創作と鑑賞の談話室

699918
●本掲示板ご利用、ご参加について(文責:管理人 K.K)

【お知らせ】投稿の公開は管理人承認後となります。

投稿は年齢性別その他一切を問わず、皆平等の精神で、18禁で公序良俗を守りましょう。
普段は親しく話し、時には激論も楽しみましょう。
でも、管理人からの指示は守ってくださいね。

12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/01 (Mon) 00:00:14

 12月の雑談スレッドです。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/02 (Tue) 17:11:27

 定期感想その1です。

●仮面ライダーゼッツ(第12話:衝く)

 ゼッツの4色のご解説、ありがとうございます。前にノクスが色の属性(?)について言っていた記憶はあるんですが、自分ではそこから整理・分類するとかできてなくて(ビルドやガッチャードなどでも同じくだったなと、今さらながら ^^;)。今話で透明のカプセムが出てきましたが(イレイスとゼロが持ってたブースターカプセム)、色を意識してれば「初期4カラー」外のものだと気が付きますね。

 そして「カプセ『ム』」など語尾が「ム」で統一されており、「夢」にかけてあるという点も自分は意識しておらず。しかし、そうだと教わってみると、語尾パターン崩した「イナズマプラズマ」の「マ」は「魔」かなとか思いつきます。2つ合わせると「夢魔」=ナイトメアとなる。

 前話でノクスの準備ができたなと思ったら、今話ではノクスの変身(擬装)以外にカプセムの正体や、それに対するノクスのスタンスなども明かし始めてまして、情報的になかなかの急展開。周辺状況としては、莫の妹:美浪にCODE指令室がバレてしまったりもしてます。

 そのCODEというのが、莫の夢の中だけの組織ではなく、莫が夢で見るよりずっと前から実在するということが、ノクスから語られたわけですね。実は自分は勘違いから「あれ、それって今さらな?」と思ってしまいました。

 莫が変身ベルト(ゼッツドライバー)を現実世界で得た時点で(第1話)、「CODEって実在の組織だったのか」と思い込んでたんです。そう思い込んだので、寝室のクローゼットの奥に出現した司令室に莫以外(富士見と南雲、今話では美浪)も入れるし、それを莫が不思議に思わないんだと納得してました。

 でも、今話でノクスにCODEの実在を指摘されるまで、夢の中の部屋と莫は認識してたのか。正確には夢が現実に少しはみ出したものといったところなんでしょうけど。しかし、実際には莫の認識が実体に対してズレていたのか。前話までは莫の認識を設定同然と受け取るべきだったんでしょう。

 もしかすると、それ以外にも自分の設定勘違いがあって、分かりにくいと思った部分はそのせいなのかも。今話以降は設定を包み隠さず見せてくれそうですんで、前話までの勘違いは何とか正していければと思います。うーん、自分が理解し損ねてるかもと自覚あったら録画は残しといたと思うんですが、分かったつもりで録画消したのは残念。テレ朝の公式サイトは、放映後にあらすじ公開するのやめちゃってるしなあ。

 ともかく本編。冒頭からは宇宙のシーンでして、地球の衛星軌道上らしきところで莫と少年(石井星也)が会話してます(最初、ねむと莫かと思っちゃった)。後で、どうやらこの少年が夢主らしいとなるわけですね。莫と少年が着ている宇宙服、フォーゼで使用されたものなんだそうで。それが予告の「宇宙キター!」ということらしい。

 宇宙と思った場所は訓練・体験施設でして、本当の場所は(現実にも存在する)越雲(こすも)宇宙センターですか。冒頭のシーンは無重力施設とねむが語ってますが、自由落下でもない部屋でどうやって重力消したんだろうか。まあ、夢だから何でもできるわけではありますが。

 そこで警報鳴りまして、隕石落下ですね。地球に接近しつつある小天体(球形で隕石落下跡があり、結構デカい模様)の周りにある岩石が落下して来る。莫はバリアカプセムで隕石に対処しようとしますが、突如現れたノクスが妨害、さらに警告。ノクスがカプセムを銃撃しますと、何かがカプセムから飛び出してきて、またカプセムに戻る。

 それで莫が手間取ってる間に隕石は落下、宇宙センター施設の一部を破壊したようですが、人的被害はなかった模様。ただし、センター職員(宇田忠太)によれば、人類滅亡クラスのデカい隕石が48時間後に落ちてくるとのこと。これが夢だけの出来事ならどうでもいいけれど、既に悪夢で起こったことは現実でも起こると実証されてるわけで。

(隕石映画などで「そんなに近くに来るまで巨大隕石に気が付かないわけがない」と指摘されてたというの、思い出しました。48時間は現実ではあり得ないんでしょうけど、夢の出来事としてはOKですな。悪夢に対応して現実でも何か起きるわけですが、前エピソードの絵画盗難では絵が勝手にさまよい出てました。夢での隕石も現実では原因不明の破壊となるんだろう。)

 そこで莫は夢から覚め、CODE指令室で富士見らと協議となる。莫は現実でも起床から48時間後に異変が起こると考えてますが、南雲は夢での時間と現実の時間が合う保証はないと危惧する。富士見は莫の意見に賛成で、南雲は押し切られた感じですね。それにしても、南雲はナイトメアによる事件ということは受け入れるようになったわけか。

 が、莫がノクス=小鷹の話を持ち出すと、富士見と対立してしまう。莫が知るノクス/小鷹はナイトメアを使って事件を起こす敵ですが、富士見からすると真面目で正義感が強く、富士見より前からナイトメアに気が付いて行動していた形跡がある。人物像として明らかに違うわけですね。

 しかし喫緊の課題は悪夢の隕石ですんで、いつもの通り、富士見・南雲と莫の二手からの捜査へ。莫は夢主と思しき、宇宙センターで会った少年:石井星也に接触。星也少年は「2030年、巨大隕石が地球に衝突する可能性が1%」なんて情報知ってまして、おそらくそれが悪夢の原因なんでしょうな。そんなカタストロフが5年後にあるんじゃ、将来の宇宙飛行士の夢は潰えてしまいます。

 莫は星也少年から聞いた「プラネタリウム」で何か分かったらしい。自宅に駆け戻って早目に就寝、星也少年の夢に突入する。ただ、早寝した隙を突かれまして、美浪のクローゼットの奥のCODE指令室を知られてしまうわけですね。見つかってしまったゼロは観念したのか、美浪に莫が重要任務に就いていることを白状してしまう。

(それにしても、セキュリティがガバガバです。前には富士見らが易々と侵入してるし。ゼロが意図的に莫の関係者を迷い込ませてるのか、それとも司令室に入る資格を知らず知らず持ってる者だから入れたのか。)

 CODE指令室が美浪にバレたと知る由もない莫は、ねむを伴って悪夢内のプラネタリウムを調べる。が、何もない。そこで隕石警報が鳴り、莫らは対応すべく外へ。しかしノクスが待ち構えており、CODEは現実にある組織だとか言い出すわけですね。さらにノクス、ノクスナイトに「擬装」。

(ウィキペディアによると、ノクスナイトはまだライダー扱いではなく「戦士」とされてますね。ガッチャードではヴァルバラドが当初は戦士とされてたのと似たようなものなのかも。ライダーとしては、まだちょっと何か足りないみたいな。)

 ゼッツ vs ノクスナイトの戦いとなりますが、ノクスの狙いはゼッツそのものではなかったらしい。「隠されし悪夢を見るがいい」と言うや、ゼッツのバリアカプセムを一撃。前半では何か飛び出して戻りましたが、今度こそカプセムに潜んでいた何者かを引きずり出す。ぼやけてはいますが、姿かたちはゼッツと似てまして、ノクスはナイトメアと呼んでる。

 このナイトメアはゼッツにもノクスナイトにも敵意があるらしい。しかし、それほど強大ではなかったようで、割とあっさりとノクスナイトに倒される。ノクスは「カプセムは悪夢を叶える力」とゼッツ/莫に教えたところで続く。

 今話で示唆されたのは、

 ①CODEは悪夢の力をカプセムに込める技術を有し、それで何かしようとしている。
  (リバイスでのスタンプみたいなものか?)
 ②小鷹はそれに気づいて阻止を図るもいったん失敗、しかしノクスに転生(?)して事を為そうとしている
 ③ノクス視点では莫はCODEに利用される哀れな者

といったところでしょうか。味方側の組織が実は敵の黒幕というパターンか、それとも内部告発・反抗者が実は騙されているということか。前話までは何に期待して観ていいか分かりませんでしたが、今話からは大丈夫そうな気がしてきました。まずは「真実はノクスにあるのか、それともゼロか」にを注目しようかと。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第40話:恐怖莫大!お化け屋敷でリボンは笑う)

 1週間遅れになりましたことをお詫びしつつ、ユニバース戦士のコンプリート状況についてのご解説のお礼を申し上げます。自分もできるかなあと思ってるうちに時間が過ぎてしまいまして。

 エディタかノートに書き出そうとしても、まだ自分は歴代戦隊の整理ができておらず、混乱してしまいます。ならば、エクセルのスプレッドシートに[話数][戦隊][戦士名][指輪][ユニバース戦士名]みたいに入力すれば、未登場や重複が分かるかと思ったんですが、時間がかかりそう。

 しかし、お示しの公式サイトでの列挙をよく見ると、自分がまだまだ考えが抜けてると気が付くわけで。ゴジュウジャーが指輪によるフォームとしたレッド、ユニバース戦士としてのレッド、クオン/ガリュードが召喚したレッドと3タイプに分けて列挙してあります。

 その分類は自分では思いつけてなかった(ユニバース戦士ばかり気にしてた)。分類間違ったデータ入力すると、整理できないことに気付いて最初からやり直しなんてよくあるわけでして。もしかしたら、自分がゴジュウジャーでの歴代レッドを数え上げるのは、最終回観てからしかできないかもしれません。

 それはそれとして(^^;、今話の自分の最大の関心事は角乃の役者さん交代でありまして、容貌変化(今森茉耶さん→ 志田こはくさん)にどういう理由付けして来るか。のっけから、そこをぶち込んで来まして、潜入捜査のためにテガソードに顔を変えてもらってたんですか。

 強引だなあとちょっと笑いそうになりましたが、陸王の台詞からは既に見慣れた顔というほど時間経過してるらしい。なるほど、ここのところ数話の「角乃はいないがユニコーンはいる」状態は「映ってないが、顔の変わった角乃がいた」ということだったのか。

 潜入捜査を終えるまでは、変えた顔で出てくるわけにいかないということにもなる。その捜査が終わった今話では堂々と出てくることができるが、テガソードの都合で元に戻ることができなくなっちゃったと。強引ながらもつじつま合わせはなかなかしっかりやってる感じです。

 それにしても、角乃は顔だけじゃなく仕草や性格も変わっちゃってるようですね。ありていに言えば、オニシスターになってます。ユニコーンを現わす仕草では指で2本角を示しておいて、1本角に訂正するといういかにもな「オニシスターだよね」という誘導してたり。

 角乃の全てを思い切って変えるしかないとして、残り10話では新たなイメージを定着させるのは尺不足。なので、既に人気あるオニシスター/鬼頭はるかに寄せてみようという制作意図なんでしょうな。自分としては、それはそれで歓迎できる路線です。

 しかし角乃の役者さん交代は今話のテーマではなく、メインのドラマはリボンですな。彼女の退場により、次からはブーケと陸王の衝突が必然となる。東映の公式サイト見てみると、今話でのリボン退場は当初予定通りなんだそうで(つまり、角乃交代で脚本書き換えた影響とかではない)。

 しかし、これっきりの完全退場かどうか、自分は疑問に思います。リボン登場時からして、生み出したテガジューンは「人間タイプにするつもりだったが」旨述べてたはず。何かが不足して今の形態になったと考えられますが、今話を観てみると「不足していたのは愛情」かなあと。

 それが不足なんで、リボンは「ラブいもの」を求めてたと思えます。が、ちゃんとリボンの不足を埋めてくれる「ラブいもの」=愛情ではないんで、すぐにコレジャナイになってしまう。本命は「慈愛のブーケ」であったと分かるも、戦闘で致命傷負ったリボンはブーケの治療むなしく消滅。

 そうではあるんですが、リボンの戦闘中の台詞が気になりまして。「リボンだけに、リ・ボーン(reborn)」の駄洒落です。公式サイトやウィキペディアによると「何度も再生(リボーン)するビックリボンで街を破壊」という意味らしい。でも、リボンについてリボーンを暗示してるんじゃなかろうか。

 なにせ、上述しましたがテガジューンが独り言ちたミス(人間タイプのはずが)があります。さらに、同じ「妹」ということでまだ未解決なのが緒乙の昏睡ですな。緒乙とリボン揃って復活して来るんじゃなかろうか。次話からブーケと陸王が衝突しそうですが、2人に深く関係あるリボン&緒乙であれば、それを解決できそう。

(解決を支援する可能性ありなのは、角乃と真白かな。真白はブーケと関わりできただけでなく、1万年の眠りから覚めた実績もあることだし ^^;。)

 ナンバーワンバトルのほうはお化け屋敷対決ですが、ちょっと時節遅れのハロウィンという感じでしたな。そこは扮装にも表れていますが、ドラマ的なテーマが「trick or treat」になってるようです。ただし「お菓子をくれなきゃいたずら」ではなく、バトルに勝つのはtrickかtreatかというもの。

 最初はお化け屋敷ノーワンもゴジュウジャーも怖がらせようと頑張ってますが、今一つ客の反応が薄い。そこでノーワン側は「怖がらせるには(客を)襲う」とtrickのテンションを上げる。対するゴジュウジャー側、陸王が「お客様第一」とtreatへ方針転換。止めに陸王のコスプレライブに持ち込んで、treatの勝利。

 でも、最後は力尽くの対決になるわけで、巨大戦はリボン参戦で陸王/テガソードブルーに敗退。リボンは背後の円形の脱出陣(?)が破壊されて逃げられず、致命傷を負ってブーケの治癒虚しく消滅。これで、ブーケの「慈愛」が「憎悪」に変わっちゃうわけですね。しかし、憎悪の対象(リボンの仇)が陸王と判明、陸王もブーケがブライダンの者と知ってしまう。

 その辺り、上げて落とすのが巧いですね。ブーケと陸王は互いに素姓を知らぬままながらも、花の温室以来の再会です。お化けが怖いブーケですから、お化け屋敷で出会うってのは2人の距離が急速に縮まるチャンスで、途中までは期待通りに行く。そうしておいて、リボンの死によるブーケの憎悪発生と互いに敵だったとも知る、崖から突き落とすような展開を見せてくれる。

 さあどうなる、どうするといった気持ちですが、次回「最後の鍵!破壊のブーケと創生ノーワン」では、慈愛のブーケ変じて破壊のブーケになるらしい。破壊のリボンを引き継いだってことなんでしょうな。ノーワンも「最後のノーワン」たる「もの作りノーワン」とのことで、創造ということか。再生(リボーン)ということなら、リボンの半面を引き継ぐのはノーワンとなりそうです。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/03 (Wed) 20:45:18

 定期感想その2です。

●仮面ライダー電王(第41話:キャンディ・スキャンダル、第42話:想い出アップデート)

 今週分は侑斗に焦点を当ててきてますね。記憶を消費して戦う侑斗の存在と消滅の危機になるわけでして、冒頭では良太郎と侑斗の会話で設定的な面を整理・復習してくれてます。周囲の記憶が個人の存在の基礎ですから、デネブが登場当時から一生懸命「侑斗をよろしく!」とやっていた意味も分かるというもの。しか、なぜかし侑斗は一貫して「やめとけ」の姿勢でした。

 それがどういうことなのかを、改めて具体的に示す恋愛エピソードに続いて行く。侑斗が一目惚れされるも(ただしデネブのD侑斗ではある)、今の侑斗の記憶;赤のカードを使うと忘れ去られてしまうという結果に。「侑斗をよろしく!」どころか、恋愛感情という強い記憶でも無効というわけですね。

 しかし、新たに記憶を作っても無効だから侑斗は「やめとけ」なのかと思ったら、どうも違うらしい。いったん生じた記憶は消すべきではない、というのが侑斗の信念らしい。言い換えると、記憶を無くすのは生き様を奪うこと、となりましょうか。

 その点は、良太郎も一時は悩んだ「誰かを忘れた新たな歴史がいいものだったら?」というカイの考え方と対立するものですね。大切な人がいなくなっても覚えてないから悲しくない、それなら不幸ではないというのがカイ。侑斗ですと、辛くても覚えている方がいい、それが人生が一部だから、となりましょうか。

