジュウユニコーン関連の玩具が、この騒動で急に売り上げが上がったという噂も聞きます。再販されないであろうから、プレミア価格が付くだろうという転売目的の可能性が。

 良くも悪くも炎上商売で、話題性が高まっているのも事実。
 決して喜ぶべきことではないですが、長年のファンとしては、災い転じて福と為すバイタリティーで、次につなげて欲しいと思います。

Re: 11月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/11/15 (Sat) 19:11:51

 さらに追加書き込みですが、

★ゴジュウジャー38話(明日放送分)のゲスト俳優

 ユニバース戦士としてデカレッドが出る予定ですが、変身者を演じるのが、牙狼の初代主演・冴島鋼牙を演じた小西遼生さんとのこと。

 つまり、ゴジュウウルフと、リングハンターのガリュード(クオン)に、牙狼の役者が絡む話なので、配役的に楽しみができた次第。

★ゴジュウユニコーンの新女優

 公式サイトで、こういうお知らせが出ました。

https://www.tv-asahi.co.jp/50ger/news/0028/

 内容は、一河角乃をキャラ続投、演じ手だけを交代する形で乗り切ろう、と。

 で、その演じ手ですが、ドンブラザーズのオニシスター(鬼頭はるか)を演じた志田こはくさんが「2代め一河角乃」として、40話から出演されるそうで。

 この展開は、ビックリですが、話題としては面白い。

「オニシスター、ゴジュウユニコーンにアバターチェンジ」ってことですからね。
 この話を先週聞いても、信じ難いと思ってたはず。

 何でオニシスターが? というツッコミに対しては、「角乃の初登場は、ドンモモタロウ総理の秘書みたいな立場」だし、縁がないわけじゃない、と無理やり納得できる(笑)。

 角乃の姿形が変わったことに関しては、「ハイクラスラグジュアリー名探偵だから、これぐらいの変装は簡単」とか、何やら不思議な力で、姿が変えられた(テガソードの力か、ブライダンの力か、厄災の呪いか、理由はテキトーにこじつけられる)と説明されればいいですし、
 戦隊ファンがピンチヒッターの娘を受け入れられるかどうかですが、オニシスターだったら、どんなトンチキな説明をされても、ドンブラ時空の世界観だと考えれば、十分許容範囲かな。

 果たして、このアイデアを出したのは、ドンブラの脚本家の井上敏樹さんなんだろうか、と噂が早くも飛んでいるようですが、
 ともあれ、オニシスターとゴジュウユニコーンは角つながりという縁もありますし、
 超展開に、うわ〜、サプライズ来た〜とテンション上がっております。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/16 (Sun) 23:34:28

 定期感想その1です。

 スーツアクターの鍜治洸太朗さんの負傷の件、いったんは軽傷かと思ったのですが、こちらで「かなりの重傷で下手すると再起不能」と伺い、再び心配になりました。鍜治さんは16日、Xで退院を報告されたものの、「復帰にはまだかかるけど」とのこと。やはり、相当に深刻な事故だったようです。

 1日も早い快癒と復帰をお祈りしたいと思います。それにしても、スーツアクターさんの事故の報でゴジュウジャーの報道(降板とか終了とか)を忘れそうになるって、自分が何を観たいかを示しているようです。そういう意識があると自覚がなかったもので、少々意外に感じたり。

●ゼイラム

 Youtube「ギャガ公式チャンネル」で無料公開になってました。3週間前に公開してくれてるんですが、Youtube観た後の関連動画で今ごろ気づいた次第。
https://www.youtube.com/watch?v=NSMXmlqTduA

 こちらではだいぶ前(調べると2016年)、牙狼の雨宮監督作品ということでちょっと話題に出して頂いてますね。そのときに自分も興味を示してはいたんですが、いかんせん本編を観る手段が(無料では ^^;)なく、それっきりに。

 1991年公開ですから、もう34年前の作品ですか。確かに特撮部分とか古い感じはありますし、低予算で作ってるというのも見えます。例えば出演者少ないし、変化にも乏しい。が、面白い。

 ひたすら「逃走した生物兵器ゼイラムを追っかけて戦う」だけに絞ったことがむしろ良かったと言えそうですが、やっぱり作り手(雨宮監督)が巧いということなんでしょうな。後の牙狼に通じるものも感じます。しかし、同時期の「鳥人戦隊ジェットマン」と通じるものがあるかどうか、ちょっと自分では判断できずですorz。

 作品アイデアがシンプルなだけに、ストーリーを追って細かく感想を言うのは難しそうです。序盤でゼイラムが脱走して、主人公イリアが追うことになる。が、ゼイラム捕獲のために設けた閉鎖空間に地球人2人が巻き込まれる。

 イリア側の事故・手違いで地球人2人がゼイラムに立ち向かわなければならなくなったり、しかしせっかく捕まえたゼイラム地球人2人がドジって逃げられたり。イリアが何とか現場復帰してゼイラム倒すも、急所を突いてないので復活されたり。

 そのせいでイリアが閉鎖空間に取り残されて、地球人2人がまたもコミカルに奮戦。最後は3人で力を合わせてゼイラムの急所を突いて倒してめでたしめでたしですが、イリアと地球人2人はいつの間にか情が移ってて、別れがちょっと辛い。

 説明してみると、よくあるパターンな気がしてしまいますが、観ている間は夢中になりますね。たぶん、アクシデントやイベントのタイミングとか、テンポや強弱とか、細かい部分によるものなんでしょう。要は作り手の技量ということになりましょうか。

 続編の「ゼイラム2」(1994年)はYoutubeとかで無料公開してくれるのかなあ。初作が面白かったんで期待してしまいます。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第38話:ジャッジメント・リングハンター )

 ゴジュウジャー関係の情報、ありがとうございます。速報と言える素早さで大変助かります。

 第38話予告については、自分は完全ノーチェックでした。正確に申すと、録画機で予約するときにゴジュウジャーもチェックしており、そちらが変化ないんで(タイトル未定のまま)、ネットの方のチェックをしてなかったんで気づけず。

 その第38話が今日でして、こちらで伺った通り、角乃主役回を飛ばしてのクオン回としたようですね。ネットで調べ直してみても、もともとの第38話は封印となったんだろうという解釈が主流となったようです。

 その後、昨日(11/15)になって、SNSのトレンドで「オニシスター」が上がって来まして、一瞬不安になりました。「まさか訃報じゃないよな?」と思いつつチェックすると、「角乃/ユニコーン役に志田こはくさん」というもの。複数のファンがドンブラの鬼頭はるかの「ええぇぇ~~!」の変顔画像添えて驚いてましたが、自分も同じびっくりです。

 その情報のソースどこだろうとあれこれ見てみたら、今話のゲストに小西遼生さん出演という情報に行き当たりまして、さらにびっくり。「ついに牙狼と戦隊に役者さんつながりできたか!」という嬉しい驚きですね。これでちょっと気分上がりますと、「ゴジュウジャーのピンチに、オニシスターと黄金騎士が駆けつけた」ような気もしてきます。

 それらをもうちょっと詳しく調べようかと思ったタイミングで、ご投稿頂きまして、要点と解釈をまとめて頂いて助かりました。独力でネット検索すると、最初は混乱することがよくあるもんで。公式などの確かな情報と、ファンのうがった見方、あるいは炎上狙いのデマとか、なかなか見分けがつかなくて。もっとも、根本原因は自分の知識不足だったりします。

 それにしても、角乃/ユニコーンの役者さん交代は本編ではどう扱うんだろう。演じる人が変わっても、吠らは「今まで通りの角乃」という態度になるんだろうか。それとも、容貌変化に理由を設定したりするのかな。「オニシスターがユニコーンに」と知ったときは、てっきり「緒乙が(いったん過去に飛ぼされたとかで)成長して、ユニコーンの後継に」かと思ったんですが、角乃役で引き継ぐわけですからねえ。どういう手を打ってくるのか、第40話待ちです。

 ともかく本編。謎が多かったクオンの立ち位置を明かしていくようでいて、かえって謎が深まる部分もあるという回みたいです。冒頭は給仕のバイトする吠に絡んでいくクオンから。クオンは小さきときの話を混ぜたりして、吠を揺らしてくる。吠は「ブライダンがいない歴史」で円満で幸福な家族も経験しているだけに、動揺は激しい。

 そうなると吠が気になるのは「(兄:久光は)なんでそんなに変わっちまったんだ」ということですね。それを待っていたかのように、クオンは「僕はブライダンに入ったつもりはない。僕の願いはお前と一緒にいることだ」と。

 そう引きつけておいて、クオンは「また期待しちゃった? お前は本当に学ばないね」とあざけって突き放す。さらに「僕はテガジューンの切り札。僕の獲物はお前らの指輪だけだ」。相手(吠)が欲しいものをちらつかせ、相手が思わず手を伸ばしたら、すっと引っ込める。余計に欲しくさせる、上手くてずるいやり口です。が、クオンの手に異変が現れまして、クオンはクオンで何やら焦るものがある様子です。

