創作と鑑賞の談話室

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2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/01 (Sun) 00:00:38

 2月の雑談スレッドです。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/02 (Mon) 23:43:29

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第0話:砂音)

 やはり第0話とされているだけあって、本編への準備でしたな。今までの流牙シリーズをさらっと復習しておいて、本編への導入だけしてくれてます。莉杏はリュメ様の異変を匂わされて向かい、流牙はホラー討伐のため別行動。しかしラインシティは辺り一面の砂漠となっている。

 その辺りは一応、既に予告映像とかで示されていた内容ですね。自分は時系列ちょっと混乱しまして、莉杏がリュメ様のもとに向かったのが、「ハガネを継ぐ者」の直前と気が付きませんでした。「ハガネ」の後、いったん流牙と合流した莉杏が「東ノ界楼」直前で別行動となったのかと。

 しかしネットで調べてみると、「ハガネ」直前で莉杏が別行動となったため、「ハガネ」では流牙のみがクレアシティに行った。そこでの問題を解決した流牙がラインシティに赴くと、既に砂漠化が起こっていた。

 ということになりますと、「東ノ界楼」での敵ホラーは「ハガネ」以前に既に出現しており、リュメ様の異変も同様ということになりますな。この第0話で「ホラー シャウラス」と名前が出てますんで、「ハガネ」第1話での敵ホラーで間違いない。しかし、リュメ様については「ハガネ」では何も言ってなかったような。「ハガネ」時点では、まだ次作の予定は明確化してなかったということかも。

 ちょっと惜しむらくは、この第0話入れて全9話ということです。せめて1クール(全12~13話)欲しかったなあ。ただ、バーチャルプロダクションを牙狼シリーズでは初めて採用するとかで、映像的には実験作ということがあるかもしれません。

●仮面ライダーゼッツ(第20話:兆す)

 前話でCODEエージェントとしてナンバー6/紅覇が復帰(というか新メンバー)、今話では擬装した姿ですがナンバー5/ロードファイブが登場ということで、主要キャラクターが2人も増えました。その2人も悪夢に入り込んで来ることになる。

 そのせいか、事件は起こってるようなんですが筋道だった捜査とか、解決に至りそうな道筋は示されなかった感じです。これには夢主が誰かということも絡んでいるようでして、ノクス曰く「夢主は1人じゃない」という事情ですね。いわば共有悪夢なんて、1人の夢主の悩みに基づく悪夢にはなりにくい。
(夢の世界観がRPGベースなんで、夢主はそのゲームのプレイヤーたちかもしれない。)

 1本の軸が作りにくい状況なんで、並列的にいろいろ起こるような運びになるのかも。もっとも、おそらくは今話の悪夢のラスボスらしきキャラクターの絵を描いた男の子(渡利蒼大/悪夢内の魔術師)がいまして、次話では鍵となりそう。

 ともかく今話。冒頭から問題となる絵を持つ男の子の悪夢と思しき描写がありまして、今回もそういうことかと思わせますが、後でミスディレクションと分かる仕掛け。悪夢は中世欧風に勇者ものRPGでして、文字がドットフォントになってるところからすると、スーファミくらいの時代っぽい。

 魔王を倒すべく村を発つパーティには勇者(ねむ)、武闘家(平朋子)、魔法使い(渡利蒼大)がいまして、これで神官がいればバランスいいんでしょうけど、なぜか村人A(莫)。ただし、村人A/莫は野生の薬草から回復アイテムを作るなど、特殊スキルがある。ゲームですと素姓を伏せてあるけど、後のイベントで大物となるような設定ですね。

 しかし、既にノクスも悪夢に入り込んでまして、さらにナンバー3から指令を受けたナンバー6/紅覇もノクスを追って入り込んでる。ミッションは敵の拠点(ザ・レディのアジトにしてナイトメア発生地点)を突き止めること。

 紅覇はノクスの狙撃を試みるも、回避されてしまう。と思ったら、追跡用の発信機を付けるのが目的でしたか。倒しちゃったら追えないけど、追跡を気づかれてもマズいんで、一応は本気で狙った雰囲気を出したんでしょうな。

 勇者パーティはそんなことに気付くことなく進むんですが、ベビーナイトメアと遭遇。ねむが自分の精神世界/夢で遭遇したナイトメアですね。後で戦闘になりますが、大して強くはなさそう。だけどたくさんいるというのが強みらしい。

 この悪夢は中断されやすいようで、いいところで現実に戻されてしまいますな。しかし、莫も紅覇もそこを上手く使ってますね。莫は悪夢の様子を富士見らに報告して現実とのリンク(悪夢と関係ありそうな渡利蒼大の絵)を探し出すし、紅覇はナンバー3から作戦変更指示を受けたりしてます。

 再び悪夢に戻った莫、ベビーナイトメアとの戦いとなりますが、容易に倒せはするけど、新たに出現してしまうわけですね。上述しましたが、ノクスは複数の夢主が悪夢を共有していると分かっているらしい。それが群衆レベルの共有悪夢にまでなると、「大いなる悪夢」となるらしい。1人の悪夢でも世界滅ぼせるくらいの威力あるわけですから、そんな大勢の悪夢だとどうなるのか。

 そういう話をノクスから引き出したのが、今話ではロードファイブとして登場したナンバー5ですね。紅覇とは別に悪夢に潜入しておいて合流したらしい。何が問題なのかもはっきりしない今話でしたが、次回「溢れる」で一気に分かる仕掛けだといいなあ。それも大事ですが、ナンバー5の生身と紅覇/ナンバー4の擬装が披露されるようなんで、そこも楽しみです。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第48話:覚悟の世直し!厄災の風のなかで)

 前から存在が匂わされつつ、前話ラストではっきり姿を現した厄災の王レクスなんですが、今話で撃破されてしまいました。レクスは「厄災」がいかなる者なのかを語ってくれまして、自分は「そういう敵なら面白い」と期待しただけに、すぐの退場はちょっと残念かも。

 厄災レクスのフルネーム:ドゥーラ・レクス・セド・レクスからして、ソクラテスが死に臨んで言ったとされる「悪法もまた法なり」とのことで、何か概念的です。今話では「ルール」と言ってましたな。それなら実体がないわけで、確かに倒せない。

 石ノ森章太郎作品のサイボーグ009での敵組織ブラックゴーストは「人々の心の闇」により生まれたとされてて、それゆえ人類が滅びない限り不滅とされてました。厄災レクスのほうは人類超えた概念ですんで、なおさらとなりそうです。

 厄災レクスは太古から人類と共にあって、進展を見ていたようですが、結局は滅ぼすためにそうしていたみたいですね。そこは厄災レクスの意思というよりは、性質といったものであるらしい。それに抗したのが巨神テガソードとなるわけですが、厄災レクスが概念的であるため倒すことはできず、封印するしかなかったということか。

 しかし厄災レクスは復活してしまって、どうするかとなったわけですね。指輪争奪戦は対レクスとしては悪い作用になってしまってまして、ゴジュウジャー以外で戦えるユニバース戦士はいなくなってしまっている。別世界にいるはずのオリジナルのスーパー戦隊は間に合いそうもない。

 もっとも、仮に彼らが戦闘可能な状態で駆けつけてくれたとしても、有効な戦力になったかどうかは分からない。厄災レクスはゴジュウジャーの持つ指輪を容易く無効化してしまってまして、角乃/ユニコーン、竜儀/ティラノは消滅させられてしまう。指輪を譲って戦士を降りた陸王、禽次郎も奮戦虚しく同様。テガソード一家の渾身の一撃も厄災レクスを倒しきれず、逆に無力化されてしまう。

 しかし厄災レクスは真白には手を出さない。次代の神として人類を滅ぼして欲しいからですな。厄災レクスの予定では、人類はとっくの昔に滅びるはずであったらしい。しかしテガソードがユニバース大戦で阻止した(歴代戦隊ロボの力も借りて、かな?)。それを修正したいわけですね。

 仲間を次々失った吠は最早戦意を失い、真白/ポーラーたった1人ではどうしようもない。真白もがっくりうなだれたように見えましたが、秘策ありました。自分はすっかり忘れてたんですが、グーデバーン=破滅の王子テガナグールは前に世界をリセットしたことがあるんでした(不完全ではありましたが)。

 それが、ルール通りにしかならならないなら、ルールに二重線を引いてしまえ、となるわけですな。しかし命と引き換えの策でして、真白はグーデバーンを巻き込むことはせず、その力だけを借りる。共に逝くのは相棒ベアックマのみ。カッコいいですねえ。

 非常に密度がある戦いです。頭脳戦でもありまして、勝利条件がずっと前に提示されていた点も面白い。この戦いは1話で描き切るのはちょっと惜しかった。もしかして、例の一件でシナリオ変更したために今話の詰め込みになっちゃったのかしらん。そう思ったりはしますが、やっぱり面白かったですね。真白がいったんうなだれたように見えた途端、根性と気合入れてくるのは自分のツボだったりもします。