 そう考えてみますと、倒すべきラスボス(カイ)と対比されるヒーローは侑斗かなという気がしてきます。つまり、侑斗が事実上の主人公ライダーということになりそうですが、(現在と未来の)侑斗が勝利条件の秘密を握ってるからですな。

 対して良太郎は、未だ状況がよく分からず、ひたすら目の前の仲間を救うことだけに必死です。それでは物語を解決に導く活躍は期待できない。でも近々、良太郎もなぜ自分が電王として戦うことになったかを知るはず。そこは観ているこちらにもまだ伏せられている点でありまして、蓋を開ければビックリ、でも納得というものだったはず。

 ともかく本編。冒頭からは侑斗と良太郎の会話でして、

・赤のカードは2007年/侑斗19歳以降の侑斗に関する記憶。
・赤のカードの消費により、侑斗は元の時間(ゼロノスとして2007年に来る前)に戻っても、もう誰も覚えていない。
・しかし赤のカードを使い切らないうちは、過去で侑斗が殺害されても、今の侑斗は復活できる。
・ゼロノス(及び電王)が戦う目的は、分岐点の鍵である「桜井さん」を守ること。

といったことが改めて示される。良太郎は不審に思うわけですね。なぜなら、

・分岐点の鍵「桜井さん」を守るために、「桜井さん」及び侑斗の存在を保証する記憶を消費してしまっている。

 つまり、個々のイマジンとのバトルでは「桜井さん」を守っていても、全体で見れば「桜井さん」を消滅させようとしている。それなら、カイの目的と合致してしまうんじゃないか。

 侑斗は「自分(侑斗/桜井さん)を消すために戦ったりしない。ただ、未来を消さないために」と言うも、詳しくは語らず。それでも良太郎は納得しちゃうわけか。序盤の頃と違って、今は信頼が厚いようですね。

 とりあえず復習・整理は済みまして、メインのドラマに突入。今回のイマジンの契約者は葉月翔子、高校生のようですが、病気入院で長期欠席していたらしい。なかなか豪胆であるようで、契約しようと現れたクトイマジンを見ても少し驚くだけですし、この後はイマジンと普通に会話すらしてますな。むしろ、イマジンを振り回すくらいの勢いです。

 その頃、前エピソードで一時的ながら侑斗を忘れていたデネブは、ショックから未だ立ち直れてないらしい。赤のカードをまた使えば、侑斗はまたも誰かから忘れ去られるんですから、立ち直りようがないとも言えます。そこでデネブ、侑斗が寝入った隙(?)を突いて憑依、D侑斗として「侑斗をよろしく!」に勤しむ。

 なかなか健気でありますが、夜の活動では効果は薄そう。しかし、ショッピング疲れで公園で眠りこける葉月翔子と遭遇。コート掛けてやり、膝枕を貸したことで、目覚めた翔子に一目惚れされる。一目御れに気付いた様子のないD良太郎、とりあえず名乗って「よろしく!」とやっちゃう。寒いからと、コートも翔子に貸しておく。

 翔子にクトイマジンが憑依しているのを見抜けないまま、名前を覚えられ、つながりができちゃうわけですね。デネブにとっては「侑斗を強く記憶してくれそうな人をゲット」のチャンス、クトイマジンとしては「翔子の願いを叶えて契約完了」のチャンス。

 デネブと翔子は「明日、12時に公園でコートを返す」という約束を交わしていたようでして、しかし侑斗に事情を明かせず、なんとか侑斗を公園へ誘導で四苦八苦。が、デネブの宣伝活動が意外に功を奏してたことで侑斗が気づいて怒り出し、そこへ侑斗を公園に連れて行きたいクトイマジンも乱入してくる。電王ソードが助っ人に現れるも、クトイマジンが機械を操る能力を持つため苦戦、撤退に追い込むのが精いっぱい。

 このドタバタでデネブの目論見(隠れて「侑斗をよろしく!」)がすっかりバレてしまいまして、特に翔子との約束(デネブ視点:コート、侑斗視点:デート)に侑斗は激怒してしまう。この時点では自分はデネブ寄りでして、「侑斗もそんなに怒らなくても」と思ってました。むしろ、健気なデネブを少しは褒めてやれよとか。

 この時点で約束の12時は大幅に過ぎてまして、もう午後3時。それでも翔子は公園で待っててくれるわけですね。一目惚れの深さがうかがい知れます。同時に気の毒でもある。侑斗が来てくれるわけがないんで、U良太郎が代わって翔子に事情説明。ウラタロスとしてはあわよくばという気があったようですが、翔子は全く取り合わず、コートも返さない。どうしても侑斗でなければ、ということですな。

 結局、クトイマジンをおびき出す狙いもあってD侑斗がコートを返してもらいに行くことになり、そのままデートへ。そこで翔子が退院前の話をする。サナギが蝶になれるとは限らないという、ちょっと分からない話から始まり、翔子の病状は実は重かったことが語られる。明日生きている保証はない、くらいだったと。

 それでも生きている意味はある、蝶になれないサナギにも、ということですか。なかなかポジティブです。が、もし死しても過去≒思い出は残るから、というなかなかに深刻な覚悟もあるわけか。さすがにD良太郎=デネブは悟るものがあったようですね。赤のカードを使えば、おそらく翔子は侑斗を忘れる。即ち、翔子が生きる意味とする「思い出」は消える。

 デネブは逃げ出してしまい、侑斗は「忘れる方がつらいんだ」と。そこへ翔子が追ってきまして、デート相手は侑斗に交代と。侑斗は翔子にマフラーを巻いてやり、「俺は忘れないから」と。『君(翔子)は忘れてしまうけど』の意が含まれてますな。が、それがクトイマジンにとっては契約完了の合図となる。

 クトイマジンは過去へ飛び、侑斗も追う。バトルとなるわけですが、過去では入院中の翔子が一部始終を目撃してますね。これがあるんで、現在の翔子はイマジン見ても恐れなかったんだろうか(かつ、一目惚れの発生時点はここかも)。

 しかし、ゼロノスが電王と共闘でクトイマジンを倒し、赤いカードが消滅すると、その記憶も消える。すっかり侑斗を忘れてしまうわけですね。新たな現在の翔子は、マフラーを誰に巻いてもらったかも覚えてなく、打ち捨ててしまう。

(巨大戦では時の運行のレールがドラゴン化してまして、一瞬「時まで敵に回った?」と勘違いしてしまいました。よく考えたら、クトイマジンは機械を操れるんでした。)

 しかし、侑斗が良太郎に誘われて「ミルクディッパー」を除いてみると、愛理はレシピ「桜井君用スペシャルブレンド」を大事にして、完成を目指してるわけですな。レシピについて覚えはないが、大事なものという気持ちは残ってるらしい。翔子のマフラーのようなことばかりではない、という希望の光でしょうか。

 ラストはちょっと不安な展開でして、ターミナル駅長が分岐点について調べてみたと言って、ジュラルミンケースらしきものを持ってくる。開けようとすると、中から光が発せられるわけですね。確か、これって肩透かしになるんじゃなかったっけか。しかし、予告にある通り、分岐点についての情報自体は駅長から語られるはずですね。

Re: 12月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/12/06 (Sat) 00:41:40

 師走の初書き込みになります。

★ゴジュウジャー

 NEW角乃の鬼ネタ続出で、明るく吹っ切れたなあ、と思ったら、まさかのリボン退場……に続いて、ブーケ嬢が陸王への推し愛から妹殺されて憎悪モードに切り替わった。

 劇中でのサプライズ展開に驚いたのは久々です。

 果たして、このままブライダンとは和解に至らぬまま、厄災との三つ巴クライマックスに突入か?

★ギャバン インフィニティ

 公式発表から、情報を小出しにするスタイルに切り替わりました。

 赤いギャバンの発表から、今週は追加情報で、金と銀のギャバンが示された。
 ええと、複数メンバーなのか、それとも単独フォームチェンジなのかはまだ不明。

 個人的には、ギャバンがOPで今の戦隊みたいに踊らなければいいかな。
 シリーズを変えてるのに、やってることは戦隊と同じだったら、一番のツッコミどころだと思うので、ギャバンに求めるものを3点ほど整理すると、

1.とにかくアクション。蒸着前も蒸着後も、おおって感じ入るアクションを見せてくれなきゃギャバンじゃない。
 往年の宇宙刑事は特に変身アイテムは持たなかったけど、今度のギャバンは変身アイテムを持つことになりそう。そのアイテムが、テガソードみたいな手甲で、生身アクションに使えるアーマーパーツならいいかな、とか。
 カードで変身というのはやめて欲しいけど、蒸着シーンが映えるようなアイテムで、きちんと解説込み、ビデオ再生込みの変身バンクがあればいいなあ。

2.特殊空間での戦闘演出。
 魔空空間、幻夢界、不思議時空といった戦闘フィールドで、敵が変幻自在な攻撃を仕掛けて来るのが、往年の宇宙刑事の特徴。幻惑しながら奇襲攻撃を連発する敵怪人。さらに戦闘中に、怪人を支援する敵戦闘機や戦艦の支援砲撃で、メカ戦に流れ込む。
 戦隊では、等身大戦で怪人を倒した後に巨大化した怪人相手にロボ戦での2段階フォーマットでしたが(ゴジュウジャーは等身大戦と巨大戦の同時並行バトルが主流。でも、怪人を倒すのに、みんなで協力して合体攻撃や同時攻撃はほぼなし)、
 宇宙刑事の場合は、メカ戦(大体はバンクフィルムを使用。飛び道具の撃ち合いという射撃戦中心)を終えてから、等身大怪人との決着に流れる。
 メカ戦で敵の支援射撃を止めさせて、奇襲攻撃を繰り返す怪人に対して、レーザースコープで目を光らせて、その潜伏場所を突き止める。その後、レーザーブレードを光らせて、定番BGMとともに逆転展開。そこからの剣劇アクションがマンネリながら映えるのが宇宙刑事。

 もう、「魔空空間に引きずり込め」から後は、必殺仕事人の出陣テーマから後がほぼ定番で、ただ殺しのシーンの演出が凝っていて殺しの美学云々と言っていたのと同じで、いわゆる様式美って奴です。

 おまけに、ギャバンなどのメタルヒーローは金曜日の7時代で、そこから10時代の必殺仕事人と同じ日でした。
 ギャバンの1982年は、仕事人で秀と勇次が活躍していた時期とほぼ被る。うん、宇宙刑事と、秀、勇次は同時代ですな。
 政と竜に代わったのが85年で、その年のメタルヒーローは、宇宙刑事が終わって、黒崎輝のジャスピオンになって、その時のギャバンこと大葉健二さんは、影の軍団にも出ていたりした。
 とにかく、アクションが盛んだった頃合いの思い出です。

 結局、ギャバンはマンネリチャンバラも良かったですし、東映時代劇の伝統も濃厚で、怪人との剣劇一騎討ちの伝統もあったか。
 残念ながら、テガソードは文字どおり剣を使うアクションながら、動きが軽すぎて、時代劇の溜め的な構え演出がない(ロボ戦でのテガソード暁で一応は披露したけど)。

 戦隊の軽妙さとは異なる重量感や溜めのあるアクション演出を希望。

3.光の上手い使い方

 宇宙刑事はスーツの電飾が凄くて、要所要所で格好良く光ってました。
 ゴーグルの中の目が光ったり、剣が光ったり、怪人切ったら火花が飛び散ったり。

 この演出は、平成ライダーでも555が取り入れたり、今もゼッツが採用していて、闇に光るボディラインが格好いいな、と。
 光映えをさせるために、戦闘フィールドである魔空空間は宇宙を連想させる闇バックだったり、薄闇のフィルターを掛けて、わざと暗く不気味な戦場に仕立て上げていた。
 そして、戦闘が終わると、魔空空間が解除されて、青空の下に立つギャバンと勝利のファンファーレ。
 事件解決後の平和な日常まで演出。うん、本当に様式美ですな。

 あと、光の演出としては、蒸着後のギャバンたちは光球となって空中移動するんですね。
 それで落下中の一般人を救い上げたり、地上から崖の上まで登ったりしている。

 最近は少なくなりましたが、昭和のヒーローは高いところに立って名乗りを上げた後、空中にジャンプして戦場の大地に飛び込む。

 平成に復活したギャバンは、あまり高いところで名乗ってはいなかったと思うな。
 光になって敵戦闘員を弾き飛ばしながら、高いところに移動。そこで悠々と名乗りを上げてポーズを決める。

 それを見て、地上の武闘派幹部が戦闘員に命じて、「抹殺!」「征伐!」と決め台詞を言って、1対多数のチャンバラ劇。

 こんな昭和の定番演出を、令和ギャバンはどれだけ踏襲するのか、あるいは新しい表現を模索するのか、
 ただ、重厚感のない軽いノリだけは勘弁して欲しいです。

 要するにギャバンって、21世紀の牙狼に通じる重さやダイナミックさがあるヒーローだった、と。
 まあ、烈は鋼牙ほどストイックではなくて、子供たちにとっての明るいお兄さんの面も持ってたけど。

PS.ともあれ、YouTubeでも、戦隊からメタルヒーローシリーズに切り替わることも期待。


Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/09 (Tue) 00:48:42

 定期感想その1です。

●仮面ライダーゼッツ(第13話:滅ぼす)

 次回の話が先になりますが、仮面ライダー公式WEBでも「新フォーム:イナズマプラズマ」は「ム」で終わるCODEの命名規則とは一線を画している旨の記述がありまして、こちらで先に伺った話はドンピシャだったようです。

 同サイトでのカプセム情報は、莫所持のものがグラビティ以外は薄いモノクロ表示にされてまして、今話でのカプセム喪失は一時的なものじゃなさそうです。ノクスが奪ったりしたものについてはそのままで、今話以降のドラマに必要なカプセムだけ残したっていうことなのかも(玩具販売への影響、大丈夫かな?)。

 壊れたのはカプセムだけではなく、ゼッツ側の人間関係もですね。誰が壊したかなんてものではなく、謎の多かったノクス/小鷹賢政の正体が明らかになることで、必然的に自壊しちゃったと言えそう。最初から内包されていた齟齬や矛盾があぶりだされたと申しますか。

 莫は夢の中でのノクスしか知らない。ナイトメアを操るが如きで、現実に災厄をもたらす張本人ですね。前話~今話で莫の信じる正義(CODE由来)にノクスが疑義を突きつけるも、まだ確証などはない。ノクスは莫の夢の中での無敵の活躍を邪魔する者でもある。

 一方、富士見にとってのノクス=小鷹賢政はナイトメアの悪事(ブラックケース)の阻止に尽くしてきたはずの正義のヒーロー。彼の訴えをうまく取り上げることができず、敵ナイトメアの犠牲にされたことが悔いになっている。富士見自身、その悔いをナイトメアに付け込まれたこともあるほどですね。

 莫と富士見で、ノクス/小鷹賢政に対する責務が真逆になっていたようです。ただし、ノクスの狙いがずっと伏せられてましたんで、表面化してこなかった。しかし、ノクスが動き出して意思表示すると莫の認識ははっきりする。そこが、富士見の過去のノクス=小鷹賢政のものと真っ向から対立してしまったのが今話となりそう。

 こういう場合、2人を落ち着かせ、状況のすり合わせができる立場にいるのが南雲のはずです。が、当初はブラックケースやナイトメアの実在すら疑っていた南雲ですから、未だ問題に深く関わっているとはいえない。発言力や説得力が弱いわけですな。

 でも、今話の流れは「雨降って地固まる」パターンになりそう。なんとなれば、問題点が上述の通りだとすれば、問題点ははっきりしているわけで。つまり「互いのことをまだよく知らないゆえ」ですね。具体的には、過去の小鷹賢政と今のノクスの間のミッシングリンク(何が小鷹にそうさせたか?)が埋まれば、誤解が解けて再結束となるはず。

 次話以降でそうなると期待しつつ、ともかく本編。冒頭は前話ラストの続きで、ゼッツ vs ノクスナイトですが、早々にゼッツのカプセムが無力化されまして、ゼッツも変身解除。能力差が隔絶しているようですね。小隕石も阻止できず、夢でも現実でも宇宙センターに大被害(不幸中の幸い、現実では死傷者は出なかったようですが)。

 この敗戦は莫の自信を根っこから揺るがせるに足るものであるわけですね。明晰夢だから何でも思うまま、たとえ他人の夢でも介入する力があるってのが莫の自信であるわけですが、それはゼッツあってのもの。変身できない、あるいは変身してもカプセム奪われるんでは。少なくともノクスナイトに対しては対抗しようがない。つまり悪夢ではノクスナイトの思うまま。