 ブライダンにはクオン以上の曲者がいたようでして、前話で登場のリボンですね。ブーケは姉として(つい陸王を忘れるほど)妹リボンを大事にしてますが、リボンはうわべだけ喜んで見せてるだけでしたか。本音の望みはブライダンのトップにのし上がることみたいですね。テガジューンに取って代わりたいかどうかまでは分かりませんが。

 リボン、テガジューンに貰った小箱(箱庭の牢獄/リトルプリズン)を使い、ブライダンの番犬ガーディン2体を従え、ひと騒動起こし始める。指輪をゲットすると言いつつ、敵味方お構いなしに小箱の牢獄に閉じ込めてしまおうというものですね。もっとも、閉じ込めてからどうするかはあまり考えていた形跡がなかったみたい。

 一方、ゴジュウジャー側には吠を良く知る人物が現れる。小西遼生さん演じる巌紅葉/デカレッドですね。前に再生された死人として現れた高梨嶺と共に、ノーワンワールドで吠と久光/クオンを守っていた恩人でもある。高梨嶺とは異なり、巌紅葉はノーワンワールドから生還しており、指輪を得てデカレッドになっている。願いは「クオンの改心」でしたか。

 巌紅葉はまずクオンにデカレッドとして正面からぶつかる。拳で語るタイプなのか、クオンの執着が強すぎたからなのか。ついに紅葉/デカレッドはクオン/ガリュードを叩きのめしまして、そこへ吠らゴジュウジャーが駆けつけてくる。そこに現れたのがリボンでして、この時を待っていたらしく、みんなまとめて小箱の牢獄に取り込んでしまう。クオンまで巻き込んだのは、明らかに意図的ですな。

 そこからは牢獄脱出作戦開始なわけですが、その前に紅葉から、吠も知らないクオン/久光に何があったかの話。ブライダンに連れ去られ、テガジューンに呪いをかけられ、手駒とされたというものですね。ただし、紅葉にはそう見えたということでして、真相は後でクオンから語られることになる。この時点では、クオンは曖昧ながらも、紅葉や吠に希望を持たせるような態度を取ってますな。

 それにより紅葉・クオン・吠の共闘が成立しまして、脱獄作戦はすいすい進む。看守アーイーを手玉に取り、監獄の鍵がある部屋までたどり着いてバトルへ。ガリュード/クオンはウルフ/吠と息の合った戦いを見せ、番犬ガーディンを撃破。いかにも「言葉で語らずとも戦いぶりで真意を見せた」感じですね。これを見たデカレッド/紅葉も「フッ」と満足げに笑って、もう1体のガーディンを倒す。

(今週分も、角乃はいないけどユニコーンは戦ってる。まだこれに慣れることができませんorz。)

 そして全員一致の力で鍵を破壊して牢獄脱出。これに驚くリボンに、ガリュード・ウルフ・デカレッドが揃って武器を突きつける。いい感じの流れなんですが、ある意味、期待通りにガリュード/クオンが突如の裏切り。クルリと向きを変え、ウルフとデカレッドに一撃を入れる。

 クオン、紅葉の指輪を奪うと、ブライダンでの真相を語る。ガリュードたることは強いられたのではなく、呪いをテガジューンに望んで得たものだと。呪いとは、力を得るが、最後にはテガジューンの一部となってしまうこと。クオンは破滅タイプの人間なのか、それとも得た力で呪いを回避する可能性に賭けてるのか。

 もっとも、クオンはそのまま去ってしまう。止めを刺す気はないようですね。自分(クオン)を陥れたリボンに対しても、「次やったら」と警告に留める。紅葉は「俺の願いは、端から見当違いだったらしい」と嘆いてますが、あながちそうでもないのかも。まだクオンの(それ以上落ちようがない)底まで達してなかっただけのようにも思えます。その辺りは今後に描かれるんでしょう。ただ、心配なのは、吠がクオン/久光を今度こそ本当に諦め始めちゃった様子があることです。

 非常に気になるところですが、次回「燃える密着!見せてやるんだ指輪のパワー!」は、「東映の熱血プロデューサー・関本カズ(関智一)」による再びの総集編ですか。これもゴジュウジャーのピンチを救いに来た(声の)ヒーローということになりそうです。

 ここまでは本日中にと思いまして、中途ですが投稿します。ゼッツは明日にでも。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/18 (Tue) 00:01:51

 定期感想その2です。

●仮面ライダーゼッツ(第10話:消える)

 今話は事件発生編で、何が起ころうとしているかを描いてるわけですが、どうもうまく飲み込めません。「3枚の絵に隠された国家機密の争奪」であるわけですが、夢と現実のどっちに隠されているのかとか、ちょっとはっきりしない。

 狙われたのは夢主(おそらく渥美太郎)が夢で所有する絵。渥美太郎は絵に「あの秘密」が隠されていることを知っている。他にも誰かの夢で2枚の絵が盗難に遭っている。夢で絵が盗まれると、現実でも対応する絵画が消失する(絵が浮遊してどこかへ行ってしまう)。

 その点は前エピソードで「夢で毒を受けた人は現実でも倒れる」がありましたんで、今回も夢の出来事が現実に影響すると理解しておけばいいんでしょう。毒殺の本命は現実の人物でしたから、今回も現実の絵に隠された国家機密でいいんでしょう。

 しかし、ノクスはあくまでも夢の中の絵に対して何か行ってるわけですね。夢の中の絵を盗難で操作して、現実で国家機密の絵を手に入れたのなら、夢の中の絵はもうどうでもいいはず。となると、「国家機密が隠されているのは夢の中の絵なのか?」という疑問が出てきてしまいます。

 確かに、夢の中の渥美太郎は絵が盗まれたショックで「あの秘密がバレてしまう」と口走ってることから、秘密の内容を把握しているはず。そうなると、絵を盗まずとも渥美太郎に口を割らせればいいんじゃないかとか思ってしまいます。

 渥美太郎は絵に何についての秘密が隠されているか知っているが(だから現実世界で欲しがっていた)、詳細までは知らないと解しておけばいいんだろうか。他の2枚の絵についても、おそらく同様(秘密があると知っているが詳細を把握してない)と思っておけばいいのか。

 その解釈で行けそうなのは、どうやら絵画3枚セットで国家機密が隠されているらしいことがあります。ノクスは3枚の絵を手に入れて、「これで国家機密が回収できる」と言ってます。漫画「コブラ」(寺沢武一著)では三姉妹の入れ墨を正しく合わせると宝の地図になるってありました。それと似たようなものなのかも。

 そんな感じでいろいろ考えてみてはいるんですが、いかんせん本編の描写・情報ではハッキリしない。夢の絵と現実の絵のどっちに国家機密があるのかも曖昧。渥美太郎が心配する「あの秘密」が国家機密のことかどうかも不明な感じです。次回で種明かししてくれるのを待つしかなさそうです。

 ともかく本編。冒頭からは莫がヘリコプターから飛び出して降下とか派手な登場ですが、ミッションは家政夫として渥美太郎邸に入り込むことなのか。狙いは国家機密の奪還ですが、現時点ではどこに隠されているかは分からない模様。ねむもこの夢に来てまして、役回りはアンティークの人形ですか。

 しかし絵が盗まれてしまいまして、となると国家機密はその絵にあり、ということになる。渥美太郎も「あの秘密がバレてしまう」と焦ってるわけですしね。後で明らかになりますが、犯人はカビ系のモウルドナイトメアでして、逃走経路に胞子を残してしまう欠点がある。それを追って行けばいいわけですな。

 が、それってトラップだったのかも。莫とねむが犯人を追跡すると、銃を構えたノクスが現れる。追うつもりが、おびき出された格好ですね。莫はノクスのことを名前含めてほとんど知らず、しかしねむが「私とおなじみたい」(夢の中だけで活動できる)と。その指摘はノクスが現実世界で自分を復元と言っていたことと符合するわけですね。

(しかし、ノクスはちょっとだけ現実にも顕現していたはずで、ねむの理解は正確ではないかも。主に悪夢内で活動するも、夢と現実の境界辺りまでは出てくる、でいいのかな。)

 ノクス、今回は手を引けとの警告のために現れたようでして、銃で一撃された莫は現実では元気に目覚めただけ。そこからは現実での捜査となりまして、富士見らの調査によると、アネモネが描きこまれた絵が不思議な盗難(絵がさまよい出る)に遭っているとのこと。渥美太郎が夢で所有していた絵にもアネモネがある。

 さらに現実の盗難現場ではカビの胞子が発見されており、そこも莫が夢で見たものと同じ。莫が夢に潜入できるのは(夢主が寝る)夜まで待たねばならないので、まずは現実での捜査。富士見らの聞き込みにより、盗まれた絵は「小鷹賢政」が美術館に寄贈したものと判明する。ノクスが寄贈して、ノクスが盗み出してるという奇妙な状況になるわけですが、富士見らはそこまでは分からない。

