創作と鑑賞の談話室

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2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/01 (Sun) 00:00:38

 2月の雑談スレッドです。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/02 (Mon) 23:43:29

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第0話:砂音)

 やはり第0話とされているだけあって、本編への準備でしたな。今までの流牙シリーズをさらっと復習しておいて、本編への導入だけしてくれてます。莉杏はリュメ様の異変を匂わされて向かい、流牙はホラー討伐のため別行動。しかしラインシティは辺り一面の砂漠となっている。

 その辺りは一応、既に予告映像とかで示されていた内容ですね。自分は時系列ちょっと混乱しまして、莉杏がリュメ様のもとに向かったのが、「ハガネを継ぐ者」の直前と気が付きませんでした。「ハガネ」の後、いったん流牙と合流した莉杏が「東ノ界楼」直前で別行動となったのかと。

 しかしネットで調べてみると、「ハガネ」直前で莉杏が別行動となったため、「ハガネ」では流牙のみがクレアシティに行った。そこでの問題を解決した流牙がラインシティに赴くと、既に砂漠化が起こっていた。

 ということになりますと、「東ノ界楼」での敵ホラーは「ハガネ」以前に既に出現しており、リュメ様の異変も同様ということになりますな。この第0話で「ホラー シャウラス」と名前が出てますんで、「ハガネ」第1話での敵ホラーで間違いない。しかし、リュメ様については「ハガネ」では何も言ってなかったような。「ハガネ」時点では、まだ次作の予定は明確化してなかったということかも。

 ちょっと惜しむらくは、この第0話入れて全9話ということです。せめて1クール(全12~13話)欲しかったなあ。ただ、バーチャルプロダクションを牙狼シリーズでは初めて採用するとかで、映像的には実験作ということがあるかもしれません。

●仮面ライダーゼッツ(第20話:兆す)

 前話でCODEエージェントとしてナンバー6/紅覇が復帰(というか新メンバー)、今話では擬装した姿ですがナンバー5/ロードファイブが登場ということで、主要キャラクターが2人も増えました。その2人も悪夢に入り込んで来ることになる。

 そのせいか、事件は起こってるようなんですが筋道だった捜査とか、解決に至りそうな道筋は示されなかった感じです。これには夢主が誰かということも絡んでいるようでして、ノクス曰く「夢主は1人じゃない」という事情ですね。いわば共有悪夢なんて、1人の夢主の悩みに基づく悪夢にはなりにくい。
(夢の世界観がRPGベースなんで、夢主はそのゲームのプレイヤーたちかもしれない。)

 1本の軸が作りにくい状況なんで、並列的にいろいろ起こるような運びになるのかも。もっとも、おそらくは今話の悪夢のラスボスらしきキャラクターの絵を描いた男の子(渡利蒼大/悪夢内の魔術師)がいまして、次話では鍵となりそう。

 ともかく今話。冒頭から問題となる絵を持つ男の子の悪夢と思しき描写がありまして、今回もそういうことかと思わせますが、後でミスディレクションと分かる仕掛け。悪夢は中世欧風に勇者ものRPGでして、文字がドットフォントになってるところからすると、スーファミくらいの時代っぽい。

 魔王を倒すべく村を発つパーティには勇者(ねむ)、武闘家(平朋子)、魔法使い(渡利蒼大)がいまして、これで神官がいればバランスいいんでしょうけど、なぜか村人A(莫)。ただし、村人A/莫は野生の薬草から回復アイテムを作るなど、特殊スキルがある。ゲームですと素姓を伏せてあるけど、後のイベントで大物となるような設定ですね。

 しかし、既にノクスも悪夢に入り込んでまして、さらにナンバー3から指令を受けたナンバー6/紅覇もノクスを追って入り込んでる。ミッションは敵の拠点(ザ・レディのアジトにしてナイトメア発生地点)を突き止めること。

 紅覇はノクスの狙撃を試みるも、回避されてしまう。と思ったら、追跡用の発信機を付けるのが目的でしたか。倒しちゃったら追えないけど、追跡を気づかれてもマズいんで、一応は本気で狙った雰囲気を出したんでしょうな。

 勇者パーティはそんなことに気付くことなく進むんですが、ベビーナイトメアと遭遇。ねむが自分の精神世界/夢で遭遇したナイトメアですね。後で戦闘になりますが、大して強くはなさそう。だけどたくさんいるというのが強みらしい。

 この悪夢は中断されやすいようで、いいところで現実に戻されてしまいますな。しかし、莫も紅覇もそこを上手く使ってますね。莫は悪夢の様子を富士見らに報告して現実とのリンク(悪夢と関係ありそうな渡利蒼大の絵)を探し出すし、紅覇はナンバー3から作戦変更指示を受けたりしてます。

 再び悪夢に戻った莫、ベビーナイトメアとの戦いとなりますが、容易に倒せはするけど、新たに出現してしまうわけですね。上述しましたが、ノクスは複数の夢主が悪夢を共有していると分かっているらしい。それが群衆レベルの共有悪夢にまでなると、「大いなる悪夢」となるらしい。1人の悪夢でも世界滅ぼせるくらいの威力あるわけですから、そんな大勢の悪夢だとどうなるのか。

 そういう話をノクスから引き出したのが、今話ではロードファイブとして登場したナンバー5ですね。紅覇とは別に悪夢に潜入しておいて合流したらしい。何が問題なのかもはっきりしない今話でしたが、次回「溢れる」で一気に分かる仕掛けだといいなあ。それも大事ですが、ナンバー5の生身と紅覇/ナンバー4の擬装が披露されるようなんで、そこも楽しみです。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第48話:覚悟の世直し!厄災の風のなかで)

 前から存在が匂わされつつ、前話ラストではっきり姿を現した厄災の王レクスなんですが、今話で撃破されてしまいました。レクスは「厄災」がいかなる者なのかを語ってくれまして、自分は「そういう敵なら面白い」と期待しただけに、すぐの退場はちょっと残念かも。

 厄災レクスのフルネーム:ドゥーラ・レクス・セド・レクスからして、ソクラテスが死に臨んで言ったとされる「悪法もまた法なり」とのことで、何か概念的です。今話では「ルール」と言ってましたな。それなら実体がないわけで、確かに倒せない。

 石ノ森章太郎作品のサイボーグ009での敵組織ブラックゴーストは「人々の心の闇」により生まれたとされてて、それゆえ人類が滅びない限り不滅とされてました。厄災レクスのほうは人類超えた概念ですんで、なおさらとなりそうです。

 厄災レクスは太古から人類と共にあって、進展を見ていたようですが、結局は滅ぼすためにそうしていたみたいですね。そこは厄災レクスの意思というよりは、性質といったものであるらしい。それに抗したのが巨神テガソードとなるわけですが、厄災レクスが概念的であるため倒すことはできず、封印するしかなかったということか。

 しかし厄災レクスは復活してしまって、どうするかとなったわけですね。指輪争奪戦は対レクスとしては悪い作用になってしまってまして、ゴジュウジャー以外で戦えるユニバース戦士はいなくなってしまっている。別世界にいるはずのオリジナルのスーパー戦隊は間に合いそうもない。

 もっとも、仮に彼らが戦闘可能な状態で駆けつけてくれたとしても、有効な戦力になったかどうかは分からない。厄災レクスはゴジュウジャーの持つ指輪を容易く無効化してしまってまして、角乃/ユニコーン、竜儀/ティラノは消滅させられてしまう。指輪を譲って戦士を降りた陸王、禽次郎も奮戦虚しく同様。テガソード一家の渾身の一撃も厄災レクスを倒しきれず、逆に無力化されてしまう。

 しかし厄災レクスは真白には手を出さない。次代の神として人類を滅ぼして欲しいからですな。厄災レクスの予定では、人類はとっくの昔に滅びるはずであったらしい。しかしテガソードがユニバース大戦で阻止した(歴代戦隊ロボの力も借りて、かな?)。それを修正したいわけですね。

 仲間を次々失った吠は最早戦意を失い、真白/ポーラーたった1人ではどうしようもない。真白もがっくりうなだれたように見えましたが、秘策ありました。自分はすっかり忘れてたんですが、グーデバーン=破滅の王子テガナグールは前に世界をリセットしたことがあるんでした(不完全ではありましたが)。

 それが、ルール通りにしかならならないなら、ルールに二重線を引いてしまえ、となるわけですな。しかし命と引き換えの策でして、真白はグーデバーンを巻き込むことはせず、その力だけを借りる。共に逝くのは相棒ベアックマのみ。カッコいいですねえ。

 非常に密度がある戦いです。頭脳戦でもありまして、勝利条件がずっと前に提示されていた点も面白い。この戦いは1話で描き切るのはちょっと惜しかった。もしかして、例の一件でシナリオ変更したために今話の詰め込みになっちゃったのかしらん。そう思ったりはしますが、やっぱり面白かったですね。真白がいったんうなだれたように見えた途端、根性と気合入れてくるのは自分のツボだったりもします。

 自分が注目していたファイヤキャンドルは、前話時点での自分の予想からは大きく外れました(^^;。勝てそうにない敵(厄災レクス)に立ち向かう流れを見せてくれると思ったんです。今話の途中でも、ファイヤキャンドルが吠に「ボサッとしてんじゃねえ!」と気合入れたもんですから、「お、ここから共闘か」と期待してしまいました。

 自分が期待した状況は、類例で申せば「仮面ライダードライブ」でのハートですね。進ノ介/ドライブと決着つけたいけれど、敵を倒すために共闘する。その過程でブレンもメディックも倒れる。進ノ介もチェイスを失う。ようやく2人は対決するも、もうハートに力は残っておらず、という結末でした。ゴジュウジャーもそういう流れになるのかなあと。

 が、厄災レクスの力も取り込んでの強化でしたか。次話での吠との決着の準備のようですね(その先にはファイヤキャンドルの願い:仲間の生きる道があるとしても)。そういう流れは意外でしたが、これはこれで納得できるかな。

 もっとも、次回/最終話「我ら、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー!」次第ではありますが。積み残しの角乃の願い(緒乙の復活)のみならず、角乃含むゴジュウジャーの消失という問題が発生してるわけで(グーデバーンでも元に戻せてない)。そこをどうするか次第でファイヤキャンドルもきっちり締めくくれそう。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/03 (Tue) 22:53:49

 定期感想その2です。

●仮面ライダーキバ(第9話:交響・イクサ・フィストオン、第10話:剣の舞・硝子のメロディ)

 今週分はなかなか印象深いものがありまして、フロッグファンガイア/大村武男によるところが大です。演じているのが、555で村上社長役の村井克行さんだというのもちょっと面白い。村上も大村も複雑な性格なようで、村井さんはそういう役柄をこなすのが巧いように見受けます。

 フロッグファンガイア/大村武男は音に敏感でして、好みの楽器の上手い演奏であれば安らぐ(特にバイオリン)。逆にロック(エレキギター)や騒音といったものは苦痛に感じ、暴走に至ってしまう。

 そういう大村が作ったのがバイオリンの名器(ブラックスター)ですね。過去編ではブラックスターが然るべきバイオリニストの手に渡らないことに業を煮やし、不適格な所有者を次々襲ってしまう。が、最後に音也の演奏を聞いて「これだ」と思い、ブラックスターは投棄してしまう。

 以降、22年に渡って人を襲わなかった大村は音也の子:渡に会って、バイオリン作りを助けることになる。が、好まない音を聞いて暴走、渡/キバはフロッグファンガイア/大村を生かそうとするも、イクサ/名護により引導渡されてしまう。

 ちょっとその流れでよく分からないところがあったんで、フロッグファンガイアについてネットで調べてみましたら、喉元の袋にライフエナジーを蓄えて、長期に補給なしで生存できるとのこと。過去編で蓄えたライフエナジーで生きてたんでしょうな。そして、もしかするとですが現代編では飢え始めてたのかも。

 そう考えると、大村/フロッグの行動がしっくり来ます。控えめな態度で渡のバイオリン作りを助けてましたが、最後の仕事と思ってたんでしょう。イクサに倒される格好となりましたが、そうでなくてもじきに命が尽きると覚悟してたんじゃなかろうか。だから最後に自分がブラックスターを沈めた湖に現れたと思えます。共に眠るためですね。イクサに倒される形とはなりましたが、最後の望みは叶ったのかと。

 ともかく本編。過去編では、来週分以降のドラマ展開の準備なんでしょうか、次第にはじき出される音也が描かれてますね。なにせ次狼が先週の(表向きでの)活躍で「青空の会」に招かれてまして、コーヒー飲んでぶっ倒れただけの音也は見放されつつある。ゆりに至っては次狼への好意を周囲に隠せなくなりつつあるほど。

 が、音也はまだ諦めておらず、バイオリンの名器:ブラックスターに絡む失踪事件を解決して名誉挽回を目論んでます。嶋護も音也によそよそしくなったようでいて、依然として興味は保ってるらしい。過去編でのイクサも完成間近ということで、装着者候補と考えてるのかも。ただ、ゆりもイクサを使いたがってますね。

 それはともかく、ブラックスターのオークション(前所有者がフロッグに襲われて、オークションに出された?)。音也は張り切って入るようですが、やっぱりかき乱すことしかできてないですな。1500万から始まった落札額を20億まで引き上げてしまい、落札したいゆりらにぶちのめされてしまう。

 ブラックスターを入手したゆりがバイオリンを弾ければよかったんでしょうけど、自信と腕前が一致してない。次狼も動揺するほどひどい音出しまして、まず音也が食って掛かる。続いて、実はブラックスター制作者である大村が「バイオリンを返せ」と迫り、フロッグファンガイアの正体を現す。

 これと対等に戦えるのは次狼だけのようで、それもガルルとなる必要があるようです。が、音也が次狼の正体を目撃してしまう。以降、音也は次狼がファンガイア(実は誤り)と言い立てるようになるも、誰も信用しない。やはり実績はモノを言うということか。

 ガルルはフロッグを撤退に追い込みまして、そこへラモン、力もやって来る。人間と共闘する次狼の真意を確かめるためですね。彼らの会話は次狼らの種族がファンガイアに滅ぼされる寸前だと解説してくれる仕掛けでもありますな。予習によれば、次狼の狙いは人間に自種族の子を産んでもらうことのはずですが、今回はそこまで明らかにはされず、暗示程度ですね。

 一方、音也。次狼の正体を言い立てますが、ゆりに嫉妬と疑われるなど、散々ですな。これで音也は独自行動するつもりになったらしい。フロッグの再襲来を考えて、バイオリン:ブラックスターを持ち歩くゆりを尾行する。その期待通り、フロッグが襲って来るわけですが、生身の音也が敵うわけもなく。

 しかし音也の狙いはブラックスターだった模様。フロッグの騒ぎに乗じ、すり替えて盗み出してしまう。大村/フロッグの注意を自分(音也)に引きつけるためですね(次狼をゆりから引き離す狙いもある?)。案の定、自宅に帰った音也を大村は訪ねてくる。態度は落ち着いており、「もしかすると、この男(音也)なら弾ける?」と思ったのかもしれない。

 音也も大村がブラックスター制作者と気付いていたようです。大村/フロッグがブラックスターに固執して人を襲うなら、大村の目の前でそのバイオリンを壊してしまえばいい。が、やっぱり音也にはできないわけですね。大村は「それなら音也はブラックスターを弾きこなせるか」と期待したようですが、音也は相性が悪いみたいなこと言って断ってしまう。

 その次に自分は注目しまして、音也は自分のバイオリンが調子が悪いから、それも弾かないと言い出す。大村は音也のバイオリンを手に取ると、原因を見抜いてすぐに直す。この様子からしますと、現代編で渡が所有し、作る目標にしている父(音也)の形見のバイオリン(ブラッディローズ)は、現時点で音也が所有しているものではないと分かります。ブラッディローズがいつ、どう登場するかが、過去編と現代編をつなぐミッシングリンクになりそうと期待させてくれる仕掛けのようです。

 それはともかく、修理を終えたバイオリンを音也が弾くと、大村は感銘を受ける。この音があれば安らげると思ったんでしょうね。もっといい音を音也が出せるとすれば、ブラックスター。が、音也は自分が持つべきではないと固辞、ブラックスターを大村に返してしまう。

 それでも大村/フロッグはこのときから22年間、人を襲わずに過ごすわけですが、ブラックスターはそうするために大村自身が作り上げたのかもしれません。しかし、人を襲わないために作ったブラックスターに大村は固執し、かえって人を襲ってしまっていたわけですな。

 大村は音也の音楽があれば安らぐとして、ブラックスターを湖に沈める決意をする。そんな事情を知らないゆり・次狼が倒しに来るも、音也は「こいつはもう人を襲わない」と叫んで割って入り、大村を逃がす。大村はブラックスターを湖に沈め、いずこともなく去る。

 そして現代編。父(音也)バイオリン(ブラッディローズ)に匹敵する名器を作れず悩む渡のもとに大村が現れる。独力で事を為したい渡はいったんは拒むも、ブラッディローズを見て感銘を受けた大村の「君(渡)にしか作れないものを」とアドバイス。ハッとした渡は大村の助力を仰ぐことにする。

 そこからは二人三脚と言っていいほどのバイオリン作りとなりますが、大村は依然としてノイズや騒音に弱いらしい。唯一の対抗手段は録音しておいた音也の演奏ですね。しかし、暴れてしまうこともあり、ついに名護に正体を気付かれてしまう。イクサお目見えとなりまして、フロッグでは歯が立たない強さのようです(上述しましたが、フロッグが飢えて力が衰えている可能性もありそう)。

 渡もフロッグとなったのが大村と気付かず、いったんはキバとして対処に入る。が、すぐに双方の正体に気付き、渡は追って来たイクサ/名護を止め、大村を逃がす。事情を話さぬ渡に名護は決定的な不信感を持ってしまう(が、どうやら頼られると断れないらしい ^^;)。

 渡と大村は互いの正体に気が付いても、バイオリン作りを共に進める。渡としては大村が温和であるし、「ある人物」と人を襲わないと約束したという言葉が信じられると思ったんでしょう。ただし、大村は「ある人物」が音也であることは隠してまして、渡が息子だと知ってるからなんでしょうな。

 予習を踏まえますと、大村はこの時点でブラッディローズの由来は知っていたと考えたほうがいいかも。しかし、そこは渡の母が過去編のクイーンであること等も含むわけで、音也について詳しく話せなかったのも仕方ないんでしょうな。大村としては「君(渡)のお父さんは立派な方だった」とか言いたかったんじゃないかなあ(渡が母から聞かされた父の印象の別表現)。

 それはともかく、渡の説得に取り合わないほどの執念の名護は大村/フロッグを追って来る。ビル工事の騒音に悩まされる大村は名護に頼みのウォークマン&テープを踏みつぶされ、心の安定を取り戻す手段を失ってしまう。暴れ出したフロッグファンガイアに気付いた渡がキバとなって制止するも暴走は止まらない。