 莫が夢から現実に戻ると、悪夢の状況を知らない富士見が「まだナイトメアを倒せないのか」と詰め寄る。莫としてはつらい状況ですが、 「夢に潜入できるのはコイツ(莫)しか」との富士見の焦りも分からなくはない。富士見とて、自分が手を出せない状況はつらいんでしょうな。

 そして、核心のノクス=小鷹賢政に触れることとなる。上述の通り、莫と富士見の見方は真逆で相容れるはずがないわけですね。互いに傷口に塩を刷り込むが如きでして、一気に良き関係性は崩壊してしまう。富士見はその勢いで「怪事課」をCODE指令室から引き揚げ、もうバラバラですな。

 それでも富士見には南雲が、莫にはゼロがいる点は安心材料ですね。南雲は富士見をうまく引っ張り、ゼロは加減を心得た突き放しで落ち着くのを待つ感じでしょうか。まだ莫にはこの事件で守るべき対象:星也少年がいるわけで、負けて打ちひしがれても守るべきは守る、とゼロは莫を評価してるのかもしれない。

 実際、莫は星也少年から変わらぬ信頼を寄せられていると感じると少し元気になるわけで。好きなものがあるという、2人の共通点も大きいかな。いい雰囲気出てきたところで、星也少年の父親が病気で倒れて、家業の食堂が閉店になってしまったことを知る。

「好き」に対する障壁を持ってしまったことも共通であるわけで、莫としては「なおのこと、守らねば」と思ったはずですね。莫の秘密を知っても、黙って支えてくれる妹:美浪の存在も、ここで大きくなりますね。夢の中では、ねむも変わらずサポートしてくれる。

 巻き返しの雰囲気出てきまして、莫が星也少年の悪夢内の実家/食堂に突入してみますと、そこが潜在意識への扉。やっぱり、父が倒れたことで将来の夢への不安が生じてたわけか。ナイトメアはそこに付け込み、「将来の夢がかなわなくてもいい理由を作る→人類滅亡すればOK」と捻じ曲げてたのか。電王のイマジンよりひどい屁理屈だなあ(^^;。

 そしてナイトメアの正体が前の監獄ナイトメアよりデカいことも判明、巨大隕石がナイトメア本体でしたか。丸いですから、巨大カプセムと見てもよさそう。みんなから力を貰い、状況も把握した莫は「夢を信じる」力を取り戻して復活、カプセムも再びゲットできるようになる。今回はグラビティで色は紫でいいのかな。だとすると、赤+青で力とテクノロジーの融合でしょうか。

 これでゼッツに変身できるようにはなりましたが、やはりノクスナイトが待ち構えている。ノクスナイトのカプセム無力化はギリギリでかわし、ゼッツは巨大隕石へ。どうも、ノクスは意図的にゼッツを巨大隕石に向かわせる戦術だったような。「カプセムが重力操作なら、行っといで」という感じです。

 たぶんノクスは、グラビティで隕石を阻止するにはブラックホールを使う、するとゼッツもブラックホールに飲まれる、と分かっていたんでしょうな。もっとも莫も同じく、結果は覚悟していた感じです。たぶん、ブラックホールに飲まれた後どうなるかの予想が、2人で違ってるんじゃなかろうか。

 ゼッツが消えて、ノクスのもとにゼロが現れ、「コードナンバー4(フォー)」と呼びかける。ゼロ(0)の次から連番のエージェントということか。ノクス/小鷹は1~3の3人が犠牲にされたと知って裏切り、しかし5も6も救えなかったんでしょう。そして、7番目(莫)もゼロ/CODEの任務達成の犠牲となった。

 そうノクスは思ってるはずですが、ゼロや莫/ゼッツの態度とは齟齬があるような。しかし、莫は眠りから覚める様子がない。美浪が呼びかけても反応がないが、以前のように死にかけているような様子でもない。美浪がゼロに問うと、「誰にも口外しないと誓えるか?」で続く。やっぱり何かあるみたいですね。ハイリスクだが希望ありといったところか。

 それでも星也少年の夢は救われまして、次回「神鳴る」では、末尾が「ム」でない「イナズマプラズマ」フォームのお目見えですね。莫と怪事課の関係修復も成るのかな?

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第41話:最後の鍵!破壊のブーケと創生ノーワン)

 今話登場の最後のノーワンとされる「もの作りノーワン」の正体がテガジューンを作った女性科学者とのことで、いよいよ大詰めの盛り上がりを感じます。その科学者の娘もいた/いるとのことで、そちらも誰なのかで最後のドラマを大きく動かしそう。

 と思ったんですが、次から残り9話だとして、どう風呂敷畳むんだろうと気になってきました。テガジューンの素姓を明かしての問題解決(ブライダンとの争いを鎮めての世界の安定)で尺がいっぱいいっぱいになりそうな気がします。

 となると、第0話で提示されたユニバース大戦での喪失(少なくとも歴代戦隊ロボ)、その原因となった外からの敵「深淵なる厄災クラディス」などはどうするんだろう。「厄災」出身のMr.シャイニングナイフもMrs.スイートケークとの関係や、(リボンでも提示された)異形であることの問題も解決してない。

 個人レベルでは序盤で弟の吠と共に滅びる覚悟を示したクオン/久光の問題も未解決ですね。そこはクオンとテガジューンの関係性についても同様です。「厄災」絡みはもしかするとTV本編終了後の劇場版などで扱えるかもしれませんが、クオンと吠の間の問題はTV本編でスッキリさせて欲しいところです。

 なんて心配しても始まりませんで、ともかく本編。今話はどうもブーケに注目してしまいまして、堕ちていきながらも救いが残されてる演出が期待通りなんです。冒頭では前話から続いて、リボンを失って悲しみから憎悪に囚われていくブーケですね。

 それでも陸王への叫びは「私(ブーケ)の妹(リボン)を返してください!」。まだ、リボンの仇をとるという決意には至ってない。だからこそ、陸王にも刺さるわけですね。ブーケが縋って来てるというのがポイントです。これで陸王は「知らずに傷つけたブーケを救いたい」になったはず。

 しかし、後の流れからしてもブーケは憎悪に急速に傾いていってるはずですが、ファイヤキャンドルがすんでのところで救出、陸王と引き離すのがいい感じになってます。陸王には泣き叫ぶブーケしか見えてない。

 ブライダンに戻ったブーケ、クオンに煽られて陸王様の祭壇を壊しちゃう。が、床に落ちた陸王人形は踏みつぶせない。ここもブーケの気持ちの揺れが見えまして納得です。ブーケが憎悪で堕ちて行っても、踏み越えられない線があるとの希望を感じます。

 同時にクオンが残り時間少なさに焦ってることも、再び示してくれる。指輪集めしなければ、ということですね。ブライダンの外様扱いのクオンですが、指輪揃えてテガジューンの搭乗者になるつもりか。もしそうなら、ラストでその期待は裏切られることになりますな。

 テガジューンも最後のノーワンとか言い出す。今話登場の「もの作りノーワン」ですね。既に真白と角乃が接触してまして、しかし戦おうという気配が全くない。子供)(飯島碧)が面白がって寄って来ると、好みのオモチャを作り出して与えてやったりする。

 それでも「もの作りナンバーワン」対決にはなる。吠の手作りバッグに負けたかと思えば、真白との砂のお城作り対決では圧勝とか、もの作りノーワンはかなり気まぐれらしい。世話係のアーイー:ソッキン・グダムがあれこれ一生懸命ですが、もの作りノーワンの反応は薄いですね。

 この後、テガジューンからもの作りノーワンの正体が示されまして、テガジューンやブライダン、さらにノーワンワールドを作った女性科学者とのこと。そうなら黒幕ということになりそうですが、今の立場はテガジューンから生み出されたノーワンという、ややこしいことになってるみたい。

 もの作りノーワンに取り込まれた女性科学者は既に死亡していたとのことで、等々力凱亜/ガオレッドの婚約者の瑠菜と同じ状況でしょうか。一人娘がいたようですが死別し、その後にテガジューンを作ったらしい。その後に女性科学者も死亡してノーワンになったのか。

 となると、女性科学者は我が子の復活のため、テガジューンを作って世界を作り変えようとしたのか。我が子の復活は生成AIによる生成だとすると、エグゼイドのバグスターを連想します(特にポッピーピポパポ)。それでは我が子を取り戻したこととならないと女性科学者は気づき、失意のうちに死亡したんだろうか。

 女性科学者の子の死亡に「災厄」が関わっているとすると、全てがつながりそうな気もします。例えば、自らの技術の限界を感じて「災厄」に頼るも、自らが死亡する結果になったとか。もしそうなら、ゴジュウジャーの最終ミッションも決まって来る気がします。

 そういう妄想はとにかく(^^;)その頃、ブーケの真実を知って憔悴の陸王は竜儀が気にかけてますね。出会った頃の話とかしてまして、陸王の素志(悩める人を幸せにしたい)を思い出させようということみたいです。しかし、ブーケの急襲で駆けつけることに。

 ブーケらの増援はもの作りノーワンのサポートであるようですが、もの作りノーワンは(死後に取り込んんだことで)意識がはっきりせず、ブライダン側の思うようには動かない。やはり、取り込まれた女性科学者の生前の気持ちに突き動かされているようで、近くで泣いている女の子に刺激されて無秩序に暴れ出す。

 もっともブーケも同様でして、ついに憎悪が勝って「今日から破壊のブーケ」と名乗り、陸王であるレオンに容赦なく襲い掛かる。それでも、陸王人形を踏みつぶせなかった気持ちは残っているらしい。レオン/陸王に対して「戦いなさい!」と求めてますね。陸王の攻撃がないと、ブーケは憎悪を陸王に止めを刺すに足るだけまで高められないということだと感じます。

 それでも戦意を高められない陸王/レオンはピンチですが、ティラノ/竜儀が割って入る。初めてテガソードゴジュウティラノになれた竜儀は「テガソード様とひとつになれた」と有頂天ではしゃいでまして、ちょっと違和感ありました。が、違和感あって正解でして、陸王に素志を思い出させるために、わざとだったようです。

 竜儀「お前(陸王)はたくさんの人にこんな気持ちを与えてきたのだろう!」ということですね。それが「しつこく誘って来た」から「今の私(竜儀)がある」というであり、つまり「ブーケを諦めるな」となる。ただし、今のブーケの二面性がポイントでして、敵(破壊)としてのブーケとは戦い、ファン/友(慈愛)としてのブーケは救うと。

 陸王とブーケは正面からの対決となりますが、もの作りノーワンの暴走(?)で水入りかな? もの作りノーワンはティラノに倒されるも、残った右手から復活(作り直す?)してしまう。再び暴走の大暴れでして、世界を作り変えてしまう勢い。

 これをテガジューンは待っていたようで、地上に降臨するや、もの作りノーワンを取り込んで「運命の乗り手」としてしまう。それにしても、この大暴れももの作り対決だったんですか。もうその対決なんかどうでもよくなったと思ってたんですが、もの作りノーワンがしっかりナンバーワンに認定されてますな。

 それでも、もの作りノーワンの微かな意識には失った我が子のことしかないらしい。テガジューンもそこは把握しているようで、迎撃のために現れたグーデバーンを元の名の(破壊の王子)テガナグールとして取り込む。これで破壊と創造がセットになるわけか。

 次回「永遠LIVE!リクオニストに花束を」ではテガジューンに連行(?)されたグーデバーンを救うべく、ゴジュウジャーがノーワンワールドへ。 当然、陸王とブーケも対峙することとなるも、クオンがまたもちょっかい出すらしい。ややこしいことになりそうで面白そうです。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/09 (Tue) 22:48:03

 定期感想その2です。

●仮面ライダー電王(第43話:サムシング・ミッシング、第44話:決意のシングルアクション)

 今週分では、モモタロスらイマジンの実体化でちょっと混乱しまして。劇場版では良太郎の記憶との兼ね合いでモモタロスが実体化できたりしてました。が、今週分では特にそういうこともなしにモモタロスら4イマジンが実体化して戦ってます。

 それで「あれ、良太郎と契約して完了まで行ってる?」と思ったんですが、場所がターミナルだったからのようですね。ターミナルでは現実世界の風景を出せると劇中でちゃんと説明あったんですが、そこをうっかりしてしまってました。

 勘違いに気が付いたのはまだありまして、夜のカイのシーンで空に広がる多数の光の玉です。だいぶ前に初めて見たときは夜空の星だと思いまして、それを散らすカイは凄い力を持ってると思い込んでしまいました。が、光の玉はカイに従うイマジン(の種?)だったようで。だから、カイの機嫌とかで動いたりしていたみたいですね。

 そういう勘違い正しながら今週分をよく観てみますと、さすがに最終回に向けて盛り上がってきたなと感じます。時の分岐点(の鍵)たる「桜井さん」を巡って争っていたと判明して間もないですが、そこをひっくり返す動きが出てきました。

 それも敵味方それぞれ独自に「桜井侑斗が分岐点でないとすれば?」と模索し、しかし一点に集中していくようです。今週分ラストでようやく良太郎の記憶に齟齬がある、おそらくは良太郎が忘れている何かが鍵かと示されるわけですが、具体的には次週分以降ですね。

 良太郎で波乱が起こる準備(?)として、今週分ではモモタロスら4イマジンの覚悟が示されるわけですね。4イマジンそれぞれの性分ゆえに明言はしないものの、「自分たちが消えてでも、良太郎を良太郎の時間に送り届けてやる」という雰囲気は感じ取れます。良太郎もそれを感じ取るからこその抵抗を示すわけでして、互いを思いやるゆえの争いというのがなかなか刺さります。

(でも確か最終回では、あっけらかんとハッピーエンドになってたはず。まあ、嬉しい肩透かしと申しましょうか ^^;。)

 ともかく本編。冒頭は前話ラストで駅長が持ち込んだ思わせぶりなジュラルミンケースでして、開けてみるとスプーンがいろいろ。オーナーは「神のスプーン!」と感激してますが、チャーハンの旗倒し対決用でしょうな。

 やっぱりそういうオチかと気が緩むんですが、駅長は「桜井侑斗が分岐点の鍵かどうか疑問」旨、告げる。もしそうだとすると、侑斗が記憶を代償にしてゼロノスで戦うことに齟齬がなくなる。桜井侑斗の存在が仮に消滅しても、分岐点でないなら影響はない。

 しかし「桜井さん」はカイに狙われ、逃走を続けている。オーナーは「桜井さん」失踪時の前後に何かあると睨む。しかし、良太郎は「桜井さん」の突然の失踪と、姉:愛理の記憶喪失以外に何かあった覚えはない。が、オーナーはそこは「君(良太郎)の証言しかない」と指摘。つまり、覚えてないが起こったことがあるかもしれない、となる。

 その辺りを知っていそうなのは、未来の「桜井さん」からゼロノスを託された侑斗になりそうですが、登場当時から一貫してそこは秘密主義に徹してます。知られちゃいけない何かがあるんでしょうな。が、侑斗/桜井さんも良太郎の記憶について誤解している可能性はあるかも。

 カイは依然として「桜井さん」狙いで、今回はとても外皮が固いアルマジロイマジンを送り込み、早々に過去に行かせることに成功。追おうとするM良太郎にカイは「イマジンの時間がこの時間につながらなかったら、お前ら根無し草みたいな奴はヤバいんじゃないかなあ」。

 カイの目論見を潰せば、モモタロスらは消えるということですな。どうやらモモタロスは既に知っていたようですし、おそらくは残る3イマジンも同じくなんでしょう。過去で変身できなくなったことで気づいたか。しかし良太郎だけが知らなかった。いつか別れが来る覚悟はあっても、それが消え去るからというのは受け入れられない。

 これで良太郎とモモタロスらの間に亀裂が走っちゃうわけですな。モモタロスらとしては良太郎を本来の時間に送り届けたい、良太郎としてはモモタロスらを消滅させたくない。互いに思いやるがゆえに相容れなくなってしまいまして、過去に飛んでアルマジロと戦う電王ライナーはついにイマジンが宿るソードを手放してしまう。

 防御力高いアルマジロに対し、剣なしの電王ライナーでは当たり難い。イマジンのターゲット「桜井さん」も守り切れない。が、すんでのところでゼロノスの加勢があり、「桜井さん」だけは何とか守り切るも、電王がソードを手にしてもその力を使わないため、敗れてしまう。デンライナーで撤退するのが精いっぱいですな。

 自分は「たとえモモタロスらの助力を拒んでも、良太郎はカイと戦わねばならず、モモタロスらを失いことに変わりはないのに」と思ったんですが、良太郎の悩みはそういうものではなかったようです。モモタロスらが「自分で自分を消すための戦いなんかしていいわけない」でしたか。前に侑斗に対しても良太郎が思ったことですね。