 一方、莫は「名画を守る会」と称して別の美術館聞き込み。自分はうっかりしてまして、莫がまだ富士見から小鷹賢政について知らされてないことを失念してました。莫が美術館員から「小鷹賢政」と聞いて、渥美太郎の写真を見せたシーンで一瞬「あれ?」とorz。

 美術館員は渥美太郎の写真を見て驚き、それもそのはずで絵を売ってくれと何度も頼みこんできた人物でしたか。盗まれた他の2枚の絵も渥美太郎が欲しがっていた可能性は高そう、となる。となると、夢で絵を所有して満足げだった渥美太郎が夢主。欲しいという気持ちが夢に現れたってことですな。

 その夜の莫の寝室での捜査会議(?)で、ようやく莫は富士見から小鷹賢政について知らされることとなる。顔写真もあったんで、莫の中で「ノクス=小鷹賢政」とつながったわけですね。しかも、渥美太郎に狙われた絵について知らせていたのは小鷹賢政だったと。

 莫は再び夢に入り込み、盗まれた絵画を追う。3枚の絵を入手したモウルドナイトメアは名画を完成させると言って、絵に何か施す。すかさずノクスが現れて、「これで国家機密が回収できる」とほくそ笑む。そこへ莫が駆けつけまして、バトルとなる。ラストはノクスが名乗りまして、「そんな男(小鷹賢政)はもう存在しない。俺の名はノクス、夜を生き、夢をさまようエージェント」と。エージェントってことは、所属する組織があるとなりそうです。

 しかし、やっぱり分からんです。ノクスは国家機密を隠した3枚の絵画を美術館に寄贈しておいて、夢主:渥美太郎に欲しがらせ、その夢の中で絵を盗み出したことになります(たぶん現実でも絵を入手はしてるんでしょうけど、ナイトメアが手を加えたのは夢の中の絵のほう)。何のマッチポンプなんだろうか。

 そこが気になるところですが、次回「腐る」では「不思議の国(ワンダーランド)」での戦いとなるようでして、絵的な見栄えのほうが見どころなのかもです。

●仮面ライダー電王(第37話:俺、そういう顔してるだろ?、第38話:電車の中の電車王)

 ラスボス:カイ登場でありますね。こちらでウルトラマンオーブのクレナイ・ガイを演じた石黒英雄さんだとのご教示がありまして、そこも意識して観てみたんですが、やはり印象が違ってるかなと。オーブのガイですと安定して自信もある感じなんですが、電王のカイだと不安定で危ういという、いわば真逆な印象です。

 そこは当然、役柄ということは大きいんでしょうけど、年齢もあるんでしょうね。オーブのガイのときは石黒英雄さんは20代後半(さらに後続作品へのゲスト出演時はもっと上)、電王のカイのときは18歳で未だ思春期引き摺ってる感じがあります。

 それぞれ、石黒さんが演じやすい時期に配役になって、印象的なキャラクターになったのかなと思います。電王のカイですと、前の一気見で最終回観終えた印象が「自分の存在を賭けて戦っていた」というものです。

 が、改めて登場時を観なおしてみると、状況をかき回して楽しむトリックスターという感じですな。前にカイとゴ―バスターズのエンターが似ている気がすると申した覚えがあります。そのときは、両者の最期の印象が重なると思ったんですが、どうも登場時の印象も被るものがあるような気がしてきます。何やら遊び半分で戦っているような雰囲気という点ですね。

 電王では、遊び半分のキャラクターが既にいまして、リュウタロスですな。序盤での登場時では、何者か(実はカイ)の指示で良太郎の刺客として現れるも、引き受けた理由がデンライナーの車掌にしてくれるから。今週分でもそこはちょっと引き摺ってたようで、デンライナー暴走でショック受けてました。

 今週分はカイ登場と絡めてリュウタロスの成長ドラマがメインになってるようでして、リュウタロスがカイと決別し、1人のイマジンであることを自覚して(愛理への思慕もリュウタロスの気持ちである等)、真に良太郎側に立つことを決意するまでを描いてますね。前の一気見のときは、リュウタロスがたった2話でここまで激変するの、意識できてなかったようです。

 しかし、リュウタロスがようやく良太郎と共にあろうと決意したとき、既にイマジンと良太郎の未来が別々である可能性が浮上してくるわけで、なかなかにほろ苦くもありますな。もっとも、それが分かるのはまだ後でして、今のところは何となくの雰囲気が漂ってるだけですけれども。

 ともかく本編。リュウタロスが大好きな愛理お姉ちゃんの絵を描いているときも、頭に声が響くらしい。おそらくは「良太郎を倒せ」という声ですね。その声の主も登場でして、カイですね。ニッコリ、あるいはニヤニヤしていても、気分は怒ってるのだと呟いてたりする。ぱっと見にはポーカーフェイスの一種かと思えますが、実は気持ちと表情が一致しない、さらにはおそらくは感情に何らかの欠落があるような印象になっていきますね。

 しかし、この時点ではそこまでは分かりません。腹を立ててはいるが、状況や他人を引っ掻き回す面白さが勝ってるとか、気持ちを隠してるとか、そんな風に見えます。が、叫ぶと空の星が逃げるほどの力を持っている模様。配下も多数いますな。ネットで調べてみると、幹部格のレオイマジンと戦闘員のレオソルジャーですか。

 その頃、カイの声が止んだリュウタロスは「お姉ちゃん(愛理)の絵」を描き上げまして、愛理に渡すと言いだす。良太郎に憑依して渡せばいいと考えたようですが、モモタロスらのアドバイス「それでは良太郎が渡したことになり、リュウタロスからのプレゼントではなくなる」が理解できてない。つまり、良太郎とリュウタロスが別人であると意識できてないわけですね(実際に幼児に見られる心理らしい)。

(モモタロスらの言は直接的には良太郎とR良太郎のことですが、いずれイマジンと良太郎の未来が「分岐」するという暗示にもなってるのかな?)

 リュウタロスのR良太郎はウキウキと「ミルクディッパー」に赴くわけですが、愛理と侑斗が楽し気に話しているのを見て激高、乱暴な態度で店を飛び出してしまう。愛理は(前には気づかなかったようですが)、R良太郎が良太郎ではないと気が付いたみたい。そこが後でリュウタロスにショックを与えてしまうわけですな。

 リュウタロスが何とか引き下がったのは良太郎の必死の呼びかけによるものですが、それはそれで頭に響く「声」ではあるようですね。イラついたリュウタロス、久々に「リュウタロスダンサーズ」を呼び出してダンスに興じ、そのままディスコ(?)に繰り出す。

 それで思ったんですけど、リュウタロスが序盤からダンサーズ召喚して踊りながら行動してたの、もしかして頭に響く声がうるさかったからなんじゃなかろうか。単に気分が乗ってダンサーズ呼び出してもいたんでしょうけど、不快な耳鳴りが如き「声」から気を逸らしてることも多かったのかなと思えます。

 が、カイはリュウタロスがダンスに興じるのを待ってたらしい。乱入してダンス勝負挑んでますな。そうしてリュウタロスに興味を持たせておいて、「リュウタロス」と呼びかける。リュウタロスにギョッとさせておいて、声の主であるという自己紹介ですな。

 リュウタロスは不快な声の奴だと気づいて、直ちに電王ガンで挑む。なんかカイの思う壺という感じ。実際、そこに控えていたらしいレオイマジンが直ちに応戦してたりする。が、電王ガン/リュウタロスの戦意が高まると、カイが「話聞けよ」と押しとどめる。

 リュウタロスはイラっと来たんでしょうけど、カイはすかさず「桜井侑斗をちょっと驚かせてみる」を持ちかける。ここまで来ると、もうリュウタロスを手のひらの上で転がしてるが如くです。まあ、リュウタロスはメンタルが幼いんで、こういう応対には弱いんだろう。

 リュウタロスはいったんデンライナーに戻りますが、デンライナーがどこかの駅に到着してますな。少し遅れてゼロライナーも到着。未来への分岐点を監視する「ターミナル」ですか。コハナ出現の原因となった、例の新路線のせいか。ちょっと笑っちゃうのが駅長がオーナーそっくりという点ですね。この2人が並ぶと、何となく異様な感じがしてしまいます(^^;。

 が、それで笑ってる場合ではなくなりまして、リュウタロスがカイに貰ったチケットとパスをゼロライナーの操縦バイクにセット、暴走させてしまう。ゼロライナーはデンライナーと強制連結し、突っ走る。こうなるとはリュウタロスは知らなかった模様。デンライナーにはナオミが残っており、ゼロライナーへはデネブが追い付くも、この2人で何とかできるかどうか。