 ついにキバ、意を決して必殺技(ダークネスムーンブレイク)を放つも、やっぱり当てられませんか。が、これでフロッグ/大村はハッと我に返って鎮まる。親子二代に渡って助けられた格好ですね。その場を去った大村はブラックスターを沈めた湖に向かうも、名護が追い付いて来る。イクサとなった名護、容赦なくフロッグ/大村に致命傷を与える。それでも名護が倒し切らず、最期も見届けず去ったのは、渡の説得が少しは耳に届いてたんだろうか。

 そのお陰で渡は大村の最期の言葉が聞けたわけですね。音也と大村の関係はいったんは伏せたまま、「君(渡)の中には、あの偉大なお父さん(音也)が住んでいるんですから」と渡を励ます、が、最後の最後で「君のお父さんとの約束は守れなかった」と悔いたのは、やっぱり音也について語りたかったからなんでしょうな。

 そして大村は砕け、湖の底のブラックローズのもとへ。ファインガイアが砕けた後に残す魂は、今回は現れなかったみたいです。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/03 (Tue) 23:46:46

 定例感想です。

★牙狼

 前作のハガネで、流牙が莉杏と別行動をとっていた理由が、後付けながら明かされた形ですな。
 今作は、彼女の動向にもスポットを当てた話になるようで、前作のモヤモヤを最初に解消した形でOKです。(現実には女優さんのスケジュールの都合でしょうが)

 ともあれ、前作のハガネが流牙の物語にとっては番外編みたいなもので、今作がメインエピソードになるのかな。
 ただ、謎のハガネの鎧も出てくるようなので、続編としての体裁も整えつつ、流牙編1作め、および劇場版およびTV版の牙狼翔の話も見せてくれたのは、莉杏との絆を見せたかったのか、それとも、それ以上の伏線が仕込まれているのか、期待しつつ、今週の第1話を見るとしましょう。

★ゼッツ

>スーファミくらいの時代

 厳密には、独特のピコピコ音で、もっと前のファミコン時代でしょうね。
 あと、勇者、武闘家、魔法使いのパーティーは、ドラクエ3ぐらいかな。「魔王と勇者」のお約束を作り上げた名作ですが、今年はドラクエ40周年というネタもあります。

 ファミコンだと1983年発売で、後継機のスーファミは90年発売。
 つまり、80年代のゲームがファミコンで、90年代前半がスーファミ全盛期。その後の覇権ハードになったのは、94年末の初代プレステですが、一方で携帯機のゲームボーイが89年から2000年までを席巻してた。

 音源については、やはりレトロゲームと言われるピコピコがファミコンで、スーファミはずいぶんと性能が上がりました。
 興味があるなら、ドラクエ3の『冒険の旅』(フィールド音楽)をファミコン版と、スーパーファミコン版で聞き比べてみると、違いがはっきり分かるかと思います。まあ、他の曲でも構わないけど、ファミコン版とスーパーファミコン版の両方あるのが、ドラクエでは1〜3までなので。

 音に関しては、ファミコンとスーパーファミコンは全然違うと主張してみます。
 映像に関しても全然違うんだけど、その違いを今のドラマで表現することはあまりないかな。

 で、今回の話の感想としては、前後編の前編なので、全体感想を次回に回すとして、気になった点を2つばかり。

>ファイブの乱入

 前回の次回予告を見て、赤い新ライダーが出たのを見て、単純に紅覇が変身した、と思い込んでしまいました。名前に紅が入ってますしね。
 だけど、ここに書き込んでから気づいたのは、ロードシックスは確か青系のカラーリングだったと以前に見ていたこと。

 赤がファイブだと知っていたのに、うっかりミスリードにハマって、ここで書いた後に気づいて、自分ところの掲示板で感想書いたときは、きちんと修正した書き込みをば(^^;)。

>魔法使いの訓練

 武闘家少女と棒切れで戦闘訓練してる魔法使い少年。チャンバラごっこが健気よのう……と思った瞬間、ゲームマスター脳がツッコミを。

 こらこら、君は魔法使いのはずなのに、武器戦闘の訓練をしてどうするんだ? ここは勇者ねむみたいに、魔法の訓練をするところじゃないのか? 
 まあ、十歩譲って、杖を使った護身術をって考えていたにしても、剣みたいに片手で振り回して、どうする? 魔法使いの杖なら、両手でしっかり構えて、受けをメインに考えないと、実戦では身を守ることもできないぞ。

 もっとも、これは夢主の方にも問題があるのかもしれません。仮に、夢主が武闘家少女の方であれば、魔法使いのアクションに関しては無知ということも考えられる。
 というか、演出を見ていると、武闘家少女の方は、リアルに空手をやっているという設定だからか、構えがしっかり武闘家してる。
 少年は、村人Aの莫より酷いレベルで身構えができていない。何だか、魔法使い=貧弱の代名詞として描いていないか?

 魔法使いだったら、武闘家少女の後ろにスッと下がって、じっくり敵の行動を観察し、呪文の使いどきを見極めるぐらいのアクションは当然だろう……とかツッコミ入れる次第。

 これ、少年が夢主だったら、わざわざ魔法使いを自分の職業に選んだんだから、そういう魔法使いらしいスタイルにこだわりあって然るべきだろうに(ゲーマーなら)、おおかた普通程度にゲーム好きだけど前衛キャラの武闘家しか知らない少女が、知り合いの陰キャ少年=ひ弱な魔法使い程度の意識で夢に登場させたのかな、と推測。

 そういうことであれば、実に理にかなった演出だな、と妄想まじりの推測を交えつつ、自分はどうして、ここまでこだわるんだ? と正気に返る(苦笑)。

>村人A

 要するに、冒険者の職に就いていないってことですね。
 別のゲームだと、一般市民とか言われてますし、転職前の素の状態を「すっぴん」と呼ばれるゲームもあります。

 で、このすっぴんですが、最弱でありながら、キャラの育成が進むと最強になり得る職業。
 すっぴんの状態では、何の特殊能力もないのですが、他の職業をマスター状態にすると、その能力値を引き継ぐんですね。つまり、力の強い戦士をマスターしてから、すっぴんに戻ると力の強い無職になる。戦士は賢さが低いのが欠点ですが、別の賢さの高い職業をマスターすると、力も賢さも優秀な無職になる。
 さらに、他の職業で身につけたスキルを2つも、すっぴんに装着できる(他の職業は1つだけしか装着できない)。
 つまり、すっぴんは、他の職業をいろいろマスターした後に戻ると、いろいろ能力を強くカスタマイズできる大器晩成職なんですね。

 で、莫の場合、村人A=すっぴんだと解釈すると、「道具を調合する薬師のスキル」を使ったとか。
 ドラクエの薬草を、ファイナルファンタジーのポーションに作り変えるとは、1人だけ別のゲームをしているのでは? というXポストもあって笑いましたけど。

 なお、ドラクエはHPが成長すると3ケタなんですけど、ファイナルファンタジーは4ケタです。
 だから、単純な数値だけを比べると、ドラクエよりもファイナルファンタジーのキャラの方が強い、となります。
 ドラクエだと、140ぐらいのダメージを与えるメラゾーマって強力呪文ですが、ファイファンだと終盤では何千というダメージが飛んで来ることも。まあ、こちらは9999のカンストダメージを4回攻撃したりするんですけどね。敵ボスのHPが何万というのが当たり前で、最近は何十万って感じにインフレしているとか。
 それに比べると、ドラクエは最近作のリメイク版ドラクエ2のボスキャラ、破壊神シドーのHPが7500とかわいいもの。いや、まあ、昔のファミコン時代は、HP250で、それから考えると凶悪なんですけどね。ファミコンの時は、処理できる数字がそんな程度だったので。

 とにかく、ドラクエよりもファイファンの方が数字のスケールが1ケタ上って話なので、違うゲームをしているなら、そりゃあ強いよなあ、とか。

★ゴジュウジャー

 一方、こちらでは、ゲームのルールを書き換える救世主が、文字どおり世界を救ったわけですな。

 で、吠の不戦勝だけど、勝ち残った本人はちっとも嬉しくない。
 負けた方がいろいろ願いを叶えて、勝ち残った方が絶望するのがナンバーワンバトルだったという痛恨の展開に。

 だけど、3月には、ブンブンジャーとの共演映画もあるわけだし、そちらでは全員無事で、しかもファイヤーキャンドルさんもしっかり出演しているから、最終回はみんな生き返ってハッピーエンドでしょうなあ、と思っていたら、

 そのVS映画の時間軸は、「オリガレッドとのエピソードが終わって、指輪が全部そろった後、ゴジュウジャー同士の決勝戦を行う直前」に挟まる頃と発表されまして、
 ああ、だったらVS映画があるから最終回はみんな復活♪ と気楽に考えられないことが分かった、と。

 すべては次回の最終回を見ないと、ラストが分からない、ということで、そこは楽しみにしたく。

 でも、何だかんだ言って、熊手真白VS厄災、吠VSファイキャンの因縁対決という形で、ドラマ的には盛り上がるような気がする。

 どちらも1人になって、最後の意地の対決。
 でも、個人的にはブーケが陸王を失って耐えられるのか、とか、気がかりだし、今週は出なかったけど、次回予告には出ていたので安心。
 いや、角乃が人知れず消されていたなら、ブーケが消されている可能性だってあったわけで。

 ともあれ、最後までサプライズ展開の多かった本作で、熊手さんは美味しい役回りを見せつけて、上手く散ったなあ、とか。
 また、厄災レクスの手の内を知っていたようでもあったので、もしかすると彼の昔の仲間は、今回みたいに消滅させられていた可能性も思い当たって、そういう状況でこれまで戦ってきた熊手さんの心の強さに敬意を表したく。
 で、普段は2代目と呼ぶ熊手さんが、吠と名前で呼ぶ辺り、本当に美味しい兄貴分だったなあ、と。

 でも、本当の兄貴のクオンは今回、何をしていたんだ? 吠の心が折れかけてる時こそ、出てきて愛を囁くのが役目じゃないのか? 最終回には出てきて、吠のお兄ちゃんらしいところを見せてくれるのを期待します。

 やっぱり、吠はオレがいないとダメなんだから、とか言いそうなシチュエーションだけど、果たして?

 「吠の願い」 第1話に戻るとか、そういう後ろ向きじゃないことだけは願います。

 ファイヤーキャンドルを倒して、ズタボロの状態で、俺の願い、それは……と言ってCMとなりそうだな。
 で、CM明けに「東映の社員となって、関本さんの下で働いている吠」だと笑う。そして、撮影現場に現れるゴジュウジャーの役者たち。そこに乱入する謎の赤いヒーローは果たして?
 超宇宙刑事に続く、とか、妄想して今回はここまで。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/06 (Fri) 22:56:26

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第1話:砂界)

 前半はバトルで目を引きつけ、後半は何が起こっているかを会話劇で説明してくれる構成ですね。しかし、すっきり分かるとは行かず、これから解くべき謎を提示しているといったほうがいいか。

 まず前半、流牙が向かおうと思ったラインシティは壊滅したのか、その一部か周辺にあると思しき砂漠の街サガンからですね。そのサガンを見る視点に目玉だけの何かが現れまして、この後に出現するホラーの核になってるようです。今話では正体は分かりませんが、流牙らの監視役とされている魔戒法師レクトルは、バトルを見ていて気が付くものがあったらしい。

 そのバトルですが、砂漠の街サガンをホラーの群れが襲うところから始まる。襲来したホラーは、今までよく見た素体ホラーとは異なる感じですね。動きからすると、ゾンビっぽく、単に数で押すだけかも。莉杏やエルミナ(竜族の女官らしい)で充分に対処できてまして、強さはさほどでもなさそう。

 が、ホラーが数体合体し、さらに周囲のガラクタを引き寄せてホラー・ザグダムが出現。莉杏らの銃や術などの攻撃がどうも通用しない。右腕にパンチのブースターみたいのを持ってまして、確かアニメ「THE ビッグ・オー」の巨大ロボがこんなギミック持ってたような。

 莉杏&エルミナが余裕見せつつも手こずってますと、正体不明の鎧騎士出現。色や形は「ハガネの鎧」の感じですね。まずはホラー・ザグダムに襲い掛かり、ザグダムのパンチギミックのある右腕を弾き飛ばす。これは味方か、と思えるわけですが(そもそも鎧だし)、莉杏らにも襲い掛かる。なんだかバーサーカーという感じです。

 そこへ救援に入ったのが流牙でして、ようやく莉杏と再会でもありますな。これで莉杏&エルミナはホラー、流牙は謎の騎士という分担が可能になる。流牙は謎の騎士と戦ってはみるわけですが、変な感触のようですね。後で語ったところによれば、闘気がないんだとか。

 謎の騎士は見境なく襲い掛かってますんで(ただし魔界・魔戒の者限定かも)、ホラーでも魔戒騎士でもないんでしょう。裏切った騎士とか、心滅獣身とかの可能性もありそうですが、闘気がないなら鎧だけが動いていると考えたほうがいいのかも。体を貫かれても、すぐに復活して暴れ出していた点も鎧だけなら納得できますね。

 莉杏らが手こずり、流牙と謎の騎士の攻撃を受けてもなかなか倒れないホラー・ザグダム。その粘り強さの理由は体がガラクタの寄せ集めであるからのようです。どこを斬り落としても、すぐに吸い付いて元通りになってしまう。寄せ集めの身体を作っている核を叩く必要があるんでしょう。

 流牙&謎の騎士の(偶然の?)同時攻撃で、ようやく両断しての止めかと思われたんですが、飛び散ったザグダムのガラクタ身体に紛れて、例の目玉は地中に逃走。これがホラーの核になっていたようで、遠くから観察していた魔戒法師レクトルは「やっぱり」と、何か気が付くものがあったらしい。魔戒法師エルミナに何か落ちてきて、「何なの?」と言ってましたが、例の目玉が何か仕掛けた可能性は考えておくべきかも。

 後半は状況説明ですね。前半のバトルで流牙は終始生身の戦闘でしたが、鎧に穢れが溜まって使えなかったらしい(「ハガネを継ぐ者」での戦闘によるものか?)。鎧の浄化は(リュメ以外では)莉杏の役目だったのか。莉杏がこっちに呼ばれたんで、今までできなかったわけですね。

 莉杏が呼ばれた理由はリュメの異変(?)。東を守る竜の力を授かる役目(界楼)のリュメも500年が経過して輪廻転生が迫り(寿命ということ?)、昏睡状態になっている。リュメの復活は不可能なようで、次代の界楼はまだいない。その空白期間の今は竜の加護が衰えて、ホラーがのさばってるわけか。

 それだけでなく、ラインシティ含む東方が砂漠化までしちゃってるわけですね。その様子を莉杏は目撃したらしい。かなり思いつめる様子が見られまして、流牙は莉杏が界楼になる覚悟をしているのかと心配する。しかし、界楼は竜族でなければならず、莉杏はなろうと思ってもなれない。闇照編で預かった莉杏の髪飾りを、莉杏はまだ流牙に預けたままにしたいということからも、一緒にいたいという気持ちが窺えます。

 次回「砂鎧」では、流牙は主を失った鎧が納められている地へ向かうらしい。今話の謎の鎧はそこから来たということなのかも。

●ファミコン音源

 ゼッツのゲームモチーフの話で「ドラクエ3の『冒険の旅』(フィールド音楽)をファミコン版と、スーパーファミコン版で聞き比べ」と伺い、また聞いてみようとネット検索して試聴してみて、自分でもちょっと驚くことがありました。

 前に「ファミコンで聞いたゲームBGMが脳内で美化されてしまい、後でまた聞いてみると貧相に聞こえる」旨の話をした覚えがあります。今でもそうでして、ファミコンのドラクエ、FF、女神転生等のBGMをネットで探して聞き直しても、やっぱり物足りない。

 そうではあるんですが、ドラクエ3の「冒険の旅」だけは例外でした。スーファミ以降のゲーム機、さらにはオーケストラ演奏のを聞いてみると、確かに音質も良いし、和音豊富で素晴らしい(確かファミコンって3音までしか重ねられない仕様だったかと)。

 そうであるのに、今でも聴いていて胸に「ジーン」と来るのが、ファミコン版の「冒険の旅」だったんです。自分はスーファミ版のドラクエ3リメイクもプレイしているんですが、遊んでいて最も満足度が高かったのがファミコン版だったのかもしれません。スーファミ版では「さすがスーファミ、絵も音も」と思ったはずなんですが、ファミコン版は何が上回ったのか、今のところは自分でもよく分からず(それもBGM「冒険の旅」のみで発生する何かだし)。

 ゼッツのゲーム機時期判定ですが、自分は既に述べました通り「ドットフォント」の一点のみです。もっとも、かなり悩むものではあります。村の名前表示は12ドットっぽいんですけど(ここはファミコンっぽい)、キャラクター表示のはもっと細かいし、漢字も多用(スーファミっぽい)。どちらかといえばスーファミかなあと。

 しかしピコピコ音はちょっと気が付いてませんでした。BGMとしてはゼッツでのものが多いわけで、ゲーム的な効果音等はちょっと注意が行っておらず。上述しましたが、BGMは美化されがちということがありますんで、ゲーム特有の効果音というのは印象が変わりにくいんで判定に有用のようです。

 とはいえ、いろんな時代のいろんなゲーム機(もしかするとアーケードも含んでるかも)の混在ということではあるんでしょう。もしかして、「フィクションでよくあるゲーム風演出を取り入れてみた?」ということかも。そこは、ジョブ的なご考察からも窺える気がします。特に魔法使いなのに武器による戦闘訓練という点ですね(FFの赤魔導士といった例外はあるものの)。

 もしかすると、ゲームをやらない人が聞きかじりで演出したのかも。しかし、莫のキャラクター設定が「すっぴん」に当てはまったりするわけでしたか。改めて調べると、FF5で出てきてますね。自分はプレイしてますが、何となく「ややこしいなあ」と思った覚えしかない(ゼッツのゲーム演出をとやかく言う資格なかったorz)。

 自分がゲームの何に感動していたかの発見や、ゲーム風演出の由来を思い出したりできまして、ご教示に感謝する次第です。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/09 (Mon) 21:07:22

 定期感想その2です。

●仮面ライダーゼッツ(第21話:溢れる)

 ゲーム風の悪夢としては一区切りですが、ラスボスの魔王が現実世界に出てしまったことでドラマとしての区切りはなしですね。魔王に囚われた子供たちも解放のめどすら立たないし。これで2話1エピソードが崩れたわけで、それだけ今回のエピソードが物語上、大事ということなんでしょう。

 CODEとしてはナンバー3が司令官ですから、ナンバー5~7の作戦投入は総力となります。敵の前線指揮官かつ最強戦力たるノクスにはナンバー5と6が当たり、ナイトメアに対しては莫(ナンバー7)が対処という分掌も悪くない戦術でしょう。