 良太郎としては単に戦わないという選択ではなく、モモタロスらと正式に契約して、願いを叶えさせ、契約完了で実体化させることも考えているようです。そうすれば、一応は良太郎と関係なくモモタロスらは存在できる。が、根本的な解決にはならなさそうです。カイの狙い:イマジンの時間につなげることを阻めば、やっぱりモモタロスらは消えてしまうわけですから。

 それでも良太郎はモモタロスらと戦うことを拒み、物別れですね。しかし、そんなことにお構いなく、アルマジロイマジンはターミナルに殴り込んで来る。キンタロス、ウラタロスは迎え撃つも、良太郎がイマジンを拒んでいるため電王は戦えない。ついにモモタロスがキレまして、良太郎に自分と戦えと迫る。どうしても一緒に戦うのが嫌なら、自分を倒してみせろってわけですか。

 良太郎が使えるのは電王プラットフォームと己の戦闘スキルのみでして、当然、モモタロスにハンデつけてもらっても敵うわけない。叩きのめされますが、それでも良太郎は共闘を拒む。守るべきものがあるのは分かっているが、モモタロスらを失ってまでという非情の決断はできない。これにモモタロスも根負け、かつ情も汲む。妥協案とはなりますが、「今」を守るということで良太郎も納得(先のことは後で考えるってことか)。

 再結束となれば、ターミナル内とのことで電王全フォームが使用可能、電王早変わりでの戦いとなり、止めはクライマックスフォームで。序盤ではもたついていただけに、このバトルの快勝は観ていてなかなか満足でした。

 が、デンライナーに戻った良太郎にオーナーは「戦いはこれからですよ」と不安になることを言う。事が思うように運ばないことに首をかしげていたカイも「野上良太郎、お前の記憶だ!」と笑い、何か核心に思い至った様子です。次回予告では例の懐中時計とか、「桜井さん」の失踪時期の話になるようですから、いよいよ桜井&愛理の深謀遠慮の種明かしが始まるはず。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/15 (Mon) 16:31:54

 定期感想その1です。

●仮面ライダーゼッツ(第14話:神鳴る)

 初見ではいろいろ分からなくなりまして。いくつかは再視聴しつつ考えて、当座の理解はできたつもりですが、ノクスについてだけは分からない点が1つ残りました。ノクス=小鷹賢政だとして、今話ではベッドに横たわっている様子がはっきり描かれました。前に、ねむが「自分と同じ」(現実では昏睡状態)と推測していた通りらしい。今話のノクスも現実で目覚める目的があるような台詞もありました。

 現実の小鷹賢政/ノクスが昏睡状態だとして、前にちょこっとだけ描かれた「ベッドで昏睡状態のねむを傍らで見守るノクス」は何だったのか。寝ているねむは現実の本人のはずです。ノクスも現実世界で行動していると考えるしかない。自分は前に「ノクスは夢と現実の境界辺りまでは出現できる」と考えたんですが、今話のノクスの台詞などからするとちょっと違ってそう。

 夢の中でしか行動できないはずのノクスが現実での病床のねむを見ていたという矛盾を解決するには、例えば「病床のねむが誰かの夢の中」と考えたらいいのか。あるいは、「ノクス/小鷹賢政にはドッペルゲンガーがいる」とか。この辺り、現時点では自分ではちょっと解決できそうにありません。

 まあ、この先で説明されることかもしれませんが、何に期待して観たらいいかという点ではちょっと支障になるかも。ノクス/小鷹賢政が何者で何をしようとしているか以前に、何ができるかといったことが分からなくなってしまいますんで。

 分からなくなってることは他にもありまして、莫が自らにミッションとして課した「現実でのねむ捜索」です。誓った後はすっかり忘れたような流れになってまして、手掛かりすら探す様子がない。ただ、ねむについてはノクスとセットの謎かなとも思えますんで、しばらくペンディングする必要があると考えておくべきなのかも。

 ともかく本編。前話で莫が悪夢内とはいえブラックホールに飲み込まれてどうなるか、現実世界では莫が眠りから覚めなくなってしまったし。と思ったら、ブラックホール内があまり危険な世界ではなくて、ちょっと肩透かしな気がしました(^^;。

 もっとも、ゼロもノクスも「ブラックホールに吸い込まれても破滅じゃない」と最初から分かっていたということだったようで。ゼロはさっそく莫のゼッツフォンに連絡してまして、口調もさも当然みたいな感じで焦ってる様子とかは一切なし。

 ノクスは今話の内容も加味して考えますと、ゼッツ/莫に対立しているようでいて、CODEに利用される莫を心配している感じがあります。前話でブラックホールに消えゆく莫/ゼッツをノクスは「愚かな悪夢を叶えたか」と呟いて見守るだけでした。カプセム使っちゃったということと、もしかすると「悪夢」は今話の莫の悪夢を指していたのかも。

 ねむもブラックホール内の莫に追い付いちゃってますな。むしろ、救助に来た感じすらあります。莫の(夢の中で)行くところ、ねむは常に現れてますから、存在を感知できるってことでしょうか。そして、ゼロから連絡が入りまして、次のミッションは「敵を抹殺せよ」(Eliminate the enemy)。莫が「敵」は誰かと問うと、ゼロは「ノクス」と即答する。

 しかし、抹殺すべき「敵」がノクスかどうか、ちょっと疑問。莫は今話で強化フォーム手に入れまして、前話と打って変わってノクスナイトに対して優勢に戦ってますが、抹殺を狙ってる感じではないような。変身解除後にいろいろ話し、ノクスが去るのを黙って見逃したりするわけで。

 そこは、今話でいろいろ謎が提示されたせいかもしれませんが、莫なりに「敵はコイツ(ノクス/小鷹)じゃない」と察したからかも。莫がノクスの話を聞けばそうなるとゼロが予想できないとは考えにくく、ゼロは「ノクスを追って行けば、敵が分かる」と考えて「抹殺すべき敵はノクス」と莫に伝えたんじゃなかろうか(莫の性格とか思考を考慮しての策)。

(ねむが、「eliminate?」と気にしてまして、もしかすると英単語の意味が問題になるかもと思ったんですが、辞書を調べても特になし。ラテン語「敷居から追い出す」の語源からすると、「ノクスを悪夢から追い出す」≒「現実世界で小鷹を目覚めさせる」と取れなくもないのですが。)

 それはともかく、ミッションに取り掛かる前の莫の台詞がちょっと分かりにくい。ブラックホール内の様子を見た莫、「俺自身の心に試されている。悪夢を叶える力を使うべきかどうか」と言ってます。

 莫は前話でカプセム=ナイトメアを封じた玉を「他人の夢を叶えるために使う」覚悟をしているはずで、またも同じ覚悟ってどういうことなのかと。が、前話の覚悟は既存のカプセムを使う覚悟で、今話のはこの後にお目見えする「イナズマプラズマ」フォームを使う覚悟と考えておけば良さそう。

 そこから、莫の過去回想が見える悪夢となりまして、莫が悪夢を見るようになったきっかけから。莫が小学生の頃、雨の日にさしていた傘に落雷してから悪夢を見るようになったと。続いて、莫が通っていた奇妙な塾。ヘッドフォンしての居眠りで授業を受けているらしい。優秀な成績で特進した莫を褒める塾講師はノクス/小鷹でありまして、その点は莫はすっかり忘れていたのか。

(奇妙な塾といえば、555の流星塾を思い出します。オルフェノクの王を探すためのものでした。ゼッツでは、夢に入り込める素質ある子供を探してたのかも。)

 莫らは塾についてさらに探索しようとノクスを追うも、ドアを開けると外に出されてしまう。どうやら莫の記憶に欠損があり、核心に辿り着けないらしい。そこを突き止める覚悟で、莫は自ら雷を呼び込んで打たれ、これで「イナズマプラズマ」を得る。一応、悪夢のきっかけとなった小学生当時の恐怖は克服したのかな。

(ネット放映の電王では良太郎の記憶のピンポンとな欠落に焦点が当たってまして、偶然の一致ではありますが、より興味深くなってる気がします。)

 一方、ノクス。莫には構わず、何者かを探しだして倒そうとしてますな。場所は莫が通っていた塾でしょうか。ノクスが倒したいのは、ノクスの夢に巣食う何者からしい。出現しても姿ははっきりしない。ノクスがノクスナイトを欲したのも、この何者かを滅するためだったんだろうか。しかし、ノクスナイトでも倒し切れない模様。ノクスに何かに対する恐れがあるうちは、どうしようもないみたいです。

 ノクスがそれでも何者かを追うと、そこへ莫が現れる。ブラックホールの先はノクス/小鷹の悪夢だったってことか。ノクスナイト vs ゼッツ・イナズマプラズマの対決となりますが、スピードの差でゼッツ優勢。最強の入れ替わり、ゼッツでも激しいですね。

(ノクスナイトが消火栓破壊し、飛び散った水滴でゼッツの軌道を察知するの、カブト序盤での天道の戦いと似てますな。マスクドフォームのまま、埃と光でクロックアップの敵を見切った戦法。)

 ゼッツ優勢でノクスナイトを変身解除に追い込むも、イナズマプラズマは莫に強い負担を与えるようで、ゼッツも戦闘不能に。そうでなくても莫はノクスに聞きたいことがあるんで、戦闘中止したでしょうな。なにせ塾での記憶が欠落しているわけで。ノクスは割とあっさり答えてくれまして、「闇=CODE」だと言う。どうやら歴代エージェントはCODEに利用・使い捨てされてるってことみたいですが、具体的には次話以降ですか。

 次回「照らす」では、莫よりもノクスを救う方向の話みたいですね。今話でノクスと敵対した何者か(シャドウナイトメア)の言っていた、ノクスの恐れ(暗闇らしい)の解決でしょうか。

 それと、莫が通っていた塾。それって現実にあったものなのか、それとも莫の悪夢内での塾なのかすらはっきりしないように思います。ノクス/小鷹が塾講師と警察官の両方やってたとは考えにくいんで、現実での警察官:小鷹と夢の中での塾講師ノクスというのもあり得なくはない。その塾がCODE絡みならなおさらという気がします。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第42話:永遠LIVE!リクオニストに花束を )

 謎が深まって分かりにくいゼッツに対し、ゴジュウジャーは急展開でも分かりやすくなってますな。ゴジュウジャーが最終盤の盛り上がりのドラマをグイグイ進めるんで、ゼッツは対照的に紆余曲折させてるのかも。

 今話は前々話(40話)ラストで発生した「ブーケと陸王の亀裂」の解決編ですね。いったん壊して直すといったところでして、ブーケの回想イメージが上手くできてて、よく分かる。第40話では「陸王のイメージが燃え尽き、死にゆくリボンのイメージが現れる」、第41話では「死にゆくリボンのイメージのリピート」、今話では「燃え残った陸王のイメージ復活」となってます。

 ただ、ちょっと気になるブーケの台詞がありました。出撃するブーケが「百夜陸王、今度こそあなたを『破壊』する」と言ってます。物に対するような感覚ということですね。ブーケは人工生命体でありますが、生命についての理解はまだできてないのかもしれません。仮にブーケがそうであるとすると、そうなる原因はテガジューンの不完全さにあるのかも。

 ともかく本編。前話で乗り手(もの作りノーワン=テガジューンの作り手)を得たテガジューンは、後はテガナグール(グーデバーン)の準備さえ整えばという状況。しかし、ブーケはリボンの仇を討つべく皆とは離れて行動開始。

 そこへ突如の警報が鳴り、クオンがブライダン側の指輪全てが盗まれたと急報する。ファイヤキャンドルらは大騒ぎするわけですが、観ていて「あ、これはクオンの仕業だ」と直感します。が、テガジューンが気が付く様子がない。少し深読みして「テガジューンは気が付いているが、しばらくクオンを泳がしておくのかも」と考えることもできますが、この後の展開からすると、どうもそのようではありません。

 一方、「テガソードの里」のゴジュウ戦士の面々はグーデバーン奪回に向かいたいものの、乗り込む手段がなくて困っる。が、突如としてノーワンワールドへのゲートが開く。テガソードは自分が開いたものではないと言う。となると、これもクオンの仕業なんでしょうね。吠らがノーワンワールドに乗り込んだ直後から、ナイフ&ケークに指輪泥棒呼ばわりされてますし。指輪を盗んだものの、まだ使う準備が整わないクオンの時間稼ぎの策なんでしょう。

 ゴジュウ戦士が奪還を目指すグーデバーンは、ブライダン城内で“丁重に”もてなされてますな。ぬいぐるみ、紙芝居などあれやこれや、赤ちゃん扱い過ぎてグーデバーンは不満。そこでテガジューン母ちゃんが“再教育”に取り掛かるわけですが、まあ親ばか子煩悩。まずは人形劇で機嫌を直してもらおうとし、うまく行かないと「やはり男の子は分からん」としょげる。
(この人形劇、プロの人形劇団がやってくれてるとのこと。それなら、もうちょっと見たかったなあ。)

 このテガジューンは一生懸命さの理由は子煩悩だけでなく、劣等感ゆえらしい。テガソードの模造品という点ですね。テガソードよりうまく世界を作り直せれば、「本当の生を授かることができる」と信じているようです。まだ「生きている」とはいえない、とテガジューンは悩んでるわけですな。

 もうちょっとテガジューンの話が続けば、その真意が分かったかもしれませんが、クオンの指輪盗難犯発見の報で水入り。テガジューンはグーデバーンのもとを離れ、その隙を突いて真白らが突入、グーデバーン奪還を試みる。割とあっさり成功でして、護衛のファイヤキャンドルを吠と真白が引きつけ、ベアックマがグーデバーンの拘束を解いて脱出と。

 城外では、ブーケ vs 陸王/レオンですね。等身大戦で決着つかず、巨大戦へ移行。この巨大戦で、なぜか応援団演出入りまして、最初は「?」です。なんのナンバーワン対決なんだろうと。そこは最後に明かされまして、「君の推しナンバーワン」でしたか。ある意味、勝者がいるとすれば陸王しかいないというバトルですね。ブーケが陸王を倒すとすれば、推しだった気持ちを完全に切り捨てるということでしょうから。

 この一戦でブーケはリボンの仇=陸王への憎しみを捨て去ったかのようでして、見ようによっては気持ちの切り替えが早すぎるのかもしれません。が、前々話からのドラマ描写での布石と積み重ねがありまして、自分的には納得です。

 上述しましたブーケの回想イメージがありますし、陸王人形を踏みつぶせなかったブーケの描写もあります。加えて、リボンの悪行面も描かれてるわけですし。ブーケは一面を見て思いつめることが多かったように思いますが、今回の一連で両面を見ることができるようになったと思えます。

 グーデバーンは取り戻し、ブーケと陸王も仲直りだしで、めでたしめでたし。と思ったら、案の定な異変発生。クオンの****ですね。クオンは指輪を盗んだのは自分とテガジューンに明かし、その力を使ってテガジューンを取り込んでしまう。テガジューンにかけられた呪い(テガジューンに取り込まれる)を、クオンは反転させたわけか。呪いを受け入れる時点で、こうする計画であったらしい。

 クオンによれば、テガジューンがまんまと策にはまったのは「弱くなったから」らしい。弱体化の原因は情愛ですか。リボンを生み出す動機も情愛とのことで、テガナグール(グーデバーン)を欲したのもそれなのかも。それもこれも、おそらくは「本当の生を授かることができる」という願いゆえなんでしょうな。願いに近づくほどに弱くなる。クオンはテガジューンに拾われてすぐ、そこに気付いて長期計画を立てたと考えればよさそう。

 テガジューンがクオンに飲み込まれたとなりまして、この後の流れは予想できるような気がします。テガジューンは倒すべき敵から救うべき存在になるはず。陸王のもとに来たブーケは共に戦うでしょう。個人的情誼(アイドルとファン)は敵味方を超えると今話で証明したわけですから。

 残るブライダンの面々も、ナイフ&ケーク夫妻は禽次郎に敵でも恩は恩との態度を見せてましたから、テガジューン奪還ならついて来るはず。ファイヤキャンドルさんは、まあたいてい大丈夫でしょう。

 ただ、まだクオンの目的ははっきりしません。序盤では狂気を見せつつ、吠も自分(クオン)も滅ぼしたいみたいなことを叫んでました。もしかすると、ユニバース大戦が起こってからの今の歴史における吠とクオン(久光)のことなのかも。もしそうなら、吠が前に二択を突きつけられた「ユニバース大戦が起こらず、災厄もテガソードもいない平和な歴史」の吠と久光としたいのか。