 自分が注目していたファイヤキャンドルは、前話時点での自分の予想からは大きく外れました(^^;。勝てそうにない敵(厄災レクス)に立ち向かう流れを見せてくれると思ったんです。今話の途中でも、ファイヤキャンドルが吠に「ボサッとしてんじゃねえ!」と気合入れたもんですから、「お、ここから共闘か」と期待してしまいました。

 自分が期待した状況は、類例で申せば「仮面ライダードライブ」でのハートですね。進ノ介/ドライブと決着つけたいけれど、敵を倒すために共闘する。その過程でブレンもメディックも倒れる。進ノ介もチェイスを失う。ようやく2人は対決するも、もうハートに力は残っておらず、という結末でした。ゴジュウジャーもそういう流れになるのかなあと。

 が、厄災レクスの力も取り込んでの強化でしたか。次話での吠との決着の準備のようですね(その先にはファイヤキャンドルの願い:仲間の生きる道があるとしても)。そういう流れは意外でしたが、これはこれで納得できるかな。

 もっとも、次回/最終話「我ら、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー!」次第ではありますが。積み残しの角乃の願い(緒乙の復活)のみならず、角乃含むゴジュウジャーの消失という問題が発生してるわけで(グーデバーンでも元に戻せてない)。そこをどうするか次第でファイヤキャンドルもきっちり締めくくれそう。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/03 (Tue) 22:53:49

 定期感想その2です。

●仮面ライダーキバ(第9話:交響・イクサ・フィストオン、第10話:剣の舞・硝子のメロディ)

 今週分はなかなか印象深いものがありまして、フロッグファンガイア/大村武男によるところが大です。演じているのが、555で村上社長役の村井克行さんだというのもちょっと面白い。村上も大村も複雑な性格なようで、村井さんはそういう役柄をこなすのが巧いように見受けます。

 フロッグファンガイア/大村武男は音に敏感でして、好みの楽器の上手い演奏であれば安らぐ(特にバイオリン)。逆にロック(エレキギター)や騒音といったものは苦痛に感じ、暴走に至ってしまう。

 そういう大村が作ったのがバイオリンの名器(ブラックスター)ですね。過去編ではブラックスターが然るべきバイオリニストの手に渡らないことに業を煮やし、不適格な所有者を次々襲ってしまう。が、最後に音也の演奏を聞いて「これだ」と思い、ブラックスターは投棄してしまう。

 以降、22年に渡って人を襲わなかった大村は音也の子:渡に会って、バイオリン作りを助けることになる。が、好まない音を聞いて暴走、渡/キバはフロッグファンガイア/大村を生かそうとするも、イクサ/名護により引導渡されてしまう。

 ちょっとその流れでよく分からないところがあったんで、フロッグファンガイアについてネットで調べてみましたら、喉元の袋にライフエナジーを蓄えて、長期に補給なしで生存できるとのこと。過去編で蓄えたライフエナジーで生きてたんでしょうな。そして、もしかするとですが現代編では飢え始めてたのかも。

 そう考えると、大村/フロッグの行動がしっくり来ます。控えめな態度で渡のバイオリン作りを助けてましたが、最後の仕事と思ってたんでしょう。イクサに倒される格好となりましたが、そうでなくてもじきに命が尽きると覚悟してたんじゃなかろうか。だから最後に自分がブラックスターを沈めた湖に現れたと思えます。共に眠るためですね。イクサに倒される形とはなりましたが、最後の望みは叶ったのかと。

 ともかく本編。過去編では、来週分以降のドラマ展開の準備なんでしょうか、次第にはじき出される音也が描かれてますね。なにせ次狼が先週の(表向きでの)活躍で「青空の会」に招かれてまして、コーヒー飲んでぶっ倒れただけの音也は見放されつつある。ゆりに至っては次狼への好意を周囲に隠せなくなりつつあるほど。

 が、音也はまだ諦めておらず、バイオリンの名器:ブラックスターに絡む失踪事件を解決して名誉挽回を目論んでます。嶋護も音也によそよそしくなったようでいて、依然として興味は保ってるらしい。過去編でのイクサも完成間近ということで、装着者候補と考えてるのかも。ただ、ゆりもイクサを使いたがってますね。

 それはともかく、ブラックスターのオークション(前所有者がフロッグに襲われて、オークションに出された?)。音也は張り切って入るようですが、やっぱりかき乱すことしかできてないですな。1500万から始まった落札額を20億まで引き上げてしまい、落札したいゆりらにぶちのめされてしまう。

 ブラックスターを入手したゆりがバイオリンを弾ければよかったんでしょうけど、自信と腕前が一致してない。次狼も動揺するほどひどい音出しまして、まず音也が食って掛かる。続いて、実はブラックスター制作者である大村が「バイオリンを返せ」と迫り、フロッグファンガイアの正体を現す。

 これと対等に戦えるのは次狼だけのようで、それもガルルとなる必要があるようです。が、音也が次狼の正体を目撃してしまう。以降、音也は次狼がファンガイア(実は誤り)と言い立てるようになるも、誰も信用しない。やはり実績はモノを言うということか。

 ガルルはフロッグを撤退に追い込みまして、そこへラモン、力もやって来る。人間と共闘する次狼の真意を確かめるためですね。彼らの会話は次狼らの種族がファンガイアに滅ぼされる寸前だと解説してくれる仕掛けでもありますな。予習によれば、次狼の狙いは人間に自種族の子を産んでもらうことのはずですが、今回はそこまで明らかにはされず、暗示程度ですね。

 一方、音也。次狼の正体を言い立てますが、ゆりに嫉妬と疑われるなど、散々ですな。これで音也は独自行動するつもりになったらしい。フロッグの再襲来を考えて、バイオリン:ブラックスターを持ち歩くゆりを尾行する。その期待通り、フロッグが襲って来るわけですが、生身の音也が敵うわけもなく。

 しかし音也の狙いはブラックスターだった模様。フロッグの騒ぎに乗じ、すり替えて盗み出してしまう。大村/フロッグの注意を自分(音也)に引きつけるためですね(次狼をゆりから引き離す狙いもある?)。案の定、自宅に帰った音也を大村は訪ねてくる。態度は落ち着いており、「もしかすると、この男(音也)なら弾ける?」と思ったのかもしれない。

 音也も大村がブラックスター制作者と気付いていたようです。大村/フロッグがブラックスターに固執して人を襲うなら、大村の目の前でそのバイオリンを壊してしまえばいい。が、やっぱり音也にはできないわけですね。大村は「それなら音也はブラックスターを弾きこなせるか」と期待したようですが、音也は相性が悪いみたいなこと言って断ってしまう。

 その次に自分は注目しまして、音也は自分のバイオリンが調子が悪いから、それも弾かないと言い出す。大村は音也のバイオリンを手に取ると、原因を見抜いてすぐに直す。この様子からしますと、現代編で渡が所有し、作る目標にしている父(音也)の形見のバイオリン(ブラッディローズ)は、現時点で音也が所有しているものではないと分かります。ブラッディローズがいつ、どう登場するかが、過去編と現代編をつなぐミッシングリンクになりそうと期待させてくれる仕掛けのようです。

 それはともかく、修理を終えたバイオリンを音也が弾くと、大村は感銘を受ける。この音があれば安らげると思ったんでしょうね。もっといい音を音也が出せるとすれば、ブラックスター。が、音也は自分が持つべきではないと固辞、ブラックスターを大村に返してしまう。

 それでも大村/フロッグはこのときから22年間、人を襲わずに過ごすわけですが、ブラックスターはそうするために大村自身が作り上げたのかもしれません。しかし、人を襲わないために作ったブラックスターに大村は固執し、かえって人を襲ってしまっていたわけですな。

 大村は音也の音楽があれば安らぐとして、ブラックスターを湖に沈める決意をする。そんな事情を知らないゆり・次狼が倒しに来るも、音也は「こいつはもう人を襲わない」と叫んで割って入り、大村を逃がす。大村はブラックスターを湖に沈め、いずこともなく去る。

 そして現代編。父(音也)バイオリン(ブラッディローズ)に匹敵する名器を作れず悩む渡のもとに大村が現れる。独力で事を為したい渡はいったんは拒むも、ブラッディローズを見て感銘を受けた大村の「君(渡)にしか作れないものを」とアドバイス。ハッとした渡は大村の助力を仰ぐことにする。

 そこからは二人三脚と言っていいほどのバイオリン作りとなりますが、大村は依然としてノイズや騒音に弱いらしい。唯一の対抗手段は録音しておいた音也の演奏ですね。しかし、暴れてしまうこともあり、ついに名護に正体を気付かれてしまう。イクサお目見えとなりまして、フロッグでは歯が立たない強さのようです(上述しましたが、フロッグが飢えて力が衰えている可能性もありそう)。