 モモタロスらも指をくわえて見ているはずはなく、対処を開始しますが、カイの戦闘員レオソルジャーが足止めして来る。駅から逃げ出したリュウタロスへはレオイマジン、さらにカイが襲って来る。ゼロライナーへの工作が成功すれば、意のままに動かないリュウタロスは用済みってことらしい。それも戦術というよりカイの気分的に、という感じですね。

 レオイマジンに対しては駆けつけた侑斗がゼロノスで応戦するも、カイは悠々とリュウタロスに迫る。またも、まずは気持ちを追いつめて行ってますな。現時点でのリュウタロスが意識したくない「良太郎とリュウタロスは別人、だから愛理はリュウタロスのお姉ちゃんではない」という点ですね。イライラが募ったリュウタロスはダンサーズを召喚するも、カイに易々と操られてしまう。

 そこまで追い詰めておいてから、「俺(カイ)が一番消したいのは、お前だから」とニヤニヤ。そしてリュウタロス得意のダンスで一撃加える。徹底的に心をくじきにかかってますな。それでもリュウタロスが立ち上がると、「俺(カイ)が一番潰してんのは、お前じゃなくてそれ。野上良太郎って気がするけど」。

 リュウタロスは前に負けん気出し過ぎて良太郎に重傷負わせてますし、良太郎=愛理の弟と自分を同一視してたりもする。愛理が大事にしている弟を傷つけるわけにはいかない、と思い出してしまうわけですね。どう出てもいいようにあしらわれたリュウタロス、ついに戦意喪失で逃げだす。これをダンサーズが負う。ゼロノスはレオイマジンにかかりっきりで助けに行けない。

 それでも何とか逃げおおせたリュウタロス、「ミルクディッパー」に辿り着く。が、愛理が弟として大事にしてくれると思ったら、愛理から「あなた、良太郎じゃないわね」とかえって止め刺されてしまってますな。それでも愛理、心配してくれて傷の手当てを言ってくれるんですが、リュウタロスはついに「違うんだ、(良太郎は)僕のじゃないんだ」と悟る。リュウタロスは行く当てもなく、またも逃げ出しますが、侑斗が見捨てず追って行く。

 その頃、デネブの必死の操作にもかかわらず止まらぬゼロライナー+デンライナーは、ついにターミナルが捕捉、対応のための列車(キングライナー)を発進させる。キングライナー、スピードもパワーも上のようでして、容易に追いつくと、崖に激突寸前のゼロライナー+デンライナーを停止させることに成功。まあ、キングライナーでかいからなあ、これぐらいはできても納得です。

 一方、リュウタロスのほうは、カイらも追い付いて来る。R良太郎ではマズいと見た良太郎、リュウタロスの憑依を解いてしまうわけですが、これって初めてやれたんじゃなかろうか。リュウタロスが意気消沈しているせいか、別人だと悟った影響か、それともリュウタロスの良太郎への気持ちの変化のせいか。

 良太郎、怒る侑斗を押さえてカイの真正面に立ち、「僕は逃げない、だから二度とリュウタロスに近づかないで」と。そこへデンライナーが駆けつけ、パスが良太郎の手に戻る。これで変身可能になりまして、カイに代わって襲い掛かって来たレオイマジンに対し、電王ソードで応戦開始。

 が、相手の戦意が高まるとフイっと逸らすのがカイですな。冷めちゃったと言い、システム手帳(?)を開いて日時を確認すると、今度は自らの体を開いて過去へのゲートを作り、レオイマジンを送り込む。良太郎もすぐさま追い、電王ライナーで対処開始。相変らず戦いぶりはジタバタですが、さすがに剣は強い。止めはリュウタロスというのが、良太郎の思いやりですね。

 それにしても今回は散々なことをやらかしたリュウタロスですが、良太郎はやっぱり叱らない。むしろ自分が至らないと言い出すわけですね。ここまで大事にされて、リュウタロスも思うところがあるんでしょう、ついに「ごめんなさい」ですか。モモタロスにからかわれると元のヤンチャに戻ってますが、愛理の絵を見る態度からは「自分は愛理の弟ではない」という自覚が生じて、愛理と決別する成長が窺えますな。

 良かった何とかなったといったところですが、最後のシーンはニヤニヤ笑うカイでして、厄介なのはこれからという雰囲気です。次話の予告映像では侑斗に何かあると匂わしてますな。確か、侑斗は過去の自分を殺害されて消えちゃうんじゃなかったかしらん。カイが操って来たイマジンは「桜井さん」狙いだったようですし、じわじわとカイの狙いを明かしてくれるわけか。

Re: 11月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/11/20 (Thu) 10:26:55

 スーツアクターさんの件、Xポストで退院報告があって、本人も復帰に向けての意欲表明されたのは、いいニュースですね。

 他に、登録商標絡みの情報で『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』というタイトルが挙がってまして、これがゴジュウジャーの後の新番組ではないか、という噂です。
 どちらかと言えば、映画やVシネっぽいタイトルかと思うのですが、まあ、今後の公式動向を見守りたいと思います。

★ゴジュウジャー

 38話は、牙狼役者とのコラボ回で、中央にデカレッドが牙狼の鎧召喚っぽいアクションでのエンゲージ、両サイドに吠と久光(クオン)という3人同時変身が格好いいな、と。

 紅葉さん、鋼牙と異なる髭面でイメチェンしつつも、所作振る舞いがやはり鋼牙していて、気品と漢らしさ、頼もしさを両立。1話限りのゲストでも存在感はバッチリでした。

 そして、40話でのヒロイン役者交代の前に、次回の39話は「関智一さんによる総集編」ですか。
 総集編予想は先週していたので、1週遅れながら予想的中でドヤ顔できます(笑)。でも、関さん登場とか、オニシスターとか想像を越えたサプライズなので、今は1話1話が楽しみな頃合いですね。

 さて、50戦隊(レッドのみ)の登場がトピックだった今作。ユニバース戦士だったり、ゴジュウジャーが指輪の力で変身したり、クオンが召喚したりして、いっぱい出てきたわけですが、まだ出ていない戦隊は何か? とチェックしてみました。
 参考資料は、公式サイトのこちら。

https://www.tv-asahi.co.jp/50ger/item/

 まず、1作めの『秘密戦隊ゴレンジャー』は掲載されていませんが、関さんが吠に指輪を託していますね。
 他にないのをざっと見ますと、

・科学戦隊ダイナマン(ダイナレッド)
・超新星フラッシュマン(レッドフラッシュ)
・光戦隊マスクマン(レッドマスク)
・忍者戦隊カクレンジャー(ニンジャレッド)
・救急戦隊ゴーゴーファイブ(ゴーレッド)
・烈車戦隊トッキュウジャー(トッキュウ1号)

 見落としがなければ、こんなものかなと思いますが、レッドマスクについては、次回予告で登場していますので、新撮シーンもあるみたいですね。
 もしかすると、「幻の38話(角乃主役回)」で使えなくなったシーン(アクション部分)を次回の編集素材に混ぜて来るのかもしれないし、
 40話のストーリーが「幻の38話」かもしれない。志田こはくさんの角乃シーンを別撮りして、元の角乃の場面と差し替えするのか(今の技術だと違和感なく合成できるかも?)。

 角乃の顔が変わった件は、完全に気にせずにスルーするのか、
「角ぽよ、雰囲気変わった?」「ただのイメチェンよ。緒乙が目覚めるよう願かけの意味もあるし、私も変わらないとって思ってね。これからもよろしく」「ああ、角乃は角乃だ」「そんなことより、あんたたちに手伝って欲しいことがあるのよ。ちょっとした人探しなんだけど……」って軽い会話で流して、本編ストーリーに流れるか、

 話をどう組み立てるか楽しみです。

 それにしても、主役格の役者を交代して、役そのものは続投というケースは非常に珍しい。
 メイクの濃い敵幹部とか(バトルフィーバーのヘッダー)、ゲストヒロイン(カーレンジャーのホワイトレーサー)、敵の顔出し女戦闘員(カクレンジャーの花のくノ一組)と言ったところですか。
 そういうキャラは、日常シーンが少なめで、コスチュームでキャラ立てしているので、中の人が変わっても、大きな違和感はなかったと思いますが、
 今回はどうかなあ。

 あと、『ウルトラマンタロウ』の日常ヒロイン、白鳥さおりさんが、20話までが、あさかまゆみさんで、20話以降が小野恵子さんに役者交代してますね。
 番組開始前だと、『ウルトラマンA』の南夕子役が当初、関かおりさんとして2話まで撮影されていたのが、急な事故(バレエによる転倒)で出演困難になり、急遽、星光子さんに交代。2話分を撮り直して、放送に至った経緯があります。
 関さんは7話と8話でゲスト出演して、宇宙人(メトロン星人Jr)に憑依されて暗躍する悲劇のヒロイン役を務めます。
 その後、南夕子自身が28話で降板して、ウルトラ初の変身するヒロイン設定が無効化されて、初志貫徹できなかったのが、その後、ウルトラマンメビウスでのA出演回に、北斗星司と南夕子の再会が描かれるなど、昭和ウルトラのフォローが為された次第。