 まあ、そういうのはちょっとありそうにないドラマですが、ラスボス化したクオンは倒されてはしまうんでしょう。悪のまま滅びるか(救いなし)、改心しつつも死亡するか(救いあり)。救いのある退場としては、またも「災厄」が絡んできて、クオンが阻止の鍵となるも命と引き換え、みたいな展開なのかも。

 まあ、どんな展開からの大団円となるとしても、今話を観る限りはきちんと満足できる風呂敷の畳み方になると確信はした次第です。何に期待して、どこを観ればいいかがはっきりしてる感じです。角乃交代で一時はヒヤヒヤしないでもなかったですが、制作はちゃんと立て直してますな。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/16 (Tue) 11:35:20

 定期感想その2です。

●ジサリス2期

 2期が完結したわけですが、「だいたい分かった」まででした。感情ごとに世界を分割して管理するようになった。が、ジサリスがそれを是とせず反抗を始め、世界分割の黒幕ヴァニタスをついに倒すも、ジサリスも倒れる。といったところでしょうか。

 1期でヒロイン:アユカが何度も死亡していたのは、次の世界に渡るには「転生」が必要だったからのようですね。並行して存在する世界ながら、ある世界から見た別世界は来世扱いという理解でいいのかしらん。ジサリスが仲間を募るのも大変だったということか。

 井上正大さんは3期め制作のための資金集めに奔走されているとのことで(1シリーズ1億円かかるらしい)、まだ全て見せてもらったわけではなさそう。たぶん3期はジサリス復活のドラマなんでしょう。是非とも実現してもらって、今度こそ「よく分かった、感動した!」に持って行ってもらえると期待することにします。

●仮面ライダー電王(第45話:甦る空白の一日、第46話:今明かす愛と理)

 どの時間軸で誰が何をして、今の状況になっているかがややこしいですね。前の一気見のときは分かったつもりで感動したんですが、どうやら「なんか桜井さんと愛理がすごいことしてる」くらいにしか分かってなかったみたいorz。

 不可思議現象としては、もう1つ出てきた懐中時計があります。既に第1話からある懐中時計は裏に文字が刻まれているもので、今話で愛理から「桜井さん」へのプレゼントとして、良太郎と一緒に購入したものと描かれました。

 もう1つ出てきた懐中時計は、今の良太郎の記憶にないものですね。しかし、時計店主は良太郎が1人で再来店して、8月に届けてほしいと注文したもの(しかし、時期がずれ込んで12月に届いた)。注文したときの良太郎は嬉しそうだったと店主は言う。

 今の良太郎に心当たりがない時計を追加注文した良太郎は誰だ、となります。嬉しそうということは、今の戦いを勝った未来の良太郎か。それとも、まだイマジン襲来前の平和な時期の良太郎か。そもそも、なんで謎の良太郎は懐中時計をもう1つ注文したのか。

 最初からある文字入り懐中時計は、愛理&良太郎が購入→「桜井さん」に贈呈→「桜井さん」失踪時にボートに残される→良太郎が回収、でいいはず。と考えて、「あれ、だとすると過去を逃げ回る「桜井さん」が持ってる懐中時計は?」と自分の考えの抜けに気が付いて、余計に分からなくなりましたorz。

 それでも考えようとして、前にペンダントが増殖したことを思い出しまして。結婚式で新郎が投げ捨てて壊れたんで、良太郎がそれより過去で回収したものの、イマジン討伐で新郎がペンダントを壊さない歴史になり、ペンダントが2つになっちゃったエピソードです(第7・8話)。懐中時計も、もしかすると歴史の分岐で増えちゃってるのかしらん。赤いカードで変身した侑斗が落とした懐中時計の鎖もよく分からないまま。

 この先で懐中時計の謎解きがされるかどうか覚えがないんですが、下手の考え休むに似たりと割り切って、最終回まで観てから考えたほうがよさそう。少なくとも、現時点の情報では自分では整理できません。「増えた懐中時計は良太郎の記憶にピンポイントな欠落がある示唆」と思っておくことにします。

 ともかく本編。良太郎の記憶に抜け落ちたものが鍵と気付いたカイが動き出す。しかし、過去を探ったものの、どうしてそうしようとしたかを忘れがちになってますな。レオソルジャーがサポートはするものの、カイが過去を持たない影響が強く出るようになってるらしい。つまり、カイの残り時間が少ないということで焦り出すわけですな。

 一方、「ミルクディッパー」では良太郎に心当たりがない、しかし送り主が良太郎の懐中時計が届く。クリスマスプレゼントとしては奇妙ですね。懐中時計についているのは黒い紐で、元からある懐中時計と同じ。しかし、裏には何も文字が刻まれていない。前に同型の時計を買った店に行ってみると、店主は1人で再来店した良太郎が8月に届けてほしいと注文したと言う。そのときの良太郎は嬉しそうで、姉:愛理には伏せておいてと店主に頼んでたらしい。

(その8月を放映及び作中時期で考えると、TV・映画連携の牙王の事件の時期でいいかなあ。)

 それ以上は過去に行きでもしないと分からなさそうですが、デンライナーはチケットなしの時間移動はオーナーが許可しない。となるとゼロライナーなんですが、侑斗が全力で阻止するわけですね。絶対に問題の時間に行かせたくないらしい。どうやら、侑斗は良太郎の記憶の抜け落ちについて、何か知ってる感じですね。

 しかし、時計店主と契約したスノーマンイマジンはそんなことお構いなしに過去へ飛ぶ。「桜井さん」が失踪し、愛理が記憶を失った当日ですね。イマジンを止めないと現在も変わってしまうんで、普通ならすぐに追いかけないといけない。デンライナーで行くための日付入りチケットも手に入れた。

 しかし、侑斗は自分が行くからと良太郎を止める。何か切迫してるような必死な様子です。が、良太郎は過去へ。スノーマンイマジンはさっさと倒しまして、どうやら本命は愛理らしい。記憶を失うのを防ごうということでしょう。事件が起こった湖畔へ急ぐ。そこへ侑斗も追いついて来る。

 が、侑斗ではないゼロノスがカイ率いるイマジンと戦っているのを目撃するわけですね。変身者は「桜井さん」。ゼロノスは敗れ、カイは天を裂いて自分の過去を引き寄せたらしい。その影響で愛理も「桜井さん」も消滅してしまう。カイは「過去を手に入れた! これで未来もつながる!」と狂喜している。

 しかし、記憶を失ったものの愛理はその後も健在なわけでして、特異点たる良太郎の記憶で世界は再構築され、カイの(過去の)目論見は失敗に終わったらしい。この経験があるから、前に学生時代の侑斗を抹殺しても、結局は元の木阿弥になるとカイは知っていたようですね。

 後半(第46話)に入りまして、愛理らの消失で半狂乱の良太郎を、侑斗が「過去を見ているだけだ」と宥めてデンライナーに連れ帰る。この一連での侑斗はちょっと奇妙にも思えまして、未来の自分(「桜井さん」のゼロノス)の敗北と愛理の消失という事態を意図的に見過ごすが如きです。

 もっとも、デンライナーに戻ってからの侑斗の説明にも一理あるわけですが。特異点たる良太郎がいるから、その記憶を頼りに世界を修復できる。しかし、前にピアノの男が誰にも覚えてもらってなかったために修復されないなんてことがあったわけで。良太郎の記憶に欠落があるならば、その部分は修復されないということになってきますね。

 その辺りは侑斗とデネブの会話で少し匂わせている部分がありそうです。が、侑斗とてカイの一時的勝利と愛理らの消失については知らなかったらしい。「桜井さん」が侑斗に対して伏せている部分もあるってことでしょうか。状況をどれだけ把握しているかについては「桜井さん>侑斗>良太郎(とカイ)」と思っておけばよさそう。

 情報的に不利なカイはついに直接行動に出てくる。良太郎の抜け落ちた記憶を知るべく、良太郎を直接探るわけですね。それにより、分岐点の鍵は「桜井さん」ではないと気づいた模様(何を見ての判断かは分かりませんが)。駆けつけた侑斗、事ここに至ったは仕方なしと、過去を逃げ回る「桜井さん」は囮・陽動だったと良太郎に明かす。

 カイは勝ち誇る感じで「本当の鍵は、野上愛理」と告げるわけですが、この後を知ってみると、侑斗の表情が興味深いですね。良太郎は単純にショックを受けてる感じです。侑斗の表情からは「しめた、罠にかかったな!」といった気持ちが窺える気がします。

 カイはさっそくレオソルジャー過去へ送り、記憶を失う前の愛理を襲撃。良太郎と侑斗も追いついて来て阻止にかかる。が、愛理は逃がせたものの、電王&ゼロノス(赤)でもレオソルジャーに対して劣勢。そこへゼロノス(緑)が加勢に駆け付けまして、変身者は「桜井さん」ですな。これで隙ができたレオンソルジャーを電王ライナーが撃破。

 そして消失前で全てを覚えている愛理から話を聞くことになる。事の発端は愛理らのもとへ「時の列車」(ゼロライナー)が現れたことだったと。そのゼロライナーを誰が差し向け、誰が乗っていたかは分かりませんが、カイがイマジン使っての歴史改変を知る者なのは間違いなさそう。

 カイを止めて時間の改変を防げということで、「桜井さん」はゼロノスを授かり、愛理も共に戦うことになったんでしょう。が、実際にはカイが一時的ながら勝利して、カイの歴史に作り替えてるわけで。その影響は完全には修復されず、イマジンは存在して事件を起こしてるし、特異点であるコハナ/ハナの時間は失われたまま。

 良太郎が試みたように、湖畔での戦いを防ぐか勝つかすれば全てOKとなりそうですが、愛理はむしろそれを起こさねばならないと考えてるようですね。一時的にせよ自分が「桜井さんと共に消失する、復活しても自分(愛理)の記憶は失わると知っていても、湖畔での敗北は必要と判断しているらしい。侑斗も何かを察しているようでして、引き留めることなく、むしろ花を贈って送り出す。

 かくして、カイの一時的勝利と愛理らの消失は確定してしまう。しかし良太郎の記憶により愛理らは復元され、湖畔に立ち尽くす愛理のもとに良太郎が駆けつけ、湖上のボートには懐中時計のみ残されるという、良太郎が覚えている事態となる。

 少なくとも「湖畔の事件はカイの一時的勝利から良太郎が回復した時間」だったことを良太郎は知らない、すなわちそこは良太郎の抜け落ちた記憶(の一部)となりそうです。カイの推理としては、カイの一時的勝利を知らない良太郎は分岐点の鍵足りえないはず。

 桜井侑斗については若い頃の侑斗を抹殺しても世界が回復することから、分岐点の鍵としては怪しい。分岐点の鍵が良太郎の記憶の欠落部分にあるとすれば、愛理しかない。といったところだったのかな。そこで湖畔の事件前の愛理を狙ってみたが失敗し、現在の愛理を狙うのが次回となるようですな。

Re: 12月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/12/16 (Tue) 23:56:37

 師走に入って、考えることが多くて、先週は書き込みができませんでした。
 よって、今週は2週分。

★ゼッツ

 隕石の話の後編と、ノクスとの戦いの前編になるのかな。

 最近は、前編の事件調査編と、後編の事件解決編でスッキリ次のエピソードに続く、とはならないですね。
 事件解決したと思ったら、次のエピソードへのクリフハンガーで続く、連続活劇になっているというか。

 隕石のナイトメアは重力の力で倒した……けど、その時に発生したブラックホールで莫自身も吸い込まれて、続いた。
 そして、莫とノクス(小鷹)の過去の因縁ですか。

 莫の少年時代ということは、彼の年齢が現在23歳という設定なので、小学生だと考えたら、12年ぐらい前になるのかな。
 富士見刑事は現在35歳なので、12年前は今の莫と同じ23歳。その若さで部下を持っているとは考えにくいので、小鷹は富士見の部下になる前から、CODEのエージェントあるいは教官として後進を育てていた?

 ノクスあるいは小鷹が年齢不詳という設定なので、12年前が何歳なのか特定できる材料に乏しいですが、
 そもそも、あの塾の記憶が現実なのか、それとも仮想の夢空間なのかも、今回の範囲でははっきりしません。
 夢と現実の境界線が見えないですし、記憶の捏造も普通にできそうな世界観なので、劇中で提示された情報をどこまで信じていいのやら。

 我々はとりあえず、これまで莫の視点で、事実関係を推測して来たわけですが、莫の記憶に欠落があると分かった以上、莫がミステリーにおける「信頼できない語り部キャラ」になってしまったのが現状。
 こういう作品だと、作り手はミスリードを平気で混ぜてくるので、この年末から年始にかけては、どんでん返しを覚悟していよう、と。

 現在、事件の背後を一番知ってそうなのは、CODEの上司のゼロと、かつてのエージェント・フォーだった(シックスじゃなかったんだ)ノクスだろうけど、どちらも莫および視聴者には情報を明かしてくれない。
 分かっているのは、CODEの用意したカプセムのシステムが、ナイトメアを利用した禁断のシステムで闇属性とも言えるもの。そういう目で見ると、ゼッツの変身も闇に蝕まれているような肉体変容を伴っている感。

 一方、ノクスナイトの方が、カラーリング的に光属性に見えるというもの。
 それに対して、新たな力の雷は、光と闇の両面を備えているような。電光は光ですけど、雷雲は闇っぽいので、どっちもあり。
 ただ、今回の音速光速の戦闘描写は、アメコミヒーローのフラッシュっぽい演出だな、と。

 前にアントマンの演出だったり、アメコミヒーローっぽい演出の多いのがゼッツ。
 フラッシュだったら、そのうち時間を遡っていきそうな気もします。まあ、夢の中で過去の記憶を見るから、リアルで時間遡行する必要があるかと言われたら、謎ですけどね。

 重力操作→ブラックホールの特異点→時間移動という類推と、電王のイメージもかぶって、いろいろ妄想がつながる時期。

 謎解きという縦軸はさておき、今回のミッションである「敵を滅せよ」。その敵とはノクスなのか、それとも違う解釈で事件解決なのかも次回待ちですけど、

 次回のクリスマス前決戦で、ノクスとの一先ずの決着。そして、年末最後の放送で、CODEの陰謀が表に出て来て、年明け新展開かなあ、と踏んでいます。

 年明けで気になるのは、莫の妹の美浪ですね。
 彼女はゼロと対面したのですが、慌てず騒がず、謎の存在である機械人形に対して、莫を危険な目に合わすな、と強気の態度。
 TTFCでは「エージェント美浪」というショートムービーが毎週2、3分程度の尺で配信されていたのですが、その1話から5話までが、最近YouTubeでも無料で公開されました。
 内容は、美浪が普段、芸能マネージャーとして仕事をしている様子を映像化しつつ、同時に「警視庁爆破事件」とか、本編とのリンクがあったり、美浪自身の夢でナイトメアと遭遇しているなど、もしかして今後の展開の伏線が張られている? という感じでした。

 ある意味、莫よりも美浪の方が、肝が座っているような感じでして、これだと美浪が仮面ライダーになる可能性も十分想定できるな、と。
 まあ、ねむがライダーになるか、美浪がライダーになるかは、どっちもあり得るわけですが。

 あと、気になるのは、莫の劇中でのコードネームはセブン。つまり、彼のことを仮面ライダーゼッツとは、誰も読んでいないし、本人も名乗っていないんですね。
 平成ライダー以降は、劇中で「仮面ライダー」という言葉が使われていない作品はよくありますが、その場合もクウガとかアギトとか、番組タイトルの固有名詞は使われていた。
 でも、ゼッツという単語で莫が呼ばれることは、今のところない。

 これは、CODE所属のエージェントだから、セブンという番号で呼ばれているけど、もしもCODEとは距離を置く設定なら、セブンという呼称を捨てて、改めてゼッツを名乗るのかな。
 まあ、ゼッツドライバーとか、アイテムの名前では普通にゼッツって使われているし、ベルトが喋る音声でも、「ゼ・ゼ・ゼッツ」と言っているから、変身システムの通称がゼッツなのかもしれないけど。
 あと、クローゼットの奥の秘密基地も、ゼッツルームですな。
 

 そうなると、莫以前のエージェントも、ゼッツドライバーを使っていたわけで、ノクスナイトもゼッツになるのかな。いや、変身コードが「擬装」だから、ゼッツシステムを改造アレンジした擬似システムなんでしょうけど。