 しかし、実質的な惨敗であるわけですね。敵を阻止するどころか、まんまと目的(ディザスターナイトメアの召喚)を達せられてしまった。ナンバー3が非常事態と見做すのも無理はない。

 1人の悪夢ではなく多数の(共有)悪夢を使ってナイトメアを現実化させ、さらに多数の人々を巻き込むというものですね。敵(ザ・レディ側)は今回の作戦をずっと温め、ついに実行したんだろうとは思います。ただ、自分で考えてみても、今までの経緯がどう今回の事件につながるのか、ちょっと分からないでいます。

 敵側として割とはっきりしているのは、ノクスの動きです。(封印されていた)CODE製のドライバーを奪取してノクスナイトとなり、己が悪夢を払い、ゼロに挑むときはノクスナイトをあっさり放棄、ザ・レディから与えられた仮面ライダーノクスに鞍替えする。ノクスの目的(CODE潰し)には合致しますが、今回の大規模悪夢作戦とは直接のつながりが見出せません。

 最もはっきり分かるのは主人公:莫であるわけですが、当初は事情を知らずに活躍しており、話が進むに従ってCODE含む真相に近づきつつあるため、やはり今回の敵の作戦とはつながらない。せめて、敵が1人の悪夢から多数が共有する悪夢へステップアップできたきっかけくらいは示して欲しかった。

 ともかく本編。前話でナンバー5/ロード5がノクスを捕えたわけですが、ボコった割にはダメージを与えておらず、あっさりと入れ替わられてナンバー5が捕らわれ状態に。しかしナンバー5もあっさり抜け出しまして、この悪夢では拘束は無意味な感じです。ナンバー5は力押しの傾向があるようで、それゆえにあまり考えないタイプなのかも(^^;。

 ノクス、紅覇に付けられた発信機に気が付きまして、これで追跡不能になってしまう。紅覇らは莫に接触するも、共闘はならず。それでも紅覇らはノクスに追い付きまして、ロード5と初登場のロード6で対処にかかる。2対1であり、ロード5が捨て身の戦術まで採るも、ライダーノクスを仕留めきれず。

 それだけでなく、これでノクスに時間稼ぎされちゃったようです。紅覇らがノクスに手こずっている間、莫らの勇者一行は魔王の城へと進む。途中、夢主らが目が覚め、現実での捜査も進めていく。どうやら魔王のイメージを夢で受け取った子供が複数いて、それが今回の悪夢に何らかの形で参加しているようですね。

 魔王城には夢主の深層心理の扉が多数あり、扉の向こうは魔王のイメージがある。そこへベビーナイトメアが夢主全員を連れてくれば、魔王の封印が解けるということらしい。莫はゼッツとなって阻止にかかりますが、封印の鍵は「恐怖」のようですね。

 夢主の子供たちの共通点は(CODEエージェントと同じ)「災害に遭って生き延びた」でありまして、その恐怖を克服できなければ悪夢/ナイトメアに呑まれるということなんでしょうか。子供たちが怖がってすくんでしまったのを合図にするように、ベビーナイトメアの残滓が集合し、ディザスターナイトメアとなる。

 これを見た子供らは「魔王だ」と恐れ、さらに絶望してしまった様子があります(瞳の光が消えてますね)。これに力を得たらしいディザスターナイトメア、ゼッツらの動きを封じ、子供たちを扉の中へと招き入れてしまう。

 その結果、現実世界では夢主の子供たちが消えて巨大ディザスターナイトメアが降臨、悪夢の蝶も巨大化して飛び回り、その鱗粉を受けた街の人々は意識を失う(悪夢に取り込まれた?)。これを目にしたナンバー3は「緊急事態だ」と言い、ザ・レディはほくそ笑んで続く。

 うーん、何が起こったかは分かる。ですが上述の通り、どうして事ここに至ったかがあまりにも分からなくて、観ていて気持ちが動かないと言いますか。今までと同じく、「この先、何かあるんだろう」と思うしかないかなあ(それもちょっと疲れてきたかも)。

 もっとも、まだエピソードとしては区切りはついてない。次回「讐いる」では、悪夢から現実へと戦いの場を移しつつ、莫がCODEに疑問を抱いていくらしい。それはザ・レディの思う壺のはずでして、莫に(唯一無二と)期待しつつも音沙汰ないゼロはどうするつもりなんだろうか。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第49話/最終回:我ら、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー!)

 堂々の完結でして、自分が期待した要素もほぼ全て入ってました。が、その一方で(前話同様)ドラマ進行が駆け足でして、テンポがいいんですが、刺さり方がもうちょっとあればと不満に思わないでもない。

 今話の最後のバトルを見て思ったんですが、ずっと前(の角乃役変更以前)に撮り溜めていたものがかなり含まれてるようですね。角乃だけ後で駆けつけた格好にして、角乃と他のゴジュウ戦士を交互に写したりしてます。さらに、よく観てみると竜儀の右隣に誰かいるようなカットがありまして、たぶん前の角乃なんじゃなかろうか。

 最初のメンバーで撮り溜めしたものを、新しい角乃のカット加えて編集したんだと思います。そうだとすると、角乃役変更からの編集って相当大変だったんでしょうね。なにせ最終話分まであるわけで、それを撮り直す余裕もなかったのか。そうなら、脚本や演出の変更も相当なものになり、その結果が駆け足のドラマ展開だったのかも。

 ともかく本編。指輪争奪戦の勝者として、吠はテガソードから叶えるべき願いを求められるも、ファイヤキャンドルが乱入する。「俺と決着つけやがれ」ということであり、。バトルとなり、さらに本心を吐露する。「俺がテガジューンについて行かなかったのは仲間のためだと思ってた」が、本心は前に部下のアーイーが見抜いた通りの「俺の本当の願いは、マジでお前(吠)と戦うことだった」。

 たぶん、自分はこの運び(本人の台詞で直截に言っちゃってる)が物足りないんだと思います。例えば、仲間のためなら吠との戦いは諦めると強がるファイヤキャンドル、しかし部下のアーイーが「我々のことはいいから、願いを叶えてください」と吠へと送り出す、みたいな運びを自分は期待していたようです。

 が、そんなドラマ展開するだけの尺はもうなくて、今話の運びにするしかない。加えて未解決問題がまだありまして、吠の願いは何かというものですね。それ抜きにファイヤキャンドルとの決着というのもギクシャクした運びかもしれません。そこで「お兄ちゃん」たるクオン/久光が割って入っての時間稼ぎ。

 吠もほぼ即座に己が願いに辿り着きまして、ゴジュウジャーの仲間と一緒にいたいと。ただ、その方法は正直申しますと、観ている自分が望むものではなかったりします。指輪争奪戦のやり直しですね。この1年、指輪を巡ってのドラマを観てきたわけで、その積み重ねあってのクライマックスのはずです。が、最初からやり直しと言われてしまうと、ここまでのドラマは何だったのかなあという気分になってしまいます。

 そうではあるんですが、自分が期待した「敗退したゴジュウ戦士もユニバース戦士も復帰しての一致団結の戦い」のほうは満たされます。まずゴジュウ戦士が戻り、全員ではありませんがユニバース戦士も駆けつける。さらにブライダンの面々も。これがありましたんで、「これでいいな」と納得してしまいました。やっぱり自分は単純だなあと思う次第(^^:。

 ただ、ちょっと流れが乱れてるようでもありまして、吠に襲い掛かるファイヤキャンドルをいったん止めたようでいて、やっぱり決着を促したりしてます。さらに吠はファイヤキャンドルと戦ってる暇はないと退けたり。結局、(実は神となって)復活した真白/ポーラー含めたゴジュウジャー全員でファイヤキャンドルを倒す。

 が、止めは刺さず、なぜなら「俺(吠)の日常の中にお前(ファイヤキャンドル)も(喧嘩友達として)いんだよ」だからですか。この締めくくりも自分の好みでして納得です。なので、途中経過はもういいかと(^^;。さらにファイヤキャンドルはブライダンの仲間にも再び迎え入れられる。

 再度の指輪争奪戦で1年経過は措いといて(^^;、真白が世の理/ルールを書き換えたお陰で、緒乙は昏睡から目覚め、具島玲の病は快方に向かってると。懸案事項はそれで解決でしたか。さらに禽次郎は卵での若返り能力を持ち続けられることに(今後の劇場版とかで必要ですな)。ちょっと力技もありますが、何とも手早く風呂敷畳めたなあと感心。

 前作ブンブンジャーは終盤にかけての盛り上がり方がスムーズで、いったん散らばったキャラクターが再び、それも綺麗に集まる流れが見ごたえあって、ラストで納得しました。ゴジュウジャーも(役者交代前くらいは)そうなる感じがあったんですが、やむを得ないシナリオ変更でちょっと断ち切られたような印象があります。しかし、上手くまとめてくれましたんで良しとすべきなんでしょう。

 1年間、ゴジュウジャーの感想にお付き合いくださり、いろいろご教示も賜りまして、ありがとうございました。これで戦隊シリーズは終了、来週からはPROJECT R.E.D.「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」ですね。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/10 (Tue) 22:00:25

 定期感想その3です。

●仮面ライダーキバ(第11話:ローリングストーン・夢の扉、第12話:初ライブ・黄金のスピード)

 今週分はファンガイアについては二世代に渡る因縁なしなのがちょっと物足りないものの、しかし過去編でようやくイクサ登場してくれました。そのイクサにゆりがどうして固執するかもちらっと描かれてるわけですが、チェックメイトフォーのルークが絡んでるということで、そのドラマを動かす時期ではないんでしょう。

 ともかく本編。過去編ではゆりがイクサに拘る理由が回想で描かれまして、イクサを設計・開発した母:茜をファンガイア(ルーク)が殺害したからでしたか。母の形見で母の仇を討ちたいわけですね。しかし嶋護は理由が私怨ではと渋る。

 が、次狼がイクサ装着者になってたと明らかになる。イヤーウイッグファンガイアに手こずるゆりの目の前にイクサが現れ、さっさとイヤーウィッグを倒してしまう。変身解除で現れたのは次狼。ゆりは怒り心頭ですが、理由は後で明かされる。ただし、イクサの戦闘中にちょっとヒントはありましたな。

 ゆりは嶋護に噛みつくも相手にされず、ついこないだよろめいた次狼に対しても憎悪をあらわにしてしまう。そして音也にちょっかいかけに行くわけですね、デートしてあげると言って。音也はデートに応じるものの、やはり「人の心の音楽」が聞こえるだけのことはありまして、ゆりが心ここに在らずと気づいて去ってしまう。
(まあ、観ている自分にも「あからさまにゆりらしくない」と分かるのではありますが ^^;。)

 音也はゆりの悩みが何かまで分かっていたようで、次狼に「イクサをゆりに」と談判に行くわけですな。土下座も厭わない。ゆりも追いついて頼み込みますが、次狼にはイクサをゆりに渡せない理由がある。それが、まず「その場で倒れてしまう」でして、そのまま病院へ搬送。ようやく嶋護が真相明かしまして、まだテスト段階のイクサは身体への負荷が大きすぎるということ。

 もしゆりが最初のイクサ装着者になってたら、命が危うかったわけですか。実は人間より頑強な異種族(ウルフェン)の次狼/ガルルでも病院送りになるのですから、ゆりに渡せるわけがなかったわけか。少し予習すると、ゆりの母:茜を殺害したルークはウルフェン族を滅ぼした者でもある。ゆりと次狼は仇が同一人物という共通点がありますね。

 が、次狼の行動は計算尽くなのかも。つまり、イクサが病院送り級のダメージ与えると知って、嬉々として装着者になった可能性あり。なにせ「愛するゆりを守るため、あえてイクサをゆりから奪い、ダメージを我が身に受けた」わけで、焦らしておいてその真相をゆりに知らせれば、ゆりはグラリと来るはず。そして実際、その通りになってます。

 その計算がどうなったかは後のお楽しみとして、現代編。こちらではまたもスパイダーファンガイア/糸矢が絡んで来るものの道化役でして、メインはキバ vs イクサですね。その過程で渡が自信を得ていくドラマであるようです。

 まず、レギュラーキャラクターとなる襟立健吾登場でありますな。バンド:イケメンズをギター&ボーカルとして率いていたものの、他のバンドメンバーから愛想つかされてしまい、初ライブを目の前にして解散。理由は明示されてませんが、襟立健吾が思い込みで突っ走り過ぎだったのかもしれない。

 そこへバイオリン作りにまたも行き詰った渡が飛び込んで来る。渡のバイオリン作りを手伝った大村武男/フロッグファンガイアはロックが騒音でしかなかったですが、渡は素晴らしい音楽と感じるらしい。この後、名護も大村/フロッグと同様の反応をロックに対して見せてまして、性格的(真面目、律儀、小心等)なものなんだろうか。

 それはともかく、渡はベースの才能があったようで短時日で上達し、健吾に感心されてバンド入り。ドラムは実は熟達者であった野村静香。後で恵もベースを弾きこなせることが判明する。なんかロックミュージシャン揃ってるなあ(アニメ「けいおん!」でも、そんな流れあったような)。

 一方、名護はひたすらキバを討つことに固執。またも恵を狙って現れたスパイダーファンガイアと交戦するも、スパイダー出現に気付いてキバが現れると、スパイダーそっちのけでキバに挑む。ついにキバに一撃入れて川に落とし、変身を解いた名護は狂喜、しかしぬか喜びだったわけですな。

 キバ/渡はかろうじて生き延びており、糸矢/スパイダーがその様子を目撃、名護に「告げ口」してしまう。キバを倒したと思って「組織(青空の会)の長となり、ゆくゆくは世界の在り方を管理」と舞い上がっていた名護は激怒、糸矢/スパイダーを利用してキバに止めを刺そうと動き出す。

 一方、渡はロックバンドに復帰。しかし、イクサ/名護との戦いでひじにダメージ負っており、ベース演奏がさえない。未だ渡がキバと信じてない名護がこれに気付きまして、応急手当てしてやり、健吾もようやく渡がベースをうまく弾けない理由を知る。これで渡はボーカルに転向、ベースは恵が担当することになる。

 スパーダ―ファンガイアはまたも恵を狙い、阻止に入るキバですが、どうやら名護の策だったらしい。名護はイクサに変身、今度こそとキバに襲い掛かる。バイク対決に発展し、キバはマシンキバーからブロンブースターで対抗、これで決着つくのかと思いました。が、最後はキック対決でキバの勝ちですか。

 この決断(尊敬する名護と戦う)ができ、勝利までした渡は自信を得たのかも。前には得意のバイオリン、それもご近所を呼んでの自宅コンサートで固まってしまってました。しかし、今回は多数の見知らぬ人の前でついに熱唱してます。次回から渡の様子が少しは変わるかなあ。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/12 (Thu) 10:40:26

 定期感想です。

★牙狼

 第1話感想というか、今後の予想めいた書き込み。

 1話では、充実した生身戦闘だけで、牙狼の鎧は召喚せず。変身ヒーローが変身しない回というのは、子どものときは残念に思えたものですが、牙狼の場合は、生身アクションも見どころ満載なので、というか、むしろCGだらけの鎧アクションよりもレベルが高いという見方もある。

 1話の見どころは、莉杏と新キャラのエルミナの連携がまず一つ。
 武闘派接近型のエルミナと、魔導銃を使った遠距離サポート型の莉杏は相性も良く、戦闘時の掛け合いも、お互いを牽制したりしつつの軽口を混ぜたりしながら、相応の信頼を得ている様子。
 生真面目なエルミナと、経験豊富な莉杏先輩って感じで、エルミナが相手に敬意を示しつつも、追いつき追い越せ的な張り合いも持っている感じ。

 一方、後から出現した謎のヨロイと、流牙、そして無骨な機械風ホラー(メカホラーと呼称しますか)の三つ巴。
 メカホラーは圧倒的なパワーと、頑丈な装甲と、再生能力が特長で、法師の術が有効打を与えないようですね。動きがギクシャクして単調なので、攻撃をかわすのは簡単なんだけど、大技でボディごと消滅させないと埒が開かないという感じ。
 そして、最初は助っ人かなと思われた謎ヨロイですが、中に人がいなさそうな機械的な動きを見せて、ホラーの方を優先目標としつつも、ホラーが一時的に動きを止めると、莉杏たちや流牙にも攻撃を仕掛けてくる。
 動いているものに襲いかかるのか(普通の人間も狙う?)、あくまでホラーおよび魔戒の力を敵視するのか。後者ではあると思うのですが、今話だけでは判断つきませんね(戦場に魔戒関係者しかいませんでしたので)。

 ホラーが動いているうちは、莉杏たちを守るような動きもしましたので、それが偶然なのか、あるいは戦場の殺気みたいなものに反応して、無害なものには手を出さないのか。

 ともあれ、流牙、ヨロイ、ホラーの三つ巴的なアクションが最大の見せ場でしょうな。中央にホラーが立ったり、流牙が立ったりしながら、位置どりの変化で、ホラーが両サイドから狙われたり、流牙がホラーの攻撃を避けつつヨロイの攻撃をさばくとか、3つの連動したアクションの切り替わりがお見事。
 状況によって、ヨロイが味方に思えたり、敵対する形になったりしながら、流牙も鎧召喚ができないので決定打を持たない状況ながら、ヨロイの破壊力を利用して、メカホラーを撃退(コア本体は撤退)に追い込む熟練の技はさすが。

 ホラーの消失とともに、ヨロイも消えたのは、やはり闘志や殺気のようなものに反応するのかな。流牙は謎のヨロイに殺気を感じないと見ていましたので、どちらかと言えば、号竜みたいな魔道具の類と見ているのかも。
 いずれにせよ、魔戒の知識に詳しいザルバですら見たことがない、謎ホラーと謎ヨロイというミステリアスな始め方です。

 そして莉杏と流牙の再会劇と、昏睡状態のリュメ様を始めとする代理法師の状況説明が入りますが、
 ポイントは、邪気を封印する竜族の巫女後継者の選定ですね。リュメ様の後継者を決めて、封印を施し直すことが物語の大目的みたいですが、
 誰を後継者に認定するかがドラマの核になりそう。

 莉杏がわざわざ「私は竜族ではない」と流牙に言ったのは、「力ある法師として、リュメ様の後継を要請されたから?」という可能性もあります。
 一応、伝統として「竜族の巫女」という条件があるようですが、竜族でなくても相応の力があれば、代理になることは可能ということで、今のホラー復活の非常事態を早急に打開するには、莉杏にも後継の話が持ち込まれた、あるいはリュメ様自身が昏睡状態になる前に、莉杏がふさわしいと指名した可能性すらある(代理巫女の一存かもしれないけど)。