 渡もフロッグとなったのが大村と気付かず、いったんはキバとして対処に入る。が、すぐに双方の正体に気付き、渡は追って来たイクサ/名護を止め、大村を逃がす。事情を話さぬ渡に名護は決定的な不信感を持ってしまう(が、どうやら頼られると断れないらしい ^^;)。

 渡と大村は互いの正体に気が付いても、バイオリン作りを共に進める。渡としては大村が温和であるし、「ある人物」と人を襲わないと約束したという言葉が信じられると思ったんでしょう。ただし、大村は「ある人物」が音也であることは隠してまして、渡が息子だと知ってるからなんでしょうな。

 予習を踏まえますと、大村はこの時点でブラッディローズの由来は知っていたと考えたほうがいいかも。しかし、そこは渡の母が過去編のクイーンであること等も含むわけで、音也について詳しく話せなかったのも仕方ないんでしょうな。大村としては「君(渡)のお父さんは立派な方だった」とか言いたかったんじゃないかなあ(渡が母から聞かされた父の印象の別表現)。

 それはともかく、渡の説得に取り合わないほどの執念の名護は大村/フロッグを追って来る。ビル工事の騒音に悩まされる大村は名護に頼みのウォークマン&テープを踏みつぶされ、心の安定を取り戻す手段を失ってしまう。暴れ出したフロッグファンガイアに気付いた渡がキバとなって制止するも暴走は止まらない。

 ついにキバ、意を決して必殺技(ダークネスムーンブレイク)を放つも、やっぱり当てられませんか。が、これでフロッグ/大村はハッと我に返って鎮まる。親子二代に渡って助けられた格好ですね。その場を去った大村はブラックスターを沈めた湖に向かうも、名護が追い付いて来る。イクサとなった名護、容赦なくフロッグ/大村に致命傷を与える。それでも名護が倒し切らず、最期も見届けず去ったのは、渡の説得が少しは耳に届いてたんだろうか。

 そのお陰で渡は大村の最期の言葉が聞けたわけですね。音也と大村の関係はいったんは伏せたまま、「君(渡)の中には、あの偉大なお父さん(音也)が住んでいるんですから」と渡を励ます、が、最後の最後で「君のお父さんとの約束は守れなかった」と悔いたのは、やっぱり音也について語りたかったからなんでしょうな。

 そして大村は砕け、湖の底のブラックローズのもとへ。ファインガイアが砕けた後に残す魂は、今回は現れなかったみたいです。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/03 (Tue) 23:46:46

 定例感想です。

★牙狼

 前作のハガネで、流牙が莉杏と別行動をとっていた理由が、後付けながら明かされた形ですな。
 今作は、彼女の動向にもスポットを当てた話になるようで、前作のモヤモヤを最初に解消した形でOKです。(現実には女優さんのスケジュールの都合でしょうが)

 ともあれ、前作のハガネが流牙の物語にとっては番外編みたいなもので、今作がメインエピソードになるのかな。
 ただ、謎のハガネの鎧も出てくるようなので、続編としての体裁も整えつつ、流牙編1作め、および劇場版およびTV版の牙狼翔の話も見せてくれたのは、莉杏との絆を見せたかったのか、それとも、それ以上の伏線が仕込まれているのか、期待しつつ、今週の第1話を見るとしましょう。

★ゼッツ

>スーファミくらいの時代

 厳密には、独特のピコピコ音で、もっと前のファミコン時代でしょうね。
 あと、勇者、武闘家、魔法使いのパーティーは、ドラクエ3ぐらいかな。「魔王と勇者」のお約束を作り上げた名作ですが、今年はドラクエ40周年というネタもあります。

 ファミコンだと1983年発売で、後継機のスーファミは90年発売。
 つまり、80年代のゲームがファミコンで、90年代前半がスーファミ全盛期。その後の覇権ハードになったのは、94年末の初代プレステですが、一方で携帯機のゲームボーイが89年から2000年までを席巻してた。

 音源については、やはりレトロゲームと言われるピコピコがファミコンで、スーファミはずいぶんと性能が上がりました。
 興味があるなら、ドラクエ3の『冒険の旅』(フィールド音楽)をファミコン版と、スーパーファミコン版で聞き比べてみると、違いがはっきり分かるかと思います。まあ、他の曲でも構わないけど、ファミコン版とスーパーファミコン版の両方あるのが、ドラクエでは1〜3までなので。

 音に関しては、ファミコンとスーパーファミコンは全然違うと主張してみます。
 映像に関しても全然違うんだけど、その違いを今のドラマで表現することはあまりないかな。

 で、今回の話の感想としては、前後編の前編なので、全体感想を次回に回すとして、気になった点を2つばかり。

>ファイブの乱入

 前回の次回予告を見て、赤い新ライダーが出たのを見て、単純に紅覇が変身した、と思い込んでしまいました。名前に紅が入ってますしね。
 だけど、ここに書き込んでから気づいたのは、ロードシックスは確か青系のカラーリングだったと以前に見ていたこと。

 赤がファイブだと知っていたのに、うっかりミスリードにハマって、ここで書いた後に気づいて、自分ところの掲示板で感想書いたときは、きちんと修正した書き込みをば(^^;)。

>魔法使いの訓練

 武闘家少女と棒切れで戦闘訓練してる魔法使い少年。チャンバラごっこが健気よのう……と思った瞬間、ゲームマスター脳がツッコミを。

 こらこら、君は魔法使いのはずなのに、武器戦闘の訓練をしてどうするんだ? ここは勇者ねむみたいに、魔法の訓練をするところじゃないのか? 
 まあ、十歩譲って、杖を使った護身術をって考えていたにしても、剣みたいに片手で振り回して、どうする? 魔法使いの杖なら、両手でしっかり構えて、受けをメインに考えないと、実戦では身を守ることもできないぞ。

 もっとも、これは夢主の方にも問題があるのかもしれません。仮に、夢主が武闘家少女の方であれば、魔法使いのアクションに関しては無知ということも考えられる。
 というか、演出を見ていると、武闘家少女の方は、リアルに空手をやっているという設定だからか、構えがしっかり武闘家してる。
 少年は、村人Aの莫より酷いレベルで身構えができていない。何だか、魔法使い=貧弱の代名詞として描いていないか?

 魔法使いだったら、武闘家少女の後ろにスッと下がって、じっくり敵の行動を観察し、呪文の使いどきを見極めるぐらいのアクションは当然だろう……とかツッコミ入れる次第。

 これ、少年が夢主だったら、わざわざ魔法使いを自分の職業に選んだんだから、そういう魔法使いらしいスタイルにこだわりあって然るべきだろうに(ゲーマーなら)、おおかた普通程度にゲーム好きだけど前衛キャラの武闘家しか知らない少女が、知り合いの陰キャ少年=ひ弱な魔法使い程度の意識で夢に登場させたのかな、と推測。

 そういうことであれば、実に理にかなった演出だな、と妄想まじりの推測を交えつつ、自分はどうして、ここまでこだわるんだ? と正気に返る(苦笑)。

>村人A

 要するに、冒険者の職に就いていないってことですね。
 別のゲームだと、一般市民とか言われてますし、転職前の素の状態を「すっぴん」と呼ばれるゲームもあります。

 で、このすっぴんですが、最弱でありながら、キャラの育成が進むと最強になり得る職業。
 すっぴんの状態では、何の特殊能力もないのですが、他の職業をマスター状態にすると、その能力値を引き継ぐんですね。つまり、力の強い戦士をマスターしてから、すっぴんに戻ると力の強い無職になる。戦士は賢さが低いのが欠点ですが、別の賢さの高い職業をマスターすると、力も賢さも優秀な無職になる。
 さらに、他の職業で身につけたスキルを2つも、すっぴんに装着できる(他の職業は1つだけしか装着できない)。
 つまり、すっぴんは、他の職業をいろいろマスターした後に戻ると、いろいろ能力を強くカスタマイズできる大器晩成職なんですね。

 で、莫の場合、村人A=すっぴんだと解釈すると、「道具を調合する薬師のスキル」を使ったとか。
 ドラクエの薬草を、ファイナルファンタジーのポーションに作り変えるとは、1人だけ別のゲームをしているのでは? というXポストもあって笑いましたけど。

 なお、ドラクエはHPが成長すると3ケタなんですけど、ファイナルファンタジーは4ケタです。
 だから、単純な数値だけを比べると、ドラクエよりもファイナルファンタジーのキャラの方が強い、となります。
 ドラクエだと、140ぐらいのダメージを与えるメラゾーマって強力呪文ですが、ファイファンだと終盤では何千というダメージが飛んで来ることも。まあ、こちらは9999のカンストダメージを4回攻撃したりするんですけどね。敵ボスのHPが何万というのが当たり前で、最近は何十万って感じにインフレしているとか。
 それに比べると、ドラクエは最近作のリメイク版ドラクエ2のボスキャラ、破壊神シドーのHPが7500とかわいいもの。いや、まあ、昔のファミコン時代は、HP250で、それから考えると凶悪なんですけどね。ファミコンの時は、処理できる数字がそんな程度だったので。