 とりあえず、CODEの立ち位置がどうなっていくのかを気にしつつ、今、この番組で一番、感情移入しているのがノクス(小鷹)になりつつあります。

 だって、塾の先生だったという一面を見せられるとねえ(苦笑)。
 時間軸から推測すると、塾講師の小鷹さんが先で、富士見刑事の部下の小鷹さんが後ということになりますが、
 塾講師と裏のエージェントの顔が夢の中で、リアルの表の顔が刑事とか、
 「学生時代に塾講師のバイトをしている大学生だったのが、その後、警察に就職した」という可能性もあるし、
 小鷹さんの経歴に一番興味津々だし、それが見えてくると、莫や富士見刑事以上に感情移入できそうです。

★ゴジュウジャー

 先週は、最後のノーワンという触れ込みでしたが、年明けはもうノーワン出ないのかよ、と思ってたら、
 まあ、ノーワンを生成するテガジューン様が退場(?)したら、確かに最後だってなりますね。

 クオンがテガジューンを吸収しちゃって、これはつまりリョウテガソードと一体化したゴジュウジャーと同じように、ガリュードもテガジューン装甲を身にまとって、さらに巨大化するのかなあ、とか、次回のクリスマス決戦回がどうなるかなあ、と。

 とりあえず、クリスマス決戦に向けて、玩具の見せ場をいろいろ用意しないといけないので、販促が不十分なグーデバーンを先週と今週で示しつつ、暁も先日見せて、あとはテガジューン自体の見せ場が次回になるわけですが、

 さらに年末といえば、「年を越せずに退場してしまうキャラ」。
 今回、ブーケの去就が心配されていましたが、何とか年を越せそうで、ホッとしたり。
 彼女の演技が、アクション部分も、破壊と慈愛の演じ分けも見事で、Xポストで「演技がいいな」と放送見ながらつぶやいたら、役者本人から即座にいいねをもらって、ちょっと浮かれたり(笑)。
 本人も同じ時間に番組を見ていたらしい。

 で、テガジューンがクオンに吸収されたということは、残されたブライダンの面々としては、女王の敵討ち、あるいは解放のために、打倒クオンを目指そうって話になるだろうか。
 あるいは、クオンが女王の代わりにトップに君臨したから、やむを得ず、従うことになるのか。

 ともあれ、年内でブライダンの組織も実質崩壊して、年明けから厄災ふたたびってなりそうですね。

 クオンが無事に年を越せるのか。
 まあ、キングオージャーのラクレスみたいに、突然いい兄貴に戻って……というケースも考えられなくはないのですが、

 テガジューンを吸収した影響で、クオン女王になったりするのも想定しておく。
 ちょっとキモいけど、クオンだったらそういう路線もあり得そう。

 とりあえず、どんな展開になっても、次週のトレンドは、クオンになることは間違いないか、と。

★ジサリス

 すみません。
 ラドキーパーが退場した辺りで、脱落してました。

 どうも、キャラを大切に使ってくれない作品は、視聴意欲が減退しますね。

 1期のアユカ視点の時は、彼女の異世界巡りが楽しかったのですが、2期になると、「ジサリス本人の謎解き」がテーマっぽいのに、そこに感情移入できるキャラがいない。
 ジサリス自身は、記憶を失ったりもしたけど、おおむね過去の経緯は知っている。だけど、視聴者には教えてくれない。
 すると、視聴者自身と同じような立場で、ジサリスの謎を追うキャラが作劇上、必要なのに、アユカみたいな存在がいないために(ゾルンがそうなるか、と期待したんだけど)、軸足がぼやけてしまったな、と。

 仮に、記憶喪失ジサリスが、自分の失った記憶を求めて葛藤する話だったら、ジサリスに感情移入できたかもしれないのに、彼は達観しすぎて、視聴者の感情移入を拒んでいるような描き方。

 謎の主人公を成立させるためには、その謎を追いかける視聴者目線を誘導してくれるキャラがあって然るべきなのにね。
 それこそ、カブトの天道に対する加賀美のようなキャラがいれば、分かりやすい対比になれたんだろうけど。

 ジサリス2には、対立する相手はいても、主役の対比として物語を引っ張ってくれるキャラがいなかった。
 ジサリスの側で、状況を客観視しながら、謎を整理してくれる役回りをラドキーパーが行うことも期待したんだけど。

 これで、ジサリス3を仮にやるとしたら、相棒としてのラドキーパー復活とか、ジサリスおよび世界の謎について、改めて視聴者とともに探求してくれるキャラを用意して欲しいな、と。

 まあ、今、何が問題なのかを整理解説してくれるキャラがいないと、謎解きものは成立しないんじゃないか、と思っている。ジサリスの過去とか、真意とか、断片的に散りばめられても、それを拾い集めるキャラがいないとねえ。
 探偵役や刑事のいないミステリーみたいなもので、ちょっと不条理な作品だった、と途中まで見ての感想でした。

 

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/23 (Tue) 11:24:42

 定期感想その1です。

 ニチアサは来週はお休みですね。やはり年末年始のTVは番組編成がいつも通りに特別になってますな。深夜には映画が多くなったりしますが、今年は何を放映してくれるのかと少し期待したりします。

 NOVAさんは「ジサリス」は途中で視聴断念されてましたか。「ラドキーパーが退場した辺り」と伺ってみると、妙に納得するものがあります。自分だと、「NARUTO -ナルト」でカカシが死亡退場したときがそんな感じでした(後にカカシ復活するんですが)。

 NARUTOの場合ですと、まだ子供(中学生相当)のナルトらを支える大人キャラがいなくなったことで落胆。言い換えると、大人の責任を果たすキャラがいない。ジサリスのラドキーパーもちょっと中2病(?)っぽいジサリスを、(いろいろ悩みながらも)静かに支える感じでした。

●仮面ライダーゼッツ(第15話:照らす)

 ノクス/小鷹賢政について、かなり明らかになりまして、自分が以前に疑問に思った点が解消されたりもしました。分かってみれば、かなりスッキリ(?)した対立構図が見えてくる気がします。

 ノクスの背後に「ザ・レディ」なる黒幕がいることで、曲がりなりにも組織的な敵ということで分かりやすい。ノクス/コードナンバー4が悪夢内ミッションでピンチに陥るも、司令官ゼロは救援を送らずに突き放す。おそらく、そこで「ザ・レディ」が介入して引き入れたんでしょうな。

 ザ・レディの素姓は不明なものの、CODEと対立的であるのは間違いなさそうです。莫のクローゼット奥のCODE指令室と同様な、現実と夢との境界にある拠点も持っている。これがあるってことで、以前にちょこっと出てきて、自分が後で疑問に思った「ベットの横たわるねむを見つめるノクス」の状況も判明。

 ノクス/小鷹賢政本体はセーフハウス風な家の寝室に横たえられてたわけで、その奥にある現実と夢の境界の拠点に眠れるねむがいたんでしょうな。それならノクスが夢から出られない(本体が目覚めない)状況でも、眠れるねむを見ていておかしくない。

 ノクス/4に離反されたゼロの今話の台詞からしますと、CODEの動きというのが必ずしも(善悪二元論的な)正義ではないことを示唆しているようです。平和を守るためには、あくどい汚れ仕事もあるよ、それをこなすのがエージェントだ、といったところでしょうか。歴代ライダーものでも、何が正しいかをはっきりさせない作風もありまして、ゼッツもそういう路線なのかも。

 もしそうだとすると、ザ・レディがノクス/小鷹に提示したのは単純で分かりやすい正義だったのかも。「部下を大事にせずに使い捨てなんで駄目だよね、1人を救えずに世界の平和なんて」みたいな。かつ、今話でノクスを襲ってまとわりついた敵シャドウナイトメアはザ・レディが仕向けたんんじゃなかろうか。要はマッチポンプの詐欺。

 ゼロはそういう事情だと察してノクス/4をできれば救出したいが、ナイトメアの現実への被害を座視してまでノクスを救うつもりはない。なんて、そこまで具体的に考えたら、たいていハズレですけど(^^;、先の展開をいろいろ妄想してみることができるようにはなりました。前話までだと「どううこと?」が多すぎて、それすら難しかった。

 ともかく本編。冒頭はノクスから話を聞いて動揺する莫ですね。夢の中で指令室に戻ってきて、いろいろゼロに尋ねてみる。が、ゼロは依然としてノクスはナイトメアを操る敵、"Eliminate the enemy"は続行とのみ答える。さらに「大義>人命」とも。と思ったら、莫を心配する妹:美浪をゼロは気遣ってもいまして、単に非情なだけではなさそう。

 それを莫がどう思ったか定かではないですが、既に覚悟は決まっていたらしい。ノクスに無効化されたカプセムも再び入手し、ゼロから「ブースター」も授かる。
(仮面ライダーWEBで一時は薄い表示になってたカプセムもカラーで復活してますな。)

 ノクスの悪夢も続いてまして、任務中でピンチに陥った自分がゼロから突き放された過去を見ている。過去も今も襲って来るのはシャドウナイトメア。が、ノクスの本体があるセーフハウスなら、夢の中でも安全な模様ですね。しかし、ねむは着実に追尾してくるのか。探知能力が半端ないな。
(が、たぶんそこから少し踏み込めばねむ本体が発見できるはずですが、自分については探知できないらしい。)

 莫もノクスを追えるようですね。ノクスというより、深層心理への扉が分かるんだろうか。その扉の先でついにノクスをつかまえる。が、"Eliminate the enemy"のターゲットはノクスではないと(割と期待通りに ^^;)言い出しまして、やっぱりシャドウナイトメアが問題ということらしい。

 ゼッツ vs シャドウナイトメアとなりますが、ノクスナイトでも捕捉しきれなかった強敵ながら、今のゼッツはカプセム全て使える優位性で撃破。これで一応はノクスの恐怖対象:闇は払われたことになるのかな。夢内のノクスはそれでも莫に傾くことはなく、しかしちょっとツンデレなことを言って去る。

 一方、現実では富士見と南雲が小鷹を追ってるわけですね。聞き込みに加え、ノクスの夢内での戦闘の影響を頼りに、ついにノクスのセーフハウスを探り当てる。が、ゼッツがシャドウナイトメアを倒したタイミングでして、闇への恐怖が払われたことでノクス/小鷹本体が昏睡から覚める。

 突入した富士見らに小鷹/ノクスは「やらなきゃいけないことがある」とだけ言い、奥の部屋=夢と現実の境界の拠点に去る。「イレイス」使ってセーフハウスと拠点とのつながりを消しちゃったようで、もうここから追うことはできなさそう。富士見が小鷹/ノクスの真相を知るのは、まだ先になりそうです。

 拠点では「ザ・レディ」が(夢内だけの存在ではなくなった)ノクスを迎えまして、「胡蝶の夢」っぽい言葉をかける。(表向きの)目的は「CODEの存在しない、自由で美しい世界」ということらしい。

 莫のほうは、無事に悪夢から覚めまして、美浪を安心させてますね。クローゼット奥のドアは開けっ放しになってまして、莫も美浪がいろいろ知ったと察する。同時に夢内でゼロが言った「妹に心配かけるな」はこのことだと納得したはず。今話前半で崩れかけていたCODEへの信頼も、ちょっと揺り戻したかもですね。

 次回「奔る」では、お預けになっていたねむ捜索・救出再開のようです。が、今話のこと(ノクスを倒さなかった)で、ゼロの莫に対する信頼が減じたらしい。まあ、たぶんゼロの演技なのかも。そうだとすれば、今話の回想でのノクスを突き放したゼロにつながるかもしれない。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第43話:決戦クオン!天使からの贈り物)

 次回に「オリガレッド」なる赤の戦隊戦士登場と出てきたんですが、思わず「誰や?」となってしまいまして(^^;。後で調べてみると、「きみが考えるスーパー戦隊レッド大募集!!」なる企画への応募作品ナンバーワン賞の戦隊戦士だそうで。

 戦隊名は「折ジナル戦隊」、モチーフは折り紙、作者は10歳のファンとのこと。各戦士にカラーがあることを、色が種々ある折り紙に対応させたのはいいアイデアと評されたらしい。折り紙ですから、形もいろいろできるはずですね。もし戦隊シリーズが続いてたら、いずれ採用の可能性あったかも。

 今話本編に戻りまして、予想外の展開でビックリです。テガジューン取り込んでラスボス化したと思えたクオンは自身の問題を解決してしまいました。兄弟げんかの仲直りですな。取り込まれたテガジューンも割と自由に行動できたようで、こちらは孝行息子グーデバーン/テガナグールにより夫婦喧嘩解消と。

 それらは「まあ、こういう急転直下もアリか」と納得できますが、見るからに「たいてい大丈夫」と安心していたファイヤキャンドルが憤激、(ブライダン)最後の敵となっちゃうとは。怒り狂っており、しかしテガジューンらから事実上離れて弱体化でしょうから、「災厄」に付け込まれそうな雰囲気を感じます。

 そうなるとしたらクオンだと思ってたんですが。テガジューン取り込んで、それでも勝てずに憤激、ついに「厄災」と結託しようとして、逆に取り込まれて破滅、みたいな。しかし、クオン/久光のコンプレックス「めげない弟(吠)がうらやましかった」が明かされてみますと、今話の結末に何か納得するものがあったりします。

 何をやっても上手くこなす久光は、ノーワンワールドに迷い込んだ弟:吠を捜し、しかし久光自身が帰還不能となる。たぶん、このときに決定的に歪んじゃったんじゃないかと思います。めげない弟がうらやましいということは、久光自身は失敗にめげるということ。ノーワンワールドで帰れぬ迷子となるということは、現実世界で積み上げてきた成功を失う大失敗で立ち直れない。

 しかし挽回は目指しまして、テガジューンの呪いを受けてクオン/ガリュードとなった。ノーワンワールドでは最強クラスであり、地位も幹部クラス。ただし、いずれテガジューンに飲み込まれて、クオンは消えるというもの。しかし、それでは敗北・失敗と同じことになってしまうんで、隙を突いてテガジューンを取り込む策を立て、ついに成功する。ブライダン幹部も従えた。

 それでも、現実世界での自分を失った取り返しがつくとは思えず、ノーワンワールドに迷いこんだ原因である弟:吠を倒せば己が失敗を糊塗できるはずとの気持ちは変わらず、ついに兄弟げんか最終対決に至ると。序盤で見せた狂気(吠を滅ぼして、クオンも滅ぶ)から考えますと、相討ちでも勝ちなんでしょう。

 しかし、暴走したファイヤキャンドルの流れ弾が吠を直撃しそうになると、思わず身を挺して庇ってしまう。クオン、やっぱり弟が心配なんだと再発見したはずです。その直前に思い出したのが、まだ幼い吠が短冊に書いた願い「おにいちゃんといっぱいあそぶ」ですね。

 ある意味、クオンとして吠と再会して以降、ここまでが「いっぱいあそぶ」の願いを叶えたということだったのかもしれない。失敗した部下を始末とか悪事を重ねての死の直前、はたと悟って成仏のパターンですか。

 と思ったら、最後に復活するんですか。ただし剣(ガリューデカリバー)としてですね。因子だけ引き継いだベリアロクとは違い、クオン/久光の全人格を引き継いでるようです。いずれクオン/久光は復活するってことなんでしょう(一時的にクオンの形態を取るくらいは早々にありそう)。

 クオンに取り込まれたテガジューン、クオンの方針に従って出撃はしてきましたが、割とテガジューンの意思で動けるようですね。クオンがテガジューンに取り込まれた場合でも、クオンの自我が消えてしまうわけでもなく、かなりクオンの自由に動けたんじゃなかろうか。

 テガジューンが完全にクオンの操り人形でなかったお蔭で、愛する息子テガナグール/グーデバーンが夜なべした、お手製マフラーのプレゼントが効いてくれるわけですね。手袋じゃないのは、やっぱり着ぐるみではうまく着けられないからだったのかも。それにしても、巨大ロボットにマフラーかあ(^^;。いや、観ている最中は疑問に思わず感動してたんですけども(^^;。

 プレゼントのタイミングで、既にクオン vs 吠の決着はついてますんで、それもテガジューンが自由に動けたことに寄与したかもしれない。が、個人的にはほぼグーデバーンの孝行のお蔭のように感じます。なにせ、テガジューン側の全てを危険視し、倒すべきと言うテガソードを押さえてのグーデバーンの融和でしたから。

 そのお陰で、陸王が連れ帰ったブーケも受け入れられたわけで。そばで見ていたナイフ&ケーク夫妻は禽次郎&角乃に倒されたはずですが、手加減されて生き残ったらしい。いつの間にか、テガソード以外は「仲直り」したくなってたようですね。と申しますか、何話も前からそういう雰囲気なんでした。

 そういう運びになるとは思っていたものの、鍵となるのは角乃・緒乙姉妹だと思ってました。そこにブーケ・リボン姉妹が絡んで来るとも。が、そうならなかったのは、もしかすると角乃(の役者さん)交代に伴ってのシナリオ変更だったりするのかな。ともかくも、昏睡状態の緒乙が宙に浮いちゃってる感じがあります。どう決着するんだろうか。