 一方で、竜族の後継候補としてエルミナもいるのでしょうが、彼女の法師としての実力や経験は莉杏に及ばないので(肉体的な武力は高くても、術が未熟っぽい)、エルミナにとっては莉杏が競争相手的なライバルになるか。
 このエルミナの莉杏に対する嫉妬めいた葛藤と、一時的な闇堕ち、そして浄化による成長と、リュメ様の後継者としての大団円につながるドラマ構成かな、と予想します。

 よって、莉杏が主人公で、ライバル後輩のエルミナが本作限定の裏主人公。
 流牙は莉杏の頼れるパートナーにして、視聴者にとっての導線となる視点キャラの位置づけかな、と。主役だけど、メインのドラマを張る存在ではない、シリーズの顔としての安定枠。

 あとはリュメ様の代理法師の人が、味方なのか敵なのかですね。
 どうも牙狼シリーズの番犬所トップって、初代から黒幕率が高いですからね。
 前作ハガネでも、そうだったし、味方のトップがホラーと結託したり、途中で闇に魅了されて転向したり、そういう裏切りのドラマも定番。そして、主人公やヒロインを何らかの儀式の生け贄として狙っていて、その育成のためにホラーと戦わせたりしているとかもありがちなので、一応は疑って見ておきます。

 で、リュメ様昏睡の原因も、実は彼女だったりするとビックリだけど、どこまでドンデン返しがあるのかな。

 とりあえず、リュメ様は今回、名前だけで役者としては登場しないようですが、最後だけでも顔見せしてくれる可能性も期待しておきます。
 後は、ラインシティが崩壊したようなので、Dリンゴの安否が気遣われます。ちゃっかり生きていて、流牙を助ける魔道具を提供する役どころとしてゲスト出演してくれるといいなあ。

★ゼッツ

 一気に話が急展開を見せましたなあ。

 主人公の敗北でピンチのまま続いた形。
 個々のナイトメアは倒せたものの、数の猛威と守るべき夢主が大勢なので、物量的に守りきれず、敵の戦略勝ち。
 理想的には、ゼッツが助っ人のファイブやシックスと協力して、魔王復活を阻止することでしたが、ノクスがコードの助っ人の注意を完全に引き付けていて(言わばノクスを囮に使った)、ザ・レディの計略が莫とねむの2人だけでは止めることができなかった。

 種が割れてからの最適解は、魔王を倒すことが目的ではなく、魔王のところに生け贄である子どもたちを集めないことが目的なので、「魔王復活を阻止せよ」の成功攻略手順は、子どもたちのいる村を専守防衛することだった。
 それを、魔王を封印から目覚める前に倒すことだと誤解したために、戦力も十分でない魔法使い少年と武闘家少女を、引き連れて、出て来る敵を倒すだけの消耗戦になった。

 実はRPGのように見せかけたタワーディフェンスだったことに、後から気付かされる、と。

・RPG:冒険して経験値を貯めて、その成長した戦力でボスを倒すのが目的のゲーム(一応、そう定義しておく。役割演技云々は置いておいて)。

・タワーディフェンス:RPGの一部に採用されることもあるけど、拠点防衛が主目的で、押し寄せる敵の集団を無双状態で倒しながら、殲滅させるか、一定時間を生き残ることでクリア。
 この場合、村の護衛が主任務なのに、気づかずに遠出して、魔王復活の儀式の場を戦場にしたことで、「子どもたち全員が魔王の姿を目にして、恐怖の念を再発させる。その念を一定量集めることで、魔王の悪夢が現実世界を侵食する」を防げなかった。

 では、どうすれば勝てたか。
 村から出ずに、専守防衛に務める。結果的にはそれが必要だったのだけど、それではゲームが終われない。

 魔王の拠点まで直行せずに、もっと寄り道して子どもたちの経験値を貯める。RPGとしては、主人公勇者のねむも、旅の仲間の子どもたちも全く戦うこともなく、ドラマも紡ぐことなく、物理的あるいは精神的な成長イベントを全く経ていない。村人Aだけが戦ってレベルを上げても、真の主人公(キーパーソン)である子どもたちの成長がなければ、悪夢を克服することもできない。
 ゼッツのストーリーパターンとしても、夢主が悪夢の正体に向き合って、トラウマを克服することが(そのサポートをすることが)ドラマの大筋なのに、今回はゲームの見た目に騙されて、心の癒しドラマが機能しなかった。
 仮に、冒険仲間の少年少女が、悪夢に立ち向かう心の強さを、莫やねむとの交流から会得していたら、魔王復活には至らなかったろうと思う。
 夢主とのコミュニケーション不足、悪夢に立ち向かう心の強さフラグの立て損ないが、RPG攻略としても、ストーリーゲームとしても敗因と言わざるを得ない。

 これがゲーマーライダーのエグゼイドや、ギーツだったら、ゲームの仕掛けに気がついて、勝利条件が何かを把握できたと思いますが、
 夢世界のエージェントは、そういうゲーム体験が不足していたようで。そもそも明晰夢の力さえ、きちんと使っていない。これって、熊手真白みたいに、世界の理を書き換える力のはずなのに、最近はただの便利な調査能力(夢と現実の情報のすり合わせ)でしか描写されていないので、設定を持て余している感。

 まあ、その設定を、次回のゼッツのピンチにおけるパワーアップにつなげて来るのかもしれませんが。

>マインクラフト

 ドラクエかと思えば、実はマインクラフト風の世界構築ゲームが、子どもたちのゲーム素材だったというオチ。
 つまり、「ドラクエビルダーズ」に近い設定だったんですな。
 だから、拠点を中心に、村の周囲の素材を集めたり、モンスターの落とすアイテムを使って、何かのアイテムをいろいろ作って、村を発展させるのがゲームの本筋。
 前回、村人Aが薬草を加工して、ポーションに変えていたのも、マインクラフトやドラクエビルダーズなら納得。

 で、ドラクエビルダーズなら、村を発展させているうちに一定条件を満たすと、モンスターが村を襲撃に来て、拠点防衛戦が始まる。
 そこで村人たちに武器を支給したり、敵を防ぐための壁を構築したり、敵ボスの弱点になるアイテムを作成できるように準備する必要がある。
 何にせよ、ゲームなら育成を怠ると勝てないのは事実ですが、それ以前にゲームのジャンルを分かっていなければ、勝利条件が満たせるわけもないので、莫に一言。

 お前、舞台がゲームと知ったのなら、先にステータス画面でもチェックして、何が勝利条件か、今のクエストが何かぐらいチェックしておけ。
 エージェントとしての最終ミッションばかり気にして、それを達成するための段取りを完全に無視しているだろう、とか。
 まあ、段取り無視でも、明晰夢パワーで世界の理を書き換えてしまえば、割と力技で解決できる? ただし、自分はパワーアップできても、ゼッツのカプセムの力は、情報収集や他人の心を操作する能力(心の癒しも含めて)に欠けているので、戦闘にしか活用できないんですね。

 これがプリキュアなら、情報収集や癒し向きの力が充実しているので対応可能かも。
 何だかんだ言って、莫は脳筋エージェントで、知性派ではなかったというか、どうもコードのエージェントには、知性派がいない感。
 ノクスも、知性派を気取ってそうでも、ザ・レディの掌の上みたいな感じだもんな。

>ファミコンかスーファミか

 前回の話が、今回で覆ったので(ゲームジャンルがRPGではなく、レトロRPGの皮をかぶったタワーディフェンス込みのマインクラフト風、村人育成ゲーム)、
 今さらですが、BGMからの推察以外に、立て札の漢字表記をK.Kさんが指摘されたことで、ハッと手を打つ。

「そうだ。ファミコンでは漢字を使っていなかった」
 確かに、漢字はスーファミからでしたね。大いに納得して、その場でレス返ししようと思いましたが、まあ、次でいいか、と。

 そんなわけで、80年代から90年代のレトロRPGかと思いきや、実はそれすらもザ・レディ(脚本家)の罠だった、と。
 いやあ、ネタ的に楽しい回でした。

 個人的には、魔法使い少年の成長ドラマも見たかったですけどね。
 後半は、魔法使いとか武闘家とかどうでも良くなったというか、脳筋ファイターのファイブがパーティー戦士として、子どもたちをクロコダインさんみたいに守っている姿も見たかったというか、いろいろ設定が膨らんだ回でしたな。

 次回は現実が舞台だけど、このゲームの夢の結末は見せて欲しいですね。たぶん、子どもたちの出番は今回で終わって、次回は説明セリフだけで片付けられると思うけど(無事に解放されたなら。解放されずに、そのまま魔王の生贄として消えたままだとイヤだなあ)。

 ゴジュウジャー最終回は長くなりそうなので、後日に回します。

PS.一言だけ。関智一さん、最後にアカレンジャーに変身できて、おめでとうございます。ずっとアカレンジャーの専属代役声優だったのが、まさか生身の役者として変身できる栄誉に預かれるとは。
 ファンとしては、拍手したいところ。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/13 (Fri) 23:01:57

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第2話:砂鎧)

 なんだか早めに終わったなあと思ったら、Cパートで紀行もの風の「東方探訪-サガン-」でした。最初ちょっと笑っちゃったんですが、すぐに「話数が1クールもないのに、こういう遊びに尺割いても」と思ってしまいました。が、よく考えると状況や設定の説明になってる部分があります。ドラマ中で説明台詞よりは、思い切ってこういう形にしたということなら評価できるかも。

 本編に戻りまして、ご考察を拝読して特に「あ、それはあるか」と思ったのが、「リュメ様の代理法師の人が、味方なのか敵なのか」です。牙狼初作で番犬所を敵が牛耳っていたのを感心して観たんでした。前作「ハガネを継ぐ者」でも味方側のトップ法師が黒幕だったのを観たばかり。なのに、味方サイドに敵がいる可能性を忘れそうになります。

 今作での魔戒法師トップ:ヒデンが敵である可能性は考えておいた方がよさそうですね。さらに今話、ちょっと気になるシーンがありました。繭らしきものの中にいるとされるリュメです。声が明らかに若くない。声を演じた方を調べると、水野ゆふさんという60歳の女優さん。年齢なりの声ってことですね。

 リュメが転生を迎えつつある=現世での寿命が尽きつつあるという演出と考えるのが無難だとは思いますが、偽物の可能性を考えておいてもいいのかも。つまり、繭の中にいる/隠れているのが敵の親玉かもしれない。弱っているのがリュメではなく敵ホラーと考えてみますと、内々に莉杏に後を継げと告げたのは策かもしれない。力ある法師を食らって力を取り戻す算段とかですね(ご考察の通り、力量は莉杏>エルミナでしょうし)。

 そういう疑いを持った理由の1つは、法師レクトルが今話に至って、あんまり怪しくなくなってきたことがあります。第1話ではレクトルが目玉ホラーかそれを操る敵と通じてるかもと思ったんですが、今話では目玉お撃破に協力してる。

 南から管轄外のサガンまで来たなんて怪しまれそうですが、誤魔化す様子がない。左腕が石化してるようですが、ラインシティの砂漠化と通ずるところがある現象のようにも思えます。言えないことはあるけど隠し立てはしない感じ。レクトルが怪しくないなら、別の誰かが怪しい気がしてくるわけで。ただ、あのウザ絡みはどうもイライラします(^^;。

 ともかく本編。冒頭でちょっとサガンの様子が描かれる。水不足が進んでいるようでして、予告を踏まえますと次話の伏線っぽいですね。前話でも描かれたガラクタが多いのは、「東方探訪」を参考に考えると、砂漠化したラインシティから使えそうなものをサガンに持ち込んだからなのか。

 それらは流牙には救えませんので、当面の敵(ホラー:ザグダム)を倒すために「鎧ノ塚」に向かう。法師レクトルがちょっかいかけつつ付いて来まして、前話で襲って来た騎士(?)は「亡者の鎧」だと明かす。目玉ホラーも知ってましたし、いやに事情通でありますな。

 鎧ノ塚で流牙はレクトルがよせという亡者の鎧をあえて選ぶ。鎧を召喚する剣に触って鎧の主らしき人物のイメージを見るシーンで、自分は一瞬「ああ、流牙の過去を見る能力か」と思ったんですが、どうやら鎧に試される儀式だったようですね。

 鎧ノ塚では仮免といったところでしょうか。ホラー:ザグダムが襲来し、流牙は鎧装着で応戦するも思うように剣が振れない(鎧から騎士と認められず、ソウルメタルを重く感じてる?)。が、「俺に託せ」と叫んで黄金騎士の気迫を見せると、ようやく鎧も納得したらしい。前作で会得した「閃光剣舞」(かな?)をこの鎧と剣で使いこなし、ザグダムを撃破する。

 さらに核となっていた目玉ホラーも法師レクトルの助言で気が付いて一刀両断。この目玉、黒幕的なホラーではなかったらしい。ただ、目玉ホラーについてもザルバは知らない感じですね。流牙はレクトルに「なぜホラーの秘密を知っていた!」と詰め寄りまして、そこは次回で展開あるらしい。

 一方、莉杏ルート。リュメが籠る繭のそばを離れないわけですが、繭から「莉杏、私の後を継ぐのです」という声が聞こえる。これが流牙と再会する前か、それとも後かはっきり分かりません。流牙の不安に莉杏が「私は竜族じゃない」と答えた意味が、繭から声が聞こえたタイミングで変わりそうですが、どっちなのか。

 それは後で分かると期待しまして、「後を継げ」の声に莉杏は祠に行くと決心する。トップ法師のヒデンは場所は竜族しか知らないからと、エルミナを案内役に付けてくれる。ただ、何の祠なのか。界楼を引き継ぐ儀式の一端だとすると、もう話は急展開してることになります。公式サイトの予告では、次回で莉杏とエルミナが向かうようなんで、祠についての詳細はそのとき語ってくれるんでしょう。

 次回「砂獄」では、レクトルが己が目的とかホラーの正体とか明かしてくれるらしい。ただ、それがどこまで真実かは疑っておくべきなんでしょうな。いくら話数が少ないと言っても、まだ真相に辿り着くには早すぎます。予告で聞こえる台詞でちょっと不穏なものがありまして、「さようなら、莉杏」です。エルミナの声のようですが、なんとも不穏です。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/16 (Mon) 17:22:18

 定期感想その2です。

●仮面ライダーゼッツ(第23話:壊す)

 前エピソードでの悪夢の舞台:ゲームについてのご解説、ありがとうございます。あれは「RPGのように見せかけたタワーディフェンス」だったんですか。自分はタワーディフェンスを知らず、改めて調べてみますと(ウォー)シミュレーションゲームに属するジャンルのようですね。

 魔王と勇者の王道RPGだと思って魔王を倒しに行ったら、村を防衛すべきゲームだったというのがトラップだったわけか。敵の勝利条件が「村の子供(過去に災害に遭遇した子供)をさらう」であるのに気づかず、防衛ラインの外に出して魔王の前に出してしまった。これも孔明の罠と言っていいのかも。そういう視点で観なおすと理解が進み、納得できる点が増えます。

 莫・CODE側が必然の惨敗を経た今話では、さらにナンバー5及び6(紅覇)の殉職に責任を感じた莫の闇堕ちからの強化フォーム:カタストロムですね。仮面ライダーWEBによりますと、カタストロフを可能にした莫の内なるナイトメアは4色で象徴されるものを壊滅する力を持つんだそうで、カタストロフは暴走フォーム分類でよさそう。

 闇落ちで力を得た莫/ゼッツがどうするか、というところで次話となったわけですが、どうも「また次話に乞うご期待か」とちょっとげんなりすると申しますか。これまでも、「次回で謎が明かされるか」とか期待しては、次話を観たら「謎解きはお預けかあ」とかなることの連続でした。

 とは言っても、前話ラストの引きが次話では一応の展開はされ、そこに新たな動きとか追加しているわけなんで、引きで期待したものが放置されているわけではありません。なんと申しますか、引きの作りが強すぎるみたいな感じでしょうか。そういうバランスが自分の好みとちょっとずれがあるということですね。

「ずれ」で連想働いてしまい、ちょっと脱線。といっても一応はライダー物と言える「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」(アニメ版)です。タイトル通り、ライダーになりたい者たちの話で、自分は序盤では「ライダーの活躍が見たいんであって、ライダーに憬れる者の話ではちょっとなあ」でした。

 つまり、自分の好みとはずれがある。が、観続けているとだんだんハマって来まして。今では「これって、毎回感想書いたほうが良かったんじゃないか」くらいの気持ちになってます。感覚的な物言いになりますが、観ている自分のほうが作品のほうへずれていってる感じで、しかも割と気持ちいい。ゼッツではそういうことが起こらないのは、どうしてかは分かりません。

 ともかく本編。前話ラストで現実世界に巨大ディザスターナイトメアが顕現、どうなるかというところですが、今話冒頭で皆さん居眠りしてしまいましたと描かれる。上述しましたが、引きが強かったのに盛り上げない。何とも肩透かし。とはいえ、敵の狙いは悪夢を通してのものなんで、矛盾なく一貫はしている。

 富士見と南雲もベンチで仲良く居眠り、目が覚めて夢だったかと疑う。が、莫が悪夢での任務失敗と報告、さらにナンバー5と6(紅覇)もやって来る。ナンバー5は任務続行を莫に迫るも、莫はCODEに対する不信感が深まっており逡巡する。ナンバー5と6は莫に構わずナイトメア討伐に赴く。

 この亀裂が原因で、ナンバー5と6(紅覇)はディザスターに敗北、ノクスに止めを刺されてしまうわけですね。司令官ナンバー3は彼らの生命反応途絶を知り、莫らに殉職と告げる。莫は激しく後悔、これがノクスらへの憎悪となり、新フォーム:カタストロムを引き出すわけか。

 ただ、ノクスの動きはちょっと「?」かも。ディザスターに腹部を貫かれたナンバー6(紅覇)にノクスは止めの銃弾を撃ち込み、「彼女(紅覇)は永遠の眠りについた」と言ってます。忌み語「死」を「眠り」と言い換えるのはよくあるわけではあるんですが、実際に「眠り」である可能性は考えてもいいかも。類例としてねむがいますし、ノクスもそれに近い状態だったはず。

 さらに、ノクスは前々から「CODEを憎んで、エージェントを憎まず」という行動原理でもあったわけで、ナンバー5・6の死を偽装する動機はあるはずです。単に取り逃がしたことにすると、おそらくはザ・レディが何をするか分からないんで(既にノクスの心を失わせるようなこと言ってるし)、ギリギリの線で動いてるんでしょう。

 しかし、莫にはそんなこと考える余裕があるはずもないし、ノクスがナンバー5・6を殺害したとしか見えない。さらにノクス、莫を撃ってビル屋上から突き落とす。このとき莫は一瞬気を失ったようで、己が精神世界で悪夢の根源となっているナイトメア(カタストロフゴア)に遭遇する。そいつを従えて現実に戻り、新フォーム:カタストロム誕生なんですが、いわゆる暴走フォームっぽい感じです。