 とにかく、ドラクエよりもファイファンの方が数字のスケールが1ケタ上って話なので、違うゲームをしているなら、そりゃあ強いよなあ、とか。

★ゴジュウジャー

 一方、こちらでは、ゲームのルールを書き換える救世主が、文字どおり世界を救ったわけですな。

 で、吠の不戦勝だけど、勝ち残った本人はちっとも嬉しくない。
 負けた方がいろいろ願いを叶えて、勝ち残った方が絶望するのがナンバーワンバトルだったという痛恨の展開に。

 だけど、3月には、ブンブンジャーとの共演映画もあるわけだし、そちらでは全員無事で、しかもファイヤーキャンドルさんもしっかり出演しているから、最終回はみんな生き返ってハッピーエンドでしょうなあ、と思っていたら、

 そのVS映画の時間軸は、「オリガレッドとのエピソードが終わって、指輪が全部そろった後、ゴジュウジャー同士の決勝戦を行う直前」に挟まる頃と発表されまして、
 ああ、だったらVS映画があるから最終回はみんな復活♪ と気楽に考えられないことが分かった、と。

 すべては次回の最終回を見ないと、ラストが分からない、ということで、そこは楽しみにしたく。

 でも、何だかんだ言って、熊手真白VS厄災、吠VSファイキャンの因縁対決という形で、ドラマ的には盛り上がるような気がする。

 どちらも1人になって、最後の意地の対決。
 でも、個人的にはブーケが陸王を失って耐えられるのか、とか、気がかりだし、今週は出なかったけど、次回予告には出ていたので安心。
 いや、角乃が人知れず消されていたなら、ブーケが消されている可能性だってあったわけで。

 ともあれ、最後までサプライズ展開の多かった本作で、熊手さんは美味しい役回りを見せつけて、上手く散ったなあ、とか。
 また、厄災レクスの手の内を知っていたようでもあったので、もしかすると彼の昔の仲間は、今回みたいに消滅させられていた可能性も思い当たって、そういう状況でこれまで戦ってきた熊手さんの心の強さに敬意を表したく。
 で、普段は2代目と呼ぶ熊手さんが、吠と名前で呼ぶ辺り、本当に美味しい兄貴分だったなあ、と。

 でも、本当の兄貴のクオンは今回、何をしていたんだ? 吠の心が折れかけてる時こそ、出てきて愛を囁くのが役目じゃないのか? 最終回には出てきて、吠のお兄ちゃんらしいところを見せてくれるのを期待します。

 やっぱり、吠はオレがいないとダメなんだから、とか言いそうなシチュエーションだけど、果たして?

 「吠の願い」 第1話に戻るとか、そういう後ろ向きじゃないことだけは願います。

 ファイヤーキャンドルを倒して、ズタボロの状態で、俺の願い、それは……と言ってCMとなりそうだな。
 で、CM明けに「東映の社員となって、関本さんの下で働いている吠」だと笑う。そして、撮影現場に現れるゴジュウジャーの役者たち。そこに乱入する謎の赤いヒーローは果たして?
 超宇宙刑事に続く、とか、妄想して今回はここまで。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/06 (Fri) 22:56:26

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第1話:砂界)

 前半はバトルで目を引きつけ、後半は何が起こっているかを会話劇で説明してくれる構成ですね。しかし、すっきり分かるとは行かず、これから解くべき謎を提示しているといったほうがいいか。

 まず前半、流牙が向かおうと思ったラインシティは壊滅したのか、その一部か周辺にあると思しき砂漠の街サガンからですね。そのサガンを見る視点に目玉だけの何かが現れまして、この後に出現するホラーの核になってるようです。今話では正体は分かりませんが、流牙らの監視役とされている魔戒法師レクトルは、バトルを見ていて気が付くものがあったらしい。

 そのバトルですが、砂漠の街サガンをホラーの群れが襲うところから始まる。襲来したホラーは、今までよく見た素体ホラーとは異なる感じですね。動きからすると、ゾンビっぽく、単に数で押すだけかも。莉杏やエルミナ(竜族の女官らしい)で充分に対処できてまして、強さはさほどでもなさそう。

 が、ホラーが数体合体し、さらに周囲のガラクタを引き寄せてホラー・ザグダムが出現。莉杏らの銃や術などの攻撃がどうも通用しない。右腕にパンチのブースターみたいのを持ってまして、確かアニメ「THE ビッグ・オー」の巨大ロボがこんなギミック持ってたような。

 莉杏&エルミナが余裕見せつつも手こずってますと、正体不明の鎧騎士出現。色や形は「ハガネの鎧」の感じですね。まずはホラー・ザグダムに襲い掛かり、ザグダムのパンチギミックのある右腕を弾き飛ばす。これは味方か、と思えるわけですが(そもそも鎧だし)、莉杏らにも襲い掛かる。なんだかバーサーカーという感じです。

 そこへ救援に入ったのが流牙でして、ようやく莉杏と再会でもありますな。これで莉杏&エルミナはホラー、流牙は謎の騎士という分担が可能になる。流牙は謎の騎士と戦ってはみるわけですが、変な感触のようですね。後で語ったところによれば、闘気がないんだとか。

 謎の騎士は見境なく襲い掛かってますんで(ただし魔界・魔戒の者限定かも)、ホラーでも魔戒騎士でもないんでしょう。裏切った騎士とか、心滅獣身とかの可能性もありそうですが、闘気がないなら鎧だけが動いていると考えたほうがいいのかも。体を貫かれても、すぐに復活して暴れ出していた点も鎧だけなら納得できますね。

 莉杏らが手こずり、流牙と謎の騎士の攻撃を受けてもなかなか倒れないホラー・ザグダム。その粘り強さの理由は体がガラクタの寄せ集めであるからのようです。どこを斬り落としても、すぐに吸い付いて元通りになってしまう。寄せ集めの身体を作っている核を叩く必要があるんでしょう。

 流牙&謎の騎士の(偶然の?)同時攻撃で、ようやく両断しての止めかと思われたんですが、飛び散ったザグダムのガラクタ身体に紛れて、例の目玉は地中に逃走。これがホラーの核になっていたようで、遠くから観察していた魔戒法師レクトルは「やっぱり」と、何か気が付くものがあったらしい。魔戒法師エルミナに何か落ちてきて、「何なの?」と言ってましたが、例の目玉が何か仕掛けた可能性は考えておくべきかも。

 後半は状況説明ですね。前半のバトルで流牙は終始生身の戦闘でしたが、鎧に穢れが溜まって使えなかったらしい(「ハガネを継ぐ者」での戦闘によるものか?)。鎧の浄化は(リュメ以外では)莉杏の役目だったのか。莉杏がこっちに呼ばれたんで、今までできなかったわけですね。

 莉杏が呼ばれた理由はリュメの異変(?)。東を守る竜の力を授かる役目(界楼)のリュメも500年が経過して輪廻転生が迫り(寿命ということ?)、昏睡状態になっている。リュメの復活は不可能なようで、次代の界楼はまだいない。その空白期間の今は竜の加護が衰えて、ホラーがのさばってるわけか。

 それだけでなく、ラインシティ含む東方が砂漠化までしちゃってるわけですね。その様子を莉杏は目撃したらしい。かなり思いつめる様子が見られまして、流牙は莉杏が界楼になる覚悟をしているのかと心配する。しかし、界楼は竜族でなければならず、莉杏はなろうと思ってもなれない。闇照編で預かった莉杏の髪飾りを、莉杏はまだ流牙に預けたままにしたいということからも、一緒にいたいという気持ちが窺えます。

 次回「砂鎧」では、流牙は主を失った鎧が納められている地へ向かうらしい。今話の謎の鎧はそこから来たということなのかも。

●ファミコン音源

 ゼッツのゲームモチーフの話で「ドラクエ3の『冒険の旅』(フィールド音楽)をファミコン版と、スーパーファミコン版で聞き比べ」と伺い、また聞いてみようとネット検索して試聴してみて、自分でもちょっと驚くことがありました。

 前に「ファミコンで聞いたゲームBGMが脳内で美化されてしまい、後でまた聞いてみると貧相に聞こえる」旨の話をした覚えがあります。今でもそうでして、ファミコンのドラクエ、FF、女神転生等のBGMをネットで探して聞き直しても、やっぱり物足りない。

 そうではあるんですが、ドラクエ3の「冒険の旅」だけは例外でした。スーファミ以降のゲーム機、さらにはオーケストラ演奏のを聞いてみると、確かに音質も良いし、和音豊富で素晴らしい(確かファミコンって3音までしか重ねられない仕様だったかと)。

 そうであるのに、今でも聴いていて胸に「ジーン」と来るのが、ファミコン版の「冒険の旅」だったんです。自分はスーファミ版のドラクエ3リメイクもプレイしているんですが、遊んでいて最も満足度が高かったのがファミコン版だったのかもしれません。スーファミ版では「さすがスーファミ、絵も音も」と思ったはずなんですが、ファミコン版は何が上回ったのか、今のところは自分でもよく分からず(それもBGM「冒険の旅」のみで発生する何かだし)。