 ともあれ、役者の急な変更は、番組内外に与える影響も大きく、後年いろいろ考察されたりするネタですな。
 今後の放送がどうなるかを気にしつつ、残り1クールを上手くまとめることを願っています。

★ゼイラム

 ゼッツは次回の感想でまとめるとして、今回はこちら。

 ゼイラム1は日本版のエイリアンと言うべき作品で、雨宮監督の初映画作品になります。
 『閉鎖環境から襲って来る異形の怪物ゼイラムに対して、捕獲回収を命じられた工作員が、巻き込まれた事情を知らない2人と協力して、サバイバルを頑張るホラー要素の強いアクション活劇』

 続くゼイラム2は、エイリアンが1から2になって、派手なアクション重視の作風になったのと同じ進化をたどっていますね。
 ホラー要素は減ったものの、機械の体に移植されたゼイラムは戦闘力も向上して、戦闘画面も派手になった。
 エイリアンだけでなく、プレデターやターミネーターの要素も導入されて、90年代の日本特撮の「ハリウッドに負けないアクションSF」を目指した作品の一つです。
 もっとも、当時、雨宮監督を評価するのは、まだマイナージャンルだった特撮ファンのみでしたが。

 アクションゲームとコラボしたオリジナルビデオ作品の『未来忍者』(1988)から、完全オリジナルの映画『ゼイラム』(1991)を経て、翌年『仮面ライダーZO』、続いて『仮面ライダーJ』『人造人間ハカイダー』とつながるのが雨宮監督の流れで、その後で『ゼイラム2』に入る、と。

 元々、デザイナー上がりの監督で、メタルヒーローのジャスピオン、スピルバンで敵キャラや怪人のデザインから映像畑にデビュー(80年代半ば)。
 『未来忍者』は、自分が構築したイメージを実現するには、自分以外に監督できる人がいなかったから、と、あくまでデザイン重視、イメージ重視。
 その独自のこだわりが、マンネリ化した戦隊にも新しい風をもたらすかも、と期待されて、『鳥人戦隊ジェットマン』の監督にいきなり登板。初メインライターの井上敏樹氏とタッグで、戦隊を新時代に引き上げた、と。

 元々、戦隊は前作のファイブマンで終了が半ば決まっていて、ジェットマンはどうせ終わるのだったら、最後に若手に自由にさせる実験作みたいな形で、次代につなげよう的な空気もあったんですね。
 ところが、ジェットマン放送中に、アメリカの方から「戦隊を海外で正式に放送させてくれないか」と打診が来て、パワーレンジャーにつながる。
 これで海外市場での収益が見込めるとのことで、戦隊を終わらせる理由がなくなった、と。

 だから、今回の戦隊終了の件は、単に少子化という問題だけでなく、パワーレンジャーという海外市場がバンダイや東映との提携が断ち切られた挙句、新作が終了して、そっちの収益もなくなった影響も非常に大きいと考えます。
 パワーレンジャーが2023年に30周年で打ち切られ、その余波で戦隊を続ける理由も薄くなった。

 すると、海外に通用する新たな作品として、ゼッツを作るとともに、戦隊ブランドも海外を視野に入れた方向性で切り替える決断をしたのかな、とも。

 それはさておき、ゼイラムに話を戻すと、ジェットマンとゼイラムの経験を経て、雨宮監督が考えたのは、「自分のイメージを形にするには、やはりデザイナーだけではダメで、監督をしないと」と考えるに至った。
 それも、戦隊のような制約の大きいTV向き作品だと、縛りが大きすぎる(玩具を売るためのプロモーションとか)と考えたらしいんですね。

 ジェットマンとゼイラムの共通点ですが、

・プロと素人の混成チームが協力する。
・ジェットマンの敵の名前はバイラムで、ゼイラムに似ている。
・バイラムの怪人は、グロ生物の次元虫が器物に取り憑いてできた次元獣で、ホラー要素が強め。とりわけ雨宮監督回だと、バイオホラー的な肉体変容描写が濃い。TVで放送できる枠ギリギリを狙っている。
・なお、グロ描写で有名な『真・仮面ライダー序章』は雨宮監督ではないけど、ライダー真の肉体変容変身シーンには彼が関わっている。ナウシカの巨人兵のドロドロ溶けるシーンに庵野監督が関わっているのと同じようなインパクト映像である。
・ジェットマンのドラマ部分は、井上敏樹さんと荒川稔久さんの影響が大きく、雨宮監督らしさは映像演出の方。とりわけ、23話と24話(魔獣セミマル回)、32話、36話、37話、44話と45話(魔神ベロニカ回)、50話と51話(最終2部作)が監督らしい傑作映像かな、と。
・1話と2話は控えめだとは思うけど、レッドの操縦するジェットホークがビル街を飛行し、建設中のビルの鉄筋の隙間を抜けていく映像は斬新。当時の技術で、ピアノ線操作のミニチュアでどう撮ったんだ、と(上から吊るす従来のやり方では不可能。ミニチュアの前後にピアノ線を仕込んで……だと思いますが)。
・ジェットマンは、ワイヤーワークで飛行する戦士たちのアクションシーンも特徴だけど、それは雨宮監督よりもアクション監督の竹田道弘さんの手柄でしょうね。
・雨宮監督作品でのアクション監督としては、横山誠さんがトップに挙げられ、続いて大橋明さんになるのかな。雨宮監督自身はアクション系の人ではないので、その特徴を考えるなら、キャラのコスチュームや背景画像、そしてビジュアルイメージになる。また、アクションをお願いするときの絵コンテ(こんな感じのアクションを実演して欲しい)を依頼するわけですね。
・TV特撮だと、スケジュールの都合で、本編ドラマの監督とアクション部分の監督は別人がそれぞれの部所を担当しがちだけど、雨宮さんはどっちにも口を挟むことが多いので、完成度が高い代わりに、毎週コンスタントに作品を制作する現場には、会社の方で使いにくくなった感じ。
・だから、劇場作品の方が中心になっていたのだけど、2000年代から牙狼の企画が続いて、4〜5年経って、深夜のアクションヒーローという形で結実。21世紀の代表作品になった次第ですね。

 ともあれ、90年代の雨宮監督をチェックするなら、ゼイラム2作とその間に収まる『仮面ライダーZO』『J』『ハカイダー』が代表作になりますか。
 戦隊は、やってみたけど制約が大きくて、十分にはイメージを実現できなかった、と本人は言っていて、でもブラックコンドルのキャラが気に入っていたようで、ご自身の監督回では、ブラックコンドル贔屓の話をメインに担当して、割とダークヒーロー好き。

 で、ジェットマンがあればこそ、正当派王道の牙狼(堅物)と、ダークヒーロー寄りの絶狼(軟派)のイメージも作りやすかったとか、ジェットマン→牙狼の流れは考えやすそう。

 ゼイラムは別路線だけど、それがあるから監督を続けて行こうと考えるに至った、という意味で、重要なんだろうな、と。

 なお、自分が考える雨宮っぽいビジュアルイメージは、敵モンスターが能面みたいな白面を付けていること。一般的に和のイメージとも言われるけど、能面がパカっと開いて、そこからグチョグチョな生物要素が飛び出すのが、雨宮風と考えていた時期がありました。

PS.雨宮監督の特徴としては、他にアニメやゲームなどメディアミックスのことをいろいろ考えてフットワークの軽い映像監督だな、と思ってます。元がデザイナーだから、絵が描ける。自分のイメージを形にするためなら、実写だろうと、アニメだろうと、CGだろうと、いろいろ実験的な試みをする人なので、そりゃあ、これだけの豊かなイメージの持ち主であれば、戦隊だけに収まらないだろうな、と。
 そして、自分にできないこと(アクション)については、監督として、それができるスタントマンとかを育成する形で、コネをどんどん広げた成果が牙狼だなあ、と思ってます。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/24 (Mon) 16:04:47

 定期感想その1です。

●牙狼:金狼感謝2025

 Youtubeのお勧めに出てきて気が付きました。11月22日公開になってますね。1時間44分もあるもんで、牙狼新作の情報量が物凄いのかと思ったら、そのうち80分は流牙の劇場版(GOLD STORM - 翔)でした。

 新番組情報のほうは流牙主人公の「東ノ界楼」ですね。来年1月からとのことで、もう間もなく。牙狼公式サイトも確認してみますと、今月7日には放映含めた情報出てました。チェックしとけばよかったんですが、鋼牙の父の劇場版「TAIGA」情報見に行ったときに他はなかったんで、しばらくは何もないと何となく思い込んでしまってたようです。

 時系列的には「ハガネを継ぐ者」のその後の話のようですね。ハガネではちょっと残念だった点:莉杏の不参加、「東ノ界楼」では解消で、最初から莉杏がいるらしい。そこは嬉しいというか安心なんですが、新キャラクターの魔戒法師エルミナを演じるのが宮原華音さんとのことで、個人的には「おお!」と。