 莫の己が迷い・逡巡から仲間に犠牲が出て、激しく後悔し、悟りを得て戦う覚悟を固めるという流れは自分の好みだったりします。が、あれよあれよで進んで溜めがない。と思ったんですが、どうやら何かを悟ったのではなく、激情による混乱の結果のようですね。それで暴走して、ナイトメア名の通りのカタストロフに至って、そこから立て直しにかかるのかな。

 莫と富士見らとの関係性が崩れてない点も、まだカタストロフではないことを示してる感じです。紅覇を失ったと嘆き悲しむ南雲は仇はディザスターだと思ってるようです(莫を責めてない)。富士見はいったん莫に詰め寄るも、莫がノクス/小鷹抹殺を拒絶したゆえと知ると何も言えなくなってます。

 そこは希望があるとも思えたんですが、しかし結果は(上述の通りの)ゼッツ世界の4色全てをぶち壊しかねないカタストロム。次回「壊す」では、ねむの願いを知った莫が大きく変化するようです。それが暴走の続きなのか、立ち直りなのかはちょっと予想できません。

●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第1話:赤いギャバン)

 第1話は内容紹介の面が濃かったようです。考えてみれば、一応のフォーマットとか確立した戦隊ものではなく、しばらく放映がなかったメタルシリーズの新作なんでした。どんなヒーローがどんな舞台で何をするか、説明が必要ですね。

 とはいえ、事前情報を大きく超えることはなかったようです(むしろ事前情報全体にはまだ届いてない)。自分はギャバン(初作)しか(通しでは東映公式Youtubeで)観ておりませんが、蒸着プロセスをもう一度詳しく見せてくれるとか、旧作ファンへのサービス要素は嬉しいところです。

 本編は冒頭で「この世界の近い将来に、こんな大事件がある」と匂わすところから。保安局長カレル・コム・ウィギレスが幻視した未来らしい。それに対処する3人のメタルヒーロー/宇宙刑事がいて、本作の3人のギャバンなんでしょう。カレル・コム・ウィギレスには、その3人を育成するつもりがあるということかな。

 そこは未来の話ということで、現在での物語に続く。前半は内容・人物紹介でして、弩城怜慈/ギャバンはこの宇宙ただ1人のギャバン(インフィニティ)。ではあるけど、所属は窓際部署の資料課に偽装されている。宇宙警察内部でも極秘にされてるってことですか。

 弩城怜慈らが対処する犯罪は「エモルギア」絡みらしい。エモルギアはギャバンのエネルギー源でもあるけど、犯罪にも用いられる。下手すると多元宇宙全てが崩壊する危険性があるらしい。感情に反応するものということで、不安定でありそうです。

 後半で、そのエモルギアを使った事件が起こる。場所は別宇宙の多元地球 Λ8018で、哀哭院刹那/ギャバン・ブシドーの管轄ということですね。葛見仁志という男がエモルギアで力を得て、反政府運動を反乱へヒートアップさせてまして、哀哭院刹那は鎮圧に手を焼いている。

 そこへ弩城怜慈が駆けつけ、葛見仁志の暴走を心配する妹:美晴に頼まれ、見事に反乱を鎮圧、葛見仁志を逮捕。という流れですね。エモルギアを使うと、簡単にこんなことができちゃうよという具体例ですが、さすがにこのレベルの使い方では多元宇宙が崩壊まではしなさそう(^^;。

 弩城怜慈の活躍を見た哀哭院刹那、「ギャバン・インフィニティとは何か?」と問う。どうやら哀哭院刹那は別宇宙のギャバンは知らない模様。対して弩城怜慈は「またこの展開かよ」と返してまして、弩城怜慈のみが別宇宙を渡り歩けることを示唆しているんでしょう。そして哀哭院刹那が蒸着、ギャバン・ブシドーであることを示して続く。

 次回「二つの刃」では、今話の事件の後ろ盾となった犯罪組織や魔空空間とか宇宙刑事定番の設定が登場するようです。宇宙刑事ものをよく知る人にはもしかすると退屈かもしれませんが、不慣れな自分には大変助かる進め方にしてくれてるようです。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/16 (Mon) 23:29:39

 定期感想その3です。

●仮面ライダーキバ(第13話:未完成・ダディ・ファイト、第14話:威風堂々・雷撃パープルアイ)

 今週分の敵:三宅徹/ライノセラスファンガイアは、龍騎で香川英行教授/オルタナティブ・ゼロを演じた神保悟志さんですね。見た途端、「あ、香川教授」と思ってしまいましたが、偏っているとはいえ正義に立つ者と金も命も奪う詐欺師を演じ分けておいでで、イメージが被ることはなし。フォーゼでは不良生徒を激しく敵視する佐竹先生役でしたな。強い拘りを持つキャラクターを演じるのが得意なのかも。

 今週分ではラモンや力がカタギの稼業やってると示してまして、人間に紛れて生きていくためには確かに必要ですね。ここまで出てきたファンガイアもレストランのオーナーシェフがいたりしまして、人間のライフエナジー狙いと金稼ぎを両立するタイプがいるわけですね。

 今週分の三宅徹/ライノセラスファンガイアは金稼ぎが詐欺であるわけですな。夢を追う若者を「ダイヤの原石だ」とおだて、夢を叶えるには金が要ると言って巻き上げる。これってサンクコストの効果で、「金出したんだから夢をかなえてもらえるはず」と思い込ませる狙いがあるんでしょう。現実でもありそうな話でして、それだけに悪質性を強く感じます。

 過去編では三宅/ライノセラスはあまり派手な詐欺は描かれておらず、次狼のゆりに対する狙いを知った音也の奮闘がメインですね。ゆりにどんどん接近する次狼に対し、音也は最初は子供じみた嫌がらせで割って入ったりしてまして、「これでは駄目だ」という感じ。ゆり以外が襲われても、音也は大して反応してませんしね。

 しかし、音也が次狼にボコられても諦めずに食い下がり、ついに次狼から狙いを聞き出す。ライフエナジーを吸い取るんじゃなくて、次狼(ウルフェン族)の子供を産ませたいと。これで音也の真剣度が上がったらしい。絡みに絡んで、ついにイクサシステムを奪い取り、イクサに変身して次狼を圧倒する。

 が、副作用(変身者へのダメージ)は次狼以上に受けてしまう。しかし音也は必死で隠し、陰では苦しむも、特にゆりの前では快活を装う。観ていて「やるじゃないか」と音也の印象が変わってきます。不特定多数に対してのヒーロー魂はまだ持ってないようですが、ゆりのためのヒーローにはなれるわけですな(でも、後で真夜に心変わりするんだよなあ ^^;)。

 音也はイクサにはなれたものの、次狼が「化け物」だという証言は相変わらず信用してもらえない。孤軍奮闘の音也はイクサのダメージが回復しないまま、次狼/ガルルと再戦、緒戦では再び圧倒するも、次狼にラモンが加勢しまして形勢逆転。さらにイクサの負担にも耐えきれなくなって変身解除というところで続く。予習してみると、ゆりが介入して音也はかろうじて助かるみたいですね。

 現代編では三宅/ライノセラスが悪辣の限りを尽くしますね。過去編と入れ代わり立ち代わりで観て行くと、最初は単なる詐欺師に見えます。画家の卵には個展を開いてやると言って金を巻き上げ、高校球児にはプロ入りできると言って同じく。しかし、そうやって夢がかなうと希望を持たせておいて、最後にはライフエナジー吸い取っちゃうわけですね。

 三宅はロックミュージシャンとしての渡にも「ダイヤの原石だ」と声をかけてくる。が、渡はロックでプロになる気はない。知らず知らずですが、なんとか逃れた格好。もっとも、渡が話に乗っていれば、早々にライノセラス/三宅を倒せていたかもしれません。

 渡が固辞して健吾を推したもんですから、三宅は健吾をターゲットにしてしまう。渡が健吾に「一緒にプロにはなれない」と告げたことで不安になっていたのも時機が悪かった。健吾とて渡のバイオリンに対する情熱は分かったんで、ロックに誘ってはいけないと割り切っている。が、再びのバンド崩壊でもあるわけで。1人で売り出すのは、ロックでは難しいものがあります。

 だからこそ、三宅に取り込まれちゃうわけですね。傍から見ていると岡目八目で三宅の言の怪しさは感じ取れるんですが、面と向かって話すと説得力が生じるらしい。渡とて、最初は静香の冷静な忠告が聞けずにいたりします。

(後で健吾が実はギターに自信がなかったと判明することを踏まえると、三宅にすがる気持ちがさらに分かるように思います。)

 しかし、恵から三宅の周囲で若者が失踪している、ファンガイアかもしれないと聞かされるに至り、ついに渡も三宅を警戒するようになる。が、渡が健吾を説得しようとしても、かえって絶縁を言い渡される始末。まあ、渡も静香の言が聞けなかったんですから、こういうこともあり得る話ではありますな。

 やむなく渡は三宅を直接追い、ついにライノセスファンガイアであると突き止める。三宅/ライノセスの自宅兼アトリエには金とライフエナジーを奪った若者の写真と遺品がコレクションとして飾られてまして、健吾の写真もある。これに激高した渡、キバとなってライノセスに挑む。

 このシーンで自分は「渡は健吾が既に死亡と思い込んだ」ように見えたんですが、どうやら違ってたみたい。いったん逃げだしたライノセスを追ったキバは健吾と遭遇しても驚いた様子がありません。遺品がないんで、まだ健吾は無事と分かってたみたい。なんですけど、渡が健吾が死んだと思い込んだほうが(渡の激怒とかで)しっくりくるかなあ。

 それはともかく、ライノセスは装甲が堅く、パワーもあってキバ劣勢。その力の差を埋めるキャッスルドランからの援軍は、同じくパワータイプの力/ドッガですか。これでパワー優位は逆転、難なくライノセスを撃破。

 先週分でキバに惨敗のイクサ/名護のほうは、イクサの強化形態を嶋護から示されて希望をつないだようですね。たぶんライジングイクサなんでしょうけど、次週分でお目見えしてくれるのかな。過去編・現代編ともイクサにスポットが当たりそうで楽しみです。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/18 (Wed) 10:44:44

 定例ですが、書き込み番組が非定例気味に。

 ゴジュウジャー最終感想と、ギャバンは先送りにして、先に牙狼2話とゼッツをば。おまけにキバのワンポイントレス。

★牙狼

 流牙と莉杏が別行動な回。莉杏は3話がメインドラマっぽくて、今回は仕込み。よって、流牙に絞った感想。

 うさん臭い南の法師レクトル登場。
 主人公剣士と、盗賊風の小男術師の組み合わせは、古のヒロイックファンタジー「ファファード&グレイマウザー」以来の伝統です。
 日本の時代劇でも、長身の剣客主人公と、介添役の忍びおじさん、もしくは小僧っ子の組み合わせは多かった(赤影だと3人組だけど)。
 ポイントは、今風のイケメンチームではなく、主人公を引き立てるためのバイプレイヤー(コミカル面も担当)との取り合わせで、いい味を出していること。

 レクトルは、Dリンゴの役回りになるか、莉杏に代わって、流牙のパートナーになる解説ポジション法師になるか、今後の役回りを期待しますが、
 今話では「流牙の凄さを解説するサプライズ担当」と。それなりの腕と見識を示すキャラが、「主人公はもっと凄い規格外の存在だ」と舌を巻くことで印象を強めるのですな。
 レクトル、鬼太郎のねずみ男並みに胡散臭いキャラに見えるけど、自分の身を守れる程度の腕は持っていて、流牙の力量を試すみたいに襲撃を仕掛けて、あっさり返り討ちになって、降参。
 我々、視聴者は、流牙の凄さは周知の事実ですが、改めてモブではない名ありレギュラーキャラの言葉を通して、再確認させる一方で、流牙とそれなりに時間をかけた打ち合いができるという点で、レクトルの力量を見定めたシーンでもある。

 そして、レクトル視点を利用することで、流牙の歴戦ぶりを改めて印象づける演出、と。

 今回の一番インパクトは、やはり流牙が(牙狼の黄金鎧を邪気浄化のために使えないので)、前回対峙した「亡者の鎧」を装着する点。
 「亡者の鎧」の恐ろしさをレクトルに語らせて、それを自身の力として利用しようとする流牙の異常さに舌を巻き(何て無謀な。だけど、だからこそ面白い)、そして流牙を応援しながら、視聴者同様に野次馬目線で、バトルを解説する。
 物語の解説役が、上から目線で全てを知るような立場か、それとも作中の平均レベル(中間視点)で異常な出来事に驚いてくれるかで、面白さの質が変わって来ますが、今作で一番ニュートラルに解説できるのはレクトルかもしれないと思いました。

 魔戒法師だから知識はある。
 竜族ではないので、ドラマの中心や陰謀とは無縁の第三者的立ち位置。
 そこそこ腕は立ち、好奇心旺盛だが、引き際は心得ていて、観察役に徹する分別はある。
 そして、主人公を持ち上げる。

 平成ライダーで言うところの、啓太郎枠プラス、立花のおやっさんみたいな世事慣れた面も持っていて、小粋なおっさん要素を堪能できそう。
 実は、ゼッツの富士見刑事に期待したのも、そういう役回りでしたが、どうも、あの人、無能なのに上から目線がキツいので、最近は見限り始めています(苦笑)。

 ともあれ、流牙を調子よくヨイショしながら、知識面でサポートしてくれる状況解説役ポジションのレクトルさんを注目したくなった回でした。

 状況解説役は、サプライズ的な反応はして見せても、自身のドラマで感情を乱されて、ニュートラルな観察眼を失ってしまうと役割がまっとうできないので、ドラマのメインでないワトソン役として頑張って欲しいです。

★ゼッツ

 そして、この番組。
 ワトソン役がいないというのが、非常に難儀ですな。

 そういう場合、主人公視点で物を見るのが基本ですが、ゼッツの場合、主人公自身に分からないことが多すぎて、その記憶すら当てにならないし、メンタル面でも不安定すぎて、考察の立脚点に据えるわけにもいかないという。

 今回、夢ではなくて現実世界に飛び出して来たナイトメアの脅威、という話ですが、ええと、これは本当に現実なんでしょうかね。
 シックスやファイブの死、それによって莫が暴走して、封じられた記憶の底(トラウマ?)から新たな能力が覚醒するという展開なんですが、

 どうも自分には、この一連の出来事が現実ではなくて、莫自身の悪夢も含む集団催眠、幻覚に見えて仕方ありません。
 いつの間にか公園のベンチで眠っていた富士見刑事となすかさんという辺りで、すでに夢世界に引き込まれているのではないか。
 だから、ファイブやシックスの死も、あくまで夢でしかなく、現実では昏睡状態とか。

 我々がこの番組で、夢と現実の区別をする際に、チェックしているのは以下の3点だと考えます。

1.主人公・莫の自意識

 彼は明晰夢の能力を持っていて、自分が夢を見ているのか、目覚めているのか自覚できるという設定。
 ただ、その能力は彼個人の才能ではなく、CODEのエージェントとして、睡眠学習で後天的に植えつけられたもの。
 だから、CODEが機能不全に陥れば(ザ・レディの策がCODEの対応を凌駕すれば)、容易く失われる優位性だと。

 今回、莫が現実世界だと、夢のエージェント演技と違って、覚悟もできていないし、能力も伴わない非ヒーロー市民であることが浮き彫りにされましたが、
 これって本当に現実なのか、現実と思わされている悪夢の延長なのかは、莫自身のメンタルの不安定さもあって、今話の限りでは断定しにくいと考えます。

2.登場人物の差異

 夢世界では、ねむちゃんがいる。
 現実世界では、富士見刑事となすかさん、美浪がいる。

 紅覇の夢に、高校時代のなすかが登場したり、
 もっと前だと富士見刑事の夢で、彼が登場して莫の邪魔をしていた初期話がありましたが、
 基本的に夢と現実では、登場人物が異なっているから判別しやすい。

 ただ、今回は、前回のミッション失敗で、ナイトメアが現実を侵食しているという状況で、夢と現実の境界線が非常にあやふやになってる。
 つまり、夢世界の登場人物が現実に出て来た……と見せかけて、実は現実世界の人物が自覚のないままに悪夢の世界に引きずり込まれている可能性も想定できる。

 その根拠として、前回、魔王が現実世界に飛び出したときに、みなを次々と眠らせている。
 そう、現実世界のナイトメア侵攻は、人々を眠らせることなんですね。だけど……

3.ナイトメアの存在

 夢世界には、怪人であるナイトメアが暴れている。
 現実世界では、ナイトメアは出現していないけど、夢で暴れた影響がブラックケースと呼称される痕跡を残している。

 どうも、このブラックケースの認定が、劇中では思い込み過多で、誤推理の目立つ富士見刑事の雑判定でしかなくて、「原因不明の失踪事件や爆発痕、ミステリーサークル的な怪現象、子どもたちの描いた魔王の絵」といった雑多なオカルト事件で、正直、判定基準がガバガバな気がします。
 我々視聴者は、莫の活動やミッションを分かって、因果関係をつなげて考えられていますが、普通は現実のできごとだけ見て、ブラックケースかどうかの断定はなかなかできませんね。

 これで仮に、莫がどこかの私立探偵みたいに、自分が解決した事件を報告書の形で、文章記述する習慣でも持っていれば、事件ファイルでも作って、それを富士見刑事が上に報告する証拠資料(事件の当事者による聞き込み記録)にでもできたのに、そういう記録しておくマメさは莫も富士見刑事も持っていない模様(なすかさんなら持ってそう)。

 CODEは記録を残さないことを旨としてそうな秘密組織っぽいし、警察の上層部とつながっているのか、今だに見えて来ない。
 今回、初めて莫以外のエージェントが警察と接触して、CODEは本当にあったんだ、と富士見刑事が感慨深そうでしたが、いつもは勇み足的に猪突猛進で捜査活動に当たりそうな富士見さんが今回は全てをCODE任せにしようとしてるのも、何だか違和感。

 いつもは無謀な行動力の塊みたいな富士見刑事を、なすかさんが抑え役に回っている構図なのに、今回は紅覇が犠牲になったと聞いて激情に駆られるなすかさんを富士見刑事が抑えようとする逆の展開に。
 街で暴れるナイトメア相手に、警察は無力だと悟っているわけでもないのに(富士見刑事が直接、ナイトメアと対峙したわけではない)、戦いはCODEに任せて、警察としては一般市民の避難誘導に動くとか、上層部と連絡をとって、調査活動から治安活動云々の指示を仰ぐとか、富士見刑事側のアクションが見られないのも、気がかり。
 全体的に、この現実世界の描写が粗雑なのは、脚本や演出が下手なのか、リアリティよりも登場人物の感情心理の描写を重視したのか、あるいは、そもそも現実でない夢世界なので(あるいは集団幻覚)、敢えて計算しての粗なのか、今話では判断つかず。

 ともあれ、ディザスターナイトメアが、災害の落雷ふりまいて街で大暴れって描写も、現実よりは悪夢的な派手さなんですな。

・現実:みなを眠らせる。悪夢を広げる。
・悪夢:夢主の心を脅かす恐怖を形にする。

 というこれまでのナイトメアの演出を考えるなら、人々を眠らせている世界と、雷バリバリの世界というのが同一の現実とは考えにくい。

・カタストロム

 何だかまた後出し設定が増えたような莫の過去のトラウマから発生。

 プラズマサンダーの時は、語尾「ム」から「マ」に変わったことで、莫の精神面の成長? と思ったのですが、今回は「ム」に戻ったことで、精神的には退化したようにも思えます。
 心を捨てることで、自らを悪夢と一体化させて、破壊の権化になったということかな。
 一応、前作同様に、パワータイプとスピードタイプの二段変身する仕掛けのようですが、今作の変化は個人的にあまり燃えない。

 理由は、前作がパワーアップアイテムの誕生に、周囲の仲間たちのバックアップドラマが関わって来て、アイテム作るデンテおじさんや、エネルギー源のゴチゾウを集めるための大量お菓子作りとか、とにかく1人の力でパワーアップしたんじゃない、みんなが協力しての強さという段取りがあった。

 でも、今回は莫1人の内面(しかも伏線なしのポッと出な過去の謎記憶)で、いきなりパワーアップ。
 そこに感情移入を伴う段取りが一切なくて、ただ強そうなサプライズのみ。
 サプライズはいいんですけど、「そう来たか。すごいな、これ」ってのが伴わないです。
 今のところ、前作のオーバーガヴの劣化コピーだと思ってます。

・パワーアップの必然性

 基本的には、これまでの能力で勝てない敵が出現した。一度、敗退して、そこからの訓練や新アイテムの開発などの段取りを経て、逆転勝利というのが王道でしょう。
 今のままじゃ勝てない。
 状況打開の力が必要だ。

 例えば、前回出現した魔王が、雷の力を使うので、これまで最強だったプラズマサンダーの力では、電気エネルギーを吸収されて逆効果。
 魔王を倒すには、それを凌駕する破壊の力が必要だ。
 だから、ディザスターの上を行くカタストロフィーの力に目覚める。

 こういう筋書きなら、話が上手くつながっていますね。
 そして、ただ破壊するだけの力だと、魔王の体に封じられている子供たちの心まで破壊してしまう。だから、子供たちを解放するためのスピードテクニックが必要になって、次のフォームに…というのが、前回からの流れを受けて、いいのでは?