 ゼッツのゲーム機時期判定ですが、自分は既に述べました通り「ドットフォント」の一点のみです。もっとも、かなり悩むものではあります。村の名前表示は12ドットっぽいんですけど(ここはファミコンっぽい)、キャラクター表示のはもっと細かいし、漢字も多用(スーファミっぽい)。どちらかといえばスーファミかなあと。

 しかしピコピコ音はちょっと気が付いてませんでした。BGMとしてはゼッツでのものが多いわけで、ゲーム的な効果音等はちょっと注意が行っておらず。上述しましたが、BGMは美化されがちということがありますんで、ゲーム特有の効果音というのは印象が変わりにくいんで判定に有用のようです。

 とはいえ、いろんな時代のいろんなゲーム機(もしかするとアーケードも含んでるかも)の混在ということではあるんでしょう。もしかして、「フィクションでよくあるゲーム風演出を取り入れてみた?」ということかも。そこは、ジョブ的なご考察からも窺える気がします。特に魔法使いなのに武器による戦闘訓練という点ですね(FFの赤魔導士といった例外はあるものの)。

 もしかすると、ゲームをやらない人が聞きかじりで演出したのかも。しかし、莫のキャラクター設定が「すっぴん」に当てはまったりするわけでしたか。改めて調べると、FF5で出てきてますね。自分はプレイしてますが、何となく「ややこしいなあ」と思った覚えしかない(ゼッツのゲーム演出をとやかく言う資格なかったorz)。

 自分がゲームの何に感動していたかの発見や、ゲーム風演出の由来を思い出したりできまして、ご教示に感謝する次第です。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/09 (Mon) 21:07:22

 定期感想その2です。

●仮面ライダーゼッツ(第21話:溢れる)

 ゲーム風の悪夢としては一区切りですが、ラスボスの魔王が現実世界に出てしまったことでドラマとしての区切りはなしですね。魔王に囚われた子供たちも解放のめどすら立たないし。これで2話1エピソードが崩れたわけで、それだけ今回のエピソードが物語上、大事ということなんでしょう。

 CODEとしてはナンバー3が司令官ですから、ナンバー5~7の作戦投入は総力となります。敵の前線指揮官かつ最強戦力たるノクスにはナンバー5と6が当たり、ナイトメアに対しては莫(ナンバー7)が対処という分掌も悪くない戦術でしょう。

 しかし、実質的な惨敗であるわけですね。敵を阻止するどころか、まんまと目的(ディザスターナイトメアの召喚)を達せられてしまった。ナンバー3が非常事態と見做すのも無理はない。

 1人の悪夢ではなく多数の(共有)悪夢を使ってナイトメアを現実化させ、さらに多数の人々を巻き込むというものですね。敵(ザ・レディ側)は今回の作戦をずっと温め、ついに実行したんだろうとは思います。ただ、自分で考えてみても、今までの経緯がどう今回の事件につながるのか、ちょっと分からないでいます。

 敵側として割とはっきりしているのは、ノクスの動きです。(封印されていた)CODE製のドライバーを奪取してノクスナイトとなり、己が悪夢を払い、ゼロに挑むときはノクスナイトをあっさり放棄、ザ・レディから与えられた仮面ライダーノクスに鞍替えする。ノクスの目的(CODE潰し)には合致しますが、今回の大規模悪夢作戦とは直接のつながりが見出せません。

 最もはっきり分かるのは主人公:莫であるわけですが、当初は事情を知らずに活躍しており、話が進むに従ってCODE含む真相に近づきつつあるため、やはり今回の敵の作戦とはつながらない。せめて、敵が1人の悪夢から多数が共有する悪夢へステップアップできたきっかけくらいは示して欲しかった。

 ともかく本編。前話でナンバー5/ロード5がノクスを捕えたわけですが、ボコった割にはダメージを与えておらず、あっさりと入れ替わられてナンバー5が捕らわれ状態に。しかしナンバー5もあっさり抜け出しまして、この悪夢では拘束は無意味な感じです。ナンバー5は力押しの傾向があるようで、それゆえにあまり考えないタイプなのかも(^^;。

 ノクス、紅覇に付けられた発信機に気が付きまして、これで追跡不能になってしまう。紅覇らは莫に接触するも、共闘はならず。それでも紅覇らはノクスに追い付きまして、ロード5と初登場のロード6で対処にかかる。2対1であり、ロード5が捨て身の戦術まで採るも、ライダーノクスを仕留めきれず。

 それだけでなく、これでノクスに時間稼ぎされちゃったようです。紅覇らがノクスに手こずっている間、莫らの勇者一行は魔王の城へと進む。途中、夢主らが目が覚め、現実での捜査も進めていく。どうやら魔王のイメージを夢で受け取った子供が複数いて、それが今回の悪夢に何らかの形で参加しているようですね。

 魔王城には夢主の深層心理の扉が多数あり、扉の向こうは魔王のイメージがある。そこへベビーナイトメアが夢主全員を連れてくれば、魔王の封印が解けるということらしい。莫はゼッツとなって阻止にかかりますが、封印の鍵は「恐怖」のようですね。

 夢主の子供たちの共通点は(CODEエージェントと同じ)「災害に遭って生き延びた」でありまして、その恐怖を克服できなければ悪夢/ナイトメアに呑まれるということなんでしょうか。子供たちが怖がってすくんでしまったのを合図にするように、ベビーナイトメアの残滓が集合し、ディザスターナイトメアとなる。

 これを見た子供らは「魔王だ」と恐れ、さらに絶望してしまった様子があります(瞳の光が消えてますね)。これに力を得たらしいディザスターナイトメア、ゼッツらの動きを封じ、子供たちを扉の中へと招き入れてしまう。

 その結果、現実世界では夢主の子供たちが消えて巨大ディザスターナイトメアが降臨、悪夢の蝶も巨大化して飛び回り、その鱗粉を受けた街の人々は意識を失う(悪夢に取り込まれた?)。これを目にしたナンバー3は「緊急事態だ」と言い、ザ・レディはほくそ笑んで続く。

 うーん、何が起こったかは分かる。ですが上述の通り、どうして事ここに至ったかがあまりにも分からなくて、観ていて気持ちが動かないと言いますか。今までと同じく、「この先、何かあるんだろう」と思うしかないかなあ(それもちょっと疲れてきたかも)。

 もっとも、まだエピソードとしては区切りはついてない。次回「讐いる」では、悪夢から現実へと戦いの場を移しつつ、莫がCODEに疑問を抱いていくらしい。それはザ・レディの思う壺のはずでして、莫に(唯一無二と)期待しつつも音沙汰ないゼロはどうするつもりなんだろうか。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第49話/最終回:我ら、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー!)

 堂々の完結でして、自分が期待した要素もほぼ全て入ってました。が、その一方で(前話同様)ドラマ進行が駆け足でして、テンポがいいんですが、刺さり方がもうちょっとあればと不満に思わないでもない。

 今話の最後のバトルを見て思ったんですが、ずっと前(の角乃役変更以前)に撮り溜めていたものがかなり含まれてるようですね。角乃だけ後で駆けつけた格好にして、角乃と他のゴジュウ戦士を交互に写したりしてます。さらに、よく観てみると竜儀の右隣に誰かいるようなカットがありまして、たぶん前の角乃なんじゃなかろうか。

 最初のメンバーで撮り溜めしたものを、新しい角乃のカット加えて編集したんだと思います。そうだとすると、角乃役変更からの編集って相当大変だったんでしょうね。なにせ最終話分まであるわけで、それを撮り直す余裕もなかったのか。そうなら、脚本や演出の変更も相当なものになり、その結果が駆け足のドラマ展開だったのかも。

 ともかく本編。指輪争奪戦の勝者として、吠はテガソードから叶えるべき願いを求められるも、ファイヤキャンドルが乱入する。「俺と決着つけやがれ」ということであり、。バトルとなり、さらに本心を吐露する。「俺がテガジューンについて行かなかったのは仲間のためだと思ってた」が、本心は前に部下のアーイーが見抜いた通りの「俺の本当の願いは、マジでお前(吠)と戦うことだった」。

 たぶん、自分はこの運び(本人の台詞で直截に言っちゃってる)が物足りないんだと思います。例えば、仲間のためなら吠との戦いは諦めると強がるファイヤキャンドル、しかし部下のアーイーが「我々のことはいいから、願いを叶えてください」と吠へと送り出す、みたいな運びを自分は期待していたようです。

 が、そんなドラマ展開するだけの尺はもうなくて、今話の運びにするしかない。加えて未解決問題がまだありまして、吠の願いは何かというものですね。それ抜きにファイヤキャンドルとの決着というのもギクシャクした運びかもしれません。そこで「お兄ちゃん」たるクオン/久光が割って入っての時間稼ぎ。