 しかし、たった1人、執念の敵が残っちゃいまして、上述しましたが、自分の完全に予想外のファイヤキャンドルですな。ブライダン城に残り、「俺はこんなこと認めないぞ!」と叫んで続く。予想外ではあるんですが、こうなってみると納得するものがあったりします。

 例えば、前にゴジュウジャーとブライダンが共同戦線張った後、「やっぱりゴジュウジャーは敵」と言ったのはファイヤキャンドルでした。伏線はあったということになりそう。しかし、そういうことよりも「この人だけは敵になって欲しくない」というキャラクターが敵として立ちはだかるって、自分の好みでしてゾクゾクするものがあります。今話のファイヤキャンドルはまさにそういう感じです。

 次回「僕こそレッド!折リジナル戦隊、見参!」では、ファイヤキャンドルがたった1人の戦いを挑みそうですが、しかしファンが作った「オリガレッド」登場ということで、ファンサービス的なお祭り回となるのかもしれない。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/24 (Wed) 22:16:23

 定期感想その2です。

●仮面ライダー電王(第47話:俺の最期にお前が泣いた、第48話:ウラ腹な別れ…)

 今週分でカイを巧みに騙した策がほぼ明らかになったわけですが、前の一気見のときはいろいろ勘違いしてたみたいです。どうもキンタロスとウラタロスに感動して、時間と記憶のトリックの理解がおざなりになってました。改めて今回観なおしたわけですが、やっぱりキンタロスとウラタロスのしんがりはいい感じだなあ。

 しかし、カイがどのように「桜井さん」と愛理の策にハマったかは重要ポイントです。が、まだ理解し損ねている部分もありまして。ともかく自分用メモとして何が起こったか整理してみることにします。

①2007年1月9日(第1話以前・第48話):
 愛理が桜井さんとの子を身ごもったことを良太郎(当時)に告白するも(良太郎は喜び、懐中時計をもう1つ注文)、おそらくはゼロライナー遭遇後に忘れて欲しいと頼む。
 →良太郎(当時)は拒否して逃げるも、良太郎(現在/2008年1月)が続き(身ごもった子が未来の特異点である等)を聞く。
②2007年1月10日(第1話以前・第45~46話)
 桜井さんのゼロノスがカイに敗北、愛理と共にいったん消える。
  →良太郎(当時)の記憶により2人は復活するが、愛理の子は記憶の欠落により復活しない。
③2007年1月28日(第1話)~2008年1月6日(第47話)
 良太郎は愛理の子のことを知らずにイマジンと戦い続ける。
④2008年1月13日(第48話)
 良太郎(現在)は①の20007年に戻って愛理の話を聞き、記憶のミッシングリンク(愛理の子)が埋まる。

 こんな感じでしょうか。よく分からない点の1つは①で愛理が身ごもった子のことを忘れて欲しいと良太郎に言ったことです。忘れろと言われても、記憶を失うなんてことは不可能です。これはたぶん、桜井さんのゼロノスがカードを使うことで記憶が失われるということなのかなと思いますが、ちょっと自信なし。

 2つめは、過去の良太郎とて特異点のはずなのに、カイの歴史改変で元の歴史(愛理が身ごもった)を忘れるものなのかという点です。今までも歴史改変があっても良太郎だけは元の歴史を覚えてました(過去で殺害され、いったん消えた侑斗とか)。これも、桜井さんのカードがそういうものと思っておけばいいのか。

 前の一気見のときは、「過去の良太郎は①での愛理の話を聞けなかったため、愛理の子のことを知らずにいた」と勘違いしてました。だもんで、「良太郎は第1話~47話で愛理の子を知らなかったから、カイも追いつめようがなかったのか」と仕掛けに感心してました。

 が、再視聴すると過去の良太郎も愛理が身ごもったことは聞かされてたと気づいて、どうなってるのか混乱してしまった次第です。しかし、勘違いを正した上で納得できれば、次話・最終回での「桜井さんと愛理の子こそ、特異点のハナ/コハナであった」で全てに感動できるわけですな。

 ともかく本編。先週分はクリスマスで今週分は正月で、いよいよ大詰め。次のキバまでが1月で終わるスケジュールなんでした。冒頭シーンでオーナーがこの後はしばらくターミナル駅長と会えなくなるとの台詞も、劇中での意味は「そろそろ分岐点を過ぎて未来が確定する」であり、メタ的には最終回が近いということでもあると。

 さらっと後で使う仕込みもありまして、良太郎の今年の抱負「今年もモモタロスたちと一緒に戦っていければいいかな」ですね。これをキンタロスは契約と捉え、単独で戦う力を得るのに使う。ウラタロスもキンタロスの意図を察して倣うわけですね、

 それは後のことでして、良太郎は愛理を心配しつつもお正月行事、カイはいよいよ切羽詰まって来て強硬策に出てくる。イマジンを過去に送り込んでの破壊工作でして、後で複数ポイント同時(?)攻撃と判明する大規模なもの。

 良太郎らはカードが示す日時(2000年6月16日)にとりあえず急行するしかない。が、カイのターゲットが愛理ということも分かっている。良太郎が過去へ飛び、侑斗が愛理をガードするしかないわけですね。この時点で各個撃破かつ陽動の形を作ったカイが優位と思えます。

 過去に飛んだ良太郎は電王ライナーで対処開始するも、敵イマジンの数が多すぎる。しかも、敵イマジンは数で圧倒するというより、撹乱するような動きを見せてまして、どうも足止めっぽい。

 侑斗の推測通り、手薄になった現在の愛理を狙う策のようですね。実際、初詣帰りの愛理をイマジン多数が襲撃、侑斗がなんとか間に合って迎え撃つも、逃がした愛理をカイが追跡・捕捉してしまう。

 そのことはデンライナーの面々が察知、過去の良太郎/電王ライナーに急報する。が、電王はイマジンの足止め戦術を破れない。と思ったら、キンタロスが実体化して加勢に入る。上述しましたが、良太郎の抱負「今年もモモタロスたちと」を契約と捉えてのことですな。

 そしてキンタロスは単なる加勢に来たのではなく、良太郎を現在に帰還させるためのしんがりでして、過去に取り残される覚悟。キンタロスは電王アックスとなってイマジンを押し返し、その隙に良太郎をデンライナーに乗せ、ベルトとパスを返す。

 ジークですと、過去に飛んで実体化したおかげで生存確定となり、未来で待っていれば会えたわけですが、キンタロスはどうもそうできなさそう。デンライナーに残ったモモタロスらに消滅の兆候が出てますから。キンタロスがしんがりとなる決断が、イマジンのいない歴史への分岐を促しちゃったのかも。

 良太郎側が犠牲覚悟で最善策を採っても、カイはついに愛理をつかまえてしまう。後半(第48話)に入りまして、カイは愛理の記憶を探るわけですが、お目当ての情報はなかったようです。ただし、冒頭では倒れた愛理と、離れて睨むカイで暗示されるだけですね。

 もしカイがお目当ての情報を得たなら、イマジンのいる世界へ揺り戻しがあるはず。しかし、モモタロスらの消滅の兆候は依然として収まらない。ということは、愛理を襲ったもののカイの当ては外れたとなります。

 しかし、カイは二の矢も用意している。デンライナーにイマジンを潜入させ、運転室を乗っ取らせて爆弾仕掛けてます。これを偶然に察知したウラタロス、良太郎に寝返ったのは偽りと称してイマジンを納得させ、敵側に潜り込む。後で良太郎らはウラタロスの裏切りと思っちゃうわけですが、観ているこちらは最初から「ああ、なるほどね」と思ってしまいますな(^^;。

 それにしても、カイはイマジンに声を聞かせることができるし、おそらくはそのイマジンの状況も把握できるはず。もしカイがデンライナー潜入のイマジンをモニターしてたら、ウラタロスの行動は演技とバレちゃってたかも。そうならなかったのは、カイが非常に焦ってて余裕がなかったからなんでしょうか。

 ウラタロスの策は単に潜入イマジンを騙してデンライナーを取り返すことだけではなく、良太郎らを過去の特定の日時に送り出すことも含まれているようです。2007年1月9日でして、湖畔の戦いで桜井さんのゼロノスが敗れ、愛理が記憶を失う前日ですね(第46話にてデンライナーで良太郎らと語らった愛理との前後はよく分かりませんorz)。

 良太郎(現在)が「ミルクディッパー」に赴いてみると、良太郎(過去)が愛理と口論してる。愛理が身ごもった子のことを忘れろと言われて激高しているらしい。ということは、例の2つめの懐中時計は愛理の出産時期(8月)に合わせて注文したわけか。予定通り届いていたら、そこから桜井さんと愛理の策がバレてたかもしれませんな。

 愛理は特異点である良太郎(過去)に後を託すため、身ごもった子のことを忘れろと頼んだ模様。上述しましたが、忘れろと言われて記憶が失われるわけもなく、桜井さんがカードを使うと忘れることになると説明したかったんでしょう。カイなら歴史から消えて覚えてなくても不幸じゃなければOKと考えるわけですが、愛理はそうは思わず、みんなを守るためとはいえ記憶を奪うことに悔いがあるようです。

 話の途中で店を飛び出した良太郎(過去)は、良太郎(現在)と遭遇して気絶。良太郎(現在)は良太郎(過去)のふりをして店に戻り、愛理に話の続きを聞く。愛理が身ごもった子も特異点であり、だから(カイの)イマジンが狙って来る。

 そこで、カイの目論見をいったん成功させ、愛理の子のことを(ゼロノスのカード消費により)忘れている良太郎に時間を修復させる。結果、愛理の子だけが修復されない歴史に変わり、カイは愛理の子=特異点を追いようがなくなる。つまり、愛理の子は安全となる。

 たぶん、そうしておいて電王とゼロノスがカイを倒せば、いつかは愛理の子が記憶されている歴史に戻すこともできるだろう。といったところでしょうか。ウラタロスはそこまで知っていたわけではないんでしょうけど、記憶を失う前の愛理にもっと聞くべきことがあると察していたのかも。

 そのウラタロスの計画は着々と進行してまして、頃合いを見計らって「パスを取りに行く」と称して、実はベルトを返しに来ると。潜入イマジン全員引き連れててでもありまして、ガードがガラ空きとなったデンライナーは易々と奪還される。仕掛けられた爆弾は既に解除してましたか。しかし、敵勢は健在にしてなかなか強力でありまして、ウラタロスはキンタロスに続いてしんがりとなり、皆を逃がすと。

 カイは過去での作戦失敗を知ってか知らずか、それとももう関心がないのか。なにせ、愛理に分岐点の鍵がないと察知して絶望しかかってますもんね。何を狙うべきか分からないなら全て壊してしまえば、ということで、生み出したデスイマジンに破壊を命じる。

 ゼロノスとデネブが必死の防戦ですが、どうも劣勢。さらにカイが以前に湖畔での戦い勝利後に見せた、天を裂いての地上破壊の構えを見せて続く。全てを壊せば分岐点の鍵も巻き込まれて消え、特異点として残ったカイの記憶で修復された歴史になるって狙いでしょうか。

 カイは過去の記憶を持たないようですから、どんな世界になるかは出たこと勝負といったところか。だからこその、カイの最後の手段なのかも。しかし、カイが見落としている点、というより、桜井さんと愛理の身を捨てての奇策により、そうはならないと次で示されるはずですね。

Re: 12月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/12/28 (Sun) 10:45:15

 師走でいろいろ気忙しくて、情報整理がなかなかできずに不定期書き込みになってますが、今年の書き納めということで。
 本年もいろいろお世話になりました。また、来年も変わらぬお付き合いをよろしくできれば、とあいさつ申し上げて。

 それにしても、過ぎてしまえば、1年があっという間ですな。
 とりわけ、今年は秋以降が戦隊絡みがいろいろバタバタしていて、来年の鑑賞ネタまで、どう影響するのかとか、趣味事ながら思いわずらったりも。
 本来は、楽しむべき趣味で、何だか楽しめない状況になるのは勘弁だな、と感じた年でもありました。

 でも、ネタ的に面白いと感じたのは、今年の漢字に選ばれたのが「熊」。
 もちろん、秋ごろの各地の熊出没ニュースゆえですが、ゴジュウジャーを見てると、ゴッドネス熊手が今年の注目ワードだったのか(笑)と。
 そして、クリスマス決戦でも、熊モチーフのグーデバーンが、ハッピー和解のキーポジションに付くという締めっぷりを見せた。
 ファイヤキャンドル以外はハッピーに終わって、来年に続いたな、と。

★ゴジュウジャー

 で、ゴジュウジャーの感想は、ブライダンのほとんどとの和解で終わり、ラスボス候補とか、年を越せないと見なされたクオンも無事に吠との和解が成立し、いつでも一緒の器物霊になったというオチ。

 そこから、正月明けの次回は、最後の指輪のカクレンジャーと、ファン公募のオリジナル戦隊から「オリガレッド」(折り紙の戦隊)の登場。
 過去の戦隊で折り紙ネタだと、カクレンジャーのヒロイン、ニンジャホワイト鶴姫が「折り鶴をモチーフにした技を使う」とか、1号ロボの無敵将軍の頭部デザインが折り鶴だとか、和のテイストの一環として折り紙を採用。
 また、同じ和をモチーフとした侍戦隊シンケンジャーでは、ロボを構成する分離メカが「折神」と呼ばれて、獅子折神とか、いろいろな獣が火とかそれぞれを象徴するモヂカラのエンブレムに変形したりする。デザインではなくて、ネーミングに折り紙を採用、と。

 他に、折り紙ネタで、必殺シリーズの市松とか、夜鶴の銀平なんてキャラ(どちらも折り鶴に仕込んだ鋭針で首を刺す技を持つ)を連想しますが、
 あとはスケ番刑事の3で、忍者モチーフのサブヒロインが折り鶴を武器にしていたな、と。

 うん、折り鶴は、いかにも和風って感じで、相性がいいモチーフだな、と。
 来年がギャバンじゃなければ、そのまま公式の新番組に採用しても良さそうな素材です。

★ギャバン

 で、こちらは2月15日スタートという公式発表が為されて、いろいろ追加情報が出て来たわけですが、

 基本的にはマルチバースもので、各世界を守るギャバンが1人ずついるという複数チーム物。まあ、最初はチーム結成されていない個別戦士ですが、いずれ主役のギャバンインフィニティ(赤ギャバン)を中心としたチームになっていくのは、ほぼ確定と。
 チームメンバーの概要は以下のとおり。

●ギャバン インフィニティ:主役の赤ギャバン。銃で戦う。そんなのギャバンじゃねえ、とツッコミ入れられる第1号(元祖のギャバンは、銃を持たずに手からビームを****する仕様。銃を使うようになったのは、2作めのシャリバンから)。
 ということで、自分は彼をギャバンではなく、シャリバンを見るような目で見たいと思います。

●ギャバン ブシドー:銀色のボディに、ブルーの要素も入ってるクールっぽい侍ギャバン。武器はレーザー刀。本家ギャバンに近いのは、こちらかと思います。とりあえず、自分の一推しになりそう。

●ギャバン ルミエル:黄色のボディで、もしかするとヒロイン枠? と思われています。武器は銃っぽいですけど、もしかして魔法のワンド(小杖)にも思えるデザイン。アーマーに描かれた装飾からも、魔法少女的な能力を使うギャバンでは? と勝手に推測。
 ギャバンに魔法少女ってないだろうという意見ですが、実は本家ギャバンの前番組が『魔法少女ララベル』から続く『サンディベル』(彼女は魔法少女じゃない)だったという歴史がありまして、
 あとはギャバンのパートナーヒロインのミミーが、ペンダントの力で鳥に変身する能力を持っていて、ギャバンに魔法要素を加えるのはあり、と。

 ついでに敵のマクーが、魔法も使う犯罪組織で、魔女キバという敵幹部もいる。
 ギャバン自体は、宇宙の超科学で戦うヒーローですが、その世界観にはオカルト魔術を許容する懐の広さを備えていた、と。

 まあ、ルミエルが魔法少女かどうかは、確定情報ではありませんので、現段階ではただの推測ですが。

 とにかく、主人公は刑事で、他に侍と、ルミエル(フランス語の光)の名を持つ魔法少女だか天使だかといったファンタジックな存在とチームを組む予定。

 最初はインフィニティ単独で戦う世界から、不思議な力で、ブシドーの世界やルミエルの世界に飛ばされて、そこでインフィニティが異世界レッドみたいなノリで、ブシドーやルミエルを助けたりしているうちに、異世界を航行できる大型母艦に集結して、自分の世界だけでなく、マルチバースの平和を守る役割を帯びていく、と今ある設定から、ストーリーを推測してみる。

 その大型母艦が変形して、テガソードみたいな巨大ロボになる。そして、母艦をサポートする武装パーツの小型メカが映像で示されて、おそらくメインの操縦者に応じて、銃で戦ったり、刀で戦ったり、魔法(?)で戦ったり、ドリルで戦ったりする模様。
 ドリルはデザインから明確。すると、後でドリルを武器にするギャバンが追加されたりもするのかな?