 しかし、今回、魔王ことディザスターナイトメアは、ドラマとしてまったく機能していない。
 ノクスによるエージェント殺害(?)がパワーアップのきっかけ。
 そして、子どもたちのことはきれいに忘れられた?

 せめて、セリフの中で少しはフォローされるかと思えば、まさか莫の現実不適応問題が勃発して、ヒーロー転落につながるとは、どう話が転がるのかな。

 とりあえず、現実に侵食する悪夢の恐怖を描きたいなら、もう少しリアリティのある現実世界を見せてくれないと、全てが荒唐無稽な中での恐怖って響かないと考えます。
 まあ、紅覇やファイブの死に、現実感を覚えにくいだけかもしれませんが。

 ともあれ、夢と現実の境界線に再定義が必要かも、と思いつつ。

★キバ

 イクサについてですが、ライジングイクサはもっと後ですね。

 その前に、キャッスルドランに対抗し得る大型支援メカが配備されるってことで。
 まあ、初登場話を除けば、それほど活用されなかったと思いますが。

 生物風のキバに対して、科学メカニック風のイクサは対比的に面白いのですが、世界観があまり科学重視じゃないのでギャップがあるかも。
 イクサ単体だと、吸血鬼の闇に対抗する太陽の光と炎の退魔イメージが似つかわしいのですが、支援機にはそういう要素が欠片もなくて、それは少し残念。

 まあ、キャッスルドランに対抗するためのメカ恐竜というコンセプトは分からなくもないですが、イクサのキャラクターに噛み合っているとは思えず。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/19 (Thu) 06:29:23

 ギャバン感想です。ゴジュウジャー最終話はまた先送りになります。

★ギャバン

 1話めは、主人公のインフィニティ絡みのキャラおよび背景紹介と、2話のメインのブシドーとの対面で続いた形。

 すると、2話でブシドー周りの紹介、3話でルミナス周りの紹介になるかと思いつつ、1話はいろいろと密度が濃い話をスピーディーに回したと思います。

 ポイントは「アクション」「ドラマ」「キャラ設定」の3点に絞って、感想をば。

1.アクション

 ギャバンである以上、これが一定のレベルであれば、納得。
 蒸着前の生身アクションを開幕5分ほどで披露。今回、悪の組織は出ておらず、エモルギアが暴走した怪物を除けば、人間の犯罪者だらけなので、アクションはかなりスピーディーになりそう。

 念のため、怪人や着ぐるみスーツを使った場合、光学合成やワイヤーアクション、CGなどで派手な演出は加わりますが、スーツが動きを邪魔する(視界の悪さとか、スーツそのもののかさばり方とか)ために、細かいトリッキーな動きとかスピード感とかでは、生身の軽装の方が動きがいいのが事実。
 そして、役者自身が生身アクションをどれだけこなせるかが最大のポイントでしたが、さすがに主人公はよく動ける人を採用してますね。集団に囲まれての格闘能力と、走る跳ぶ転がるなどの動きは問題なく披露して、あとは元祖ギャバンになかった武器などの小道具使用が今風といったところ。

 蒸着後は、昭和時代の高所に立っての名乗りはなく、溜めの演出があまり見られないのが、テンポ重視の作風なのか、それとも、そういう見栄きり的な演出は2人めのブシドーに採用されるのか。
 どちらかと言えば、昭和のギャバンはアップのカットインを多用していて、動いていない場面も多く、これは後にメタルヒーローは軽装の戦隊に比べても、やや鈍重な演出が強調される傾向があります。
 戦隊との違いを見せるなら、蒸着前はよく動き、蒸着後は力強さを強調する構えとか、派手な動きはワイヤーで悠然と空中に舞うとか、細かいカット割りでアクションを組み立てる手法。さらには時代劇の剣豪的な見栄演出など、でしたが(後はメカギミックを活用した演出)、
 今回のインフィニティは蒸着後も動き回って、止まらないスピード感を見せていた形。

 今後の課題としては、もっとアーマーの重量感とかメカギミックを見せる演出で、コンバットスーツの(戦隊スーツとは違った)溜め方を示して欲しいと思います。
 とりわけ最後のトドメ剣技が、動きながらの斬撃という点で、いや、そこは仁王立ちで構えるシーンから、バンク映像にもなるぐらいの力強い豪快なアップ切断絵が見たい。
 まあ、そういうのはブシドーが見せてくれるという描き分けならいいんですけどね。

 とにかく、テンポ重視なスピード感では合格なんですけど、メタルヒーローの良さって、ここぞというシーンでは、アップでの溜め演出と、鈍重ゆえのパワフルさとのメリハリなんですね。
 動くときは動く、止まるときは不動の如くドッシリ構える、その両方が使い分けられると、いいなあ、と。

 まあ、鈍重でパワフルという点では、ゼッツのカタストロムが見せていたのですが、それこそ敵が銃を乱射しても、コンバットスーツは全部弾き返すとか、だったら大型火器を撃ち放てば、思わぬ高速移動で回避されるとか、スーツの機能を駆使したアクションも見たいなあ、と。
 姿を隠した敵をサーチする機能とか、手持ち武器以外のメカギミックも見たいところ。

 もちろん、溜めはブシドー、メカギミックの活用はルミナスの担当と、役割演出を分担しているなら、それはそれでいいんですけどね。
 動のインフィニティ、静のブシドー、テクニカルなルミナスというキャラ性の違いで、万能だった初代ギャバンの多彩なアクションを振り分けているのかもしれませんし。

2.ドラマ面

 エモルギア(感情エネルギー)がテーマということで、情を描くのは確定事項とは思いますが、当面、レギュラー的な悪の組織が見えておらず、暴走した人間の犯罪者による反抗……ということで、90年代の人情刑事ドラマ的な方向性にもなってるのかな、と。
 メタルヒーローで言うなら、初期は悪の組織に対する勧善懲悪でしたが、90年前後のウインスペクターを始めとするレスキューポリス3部作では、ハイテク犯罪を行う犯人を抹殺するのではなく、逮捕するのが主流。
 今作では、エモルギアに取り憑かれて暴走した犯罪者を、エモルギアから分離して無力化。エモルギアの具現化した怪物を必殺技で倒して、犯人自体は怒りの説教だけして逮捕という段取りで、80年代のアクションと、90年代のドラマを両立させようとしている?

 ただ、アクションとドラマを両立させるには、30分では尺が足りないので、ライダーみたいに2話1になるのか、それとも戦隊の1話完結を基本にするのか、それは今後を見ないと確定できないですね。

 あとは刑事物や探偵物では、事件の捜査シーンが欠かせないですが、ギャバンの場合は、すでに暴走しているテロリストの鎮圧がメインであれば、アクションが基本。そして犯人の背景は、会話で語られ、調査には時間を割かないのかもしれません(調査のドラマは、ゼッツが描いているので、番組要素がかぶらないような配慮?)。

 これも初代ギャバンですが、犯罪組織が暗躍しているので、敵アジトがどこにあるかを調査したり、怪人が化けている人間が誰なのかを探ったりするのが前半15分の流れ。
 でも、インフィニティは、すでに勃発した事件の解決がメインで、調査は別部所(エリート刑事のワニパトコンビとか)が担当して、各世界のギャバン自体は調査員ではなく、実動戦力としての現場の切り札になるのかな、と。

 特に、エモルギアが司る感情が何なのかを探り当てなければ、倒せないというドラマでもなさそうですし。
 その辺は、やはりWがガイアメモリの能力調べが、ドラマのメインの一つでもありましたが、「エモルギアの暴走を止めるためには、その感情の種類を特定して、一定の手続きを得なければ、犯人から分離できない」という仕掛けがあって、調査が必要になるという展開の可能性もあるかな。

 ともあれ、1話の範囲では、エモルギア犯罪というものが、どのような形かの事例を2点ばかり描いた、と。
 活性化していないエモルギアなら、生身で回収できるけど、暴走したエモルギアを止めるには蒸着が必要、と。

3.キャラ設定

 主人公は、銀河警察内の秘密部所である資料課に所属。窓際部所だとバカにされながら、エモルギアの異常暴走を止めるための多元宇宙の治安活動を行っているという設定。

 複雑な設定を、アギちゃんの分かりやすい解説で、小さい子にも分かるように示します。
 こういう分かりやすさが、ゼッツにも欲しいですね(笑)。

 ミステリーと言えば、カレル・コム長官が見た予知夢ぐらいですが、
 主人公にも重い過去がありそうで、宇宙刑事になったきっかけとか、職場の友人とか、過去話を重ねることで設定を紡ぎ上げるのが楽しい時期に序盤はなるのかな。

 まあ、予知夢でいろいろ今後の展開への伏線を予想するのは、良い材料になりますな。

 とりあえず、今回はここまで。

PS. ライバルになりそうなデス・ギャバンというキャラを、牙狼シリーズの銀牙騎士・絶狼の人が声の出演で登場することを公式が発表。
 先日、ゴジュウジャーで冴島鋼牙が出たところで、今度は零の方かあ、と。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/19 (Thu) 07:31:17

 ゴジュウジャーの最終話感想です。
 自分の掲示板で書いた文章の、一部改稿って形になります。


★ゴジュウジャー

 前話の段階で、気になっていたことは以下3点。

1.遠野吠が見出した、叶えたい願いは? 
2.彼のライバルにして、ラスボス格となったファイヤーキャンドルの最後はどうなる?
3.散って行ったゴジュウジャーの仲間たちの復活劇はどうなる?

 これらの疑問への答えを目当てに見た最終回で、1番のサプライズは……関智一さん、ついにアカレンジャーに変身する! ですね。

 ずっと、声の出演ではアカレンジャーを演っていたんですよね。
 だけど、最後の最後で、顔出し出演でアカレンジャーに変身を遂げて、もうそれだけで、おめでとうってなものですよ。

 吠の願いは、「指輪争奪戦のやり直し」。
 最初にそれを聞いたときは、ずいぶん後ろ向きだな、とか、ループしちゃうの? とか思いましたが、実は仲間の復活だけでなく、ユニバース戦士の再変身にもつながる願いだったんですね。

 ただし、熊手真白だけは、その力では復活ならず。
 彼は、テガソードに選ばれた指輪争奪戦の正式な参加者ではなく、勝手に割り込んできたイレギュラーだったから。

 それでも、今までゲストだった常夏さんとか、メイドさんとか、禽次郎のライバル爺さんとか、等々力さんとかを率いる形で、関本プロデューサーが。
 あれ? 関本さんはユニバース戦士ではなかったはずですが、アカレンジャーの指輪をくれた御仁ですし、彼がアカレンジャーに変身しても、納得の人選。

 とにかく、吠の願いのおかげで、ユニバース戦士の一部が再変身して、お祭りバトルが開始。

 もちろん、ゴジュウジャーの面々も復活して変身。まあ、角乃だけがツッコミどころですが、この合成を見るに、本当に初代角乃は最終回まで撮っていたんだなあ、と。
 つまり、3ヶ月以上の撮影分をいろいろ差し替え調整して、編集スタッフは頑張って来たんだなあ、と頭が下がります。

 多少の違和感も、ここまで大きな穴を開けずに、頑張って放送して来た制作の頑張りを理解すると、よくぞここまで、と目頭が熱くなります。
 志田こはくさんにもありがとう、と言いつつ。もちろん、追加撮影を頑張ったレギュラー俳優の皆さんにも。

 そして、ファイヤーキャンドルさん。
 主人公のライバルにして、ラスボスって稀有な存在。戦隊のラスボスの多くは、大体、組織の首領か黒幕で、レッド個人のライバルというケースはあまりない。
 とにかく、ラスボス感満載の厄災ボスは、熊手さんが片付けましたので、ファイヤーキャンドルさんとの決着で、物語は締めくくられる方向に。

 しかも彼は「主人公のライバルナンバー1に認定されて、しかも生き残った」という稀有な存在に。
 そう、生き残ったのが凄いぞ、ブライダン(リボンちゃん除く)。

 ブライダンは、厄災と別組織だったおかげで、本当に首領のテガジューンすら倒されず、きれいに浄化されたもんなあ。
 だからと言って、戦いで手を抜いたわけではなく、ゴジュウジャーの面々が彼らとの和解に、それぞれ手を差し伸べてくれたのが大きい。

 加えて、これまでの「願いを叶えるバトルロワイヤル」みたいな戦いと違って、参加者がみんな戦いを通じて、自分たちの願いを叶えることができて、ハッピーなドラマの結実を迎えたわけで、負けて討ち死にしたキャラは……いたっけ? 
 負けても指輪が奪われるだけで、死んではいないよなあ。

 ノーワン絡みで死んだキャラはいるけど、ユニバース戦士で犠牲になった人は多分いないと思う。

 とにかく、こんなに清々しい終わり方を見せた「願いを叶えるバトルロワイヤル」は稀有でした。

 そして、新たな神となった熊手さま。
 彼が神になったのは、指輪争奪戦とは関係なくて、厄災ボスを倒す際に力を受け取ったグーデバーンの恩恵だよね。世界の理を書き換えて、自ら神になる。しかし、そのためには人として一度死ななければならなかったとか、そんな感じか?
 つまり、テガソードに成り代わって、自らが神になるという願いを自力で叶えたわけだぜ、凄い。

 途中、グーデバーンの出番が少なくなっていたのも、もしかすると世界を書き換える神パワーを無駄に浪費しないための、熊手の戦略だったのかも? 
 とにかく、最終1話前で格好良く散り、最終話で神となって帰って来る。そんなヒーローを自分は(たぶん)知らない。
 死んだと思ったら、実は生きていたというケースは多いけど、死んでから神……ヒロインだったら、鎧武の舞さんなんかが近いか。

 ともあれ、神さまになりました、と言われて、一番素直に受け入れられたヒーローですよ、熊手さま。

 そして、角乃の懸念だった緒乙も目を覚まして、角乃といっしょに海辺で走っています。追加撮影ですな。

 竜儀と禽次郎とテガソードの、いやさかパーリーも面白い。
 ええと、テガソードさん、熊手さまに神の座を譲って、肩の荷が下りたとか? いや、一説によると、この後、プリキュアの世界で、名探偵のサポート役に転生したとか(声優ネタ)。

 竜儀さん、アイドル陸王をプロデュースしたりしながら、そのうちテガソード様を芸能界デビューさせようと目論んでやしないか? とか、1年後のVSシリーズでどうなってるやら(いや、ギャバンとVSするかは知らないけど)。
 何にせよ、このいやさかパーリーって、劇中の1年後設定なんですよね。

 そして、吠の希望で、もう一度、ナンバー1バトルをやって(主催者はテガソードから、熊手さんに引き継がれた?)、吠がもう一度、優勝した。
 優勝者インタビューを、ゴッドネスが確認するシーンも良くて、叶えた願いは……フランクフルト食べ放題?
 そこでも1話に戻った感ですけど、正確には、「気心の知れた仲間たちや恩人たちと、フランクフルトを美味しくいただくこと」かな。

 まあ、貯まってるツケをさっさと払え、という竜儀の言い分は、まさにそうなんですけど、この面々では、「金を借りている=縁がつながっている」という関わり方なもので、金の切れ目が縁の切れ目とは逆の発想なんですな。
 何だかんだ言って、竜儀が世話焼きなもので、拠点主として成立している関係。熊手さまを除けば、竜儀が一番好きなキャラでした。

 戦隊50年の歴史で、終わり良ければ全て良し、という形で、感慨深くまとめられたなあ、ということで。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/20 (Fri) 22:42:49

 定期感想その1です。

 自分はメタルシリーズの視聴が浅く、ギャバン・インフィニティの見方がどうもライダーや戦隊寄りになってしまいがちのようです。過去作踏まえての比較などして頂けるのは、視聴の参考になって助かります。やはり、ギャバンはギャバンとして観たい。

 戦隊もかなり後追いで観てきたのではありますが、順不同だったりしまして、少なくとも整理がついてないorz。シリーズ最終作となったゴジュウジャーについて、NOVAさんのご感想(こちらと貴掲示板)を拝読してみますと、自力では見えなかったものがいろいろあるなあと。最終回の内容、そんなにいろいろ詰まってたわけでしたか。