 吠もほぼ即座に己が願いに辿り着きまして、ゴジュウジャーの仲間と一緒にいたいと。ただ、その方法は正直申しますと、観ている自分が望むものではなかったりします。指輪争奪戦のやり直しですね。この1年、指輪を巡ってのドラマを観てきたわけで、その積み重ねあってのクライマックスのはずです。が、最初からやり直しと言われてしまうと、ここまでのドラマは何だったのかなあという気分になってしまいます。

 そうではあるんですが、自分が期待した「敗退したゴジュウ戦士もユニバース戦士も復帰しての一致団結の戦い」のほうは満たされます。まずゴジュウ戦士が戻り、全員ではありませんがユニバース戦士も駆けつける。さらにブライダンの面々も。これがありましたんで、「これでいいな」と納得してしまいました。やっぱり自分は単純だなあと思う次第(^^:。

 ただ、ちょっと流れが乱れてるようでもありまして、吠に襲い掛かるファイヤキャンドルをいったん止めたようでいて、やっぱり決着を促したりしてます。さらに吠はファイヤキャンドルと戦ってる暇はないと退けたり。結局、(実は神となって)復活した真白/ポーラー含めたゴジュウジャー全員でファイヤキャンドルを倒す。

 が、止めは刺さず、なぜなら「俺(吠)の日常の中にお前(ファイヤキャンドル)も(喧嘩友達として)いんだよ」だからですか。この締めくくりも自分の好みでして納得です。なので、途中経過はもういいかと(^^;。さらにファイヤキャンドルはブライダンの仲間にも再び迎え入れられる。

 再度の指輪争奪戦で1年経過は措いといて(^^;、真白が世の理/ルールを書き換えたお陰で、緒乙は昏睡から目覚め、具島玲の病は快方に向かってると。懸案事項はそれで解決でしたか。さらに禽次郎は卵での若返り能力を持ち続けられることに(今後の劇場版とかで必要ですな)。ちょっと力技もありますが、何とも手早く風呂敷畳めたなあと感心。

 前作ブンブンジャーは終盤にかけての盛り上がり方がスムーズで、いったん散らばったキャラクターが再び、それも綺麗に集まる流れが見ごたえあって、ラストで納得しました。ゴジュウジャーも(役者交代前くらいは)そうなる感じがあったんですが、やむを得ないシナリオ変更でちょっと断ち切られたような印象があります。しかし、上手くまとめてくれましたんで良しとすべきなんでしょう。

 1年間、ゴジュウジャーの感想にお付き合いくださり、いろいろご教示も賜りまして、ありがとうございました。これで戦隊シリーズは終了、来週からはPROJECT R.E.D.「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」ですね。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/10 (Tue) 22:00:25

 定期感想その3です。

●仮面ライダーキバ(第11話:ローリングストーン・夢の扉、第12話:初ライブ・黄金のスピード)

 今週分はファンガイアについては二世代に渡る因縁なしなのがちょっと物足りないものの、しかし過去編でようやくイクサ登場してくれました。そのイクサにゆりがどうして固執するかもちらっと描かれてるわけですが、チェックメイトフォーのルークが絡んでるということで、そのドラマを動かす時期ではないんでしょう。

 ともかく本編。過去編ではゆりがイクサに拘る理由が回想で描かれまして、イクサを設計・開発した母:茜をファンガイア(ルーク)が殺害したからでしたか。母の形見で母の仇を討ちたいわけですね。しかし嶋護は理由が私怨ではと渋る。

 が、次狼がイクサ装着者になってたと明らかになる。イヤーウイッグファンガイアに手こずるゆりの目の前にイクサが現れ、さっさとイヤーウィッグを倒してしまう。変身解除で現れたのは次狼。ゆりは怒り心頭ですが、理由は後で明かされる。ただし、イクサの戦闘中にちょっとヒントはありましたな。

 ゆりは嶋護に噛みつくも相手にされず、ついこないだよろめいた次狼に対しても憎悪をあらわにしてしまう。そして音也にちょっかいかけに行くわけですね、デートしてあげると言って。音也はデートに応じるものの、やはり「人の心の音楽」が聞こえるだけのことはありまして、ゆりが心ここに在らずと気づいて去ってしまう。
(まあ、観ている自分にも「あからさまにゆりらしくない」と分かるのではありますが ^^;。)

 音也はゆりの悩みが何かまで分かっていたようで、次狼に「イクサをゆりに」と談判に行くわけですな。土下座も厭わない。ゆりも追いついて頼み込みますが、次狼にはイクサをゆりに渡せない理由がある。それが、まず「その場で倒れてしまう」でして、そのまま病院へ搬送。ようやく嶋護が真相明かしまして、まだテスト段階のイクサは身体への負荷が大きすぎるということ。

 もしゆりが最初のイクサ装着者になってたら、命が危うかったわけですか。実は人間より頑強な異種族(ウルフェン)の次狼/ガルルでも病院送りになるのですから、ゆりに渡せるわけがなかったわけか。少し予習すると、ゆりの母:茜を殺害したルークはウルフェン族を滅ぼした者でもある。ゆりと次狼は仇が同一人物という共通点がありますね。

 が、次狼の行動は計算尽くなのかも。つまり、イクサが病院送り級のダメージ与えると知って、嬉々として装着者になった可能性あり。なにせ「愛するゆりを守るため、あえてイクサをゆりから奪い、ダメージを我が身に受けた」わけで、焦らしておいてその真相をゆりに知らせれば、ゆりはグラリと来るはず。そして実際、その通りになってます。

 その計算がどうなったかは後のお楽しみとして、現代編。こちらではまたもスパイダーファンガイア/糸矢が絡んで来るものの道化役でして、メインはキバ vs イクサですね。その過程で渡が自信を得ていくドラマであるようです。

 まず、レギュラーキャラクターとなる襟立健吾登場でありますな。バンド:イケメンズをギター&ボーカルとして率いていたものの、他のバンドメンバーから愛想つかされてしまい、初ライブを目の前にして解散。理由は明示されてませんが、襟立健吾が思い込みで突っ走り過ぎだったのかもしれない。

 そこへバイオリン作りにまたも行き詰った渡が飛び込んで来る。渡のバイオリン作りを手伝った大村武男/フロッグファンガイアはロックが騒音でしかなかったですが、渡は素晴らしい音楽と感じるらしい。この後、名護も大村/フロッグと同様の反応をロックに対して見せてまして、性格的(真面目、律儀、小心等)なものなんだろうか。

 それはともかく、渡はベースの才能があったようで短時日で上達し、健吾に感心されてバンド入り。ドラムは実は熟達者であった野村静香。後で恵もベースを弾きこなせることが判明する。なんかロックミュージシャン揃ってるなあ(アニメ「けいおん!」でも、そんな流れあったような)。

 一方、名護はひたすらキバを討つことに固執。またも恵を狙って現れたスパイダーファンガイアと交戦するも、スパイダー出現に気付いてキバが現れると、スパイダーそっちのけでキバに挑む。ついにキバに一撃入れて川に落とし、変身を解いた名護は狂喜、しかしぬか喜びだったわけですな。

 キバ/渡はかろうじて生き延びており、糸矢/スパイダーがその様子を目撃、名護に「告げ口」してしまう。キバを倒したと思って「組織(青空の会)の長となり、ゆくゆくは世界の在り方を管理」と舞い上がっていた名護は激怒、糸矢/スパイダーを利用してキバに止めを刺そうと動き出す。

 一方、渡はロックバンドに復帰。しかし、イクサ/名護との戦いでひじにダメージ負っており、ベース演奏がさえない。未だ渡がキバと信じてない名護がこれに気付きまして、応急手当てしてやり、健吾もようやく渡がベースをうまく弾けない理由を知る。これで渡はボーカルに転向、ベースは恵が担当することになる。

 スパーダ―ファンガイアはまたも恵を狙い、阻止に入るキバですが、どうやら名護の策だったらしい。名護はイクサに変身、今度こそとキバに襲い掛かる。バイク対決に発展し、キバはマシンキバーからブロンブースターで対抗、これで決着つくのかと思いました。が、最後はキック対決でキバの勝ちですか。

 この決断(尊敬する名護と戦う)ができ、勝利までした渡は自信を得たのかも。前には得意のバイオリン、それもご近所を呼んでの自宅コンサートで固まってしまってました。しかし、今回は多数の見知らぬ人の前でついに熱唱してます。次回から渡の様子が少しは変わるかなあ。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/12 (Thu) 10:40:26

 定期感想です。

★牙狼

 第1話感想というか、今後の予想めいた書き込み。

 1話では、充実した生身戦闘だけで、牙狼の鎧は召喚せず。変身ヒーローが変身しない回というのは、子どものときは残念に思えたものですが、牙狼の場合は、生身アクションも見どころ満載なので、というか、むしろCGだらけの鎧アクションよりもレベルが高いという見方もある。