 ガッチャードのクロトー役に好感持ちまして、牙狼でもアクション期待していいかも。牙狼からニチアサ(戦隊)へ鋼牙が来てくれて、ニチアサ(ライダー)から牙狼へクロトーが出張ってくれるという、クロスした格好になったと考えていいのかも。

 流牙劇場版のほうは、TV本編に直接連なる前日譚という感じですね。リュメ様やD.リンゴ等、この劇場版を先に観ていれば主要キャラクターの理解が容易になるようです。劇場版で得たアイテムがTV本編の巨大敵ラダンとの戦いに用いられた点も同様です。

 流牙劇場版についての感想を書けるかどうか思案中。面白いんですが、TV本編への準備という感じもしまして、劇場版で完結するような印象を持てるかどうか。もう1~2回観て、これはと感じる点があったら何か書こうと思います。

●プロジェクトR.E.D.(戦隊シリーズ後継)

 スーパー戦隊シリーズの終了と後継シリーズが東映から正式発表されましたな。タイトル中のR.E.D.はRecords of Extraordinary Dimensionsの頭文字であると共に、赤いヒーローも意味するとのこと。

 ということは、ゲストのユニバース戦士をレッドで統一してるゴジュウジャーって、新シリーズの助走も兼ねてたと考えてもよさそう。もしそうなら、ゴジュウジャーは開始時点で既に戦隊最終作と決まっていたことになります。

 自分はドンブラザーズがトリッキーな異色作と思い、次のキングオージャーで王道なんだけど戦隊っぽさからさらに離れたと思ってました。しかし、そういうのが今後のスーパー戦隊のフォーマットになるのかもと考えたら、次のブンブンジャーが戦隊らしさの王道となりまして、前2作は実験的な試みで、その成果を戦隊らしさに取り込んだのかなと。

 ゴジュウジャーは当初は主要戦士同士も争うものとしてスタートしまして、設定的には異色。ですが、50周年ということでお祭り的なものかなとか思ったら、途中から戦隊としてまとまってきた。やっぱり戦隊らしさに戻って、次の50番めの戦隊につなぐのかもとか思ってたら、戦隊終了のニュースが飛び込んできた。

 どうも目まぐるしいわけですが、「赤いヒーロー」(戦隊ではリーダー・センターポジション)でつなぐものがありそうで、ある意味、戦隊の枠をいったん広げてみる意味もあるのかもと思えてきます。

 その第1弾が、こちらでも伺っていた「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」となるわけですね。詳細はまだ分かりませんが、戦隊をメタル系へつないでいくようですな。作品数がまだ少ない未開拓の分野と思って調べたら、もう17作品も作られてたのか。見た目がコミカルなカブタックやロボタックもメタルヒーローだったって知らんかったですorz。

●仮面ライダーゼッツ(第11話:腐る)

 ちょっと視聴・感想に困って来てまして、なんとなれば「争点や勝利条件が分からない」からorz。たぶん、ノクスを謎の人物としておくために設定などの情報をわざと伏せてあるせいだと思いますが、それにしても何に期待していいかまで分からなくなるのは困りものです。まあ、今話でノクスの初期の目的は達成したようなんで、次回からいろいろ明かしてくれるなら、ここまでの話も理解が進むとは思うんですが。

 自分の思考の整理のために、今エピソードを夢主とノクスの視点で考えてみます。おそらく以下のような感じでしょうか。

・夢主:渥美太郎
 正体:夢世界では美術コレクター、現実世界では画家(主に贋作)
 3枚の絵画:自分の贋作中で最高傑作、ノクス/小鷹賢政に依頼された
 絵に隠された秘密:贋作であるということ(バレると身が危うい)

・ノクス(小鷹賢政)
 3枚の絵画:夢内の部屋への扉だが、夢主:渥美太郎にはそこを伝えてない
 絵に隠された秘密:国家機密(たぶんゼッツ類似のドライバーとカプセム)
 目的:設計情報はどうでもよく、ドライバーとカプセムの実物狙い
  (そのため、夢内の物を修復する緑のリカバリーカプセムを事前に入手)

 今話の結末からすると、上記のようになるはずと思うんですが、しかし理解しがたい点が出てきてしまいます。夢主:渥美太郎が知らない情報(国家機密)を、どうやって夢主の夢の中に隠したのかという点ですね。

 前話~今話では絵を腐食させることで隠し部屋への扉を出してましたんで、夢主に気付かせずに潜在意識に記憶を植え付けてたということなんだろうか。もしそうだとしても、わざわざ現実で絵を3枚も描かせる手間は何の為なのか。ノクスが秘密回収に手間取るだけになったように見えます。もっとも、他人から盗まれにくくなるセキュリティということかもしれませんが(他人の夢を渡り歩く存在は確認されてるわけだし;ねむ、莫)。

 夢主:渥美太郎の夢の中での自己認識も不可解です。現実では贋作画家ですね。争奪対象の3枚の絵は自分が描いている。絵の依頼者のノクス/小鷹が絵を美術館に寄贈したため不安になってる。が、夢の中では美術コレクターであり、3枚の絵は他人の作品が如き態度を示してます。夢とはいえ、そんな自己認識になるものなのか。

 どうも、作り手が観ているこちらに先を読ませないために無理あるいは無駄な情報をちりばめたような印象を受けます。そのせいで、夢主:渥美太郎が顕在意識では知らない情報が潜在意識では存在している点など、本来の謎にまつわる設定についてはあやふやな描き方になっちゃってるんじゃないかと。

 もっとも、上述しましたが、そうした点は今話でノクスが変身ドライバー&カプセムを得たことで、おいおい明かしてくれると期待することにします。とりあえずは2号ライダー確定と考えてよさそうです(次回予告映像に出てるし)。そこを隠すための、今までのノクスののらりくらりと考えれば、一応は辻褄合いそう。

 そうした曖昧さをカバーするよう、今話ではちっちゃくなってのバトルとか絵面の面白さを打ち出してたんでしょう。面白がった人は多そうで、SNSのトレンドに「アントマン」が上がってました。自分もまずそれを連想しましたが、考えることはみんな同じなんだなあ。

 次回「衝く」は「宇宙キター!」とのことで、フォーゼを意識した作りになってるのかしらん。ノクスの変身にも期待ですね。設定的な種明かしは、その次くらいからかな。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第39話:燃える密着!見せてやるんだ指輪のパワー!)

 おそらくは急遽差し挟まれた総集編ではあるんですが、封印/幻の第38話の撮影分を使ってたりするようで、なかなか興味深かったです。前半ではMr.シャイニングナイフとクオンの因縁、後半ではナイフ&ケークに支援されるリボンの戦いぶりが元々の第38話の流用なんでしょう。

 そこから元々の展開予定を妄想してみますと、幻の第38話(角乃メイン)ではナイフとクオンの因縁の解決が図られるも(テガジューンの仲裁とか)、角乃を陥れたいリボンが内部対立を煽り、ナイフ&ケークを引き込む。それを察知した角乃がリボンを撃破してナイフを宥めるも、クオンはひねくれた態度のまま。

 どうしてクオンはそうなのか、という疑問に一部答えるのが、実際に放映された第38話(ガリュードになったいきさつ開示)なんでしょう。それを知ったナイフがクオンに同情を示すようになる。一方、リボンを妹として溺愛しながらも手を焼くブーケは、妹:緒乙が昏睡状態のままの角乃を陸王経由で知り、同情するようになる。

 ナイフから(一方的に)許され、リボンと緒乙のために奔走するブーケを見たクオン、相変わらず態度は悪いままながら、緒乙復活のヒントを出す(具島玲と接触してたんで何か知ってる)。巌紅葉の願いがそういう形で少しだけ叶う、という感じでしょうか。

 いや、あかんかorz。全然まとまりがない。やっぱり自分には創作の才もセンスもありません。ゴジュウジャーの作り手は当初のプランではどうしようとしてたんだろう。

 総集編本編のほうは感想は前半は特にない感じです。そういうことだったよなあと思い出す程度でしょうか。後半はバトルでして、もともとの第38話のものらしく、しっかり戦ってまして見応えあり。

 さらに、角乃メインだったことをうかがわせるのがゴジュウユニコーンでして、テガソードゴジュウユニコーンになってリボンに止め刺しに行ってます。自分は「もしかして、どこかにオニシスター映ってないか」と思ったんですが、さすがにそこまではしなかったか(^^;。

  志田こはくさんの角乃/ユニコーンは次回「恐怖莫大!お化け屋敷でリボンは笑う」からですね。どのような扱い・登場になるか興味津々です。

Re: 11月のスレッド(2025) - K.K

2025/11/25 (Tue) 21:29:36

 定期感想その2です。

●仮面ライダー電王(第39話:そしてライダーもいなくなる、第40話:チェンジ・イマジン・ワールド)