 特に関智一さんのアカレンジャーですね。自分は初見で「そうなのか」くらい。まあ、前にアカレンジャーの指輪持ってたりはしたなあとか。何とか思い出したのは、スーパー戦隊正史扱いではないですが、「ザ・ハイスクール ヒーローズ」。

 主人公の父(第1話時点で故人)にして、アカレンジャーの声でもありました(つい「主人公の父がアカレンジャー」と間違えそうになる ^^;)。その当時もゴジュウジャー最終回も「元々のアカレンジャー役の方の代役かな」くらいに捉えてました。

 が、関智一さんのアカレンジャーはもっと重いものでありましたか。改めてアカレンジャーをググってみますと、「俳優」として誠直也さんと関智一さんを二人並べてサジェストしてきます。検索エンジン(AI付き)も関智一さんをアカレンジャーと認識するほどだったのか。

 スーパー戦隊はTVでは終了しましたが、ネットでは未見のもの、もう一度観たいものの放映が続くはず。ご教示でもうちょっと味わい深く楽しめそうです。

●牙狼 東ノ界楼(第3話:砂獄)

 今週の東方深訪はデカい円環がある「霧ノ谷」ですか。本編に関わる情報としては、竜が転生する500年ごとに円環ゲートが制御を失って異界(竜ノ国)と解放状態になっちゃうってとこですね。今話ラストで莉杏が異界に飛ばされまして、どうやら自力では帰れないらしい。となると、間近に迫ってる竜転生によるゲート解放が莉杏帰還のチャンスとなりそうです。

 それはともかく本編、まず流牙ルート。前話の鎧ノ塚からの一連でレクトルは流牙を信用してもいいと思ったらしい。自分の出身や東方に来た理由を流牙に語ってます。南方の魔戒法師だったが、ホラー:砂の王ガルダスに砂漠化されてしまい、リベンジするべく追って来たと。
(目玉ホラーとかはザルバは知りませんでしたが、ガルダスは知っているようですね。ガルダスが作り出したホラーまでは、さすがにザルバも分からないということだったのかな。)

 ただ、そこは表向きの理由であるようですね。先にサガンにやって来た(元?)魔戒法師アユラを探す目的もあるようで、動機としてはそれのほうが大きい感じ。アユラは長老モンマに対する敬意が深いようで、井戸を掘ったり、ようやく得た水を弱った人優先で分配するところに感じ入っているのか。水を力尽くで奪おうとする流れ者のアサジ一派に対しても、困窮しているゆえだとして怒る様子がない。

 ただ、アユラがどうして南方を離れたのか、理由はまだはっきりしませんな。なにせ、話の途中で(ガルダスが遣わしたと思しき)砂槍ホラー:スコルガンが急襲してきちゃいましたんで。レクトルの手には負えないようですが、流牙であればさほどの敵ではなかったようです。生身バトルで一撃入れておいて、亡者の鎧を召喚して即決着。

 流牙がいったんレクトルから離れたのは、リュメの言葉を聞きに行ったからのようですが、莉杏についてとしか分かりませんね。何を言われたんだろう。流牙の表情からしますと、おそらくは莉杏が界楼の後継者に指名されたというものか。

 その莉杏は界楼の後継に必要だとして、エルミナの案内で祠に向かってる。が、様子がおかしくなっていってますな。エルミナとしては莉杏が界楼を継ぐのが不満、というより都合が悪いらしい。エルミナは莉杏の不意をついて結界に閉じ込め、「あなたは私たちにとって邪魔な存在なの」と言ってます。

 エルミナには目的を同じくする協力者がいるってことになりますね。法師トップのヒデンかと思ったんですが、予告で「莉杏は? 一緒じゃないの?」と心配する声の主はヒデンっぽい。前話で、ヒデンがエルミナを案内役としたというのは、エルミナが語っただけでもありますな。ヒデンが敵対者でないなら、エルミナが通じているのは誰なのか。

 もっとも、エルミナが莉杏を異界に追放したと見せかけて、別の目的があったというどんでん返しもあり得なくはない。暗殺じゃなくて異界送り、それもおそらくは「竜ノ国」でしょう。莉杏を保護する目的でそうしたと考えても矛盾まではしない(特に莉杏が竜族であった場合)。エルミナがヒデンに内緒で案内役を買って出たのも、もしヒデンが黒幕ならばあり得そうにも思えます。

 まだまだ各主要キャラクターが掘り下げられてませんので、可能性を考え出すとキリがありませんな。次回「砂幻」では今話登場のアユラの過去を明かしつつ、莉杏救出劇となるようです。莉杏は異界で試練に遭うようですが、試されるってことは見込みがあるってことでもあるのかも。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/22 (Sun) 23:09:18

 定期感想その2です。

●仮面ライダーゼッツ(第23話:壊す)

 仮面ライダーWEBでの解説や予告で、ストーリー展開に「衝撃」とか「怒涛」とか形容してまして、確かに各イベントはそういう感じです。が、前から愚痴っておりますが(^^;、どうしてそうなったかが未だ飲み込めておらず。派手、あるいは意味深なイベントが並べ立てられてるんだけど、つながっているようには見えないと申しますか。

 冒頭からは前話の続きでゼッツ・カタストロム vs ライダーノクス。ノクスの最強も三日天下で、あれよあれよで倒されてしまい、しかし今際に「もう後戻りはできないぞ。変身した者は人の道を踏み外す」と。これがカタストロム限定なのか、ライダー全般なのかちょっと気になります。

 ライダーなんであれば、ノクスもナイトを捨ててライダーになったとき、道を踏み外す覚悟だったことになります。かつ、擬装に留まるロードファイブ・シックスは(ノクスが敵視する)CODE所属ではあるものの、まだ外道ではないことになりそう。

 ともあれ、道を踏み外した結果は「悪夢を見続けるしかない」わけか。莫については、それが意味するのが莫の性格的な変容と考えていいかも。まず莫自身の悪夢の中では(涙を流しつつも)ノクスに止めを刺したことを肯定し、己が悪夢を叶えると称して夢の世界を壊し、現実に帰還しては莫ではないナンバー7だと称する。

 そう思い切ったからか、それともカタストロムの力なのか、今まで苦戦していたディザスターナイトメアを難なく倒してしまう。ただし、ディザスターナイトメアに囚われた子供たちについて心配したり、助け出そうとする様子は今話内では窺えない点は気になります。今まではあったはずの、他人への共感とか同情を莫/ナンバー7は切り捨てちゃったか。

 富士見らに対する態度もそうかもしれません。前話では南雲は高校以来の親友:紅覇を失っています。今話では富士見はずっと救いたかった小鷹/ノクスが目の前で死んでしまってます。それも莫/ゼッツの手により、ですね。そのことを莫/ナンバー7は気にしてないように見えます。なんだか、ナンバー3が乗り移ったかという感じでもある。前上司のゼロと程遠いのは確か。

 莫が現実に帰還したタイミングで、ねむも目覚めたわけですね。どうしてそうなったかは分かりません。前エピソード(ゲーム風悪夢)で、魔法=明晰夢をコントロールする力をねむは少し身に着けたようですから(枯れた花を蘇らせる程度ですが)、それが影響してるのか。

 ともかくも、それがどうやらザ・レディの狙い通りらしい。ノクス/小鷹を抱き込んで暗躍させ、それを莫/ゼッツに対処させ、仲間を失いノクスを倒すことで”覚醒”した莫がねむに、という連鎖の結果がねむ覚醒のようです。ねむさえ目覚めればノクスも莫も不要なんでしょう。

 目覚めたねむはザ・レディを見て「お母さん」と言ってますが、実母かどうかは疑問ですね。莫の悪夢内でねむは「施設で育てられた頃から思ってた」~「親は誰なんだろう」と言ってますんで、ザ・レディが実母という可能性は低い。おそらくは、施設の長か養護担当でしょう。

 そうなると、その”施設”も莫がいた塾同様、特殊な才能を持つ子を育てていた可能性がありそうです。塾は「過去に災難に遭った子供」でしたが、施設は「親を失った子供」なのかも。あるいは、塾の子が悪夢を見る子を見つけたら、親から引き離すか拉致するかして施設に集めたか。その中から”唯一無二”だったのがねむだったとか。

 とか考えたりはするんですが、上述しました通り、イベントが並んではいるけど、自分ではつなぎ合わせて考えられませんので、どうもデタラメな妄想に終始してしまいますorz。

 次回「壊れる」では、莫はねむ捜索ミッションを再開、ザ・レディは20年来の悪夢を語り、ナンバー3は擬装し、ゼロは中の人が出張って来るということらしい。盛沢山ですが、各イベントはつながるのかなあ。そろそろ物語半ばですし、せめて前半の総整理はして欲しいなあ。

●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第2話:二つの刃)

 今週になって今さらなんですが、自分がゴジュウジャーロス(広義には戦隊ロス)になってると気が付きました。ゼッツが終わると、脳内でゴジュウジャーのOP曲が鳴ってしまうんです。が、始まるのはギャバンなわけで。ギャバンは楽しみではあるんですが、「ゴジュウジャー終わっちゃったんだなあ」とも思ってしまいます。

 そういう現象が起きちゃうのは、自分が今は連想が働きやすい時期だからかもしれません。番組観ていても、つい「これはあれと似てる気が」とかの思考が湧いてしまいまして、どうかすると観ている内容に集中できなかったり。対極もありまして、しっかり集中して観るんだけど、そこから思考が働かない。その中間時期は集中と思考のバランスがいい。

 で、連想の制御ができないんで、今話で出てきた敵ボスが鴉「麿」だったもんで、「光るパジャマ」CMのパジャ麻呂を思い出してしまう(特に「闇麻呂」だったりするし)。思い出すだけでなく、「パジャ麻呂ってずいぶん前からだよなあ、いつからだっけ?」とか考えだしてしまい(後で調べたら初出が2020年)、「いかん、ギャバン観ねば」と慌てます。

 それでもまあ、今のところはだいたいバトルやって、その合間に主要登場人物紹介という面が強いんで、何観てるか分からなくなったりまではしません。今話は哀哭院刹那/ギャバン・ブシドーの紹介ですね。戦争用アンドロイド(人工生命体)で旧式となって放逐され、治安維持本部本部長に拾われてギャバン・ブシドーとなり、今に至ると。

 しかし戦争用に作られたことから、自分の存在意義について自信が持ててないようですね。そこは弩城怜慈/インフィニティと関わることで自らの意味をいずれ悟るのか、あるいは旧式ということで(犯罪に悪用された)最新鋭の戦争用アンドロイドとの対決となって腹を括るのか、面白い展開がありそう。

 前話で事件を起こした葛見仁志は、今話では犯罪組織のボス:鴉麿に利用されたと明らかになりました。葛見仁志の世を憂う正義感に付け込んだといえそうですが、葛見仁志とて手に入れた力に酔ってしまったということはありそう(鴉麿の言い訳;悪用した奴が悪いにも一理はある)。

 が、葛見仁志が起こした事件は鴉麿のエモルギア兵器利用のデモンストレーションになっちゃっいまして、葛見仁志は用済みということで、鴉麿は配下引き連れて始末に来ると。まずインフィニティ/弩城怜慈が迎え撃ち、その姿に感じ入った哀哭院刹那も参戦する。途中、哀哭院刹那が過去を思い出してますが、現時点では「複雑な過去がありそう」くらい。そのうち詳しく明かしてくれるんでしょうな。

 さすがにギャバン2人となれば優勢か、と思いきや、このギャバン世界にも魔空空間あるんですね。エモルギアでこの世界とつなげられるらしい。前話のエモルギアでの騒動では「これで多元宇宙滅ぶの?」と疑問に思ってしまいましたが、カオスな魔空空間ということなら多元宇宙が滅ぶ可能性あってもおかしくなさそう(全宇宙が魔空に呑まれるとかで)。

 今回はコスモギャバリオンで突入、強襲フォームで敵アジトを粉砕しまして、事なきを得る。敵ボス鴉麿は逮捕されても不屈な表情ではありますが、ローカルの中ボスなんでしょうな。とてもではないが、全・多元宇宙で事を起こす黒幕という感じではない。

 そういうラスボスとつながってそうなのは、弩城怜慈/インフィニティと哀哭院刹那/ブシドーを陰から見ていたギャバンのような者でしょうか。姿からするとデス・ギャバンらしい。声を演じるのは藤田玲さんとのことですが、設定では音声機能が破損してはっきりとは喋らないらしい。

 藤田玲さんはライダーでは555、牙狼では鋼牙世界でおなじみでありまして、はっきりしない台詞だけではもったいないなあ。そのうち、顔出しで出演してくれると期待しておくことにします。自分では(観なおしても)気が付きませんでしたが、第1話冒頭のカレル・コム・ウィギレス局長の予知夢に登場しているそうなんで、重要な役割があることだけは間違いなさそう。

 次回「キキとコト」では金色のギャバン・ルミナス登場のようですね。それでギャバン3人が出そろって、第4話からドラマ重視になってくれるのかな。そうなっても、今話のようにバトル多めにしてくれるとありがたいと思います。

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/23 (Mon) 22:11:27

 定期感想その3です。

●仮面ライダーキバ(第15話:復活・チェックメイトフォー、第16話:プレイヤー・非情のルール)

 ライダー物では新フォーム見るのも楽しみになってまして、イクサについても予告で強化が匂わされると、「あ、強化フォームか!」と舞い上がりまして。ウィキペディアを調べるとライジングイクサというのがあり、これだろうと思い込んだ次第。

 が、こちらで「ライジングイクサはもっと後」~「大型支援メカが配備」と伺いまして、今週分では確かにデカいメカ登場でした。改めて調べると、「鉄甲機獣パワードイクサー」というもののようですね。ライジングイクサも調べてみると、現代編でルークに止めを刺すフォームでしたか。

 今週分の現代編でルークは「22年前に眠りに」と語ってまして、しかし詳細は描かれず。それについても、過去編のイクサがルークに瀕死のダメージ与えたためらしい。もっとも、過去編ではイクサは強化途上であるせいか、頭脳戦に持ち込んでの辛勝らしい。

 ルークは過去編と現代編でイクサに関わる存在であるようですが、今週分ではファンガイアの性質を示唆する者でもある気がしました。過去編では人間含む他種族に情けを持たず、グロンギ張りにゲームあるいは気晴らしで殺戮/ライフエナジー吸収を楽しんでます。

 が、何らかの原因で記憶を失っての現代編では、善良で困っている者はザリガニでも助けようとする。もしファンガイアの根っこの性質にそういうものがあるなら、人間を愛するファンガイアが出てくることも説明できそう。他種族に非情になるのは、大人のファンガイアに出てくる性質か、もしくは学習による後天的なものなのかも。

 もっとも、ルーク個人がかなり奇矯ではあるようですんで、記憶失って幼児化したルーク=大ちゃんの性分もファンガイア一般のものではないと考えるのが無難ではあるような気もします。

 ともかく本編で、まずはルーク大暴れの過去編。まずはイクサ/音也 vs ガルル/次狼の対決の顛末。変身解除に追い込まれて絶体絶命の音也でしたが、恵が偶然通りがかって水入り。次狼としては音也と決定的な対立に至っていることを恵にはまだ知られたくないらしい。とりあえずファンファイアのせいにして、変身用のイクサナックルを回収する。

 音也も次狼が「化け物」だと公言はしていたものの、命のやり取りに発展していることは伏せたいらしい。よく分かりませんが、音也も次狼も恵に嫌われると思って、表ざたにしたがらないんでしょうか。ただ、そのあいまいさが後でいい方向に作用するわけですね。

 その頃、ファンガイアであることを隠しもせずに暴れまわってるのがルーク。時間制限付きのタイムプレイでハンティングをしている。ターゲットにする人間の条件を宣言しておき、制限時間内にライフエナジー吸い取れればご褒美のパフェ。しくじれば電撃ですか。

 そのゲームでルークは偶然、恵と遭遇。ルークは恵を見ても何とも思わず、しかし恵は母:茜の仇だと気が付く。いったん取り逃がすも、執拗に追う恵ですが、次狼と音也が力尽くで止める。既に次狼はルークに遭遇、ウルフェン族の仇討ちだとイクサで挑むも、圧倒的な力の差で返り討ちに遭ってたからですな。

 恵がたとえイクサとなっても敵うわけない。次狼は音也に協力を持ち掛け、2人で当たることに。ただ、次狼と音也ですからチームプレイとしてはギクシャクでして、最初は次狼が再びイクサとなって挑んでしまう。音也は非力な一般人ですから、これでは戦力強化になってない。

 案の定、またも次狼のイクサが叩きのめされて変身解除。ようやく音也がイクサナックルを手にして変身、これでイクサ&ガルルの戦闘態勢が整う。が、過去編での最強タッグでも全く歯が立ちませんか。音也らがかろうじて命拾いしたのは、ルークの「タイムプレイ」が時間切れになったから。

 その後どうなったか分かりませんが、現代編となりまして、川のザリガニを溺れていると勘違いして助けようとするルーク。通りがかった渡と静香がルークを保護してみると、名前も思い出せない記憶喪失になっている。幼児のような言動でドジも踏みがちですが、性格は極めて善良で何事にも一生懸命。

 ルークは渡から大ちゃんと名付けられ、親しくなっていく。蕎麦の出前していた女性(天野恵里子)が自転車のチェーンが外れて困っているのを助けようとして、蕎麦屋一家とも親しくなる。さらに、そこで働きだすわけですね。ついに天野恵里子は大ちゃんを好ましく思うようになり、父:照義からも気に入られる。

 このまま進めば、ルーク/大ちゃんは蕎麦屋二代目として幸せに、という流れです。が、そこから崖に突き落とす展開が来る。既に記憶を取り戻しかけては再びの凶行となっていた大ちゃん/ルークですが、渡らが記憶を戻す手伝いをしたため、ついに大ちゃんは全て思い出してルークに戻ってしまう。

 蕎麦屋親子も容赦なくライフエナジーを吸い取っての惨殺ですね。記憶が戻る前、あれほど親しくしていたことは何も影響してないらしい。蕎麦屋親子の運命を見ても逡巡する様子がある渡に、ルークは誇り高きチェックメイト・フォー(この名前、初出ですな)であると宣言、やはり容赦なく襲い掛かる。

 渡はキバとなって応戦するも、全く歯が立たない様子。ルークはキバを一方的にボコり、巨大サバトまで召喚する。為す術なく倒れたキバはキャッスルドランがかろうじて救出。そこへ名護が駆けつけまして、新兵装のパワードイクサーを召喚、サバトだけは撃退する。

 話も気持ちも通じず、戦っても勝てないファンガイア:ルークがいると判明した、ちょっと絶望的な展開ですが、次エピソードはルークは絡んでこないようですね。この後のルークの登場話数を調べると飛び飛びになってます。

 前に途中から観た記憶があいまいになってますが、確かルークは現代編では「善行積んで天国へ」とか奇妙なこと言い出してたはず。そして過去編で受けた癒えない傷を現代編で突いて、だったような。まあ、天国へ行けるかどうかは疑わしいですね(^^;。もっとも、死に際に本気で悔いるなら大丈夫なんでしたっけ。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/25 (Wed) 00:26:28

 少しまとめるのが難しいと感じてる定例感想です。

★ゼッツ

 何だか物語の前提条件を大きく覆したような、劇中の用語で言うところの「破壊した」ような回でした。

 CODEの目的が、ナイトメア問題に限らず、地球外生命体云々と明かした時点で、え? そういう話に展開するの、これ? とビックリ。
 少しネタバレになりますが、ザ・レディの過去がCODEのナンバー2という話を小耳に挟んだり、
 もしかすると、CODEという組織自体が3月いっぱいで崩壊するのでは? なんて感じております。

 今回で分かったのは、ねむちゃんがレディをお母さんと呼ぶとか、そうすると、ねむちゃんがナイトメアを生み出すというのも、レディさん譲りの資質で、ナイトメアの起源も地球外にある? とか、ねむちゃん自身が人外として覚醒する可能性とか、話が妄想含めて、どんどん加速するような形。

 ついでに言うなら、莫の中に眠るカタストロムの力というのが、夢の世界を破壊することで、莫とねむを現実世界に目覚めさせるギミックとして扱われたわけですが、
 心が壊れた莫は、ただの暴走破壊マシンと化して、街の被害をお構いなしに魔王ことディザスターナイトメアを撃退。ええと、生贄になった子どもたちはどうなったのかな?
 もはや、そういうことを考えている段階ではなくなった?