 1話の見どころは、莉杏と新キャラのエルミナの連携がまず一つ。
 武闘派接近型のエルミナと、魔導銃を使った遠距離サポート型の莉杏は相性も良く、戦闘時の掛け合いも、お互いを牽制したりしつつの軽口を混ぜたりしながら、相応の信頼を得ている様子。
 生真面目なエルミナと、経験豊富な莉杏先輩って感じで、エルミナが相手に敬意を示しつつも、追いつき追い越せ的な張り合いも持っている感じ。

 一方、後から出現した謎のヨロイと、流牙、そして無骨な機械風ホラー(メカホラーと呼称しますか)の三つ巴。
 メカホラーは圧倒的なパワーと、頑丈な装甲と、再生能力が特長で、法師の術が有効打を与えないようですね。動きがギクシャクして単調なので、攻撃をかわすのは簡単なんだけど、大技でボディごと消滅させないと埒が開かないという感じ。
 そして、最初は助っ人かなと思われた謎ヨロイですが、中に人がいなさそうな機械的な動きを見せて、ホラーの方を優先目標としつつも、ホラーが一時的に動きを止めると、莉杏たちや流牙にも攻撃を仕掛けてくる。
 動いているものに襲いかかるのか(普通の人間も狙う?)、あくまでホラーおよび魔戒の力を敵視するのか。後者ではあると思うのですが、今話だけでは判断つきませんね(戦場に魔戒関係者しかいませんでしたので)。

 ホラーが動いているうちは、莉杏たちを守るような動きもしましたので、それが偶然なのか、あるいは戦場の殺気みたいなものに反応して、無害なものには手を出さないのか。

 ともあれ、流牙、ヨロイ、ホラーの三つ巴的なアクションが最大の見せ場でしょうな。中央にホラーが立ったり、流牙が立ったりしながら、位置どりの変化で、ホラーが両サイドから狙われたり、流牙がホラーの攻撃を避けつつヨロイの攻撃をさばくとか、3つの連動したアクションの切り替わりがお見事。
 状況によって、ヨロイが味方に思えたり、敵対する形になったりしながら、流牙も鎧召喚ができないので決定打を持たない状況ながら、ヨロイの破壊力を利用して、メカホラーを撃退(コア本体は撤退)に追い込む熟練の技はさすが。

 ホラーの消失とともに、ヨロイも消えたのは、やはり闘志や殺気のようなものに反応するのかな。流牙は謎のヨロイに殺気を感じないと見ていましたので、どちらかと言えば、号竜みたいな魔道具の類と見ているのかも。
 いずれにせよ、魔戒の知識に詳しいザルバですら見たことがない、謎ホラーと謎ヨロイというミステリアスな始め方です。

 そして莉杏と流牙の再会劇と、昏睡状態のリュメ様を始めとする代理法師の状況説明が入りますが、
 ポイントは、邪気を封印する竜族の巫女後継者の選定ですね。リュメ様の後継者を決めて、封印を施し直すことが物語の大目的みたいですが、
 誰を後継者に認定するかがドラマの核になりそう。

 莉杏がわざわざ「私は竜族ではない」と流牙に言ったのは、「力ある法師として、リュメ様の後継を要請されたから?」という可能性もあります。
 一応、伝統として「竜族の巫女」という条件があるようですが、竜族でなくても相応の力があれば、代理になることは可能ということで、今のホラー復活の非常事態を早急に打開するには、莉杏にも後継の話が持ち込まれた、あるいはリュメ様自身が昏睡状態になる前に、莉杏がふさわしいと指名した可能性すらある(代理巫女の一存かもしれないけど)。

 一方で、竜族の後継候補としてエルミナもいるのでしょうが、彼女の法師としての実力や経験は莉杏に及ばないので(肉体的な武力は高くても、術が未熟っぽい)、エルミナにとっては莉杏が競争相手的なライバルになるか。
 このエルミナの莉杏に対する嫉妬めいた葛藤と、一時的な闇堕ち、そして浄化による成長と、リュメ様の後継者としての大団円につながるドラマ構成かな、と予想します。

 よって、莉杏が主人公で、ライバル後輩のエルミナが本作限定の裏主人公。
 流牙は莉杏の頼れるパートナーにして、視聴者にとっての導線となる視点キャラの位置づけかな、と。主役だけど、メインのドラマを張る存在ではない、シリーズの顔としての安定枠。

 あとはリュメ様の代理法師の人が、味方なのか敵なのかですね。
 どうも牙狼シリーズの番犬所トップって、初代から黒幕率が高いですからね。
 前作ハガネでも、そうだったし、味方のトップがホラーと結託したり、途中で闇に魅了されて転向したり、そういう裏切りのドラマも定番。そして、主人公やヒロインを何らかの儀式の生け贄として狙っていて、その育成のためにホラーと戦わせたりしているとかもありがちなので、一応は疑って見ておきます。

 で、リュメ様昏睡の原因も、実は彼女だったりするとビックリだけど、どこまでドンデン返しがあるのかな。

 とりあえず、リュメ様は今回、名前だけで役者としては登場しないようですが、最後だけでも顔見せしてくれる可能性も期待しておきます。
 後は、ラインシティが崩壊したようなので、Dリンゴの安否が気遣われます。ちゃっかり生きていて、流牙を助ける魔道具を提供する役どころとしてゲスト出演してくれるといいなあ。

★ゼッツ

 一気に話が急展開を見せましたなあ。

 主人公の敗北でピンチのまま続いた形。
 個々のナイトメアは倒せたものの、数の猛威と守るべき夢主が大勢なので、物量的に守りきれず、敵の戦略勝ち。
 理想的には、ゼッツが助っ人のファイブやシックスと協力して、魔王復活を阻止することでしたが、ノクスがコードの助っ人の注意を完全に引き付けていて(言わばノクスを囮に使った)、ザ・レディの計略が莫とねむの2人だけでは止めることができなかった。

 種が割れてからの最適解は、魔王を倒すことが目的ではなく、魔王のところに生け贄である子どもたちを集めないことが目的なので、「魔王復活を阻止せよ」の成功攻略手順は、子どもたちのいる村を専守防衛することだった。
 それを、魔王を封印から目覚める前に倒すことだと誤解したために、戦力も十分でない魔法使い少年と武闘家少女を、引き連れて、出て来る敵を倒すだけの消耗戦になった。

 実はRPGのように見せかけたタワーディフェンスだったことに、後から気付かされる、と。

・RPG:冒険して経験値を貯めて、その成長した戦力でボスを倒すのが目的のゲーム(一応、そう定義しておく。役割演技云々は置いておいて)。

・タワーディフェンス:RPGの一部に採用されることもあるけど、拠点防衛が主目的で、押し寄せる敵の集団を無双状態で倒しながら、殲滅させるか、一定時間を生き残ることでクリア。
 この場合、村の護衛が主任務なのに、気づかずに遠出して、魔王復活の儀式の場を戦場にしたことで、「子どもたち全員が魔王の姿を目にして、恐怖の念を再発させる。その念を一定量集めることで、魔王の悪夢が現実世界を侵食する」を防げなかった。

 では、どうすれば勝てたか。
 村から出ずに、専守防衛に務める。結果的にはそれが必要だったのだけど、それではゲームが終われない。

 魔王の拠点まで直行せずに、もっと寄り道して子どもたちの経験値を貯める。RPGとしては、主人公勇者のねむも、旅の仲間の子どもたちも全く戦うこともなく、ドラマも紡ぐことなく、物理的あるいは精神的な成長イベントを全く経ていない。村人Aだけが戦ってレベルを上げても、真の主人公(キーパーソン)である子どもたちの成長がなければ、悪夢を克服することもできない。
 ゼッツのストーリーパターンとしても、夢主が悪夢の正体に向き合って、トラウマを克服することが(そのサポートをすることが)ドラマの大筋なのに、今回はゲームの見た目に騙されて、心の癒しドラマが機能しなかった。
 仮に、冒険仲間の少年少女が、悪夢に立ち向かう心の強さを、莫やねむとの交流から会得していたら、魔王復活には至らなかったろうと思う。
 夢主とのコミュニケーション不足、悪夢に立ち向かう心の強さフラグの立て損ないが、RPG攻略としても、ストーリーゲームとしても敗因と言わざるを得ない。

 これがゲーマーライダーのエグゼイドや、ギーツだったら、ゲームの仕掛けに気がついて、勝利条件が何かを把握できたと思いますが、
 夢世界のエージェントは、そういうゲーム体験が不足していたようで。そもそも明晰夢の力さえ、きちんと使っていない。これって、熊手真白みたいに、世界の理を書き換える力のはずなのに、最近はただの便利な調査能力(夢と現実の情報のすり合わせ)でしか描写されていないので、設定を持て余している感。