 今週分からカイの目的がハッキリし始めますね。常にニヤニヤで状況を撹乱して楽しんでるかと思いきや、「そんな顔してるだろう?」の感情は本物だったらしい。それも、イライラから怒りに高まり、今週分では焦りに変わって来た感じです。

 ハナの本来の未来につながりそうな新路線などを踏まえて、今週分のカイの説明で判断するに、どうも2つの歴史(ないしは未来)の可能性があり、どちらを具現化するかが争点になっているようですね。1つはカイが狙っているイマジンが存在する歴史。ハナの歴史を破壊して、作り変えようとしているのが今の争いでしょうか。

 もう1つは、本来の歴史とも言うべきハナが存在する歴史ですね。そちらに戻そうとしている、あるいは存在するだけで戻せる存在が「桜井さん」(未来の侑斗)。今週分で明らかになったのが「桜井侑斗」は歴史改変に影響されない特異点ではないということ。

 しかし、おそらくはデネブと契約して得たクロノス(カード)の力により歴史改変からの修復ができる。その一端が、今週分で描かれた「侑斗の消失と復活」なんでしょう。カードが残っているうちは、そこに込められた記憶により復活できるらしい。となると、カードをすべて使い切ったら、という危惧も生じますな。

 特異点ではあるけれど、侑斗と似たような危機的状況にあるらしいのが、ラスボス:カイでしょうか。出自が謎ですね。本来の「ハナが存在する歴史」ではない歴史にいる人物と考えるしかありません。いったん、その「カイの歴史」になってから、元の「ハナのいる歴史」に介入してきたことになります。

 となると、「カイの歴史作ったん誰や?」という疑問が湧いてきます。そのカイの歴史ではイマジンも創造した誰かのはず。元の「ハナのいる歴史」の誰か(たぶん特異点)が「自分が空想したイマジンのいる世界が欲しい」と思い、過去に介入してカイに歴史改変そそのかしたとか。しかし不完全だったんで、逆にカイ自身の存在が不安定になり、今の争いに至ったとか。

 でも、一気見で最終回まで観たときにそんな「ラスボスの背後にいる黒幕」なんて匂わされもしてませんから、作り手のプランとしてはそんな存在は仮定もされてないんでしょう。タイムパラドクスとかは緩く作ってあるらしいんで、考えすぎるといろいろ無駄に設定ありそうに思えるだけということか。

 ともかく本編。冒頭はパンダラビットイマジンが登場早々に討伐されてますが、カイの焦りを暗示するシーンなんでしょうな。良太郎側は過去でのイマジン憑依不能の対処として、できる限り現在でのイマジン討伐という戦術を採用。これだと、カイの狙い「過去を逃げ回る「桜井さん」抹殺」が果たせない。

 良太郎、パンダラビットイマジンを現在で倒しておいて、それでも過去に飛んでみる。カイの操るイマジンの狙いに気が付き始めたようです。イマジンの行く先には必ず「桜井さん」がいる。本当は「桜井さん」抹殺ということでして、今週分でそうなるとどうなるかが示されるわけですね。

 続いて「ミルクディッパー」にシーンが移りまして、愛理の記憶について強調されてますな。何気なく映しているようでいて大事なのが、望遠鏡と「桜井君(侑斗)のためのコーヒーレシピ」でしょうか。望遠鏡は侑斗消失と共にいったん消える。侑斗が復活で望遠鏡は戻るも、侑斗の記憶と共にレシピの意味も失われる。

 それは後のことで、今は平穏。しかし、侑斗はゼロライナーで赤いカードを見ながら悩むものがある様子。そこは後半(第40話)で明らかになりますな。そのことにデネブはまだ気が付いてませんが、何か察するものがある感じです。が、買い物コントで観ているこちらの注意が逸らされまして、後半で「ああ、あれは」と思い出す仕掛けですね。

 良太郎も侑斗の態度変化に気が付いたようですが、そこを掘り下げる前にカイが介入して来る。カイは過去改変で変わった歴史のほうが良ければ、と言う。そこは部分的には、この後の展開で良太郎も悩むことになるわけですね。しかし今はモモタロスが直ちに出張って来て、「そんなわけあるかい」という感じで対決に。

 と思ったら、カイお得意の逸らしでして、見知らぬ人物連れてきてスネールイマジンを1993年に送り込む。良太郎らが追ってみると、見知らぬ人物は侑斗が中学生(かな?)のときの担任みたいですね。当時から侑斗は例の望遠鏡を愛用していたことも分かる。が、スネールイマジンは易々と(学生の)侑斗を抹殺。スネールイマジンを追って遅れて到着の侑斗も消えてしまう。

 しかし、怒りの良太郎が電王ライナーでスネールイマジンを倒しますと、いつもの通りに過去改変リセットでみんな復活。と思ったら、侑斗だけ復活しないわけか。現在に戻ってみると、侑斗由来のもの(望遠鏡、懐中時計等)も消えている。良太郎(とハナ)は2007年に現れた侑斗は知っているが、抹殺された1993年の侑斗は知らないためらしい。以前に「ピアノの男」が消失したのと同様ということか。

 でも、ちょっと変でして、1993年の学生の侑斗とて、友達もいるし先生もいるしで、多くから覚えてもらってるはず。ゼロノスカードで記憶を消費しちゃったという点が問題だったということが、後半(第40話)冒頭のナレーションで語られまして、自分もようやく納得です。

 後半(第40話)ではOPが変化してますね。最初「声が低くなってる、アップロードミス?」と思いそうになったんですが、歌い手が交代したんですか。4人のタロスが歌ってますね。前の一気見のときは、この変更を意識してなかった。先が気になってOP曲飛ばしてたかもです。ウィキペディアを見てみると、第41話以降は各タロスのバージョンになってくるらしい。

 本編感想に戻りまして、良太郎がデンライナーに帰ってみると、誰も侑斗を覚えてないわけですね。最初から侑斗がいない歴史になってて、デネブは良太郎に憑依したことになってる。実際、D良太郎なんかになったりする。望遠鏡の代わりに花が飾られた「ミルクディッパー」では、望遠鏡を見て悲し気な表情になる愛理ではなく、常に屈託なく笑う愛理がいる。

 歴史は変わってしまったようですが、カイは未だ襲って来る。スネールイマジン使ってコハナをさらい、良太郎をおびき出す。電王アックスでコハナは救出するも、カイは余裕を見せて何が起こってるかを語るわけですね。「桜井侑斗」が「分岐点」であり、おそらくはカイの歴史を再びハナの歴史に戻す存在。なので、歴史が分岐する前に「桜井侑斗」を倒せば、カイの歴史で確定する。

 これで良太郎も今までのイマジンの事件が何を狙っていたか理解する。良太郎には「桜井侑斗」=姉の婚約者であり友人を消した歴史は受け入れがたい。が、カイは「誰か悲しんでるか?」と。「桜井侑斗」は最初からいなくなってるわけですから、彼にまつわることで喜びもないが悲しみもない。そこをデネブや愛理は身を以て示している。だから良太郎が解決すべき問題も解消してしまっている。モモタロスらと別れることもなくなる。

 が、良太郎は納得しないわけですね。過去・現在・未来の「桜井侑斗」を見捨てることはできない。良太郎から明言はありませんが、たぶん「一人でいる姉:愛理は幸せそうだが、「桜井さん」と共にいる姉:愛理ほどには満ち足りていない」といったことがあるんでしょう。

 さらに良太郎、分岐点:桜井侑斗を抹殺してカイの歴史に分岐したはずの時間が未だ安定していないとも見抜く。完全にカイの歴史になってれば、もう良太郎らを襲撃する必要はないはず。新路線≒元のハナの歴史が完全消滅ならコハナに再変化があるはず。というわけですな。

 この点はカイにとって図星だったようで、あっさりと今の変化は一時的と認める。もう元に戻り始めていたようで、「ミルクディッパー」も元通りになってる。そして侑斗も帰って来る(こちらはカードの効果ですが)。

 こうなることはカイが予想していたかどうか、ちょっと疑問に思ったりします。カイがどうして今回の事件を起こしたか、カイもよく覚えてない様子です。カイ、当初はもしかしたらうまく行くと思ったんじゃなかろうか。結果的に失敗しても、未だ謎がある分岐点についての情報を得られると期待したかも。

 しかし、カイは良太郎に諦めさせるためだったと思い込んで納得。過去の自分を犠牲にしてイマジンを送り込んでることで、自分に関する記憶があいまいになってるのかな。そうだとしたら、カイの戦略に一貫性がなくなるということもあり得そうです。それでも、「過去を逃げ回る「桜井さん」を叩くしかない」ことは理解した模様ですね。