 ともあれ、ギャバンと名称やガワだけ変えても、中身は戦隊エッセンスが濃厚で、しかもメインライターはブンブンジャーおよび異世界レッドの冨岡淳広さんだから、実績は十分かと。

 マルチバースものといえば、海外ではスパイダーマンが多数出てくるスパイダーバースが有名。
 スパイダーマンも基本のピーター・パーカー以外に、いっぱい増えましたからね。ロボを召喚する日本のスパイダーマンとか。

 他には、ディケイドとかジオウとかが、仮面ライダーのマルチバース物になりますか。
 戦隊でマルチバース物だと、その用語を最初に使ったのは、ゴーオンジャーですが、別世界がたくさんあるだけで、深く掘り下げはされなかったですね。
 マルチバース設定を掘り下げた作品は、ゼンカイジャーになるかな。敵がこれまでの戦隊世界をギアに封じ込めて、それを順次解放していく物語。
 まあ、単に異世界が別にあって、そこから敵が攻めて来たり、味方が戦隊の力を与えたり協力者になってくれる程度の設定なら、4作めのデンジマンの頃から普通にありましたしね。

 マルチバースを名乗るには、最低でも3つの異世界、異なる原理の世界法則(この世界は科学が発展していなくて魔法が主流とか、別の世界は恐竜と人類が共存しているとか、さらに別だとロボットに支配された機械管理の世界とか)が設定されて、主人公が「今度はこういう世界か」と驚いたり、学んだりすることを繰り返す。
 まあ、我々はそれを見ながら、インフィニティの世界、ブシドーの世界、ルミナスの世界の違いを楽しんでいくことになりそう。

 戦隊ではないけど、牙狼だって、冴島一族の世界と、道外流牙の世界は別物だし、他にもアニメ版とかで異世界牙狼はいろいろ描かれています。
 もっとも、それらが一つに集結する話は、魔戒烈伝最終回でヒロイン2人の邂逅ぐらいでしたが。
 牙狼の鎧は、一世界に一つという設定は崩していないので、冴島親子3代が集結した最大級のコラボ作品でも、鎧は使い回しでしたからね。

 ともあれ、マルチバースというキーワードが出たことで、既存のギャバンの歴史とは関係なく、物語世界を広げることもできそうだし、逆に既存のギャバンの世界を途中で出すことも可能。
 インフィニティたちが次に迷い込んだ世界では、十文字撃がいて、スペース・スクワッドという組織を率いていた、という話をスペシャル回として組み込んでもいいわけですからね。

 当然、撃は文句を言いそうです。ギャバンがそう何人もいてたまるか。お前たちは偽者だとか。

 あとは、主役たちを演じる役者とか、敵組織の設定とか、そういうのは1月の番組発表会で明かされるのでしょうな。

★ゼッツ

 CODEに対抗する別組織(?)を率いるザ・レディというキャラが登場して、年内は幕。

 ノクスは、ノクスナイトから、正式に仮面ライダーノクスと変わるのが年明け早々、と。
 ここで「仮面ライダー」という単語が出るのかな。

 ゼッツについては、エージェントの使う装備がゼッツと総称されるようですね。つまり、ノクス(小鷹)もエージェント4時代はゼッツと言っても良かったわけで。
 莫は、現在のゼッツということで、当面はセブンと呼ばれ続けるのでしょうが、
 新たに発表されたビジュアルポスターでは、ノクス以外に3人のライダーのビジュアルポスターが明かされ、それぞれ3、5、6の番号が割り当てられている。

 すると、これはもしかすると、ストロンガーまでの昭和ライダーを意図しているのかもしれません。
 ストロンガーは改造電気人間ですので、電気の力で戦うのが、莫の覚醒したイナズマプラズマに対応。

 ノクスは4番めなので、ライダーマン相当? 敵か味方かの立ち位置は確かにそんな雰囲気がある。

 すると、3が仕切り役で、5が海中戦が得意で、6が野生児? 

 そして、満を持して、伝説のエージェントワンと、エージェントツーが出現して、自分が立花のおやっさんみたいに感涙にむせぶ未来が見えた(妄想)。

 ところで、そういう風に数字が割り当てられると、ゼロさんの立ち位置がどうなるのか不明ですが、仮面ライダー0号なんていたっけか? 庵野監督の『シン仮面ライダー』ではラスボスの第0号がいたけど、あくまで自称。本来はチョウオーグという怪人で、モチーフはイナズマンに思えるものの、デザインとしてはシャドームーンが元ネタらしい。

 ともあれ、過去のエージェントが、ノクス以外に健在ということは、CODEは何人の裏切り者を輩出しているのかって話になります。
 まあ、逆に3、5、6は今もCODE所属で、裏切ったのはノクスだけという可能性もありますが。

 ノクスとゼッツが協力して、CODEの3人ライダーと戦う可能性も想定しつつ、莫とCODEのこれからの関係性に注目したく。
 まずは、CODEとザ・レディの対立軸や、目的がどの辺にあるのかを知りたいところ。

Re: 12月のスレッド(2025) - Shiny NOVA

2025/12/29 (Mon) 22:16:57

 前回で書き納めかと思ってましたが、前回の書き込みでミスがありましたので、修復ついでに。

 黄色のギャバンのネーミングは、ルミエルではなくて、ルミナスでした。似たような言葉とはいえ、ルミエルはフランス語の名詞、ルミナスは英語の形容詞ですね(どちらも語源はラテン語)。

 あと、月を表すルナと混同されて、ルミナスを月明かりの意味で誤用されているフィクションや歌詞なんかもあるみたいですが、厳密には、ルミナスに月の意味はない。
 ただ、黄ギャバンのイメージカラー的に、月の属性を持っていても不思議じゃないかな、と思っています。

 ともあれ、情報に関する誤解を避けるため、テレ朝の公式サイトのリンクも上げておきます。

https://www.tv-asahi.co.jp/RED/news/0001/

 あと、今度のギャバンは、感情エネルギー(エモルギー)で変身(蒸着)するそうで、
 インフィニティは怒りのエネルギー、ブシドーは哀しみのエネルギー、ルミナスは喜びのエネルギーで戦うとか。
 つまり、喜怒哀楽ってことですな。すると、もう1人の追加戦士が楽しみのエネルギーになるかな。

 喜怒哀楽だと、キョウリュウジャーの敵4幹部が、キャンデリラ、ドゴルド、アイガロン、ラッキューロで、人間の感情エネルギーを集めていましたな。
 今度の敵も感情エネルギーを集めるタイプみたいですが、ネガティブ寄りに限るそうで。

 例えば、インフィニティの怒りは、ポジティブな怒りなので、敵の収奪の対象にはならないとか。
 哀しみはどう見てもネガティブじゃないかと思うのですが、それを劇中でどう描くのだろう。
 怒りや哀しみは、必殺シリーズの殺し屋たちの原動力ですが、ブシドーさんは「敵に襲われて、哀しんでいる誰かに接したときに、晴らせぬ恨みを晴らすために蒸着するのかな」とか、ドラマを想像するネタにはなりますな。

 そんなわけで、今度こそ書き納めになりますが、また年始あいさつにも伺いますし、年明け4日の放送後に、また感想書きに来ると思いますので、良いお年を、と言って去る。

PS.来年の正月も、必殺の話は聞きませんね。今年は暴れん坊将軍が特番で放送されましたが、来年は年明け時代劇はないのかな。
 昨年から、年末ライダー映画もなくなったので、年末が旧来より静かに(盛り上がらずに)過ぎている感。まあ、楽しみは年明けにいろいろと期待したく(牙狼の新作が1月29日から放送とか)

https://ameblo.jp/garo-project/entry-12951015761.html

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/29 (Mon) 22:30:26

 定期感想です。

(投稿直後補足:NOVAさんの最新ご投稿に気付かずに以下を書いてまして、ご教示等に反応できておりません。ご容赦頂ければ幸いです。)

 新年まであとわずかとなりまして、TVはもう特別編成ですね。期待した深夜映画では、スパイダーマンシリーズがありました。少なくとも初作とアメイジングは確認してます。前にも放映あったんですけど、放映時間変更があったのかいくつか録画失敗してまして。今回はしっかり録画したい。

 ネット放映では東映公式でライダーと戦隊から5作品放映ですね。既に2作品(ニンニンジャーVSトッキュウジャー、ウィザード&フォーゼ)放映済で、どちらも視聴しました。惜しむらくは電王最終回後の劇場版がないこと。

 電王感想でちゃんと触れるつもりですが、ちょっと分からない点ありまして(特にハナ/コハナ絡み)。もし電王劇場版で補足情報あったらと思ったんですが、そのうち放映あるだろうと期待して待つことにします。

●仮面ライダー電王(第49話/最終回:クライマックスは続くよどこまでも)

 奮戦しているのは良太郎たちなんですが、カイが決して勝てない理由を作り上げた「桜井さん」&愛理に感じ入るものがありました。特に「桜井さん」の策の最後のピース;最後のゼロノスカード(緑)がなかなか凄みがあります。

 赤のゼロノスカードを侑斗が使い始めても、デネブが隠し玉として緑を1枚残してたわけですね。ちょっと考えると「桜井さん」が消滅しないための保険と思えます。しかし、いよいよとなれば使うしかなく「桜井さん」は勝利のための犠牲となってしまった。

 初見ではそう思っちゃったんですが、よく考えると全然違う。「桜井さん」の策は最後のゼロノスカードをカイとの最終決戦で使うことによって成るものだったようです。それで「桜井さん」は消滅してしまう。同時に侑斗の(将来は「桜井さん」という)確定していた未来も消える。

 それでカイに勝てば、侑斗は元の時間に帰ることになりますが、そこからの歴史ではカイが出現することもなく、侑斗はゼロノスとなって戦うこともない。おそらくは特異点ハナ/コハナが復元する時間に導かれて、いずれ愛理と遭遇して恋に落ちるはず(既に侑斗は愛理に情が湧いているわけだし)。

 勝てばすべてうまく行く、なかなかの策です。それも「桜井さん」としての自分自身は最後に捨て去る覚悟のものですね。最初からそんな計画を立てて動き、完遂するとは知恵の胆力も半端ではなさそう。愛理は全て知っていたんだろうか。

 しかし、ちょっと分からなくなったのはハナ/コハナの記憶です。桜井さんのゼロノスカードの行使で両親が誰だか分からなくなったと思ったんですが、今話ではなにか思うところありげで愛理の病室を訪ねてます。第1話時点から愛理が母親だと知っていたんだろうか。もしそうなら、ハナもなかなか凄いとなりそう。

 もっとも、もっと弱く解釈しておくのが順当かもしれません。今話でもモモタロスに消滅の兆候がありまして、ハナの本来の時間へ揺り戻しが進んでいたことは間違いなさそう。記憶もそれにつれて戻ってるんでしょう。

 だから、徐々に愛理=母を思い出して接触してみた。すると愛理の記憶も戻ってきた。ラストでの愛理は全て思い出した様子で、消えゆく「桜井さん」と語り合ってましたから、たぶんそんな感じのことが起こったと思っておくのが無難そう。

 ともかく本編。前話ラストからの続きで、分岐点の鍵を見失ったカイは世界まるごと破壊する挙に出る。良太郎と共に戦えるのは実質モモタロスのみ。良太郎は覚悟し、「最後まで一緒に戦ってくれる?」と願い、モモタロスは応じて契約成立。が、ライナーフォームとなっても剣本来の力は使えない。侑斗はカードを使い切ってゼロノスになれず、それでも生身で立ち向かう。

 その頃、デネブが守り切った病院では、コハナが愛理の病室を訪ねてます。上述しましたが、おそらくここでコハナも愛理も今までの記憶を取り戻したんでしょうな。これにより、時間の分岐はハナの歴史へ大きく傾く。即ち、カイの負けはこのとき決定していたことになります。

 しかし、良太郎らにはまだそんなことは分からない。戦いは多勢に無勢で良太郎側は手が回らない状態。リュウタロスも消滅覚悟で出撃しますが、どうも焼け石に水ですね。配下の時間稼ぎで力を充分に溜めたカイ、ついに最終攻撃を発動。全ては灰燼に、と思ったら、カイ周辺しか破壊されてない。

 この時点で良太郎も何が起こったか把握できていたようですね。カイが特異点:良太郎が世界を復元したと怒ると、良太郎はハナによる修復だと告げる。桜井さんと愛理が記憶を捨てて守った我が子にして特異点ということですね。

 修復は未来から行われているので、カイが何度世界を壊そうが無駄なわけですね。ただし、今ここにいるコハナを守り切れば、ですが。そこは上述しましたが、「桜井さん」に策ありでして、デネブが最後のゼロノスカード(緑)を侑斗に渡す。使えば「桜井さん」は消滅ですが、それも織り込み済みの捨て身の戦略だったわけですな。

(桜井さんの計画のほぼ全貌を知ってみると、デネブが侑斗にカードを使わせまいとしつつも、しかし止めきれなくてジタバタしていた気持ちが分かる気がします。途中では半ばコントに見えて、しかし最後に真意が分かるというなかなかの演出です。)

 悲壮な戦いになりそうですが、しかしなんだかお祭りモードに突入。ナオミが過去からキンタロスとウラタロスを連れ戻して戦線復帰。こういうことに厳しいオーナーは不在だったからできたらしい。どうやらオーナー、わざと不在にしてくれていたようです。さらにジークまで連れてきてたんですか。

 こうなると勢いは電王側にある感じですね。敵最強のデスイマジンに対しては、電王クライマックスでもライナーでもなく、電王ソードからキンタロス、ウラタロス、リュウタロス、ジーク、ゼロノス&デネブと必殺技バトンタッチで、最後は電王ソードが極めて完勝。

 勝てる戦力を失ったカイの時間は完全に途切れたらしい。配下のイマジン共々、消滅してしまう。しかし、カイの今際の言葉通り、モモタロスらもデネブも消えるわけですね。イマジンはカイ由来なので。

 が、デネブ消滅はちょっと溜めありましたが、モモタロスらについては感傷に浸る間もでなかったですね。消えちゃったと良太郎が思った途端、すぐ横でわいわい騒いでるわけで。モモタロスらがそうなら、デネブもというわけで、残って欲しいイマジンは残ってくれました。オーナー解説によると、良太郎と侑斗がイマジンらに出会ってからの記憶が、イマジンの存在を支えるほどになっていたらしい。

 しかし「桜井さん」はそうはいかないわけですね。消滅しないと計画が完遂しない。記憶を全て取り戻したらしい愛理と語らって、「桜井さん」は消え去る。いずれ、いったん過去に戻った侑斗が成長し、別の「桜井さん」となって愛理と会うことになるんでしょう。
(そのとき、愛理の記憶がどうなるんだろうと気にはなります。消えた「桜井さん」と侑斗の新「桜井さん」の両方の記憶を持つことになるのかしらん。そうだとして、ハナはどちらを父親と認識するんだろうか?)

 すべてうまく行きましたが、それでも別れはあるわけですね。カイが完全消滅して、電王が戦う理由もなくなった。となれば、良太郎はパスを返してデンライナーを去るべきとなる。もっとも、それはそれで既に良太郎が覚悟していた別れ方であり、モモタロスらが消えない結末を欲していた良太郎としては納得してるんでしょう。たぶん、侑斗もデネブと同じような別れになるんじゃなかろうか。

 電王、面白かったです。カブトも楽しめたんですが、電王では主人公像とかガラッと変わってくれたんで既視感とか飽きもなかったのも良かったんじゃないかと思えます。次は順当に行けばキバをネット放映してくれるはずで、これも作風は被らないはず。その次にディケイド放映してくれれば、ようやく自分もディケイドでレジェンドをどう捻ってARライダーとしたか、実感伴って観られそうです。

 電王第1話から最後まで、感想にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。今までと同じく、こちらでのご教示で理解が進み、より深く楽しんで視聴することができました。自分のほうから何の情報も知識も提供できておらず、相変わらず心苦しいものがありますが、今後ともお付き合い頂けますと幸いに思う次第です。

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.