 先週はファイブとシックスが死んで、これって現実なの? と疑問に思ってたら、
 今週は、ノクス死亡? え?
 夢オチじゃなければ、ノクスがエージェント後輩のファイブとシックスを偽装殺害して、後でリカバリーで復活させるつもりだったとか、いろいろ想像はしてたけど、ノクス死亡だけは考えていなかった。

 まあ、すぐにまた復活すると思いますが、この時期の死亡は、何だか受け止めきれないというか、どうせ後で復活するだろうとか、自分では本気で受け取っておりません。

 番組を視聴する際、これまでの物語における積み上げを大事にしながら、前にこういう話で、こういうドラマを描いてきたから、次はこうなりそうと予想したり、期待したりするものですが、
 今のゼッツは、サプライズだらけで、しかもゴジュウジャーのサプライズとも違って、前提条件を覆すレベルの急展開。

 ゴジュウ最大のサプライズは、テガジューンがテガソードのコピーで、世界を創世するために作られた人工物であり、そして熊手さん登場辺りの救世主展開でしたが、それでもナンバーワンバトルという大前提は維持し続けた。
 テガソードという神に対して、自ら神になりたいテガジューンと、熊手真白という対抗キャラを用意しながら、ナンバーワンバトルという構造は崩さずに来た。

 一方、ゼッツの場合は、ナイトメアを退治して云々が最初の前提で、ノクスはナイトメアを利用しつつ、CODE自体がナイトメアを扱いながら、エージェントを使い捨てにしていることをCODEの闇と言ったりしつつ、だったらノクス自身が潔癖かと言われれば、そうではない。
 CODEもノクスも、結局、何をどうしたいのか明言せずに、ここまで話を引っ張って来たなあ、と。
 で、ノクスは、莫および、ねむの覚醒のための捨て駒扱い? 

 ザ・レディとしては、莫の中の破壊の力があれば、ねむを起こすことができる。あるいは別の方法(ナイトメアの力で現実と悪夢の境界をなくせば、ねむを起こせるとか)で、娘であるねむを起こすことが次のステージに昇る手段として、とりあえず理解できる。

 ノクスは本当に何がしたかったのか、分かりません。
 CODEへの復讐のために、レディに協力、あるいはレディを利用しようとした?
 もう少し、大義があるのかと思ってたら、ノクス自身のやってることも悪夢を利用して、悪辣だったので、同情に値しない状況。
 これで死んで、復活もしないようなら、本当に意味不明なキャラになってしまうので、後できちんと真意を解説して、なるほどと納得させてもらいたいものです。

 というか、この段階でも、感情移入できるキャラがいないというのが、キツいなあ、とか。

 紅覇さんとか、ファイブは感情移入しやすそう、と思ったら、いきなり殺されるし、
 下手に考察とか、感想とか書くと、足元をすくわれるような番組です。
 で、サプライズを楽しめたゴジュウジャーと比べて、何が違うかと言えば……ゴジュウの場合は、個々のキャラの動機や推しという情緒面、立脚点があまりブレてなかったことですね。
 展開のサプライズはあっても、個々のキャラの行動原理へのサプライズはなし。

 ゼッツは、CODEという組織を中心に大筋が展開しつつ、莫とCODEの関係性が年明けてから不鮮明になっていたと思ったら、CODEも何をしたいか分からないし、莫もエージェントごっこで現実逃避している(一応、CODEのミッションに従って人助けしているつもり)だけだし、組織も、主人公も、動機や推しが見えない。ましてや、莫のエージェントとしての能力や動機も、CODEに洗脳教育されたと指摘されたとあっては。
 まあ、それを指摘しているノクスが悪役ムーブしていたから、莫も守るために戦うと言えたわけですが。でも、その莫の守るという意識も、今度は壊すという方向に暴走してるから、どこに向かうか分からないジェットコースター状態なのが今、と。

 とりあえずの期待としては、3月はゼロさんの中の人が登場しそうなので、混迷した状況を整理解説してもらえるんじゃないかなあ、と。
 もう「宇宙人がナイトメアを持ち込んで、世の中が混迷しているから、この状況を打開するために、エージェントの育成が必要だった。これからは宇宙人の侵略から地球を守ることが君たちのミッションだ」とか言ってくれて、
 でも、「ねむちゃんが宇宙人の血筋なもので、また迷う莫」とか、CODEはあくまで宇宙人殲滅派なので、宇宙人の中にも地球人との共存を考える勢力と、地球人支配を目論む勢力があって、この三つ巴状況ぐらいに話を落とし込めたらいいかなあ、と。(平成令和のライダー的に3勢力ぐらいが分かりやすく、話をかき混ぜやすい。元より勧善懲悪にはしにくい筋書きだろうし)

 とりあえず、厄介な作品を、先に吐き出してみたってことで。

PS.なお、宇宙人というのは、分かりやすい表現ということで、ナイトメアと地球外生命体が関係しているかどうかは、現段階では未定です。とにかく、風呂敷を畳むどころか、畳まずにますます広げに掛かっているのが、今の時期ですな。

Re: 2月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/02/25 (Wed) 02:06:45

 こちらはまだ勧善懲悪の構図が分かりやすいな、と安心して、楽しく視聴できています。

★牙狼

 とりあえず、ホラーは敵。この前提は決して覆らないので、アクションも普通に感情移入して見ることができますな。

 そして、龍族(漢字はこっちが正確らしい)とは関係ないからドラマの中心から外れていると思っていた南の法師レクトルが、敵の大物ホラーとの因縁や、弟子を抱える師匠格だったとか、いろいろ話の中核になりつつある?
 立ち位置としては、Dリンゴじゃなくて、牙狼翔のガルドぐらいかな、と上方修正。とは言え、若者キャラではなく、戦闘要員でもない情報屋キャラになるのかな。

 あとはサガンの街の長老役で片岡鶴太郎氏が出演。
 これまで流牙編はアーバンアクションという形で近代都市を舞台にした話が中心でしたが、今作では改めて異世界ファンタジー的な舞台設定になってますな。
 本来、東方は水の豊かな異世界の門という場所だったのが、南から来たホラーのせいで砂漠化。背景映像を最新CGを駆使して描いているために、キングオージャーみたいに異国情緒あふれた舞台設定になってる、と改めて感じ入る。

 外国にロケするでもなく、日本の特撮でこういう舞台が描けるのは珍しいです。
 昔、ウルトラマンのアントラー回で、砂漠の街バラージを舞台にした回がありましたが、あれは当時撮影していた劇場映画作品『奇巌城の冒険』(東宝)のために作られたオープンセットを借用したとか。
 つまり、劇場映画レベルの撮影環境でないと、こういう砂漠を舞台にした実写ドラマは制作しにくいのですが、CG背景を違和感なく組み合わせる合成技術の進化が見られる、と。

 で、そういう背景素材を、東方探訪でも用いて、CG背景のリアリティーを高めているようにも見えますね。

 一方、莉杏はエルミナの裏切りのために、異世界に囚われの身に? タイミング的に、魔空空間に引きずり込まれた? と思っちゃうわけですが、本当に魔空空間だったらコンバットスーツを蒸着していないと死んでしまう(一種のブラックホールなので)。
 さすがに、この世界の異次元は生身でも生存はできる模様。

 果たして、エルミナの真意は? 「我々の邪魔をしないように」というセリフからも、彼女の協力者は誰かなあ、と気にしつつ。

 今回、流牙はアクションで、トラブルを解決する役回りで、ドラマの中心はレクトルと莉杏になるのかな、と。
 異次元に閉じ込められた莉杏の救出だから、当然、法師の協力が必要になると思いますが、協力するのがヒデンか、レクトルか、で今後のストーリーの大筋が決まりそうな気が。

 ヒデンが莉杏救出に協力してくれるなら、彼女は敵でないと確定できますし、
 莉杏の異変とかに対処できず、レクトルがそういう役を担うなら、彼の株がますます上がることに。

 とりあえず、自分がドラマを見ていて株が上がるのは、情報を持ってきて現状を整理してくれる解説役ですので、今のところはレクトルさんが一番有能に見える。
 一方のヒデンさんは、あくまでリュメ様の代理に過ぎない立場なので、現状解説はしてくれるし、龍族のことも詳しいのだろうけど、ホラーに関しては無力に見えますな。
 まあ、話数が少ないので、アクションをしっかり見せつつ、ドラマ展開もあまり長々と引っ張らず、適度な話の転がし方ができていると思います。

 あとは莉杏を救出し、黄金鎧を使用可能になったら、亡者の鎧はどういう扱いになるのか。
 あくまで前座扱いなのか、牙狼の黄金鎧と一時的に融合して、新たな強化牙狼の姿を見せるか、いろいろ想像しつつ。

★ギャバン

 型落ち人造人間で古風なサムライ口調で話す。いいキャラ立ちしてますな。

 銀のカラーリングで、銃ではなく剣がメインウエポンなのも、いかにも元祖ギャバンの方向性だし、時代劇好きとしても、アンドロイド好きとしてもツボです。

 インフィニティが走るギャバンなら、ブシドーは悠々と歩み寄るギャバンって感じですし、
 かつ、今回のコンバットスーツは時々、瞬間移動するような演出が見られますね。いつの間にか、背後に回っているとか。
 そのうち、忍者みたいに分身したりしないか? と令和のコンバットスーツアクションの性能がどこまで描写されるかも期待しつつ。

 あとは、ギャバリオンブレードと言って剣とボディを発光させて、トドメ演出につなげるわけですが、斬るときの動きがスピーディーで、斬った後の決めボーズに止め絵演出が加わる。

 この斬った後の決めポーズというと、仮面ライダーBLACK RXのリボルクラッシュが一推しですが(厳密には斬った後、ではなくて刺し貫いた後ですが)、
 戦闘中はアクションの流れを止めない。だけど、流れが止まった=戦闘終了、という演出かなあ、と。

 ただ、トドメを刺しても、大爆発はしませんな。
 爆発させようと思えば、魔空空間が必要で、今回の等身大敵は強化人間であって、着ぐるみ怪人ではないので爆発させるわけにはいかない、と。
 他には、初の巨大メカ戦で、爆発演出は持って行かれた、と。

 複数キャラがいるので、巨大戦と等身大戦の同時進行ができるのは、従来のギャバンではなかった点。戦隊でも、多用していたのはゴジュウジャーの特徴でしたが。
 ロボにみんなで乗り込むパターンが前作ではなかったからなあ。

 そして、早くもデス・ギャバンが登場して、黒幕組織の存在を匂わせて来てますし、少しずつピースを組み立てている最中ですな。

 次回はメインでないブシドーも、今回捕まえた犯人への尋問シーンで出番がありそうですし、
 ルミナスのコンビが紹介される次回および4話の後で(2話1を想定)、ギャバンチームの合流が見られるかな。

 デスギャバンの登場で、単独ギャバンでは勝てない強敵相手に、協力戦闘が必要だとか、そういう流れで。
 この辺の先読みがワクワクできそうな作品はいいですな。

 先を読んでも、斜め上の急展開で覆されるのが続くと、かえって作品にハマりにくくなる。
 ギャバンは、変にギャバン同士のギスギスをこじらせなさそうなのがいい2話めでした。まあ、デスギャバンがどこまで引っ張るかはさておくとして。
 

Re: 2月のスレッド(2026) - K.K

2026/02/27 (Fri) 21:52:04

 定期感想その1です。

●牙狼 東ノ界楼(第4話:砂幻)

 今週の東方深訪は「鎧ノ塚」ですが、もう亡者の鎧が流牙の手に渡ってますんで、設定とかの情報としては既知ではあるような。今話で流牙と莉杏が合流しましたんで、亡者の鎧から黄金騎士の鎧にバトンタッチでしょうし。それとも「今なお主を待ち続けている鎧」は亡者の鎧ではなく、これから活躍する鎧があるってことなのか。

 せっかくサガンの街で合流した流牙と莉杏ですが、エルミナの策謀で莉杏が異界に飛ばされて、さらに引き離されたわけですね。が、むしろそれが幸いして流牙と莉杏が合流することになりました。次話からの後半では、流牙&莉杏+レクトルという布陣で臨むということなんでしょう。

 その一方、サガンの街やリュメ様を守る魔戒法師のほうは急に混乱状態に陥りました。前話でのエルミナの行動は解釈の余地がありそうで、自分はもしかすると莉杏を守る行動かとも思ったんですが、大間違いでしたorz。龍族(こっちの字でしたか)のプライドを持つエルミナが「我こそが界楼後継者」と暴走してのことだったか。

 エルミナ、莉杏のみならず法師トップのヒデンまで邪魔者扱いでして、これも自分の予想違いですが、エルミナに倒されたことでヒデンの黒幕容疑は晴れちゃった。じゃあ、そのエルミナが黒幕かと言ったらそうでもなく。ヒデンが地下から湧いた水が化けた何者かに倒されると、驚いて逃げ出しちゃったわけで。

 エルミナが界楼の後継となるにはヒデンが邪魔ではあるものの、倒すまでは考えてなかったらしい。莉杏に対しても、運が良ければ帰れるような異界へ飛ばしたわけで、時間稼ぎの意味合いが強かったようです。莉杏のいない間に界楼の後継になってしまえば、後はどうとでもなる。ヒデンに対しても同様だったんでしょう。

 となると、エルミナもプライドと嫉妬で界楼に固執しての個人的暴走のみで、東方のラインシティ(や南方)を砂漠化したホラー:砂の王ガルダスとは関係ないとなりそう。黒幕とつながってそうなのは、ヒデンを殺害した新登場の湧き水の化け物ですね。砂の王ガルダスが操ってるのかしらん。

 前に(第3話)レクトルがサガン唯一の井戸について、「不吉な水じゃねえのか?」と言ってましたが、水に潜む化け物(もしくは水そのもの)が全てを行っているという暗示だったのかも。例えば、今話ラストではアサジらが長老モンマの隙を突いて井戸の水を飲み、なにやら乱心した様子がありまして、何らかの毒性がありそう。

 「ハガネを継ぐ者」では人を闇へ誘う「闇のパルファム」ってありましたが、井戸の水には類似のものが含まれてる可能性ありそう。エルミナの暴走も、ハッと我に返る様子があることを考慮すると、サガンの毒水(?)に影響された恐れはありそうです。井戸を掘った長老モンマも同じ影響下にあるか、下手すると黒幕に連なってる恐れありか。

 そんなことが気にはなったんですが、今話の見どころは流牙と莉杏の再会でありました。莉杏が何とか放った魔戒竜に流牙が気が付き、直ちに莉杏救出の行動を開始。レクトルはその異界は危険だとして止めるわけですが、流牙は揺らがない。レクトルも止めきれないと見て、心配しながらも協力に転じる。

 ちょっと面白いのが異界の性質ですね。入り込んだ者の心の隙や闇を突いて来るようです。莉杏に対しては莉杏自身が惑わしてくる。その偽莉杏は「女(であること)を楽しめ」とか闇照編の頃の莉杏のようですね。観ていて、「これは莉杏じゃない」と思いつつ、「前はこうだったよなあ」とも。

 今の莉杏はもう以前の莉杏ではないわけですね。流牙と闇照編、翔編と戦い抜いて大きく成長している。今さら享楽的な過去の自分を受け入れるつもりはないと、過去の自分を容赦なく撃って試練を克服。

 しかし、それでは試練の半分でありまして、残る半分は流牙。こちらは自分(流牙)を慕い、すがって来る莉杏でありますな。思い返してみますと、闇照編の頃から翔編:劇場版にかけまして、莉杏は流牙に対してちょっとお姉さんっぽい立ち位置にあったように思います。その頃のことを考えますと、すがって来る莉杏というのは流牙のプライドをくすぐる可能性があるのかもしれない。

 が、翔編:TV本編の終盤で莉杏は己が精神に侵入してきたジンガに対し、流牙の励ましを得て耐えきったわけで。愛情があるといえど、甘えるようにすがるとかおかしいわけですな。ですんで、莉杏ではないかもと気が付く。ただ、広大な異界でようやく捜し当てたと思った莉杏でありますんで、(己の偽者を断ち切った莉杏と違い ^^;)弱々しく首を振るのが精いっぱいという感じですね。

 そのタイミングで莉杏がもう一人出現する。本物のほうですね。このままでは不利と見た偽莉杏の行動がなかなかのもの。銃を自分の頭に突きつける、つまり「そっちに行くなら死にます」と流牙の弱気ポイントを突く。が、今の莉杏らしい言葉でようやく流牙も確信を得て、本物の莉杏の手を取って解決。

 相棒を命懸けで捜すというだけでもテンション上がるドラマなんですが、初期の頃からの莉杏の変化とか思い出しまして、趣深く感じられました。それと「やっぱり今でも莉杏がちょっとお姉さんなのかなあ、やっぱりメンタル的にはリードされてるし」という点もちょっと面白かった(^^;。

 次回「砂夢」では、今話ラストでアサジらをおかしくした水が井戸に満ちるようです。エルミナは今話で目撃した水の化け物の誘惑を受けるらしい。そろそろ黒幕の尻尾が見えだすことを期待したい。黄金騎士の鎧もそろそろ観たいなあ。

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