 まあ、その設定を、次回のゼッツのピンチにおけるパワーアップにつなげて来るのかもしれませんが。

>マインクラフト

 ドラクエかと思えば、実はマインクラフト風の世界構築ゲームが、子どもたちのゲーム素材だったというオチ。
 つまり、「ドラクエビルダーズ」に近い設定だったんですな。
 だから、拠点を中心に、村の周囲の素材を集めたり、モンスターの落とすアイテムを使って、何かのアイテムをいろいろ作って、村を発展させるのがゲームの本筋。
 前回、村人Aが薬草を加工して、ポーションに変えていたのも、マインクラフトやドラクエビルダーズなら納得。

 で、ドラクエビルダーズなら、村を発展させているうちに一定条件を満たすと、モンスターが村を襲撃に来て、拠点防衛戦が始まる。
 そこで村人たちに武器を支給したり、敵を防ぐための壁を構築したり、敵ボスの弱点になるアイテムを作成できるように準備する必要がある。
 何にせよ、ゲームなら育成を怠ると勝てないのは事実ですが、それ以前にゲームのジャンルを分かっていなければ、勝利条件が満たせるわけもないので、莫に一言。

 お前、舞台がゲームと知ったのなら、先にステータス画面でもチェックして、何が勝利条件か、今のクエストが何かぐらいチェックしておけ。
 エージェントとしての最終ミッションばかり気にして、それを達成するための段取りを完全に無視しているだろう、とか。
 まあ、段取り無視でも、明晰夢パワーで世界の理を書き換えてしまえば、割と力技で解決できる? ただし、自分はパワーアップできても、ゼッツのカプセムの力は、情報収集や他人の心を操作する能力(心の癒しも含めて)に欠けているので、戦闘にしか活用できないんですね。

 これがプリキュアなら、情報収集や癒し向きの力が充実しているので対応可能かも。
 何だかんだ言って、莫は脳筋エージェントで、知性派ではなかったというか、どうもコードのエージェントには、知性派がいない感。
 ノクスも、知性派を気取ってそうでも、ザ・レディの掌の上みたいな感じだもんな。

>ファミコンかスーファミか

 前回の話が、今回で覆ったので(ゲームジャンルがRPGではなく、レトロRPGの皮をかぶったタワーディフェンス込みのマインクラフト風、村人育成ゲーム)、
 今さらですが、BGMからの推察以外に、立て札の漢字表記をK.Kさんが指摘されたことで、ハッと手を打つ。

「そうだ。ファミコンでは漢字を使っていなかった」
 確かに、漢字はスーファミからでしたね。大いに納得して、その場でレス返ししようと思いましたが、まあ、次でいいか、と。

 そんなわけで、80年代から90年代のレトロRPGかと思いきや、実はそれすらもザ・レディ(脚本家)の罠だった、と。
 いやあ、ネタ的に楽しい回でした。

 個人的には、魔法使い少年の成長ドラマも見たかったですけどね。
 後半は、魔法使いとか武闘家とかどうでも良くなったというか、脳筋ファイターのファイブがパーティー戦士として、子どもたちをクロコダインさんみたいに守っている姿も見たかったというか、いろいろ設定が膨らんだ回でしたな。

 次回は現実が舞台だけど、このゲームの夢の結末は見せて欲しいですね。たぶん、子どもたちの出番は今回で終わって、次回は説明セリフだけで片付けられると思うけど(無事に解放されたなら。解放されずに、そのまま魔王の生贄として消えたままだとイヤだなあ)。

 ゴジュウジャー最終回は長くなりそうなので、後日に回します。

PS.一言だけ。関智一さん、最後にアカレンジャーに変身できて、おめでとうございます。ずっとアカレンジャーの専属代役声優だったのが、まさか生身の役者として変身できる栄誉に預かれるとは。
 ファンとしては、拍手したいところ。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/13 (Fri) 23:01:57

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第2話:砂鎧)

 なんだか早めに終わったなあと思ったら、Cパートで紀行もの風の「東方探訪-サガン-」でした。最初ちょっと笑っちゃったんですが、すぐに「話数が1クールもないのに、こういう遊びに尺割いても」と思ってしまいました。が、よく考えると状況や設定の説明になってる部分があります。ドラマ中で説明台詞よりは、思い切ってこういう形にしたということなら評価できるかも。

 本編に戻りまして、ご考察を拝読して特に「あ、それはあるか」と思ったのが、「リュメ様の代理法師の人が、味方なのか敵なのか」です。牙狼初作で番犬所を敵が牛耳っていたのを感心して観たんでした。前作「ハガネを継ぐ者」でも味方側のトップ法師が黒幕だったのを観たばかり。なのに、味方サイドに敵がいる可能性を忘れそうになります。

 今作での魔戒法師トップ:ヒデンが敵である可能性は考えておいた方がよさそうですね。さらに今話、ちょっと気になるシーンがありました。繭らしきものの中にいるとされるリュメです。声が明らかに若くない。声を演じた方を調べると、水野ゆふさんという60歳の女優さん。年齢なりの声ってことですね。

 リュメが転生を迎えつつある=現世での寿命が尽きつつあるという演出と考えるのが無難だとは思いますが、偽物の可能性を考えておいてもいいのかも。つまり、繭の中にいる/隠れているのが敵の親玉かもしれない。弱っているのがリュメではなく敵ホラーと考えてみますと、内々に莉杏に後を継げと告げたのは策かもしれない。力ある法師を食らって力を取り戻す算段とかですね(ご考察の通り、力量は莉杏>エルミナでしょうし)。

 そういう疑いを持った理由の1つは、法師レクトルが今話に至って、あんまり怪しくなくなってきたことがあります。第1話ではレクトルが目玉ホラーかそれを操る敵と通じてるかもと思ったんですが、今話では目玉お撃破に協力してる。

 南から管轄外のサガンまで来たなんて怪しまれそうですが、誤魔化す様子がない。左腕が石化してるようですが、ラインシティの砂漠化と通ずるところがある現象のようにも思えます。言えないことはあるけど隠し立てはしない感じ。レクトルが怪しくないなら、別の誰かが怪しい気がしてくるわけで。ただ、あのウザ絡みはどうもイライラします(^^;。

 ともかく本編。冒頭でちょっとサガンの様子が描かれる。水不足が進んでいるようでして、予告を踏まえますと次話の伏線っぽいですね。前話でも描かれたガラクタが多いのは、「東方探訪」を参考に考えると、砂漠化したラインシティから使えそうなものをサガンに持ち込んだからなのか。

 それらは流牙には救えませんので、当面の敵(ホラー:ザグダム)を倒すために「鎧ノ塚」に向かう。法師レクトルがちょっかいかけつつ付いて来まして、前話で襲って来た騎士(?)は「亡者の鎧」だと明かす。目玉ホラーも知ってましたし、いやに事情通でありますな。

 鎧ノ塚で流牙はレクトルがよせという亡者の鎧をあえて選ぶ。鎧を召喚する剣に触って鎧の主らしき人物のイメージを見るシーンで、自分は一瞬「ああ、流牙の過去を見る能力か」と思ったんですが、どうやら鎧に試される儀式だったようですね。

 鎧ノ塚では仮免といったところでしょうか。ホラー:ザグダムが襲来し、流牙は鎧装着で応戦するも思うように剣が振れない(鎧から騎士と認められず、ソウルメタルを重く感じてる?)。が、「俺に託せ」と叫んで黄金騎士の気迫を見せると、ようやく鎧も納得したらしい。前作で会得した「閃光剣舞」(かな?)をこの鎧と剣で使いこなし、ザグダムを撃破する。

 さらに核となっていた目玉ホラーも法師レクトルの助言で気が付いて一刀両断。この目玉、黒幕的なホラーではなかったらしい。ただ、目玉ホラーについてもザルバは知らない感じですね。流牙はレクトルに「なぜホラーの秘密を知っていた!」と詰め寄りまして、そこは次回で展開あるらしい。

 一方、莉杏ルート。リュメが籠る繭のそばを離れないわけですが、繭から「莉杏、私の後を継ぐのです」という声が聞こえる。これが流牙と再会する前か、それとも後かはっきり分かりません。流牙の不安に莉杏が「私は竜族じゃない」と答えた意味が、繭から声が聞こえたタイミングで変わりそうですが、どっちなのか。

 それは後で分かると期待しまして、「後を継げ」の声に莉杏は祠に行くと決心する。トップ法師のヒデンは場所は竜族しか知らないからと、エルミナを案内役に付けてくれる。ただ、何の祠なのか。界楼を引き継ぐ儀式の一端だとすると、もう話は急展開してることになります。公式サイトの予告では、次回で莉杏とエルミナが向かうようなんで、祠についての詳細はそのとき語ってくれるんでしょう。

 次回「砂獄」では、レクトルが己が目的とかホラーの正体とか明かしてくれるらしい。ただ、それがどこまで真実かは疑っておくべきなんでしょうな。いくら話数が少ないと言っても、まだ真相に辿り着くには早すぎます。予告で聞こえる台詞でちょっと不穏なものがありまして、「さようなら、莉杏」です。エルミナの声のようですが、なんとも不穏です。

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