 自らの過去を犠牲にしているのはカイだけではなく、侑斗も同じに戦ってるわけですな。ついに赤いカード=2007年からの侑斗の記憶を行使することを決意。カイは現在をゲッコー・ニュートイマジンで足止めし、過去にはスネールを送り込むも、電王が現在、ゼロノスが過去で応戦する態勢に。

 ゼロノスは過去でついに赤いカードを使いまして、いったん錆びて朽ちたかのようになるも、赤いゼロノス(ゼロフォーム)として復活。腐食は今の侑斗の記憶が失われたことを象徴しているらしい。赤いゼロノスは強化されているようでして、スネールに対し圧勝。現在のほうも、久しぶりの「てんこ盛り」はやはり無敵。

(バトル眺めてて思ったんですが、良太郎の戦闘スキルが形に出る電王ライナーより、戦い慣れた感じの電王クライマックスのほうが個人的には好きかも。)

 戦いには勝ちましたが、やはり思わしくない変化が出てしまったようですね。過去では侑斗が落とした懐中時計の鎖が錆びてしまってます。良太郎が「ミルクディッパー」で懐中時計を取り出してみると、こちらも錆びついてる。何より、愛理はあれだけ一生懸命やってた「桜井君用レシピ帳」をすっかり忘れている。

 ちょっと気になったのは、侑斗が落とした懐中時計の鎖です。懐中時計はついてませんでした。さらに、良太郎が望遠鏡の下から取り出した懐中時計についているのは黒い紐です(前からそうだったはず)。そもそも懐中時計は「桜井さん」に贈られたものであって、侑斗が持っていてはおかしい。前の一気見のときは、この点に気が付かなかったようです。今回は懐中時計にも注意して観て行こうと思います。

Re: 11月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/11/27 (Thu) 09:24:00

 戦隊終了から、次の展開が見えてきた週でした。

 メタルヒーローの歴史については、平成仮面ライダーに至る時間枠で長く放送されてきた、ということですね。
 放送曜日や時間帯移動はありましたが、ギャバンに始まり、ビーファイターカブトまでがいわゆる悪と戦うアクションヒーロー路線で、
 その後、『ビーロボカブタック』『鉄ワン探偵ロボタック』『燃えろロボコン』のロボットコメディー3作を経て、『仮面ライダークウガ』に流れる、と。

 その辺りの流れは、こちらの記事も面白いな、と。

https://news.mynavi.jp/article/20251124-3709959/

 メタルヒーローのエッセンスが、仮面ライダーに注がれたのが、仮面ライダーBLACKからRXに至る頃合いで、その後、アギトのG3など、メタルヒーローっぽい仕様のライダーが後継者だったりもするのですが、
 戦隊に負けないぐらいのヴァリエーションとポテンシャルがありますな。

 改めて『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』がどんな作品になるのかを期待しつつ。

★ゴジュウジャー

 関智一さんの総集編に、幻の38話の戦闘シーンを付け加えた急ごしらえの一本でした。
 関本さんと吠の絡みだけ新たに撮影して、他は既に撮影したものの再編集ですか。個人的には、1本まるごと指輪の戦士の振り返り映像でも良かったと思いますが、無理やり詰め込んだ感ですね。

 一応、テガソードユニコーンと、久々登場のグーデバーンとの合体映像がお蔵入りにならなくて良かったとは思いますが、話としてはとっ散らかった印象。

 ともあれ、ブライダンにとっての獅子身中の虫みたいな立ち位置となったリボン。こいつがきっかけでブライダンが厄災に乗っ取られて、組織崩壊の危機になりそうな気が。
 今後は、クリスマス決戦から、年明けの最終エピソード開始に至る流れを気にしつつ。

PS.前回、挙げた未出の指輪リストですが、ダイナレッドとレッドマスクはガリュードが召喚した戦士に含まれていたことが判明。テレ朝公式のリストから記載漏れがあったみたいです。
 すると残りは、レッドフラッシュ、ニンジャレッド、ゴーレッド、トッキュウ1号の4つですが、噂ではニンジャレッドが最後のユニバース戦士らしいです。他は、指輪だけ出てきて、フォームチェンジや召喚に使われるのでしょうな。


★ゼッツ

 紫ゼッツのパラダイムワンダーが登場で、これで赤青緑紫の初期4カラーが出揃った、と。

 最近、考えたのですが、ゼッツのアイテムや用語で「◯◯ム』となる造語が多くて、「このムは夢に掛けていたのか』と今さら納得。

・カプセム:カプセル+夢で、カプセムかあ。

・赤ゼッツ:肉体変容型のフィジカムですね。フィジカムインパクトが基本形態で、フィジカル(肉体)的な能力は最高スペック。
 トランスフォームとウィングのカプセムで、手足を伸ばしたり、空中戦に対応したりできる。
 主な使用武器は剣。

・青ゼッツ:文明を象徴して、周辺環境をコントロールするのが得意なテクノロムの力。テクノロジー+夢ですが、基本フォームのテクノロムストリームは風を操ることのできるスピード特化(パワーは弱い)の形態。
 使用カプセムは、機械操作のマシーナリーと、ホログラフの分身や幻影を扱うプロジェクション。
 主な使用武器は銃。

・緑ゼッツ:精神を司るエスプリムリカバリーが基本フォームと思われましたが、リカバリーはノクスに奪われたので、現在は亜種のエスプリムバリアにしかなれない。
 リカバリーは修復能力を持つ癒し系フォームですが、自己回復はできないという欠点が。バリアは敵の攻撃をいろいろ防いでくれて、自分だけでなく、周りの物を守ることも可能。
 パワーとかは現フォームで最弱の防御特化なんですが、精神を集中しての一撃必殺が可能な斧装備で戦う。
 つまり、防御に徹して、相手の攻撃を凌いだ後で、気合を込めた斧で反撃大ダメージという戦術っぽいですね。パワーファイターというわけでもないのに、斧を使うとは変わったイメージですが。ウィルスとかカビとかを防ぐのに、フィジカムじゃ対応できないということで使用したものの、カビ相手には決定打とならなかった。

・紫ゼッツ:次元を司る不思議な力で、パラダイムワンダーによるミクロ化を披露して、カビに対応。絵面的には、いかにも夢っぽい面白映像が特徴。
 武器は死神の鎌。
 不思議な力というのは非常にあいまいな表現なので、ミクロ化以外に何ができるのかは現状不明。肉体的なスペックも、不明という設定で、強いのか弱いのかも分からない。
 こういう敵には、ワンダーが有効という基準がはっきりしないわけで。

 とりあえず、使い分けを考えるなら、バランス型で普通に強いのがフィジカムで、体術やアクション重視。
 テクノロムはスピード戦や、風、機械、幻と多彩な事物を操れそうで、遠距離戦も得意。クウガのドラゴンフォームとペガサスフォームを合わせ持つ感じ。
 エスプリムは、癒しと防御重視で、毒使いや、持久戦闘で強そうだけど、パワーファイターじゃない防御特化って珍しいな、と。本人は毒無効なんだけど、フィジカムの時に受けてしまった毒は自分で癒せないという欠点を露呈。つまり、毒を使う相手だと、別フォームになることがリスクになってしまう、と。後で、自己回復可能なバージョンアップが行われるのか、それとも癒しやサポートに特化した仲間が後で加わるのか。
 パラダイムは、不思議な力ということで、本人よりも環境改変能力を持ってそうですね。空間を移動するテレポートとか、さすが夢世界って感じの演出があって、物理法則にとらわれない、とか。

 そして、新しく登場予定が、敵のノクスナイト出現に対応しそうな黄色のイナズマプラズマ。◯◯ムじゃなくなった。
 電気でパワーアップしたクウガのライジングフォームに相当する形態だと思われますが、武器は弓。
 今年のクリスマス決戦の注目フォームです。

 一方、ノクスが変身するノクスナイトが、次回に登場して、クリスマスの大一番のバトルになるかな、と。
 まあ、次回は、隕石落としがどうこうって大掛かりな作戦を行うようですが。

 そして、過去のエージェントらしい小鷹が、CODEという組織に裏切られたか、見限ったりして、敵対するようになったようなのですが、そうなると「セブンというコードナンバーを持つ莫」以前に6人のエージェントがいたとか?
 ノクスは前任者の「シックス」だったとか、そんな設定でも納得します。

 年明けから2月にかけて、敵味方の設定がいろいろ流動的になるのが、仮面ライダーあるあるですが、
 今はCODEの命令で、次々とミッションを遂行しているけど、そのうちCODEの裏の顔があれこれ出てきて、暗躍しているゼロさんの実態とかをノクスが告白するとかもありかなあ。
 実は、ナイトメアはCODEの実験で生まれたとか、CODEの中に黒幕がいて、ゼロさんは隠蔽工作に一生懸命とか、そのためにエージェントを使い捨てにしてるとか。
 夢の力を浪費することによる副作用とかもありそう。

 その辺の大きな秘密は、クリスマス決戦の後で、ガーンと視聴者に叩きつけるネタとしてありそうだな、と。

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